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【近親相姦】エッチの為に遠征してきたメル友【体験談】

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3年くらい前にネット知り合って、色々と話してるうちに仲良くなった、千葉のバツイチ看護師。

当時彼女は、離婚したばかりで、寂しいからって暇つぶしに話し相手になってたら、住んでる所や電話番号を教え合う仲になった。

携帯のキャリアが同じソフトバンクだったので、メールだけじゃなく、電話で何時間も話したりという関係が約2年間続いた。

こっちは東北の田舎、向こうは千葉の茂原。

そもそも会う事はないと期待すらしてなかったから、こっちは暇つぶし程度に考えて軽い気持ちだった。

でも相手の方は違っていたようで、オレに対して好意があったみたい。

そんな事まで俺に話していいのかよ!?ってエロ話も聞かされてた。

患者とヤッたとか、ドクターとヤッたとか、そんな話。

そういうのを聞くと、実際会ってみたくなるし、何よりヤリたかったのは事実。写メも可愛かったからな。

あるとき冗談半分で、「会えたらやらしてよ」と言ってみた。

そしたら向こうも「実は会いたい気持ちを抑えてた」と言ってきた。

これはもう一押しでやれる!と思って口説いたら

「一度だけ会ったら後は会わないで忘れる」

という条件を向こうがしてきて実際会う事になった。

一度だけってのは、実質セクロスだけするって意味なのは向こうだって判ってたんだから、会うって事になった時は相当性欲が溜まってたんだなと思った。

じゃなかったら、いくらメールや電話してても、会った事ない男と初めてあってセクロスしないだろ。

正直、これがもし彼女だったら、そんな尻の軽いヤリマンとは付き合いたくないし嫁なら不倫と判ってセクロスしにくるなんてもっての他。

恋愛対象にはならないけど、やるだけの肉便器なら大歓迎だ。

ここからは当日の話。

会う当日、京子ちゃんは在来線で東京駅まで行き、新幹線に乗り換えて那須塩原駅へ。

午前9時40分ぐらいに到着の予定。

途中メールで「今小山だよ♪」とか「東京の人は歩くの速いー☆」とかこまめに報告してきた。なんか可愛い。

わざわざ千葉から俺の快楽のためだけに新幹線を使って来るなんて…

なんて便利な肉便器か!と、当日は凄く嬉しかったのを覚えてる。

こっちは一銭も出してないし、もちろん援交でもないから、タダでやらせる為に来る女がこの世にいるなんてことに正直驚いたし、俺にそんなにしてまで抱かれたいのかと狂喜した。

到着の電話がかかってきたので、服装の目印は?と聞いたら

「水色のワンピース」と京子ちゃん。

改札を見ると、それらしき女性。

写メで見たとおりの顔だ。

芸能人に例えると、篠崎愛を細くした感じ。胸はCカップだそうだ。

なんと、わざわざお土産に落花生を持って来てくれた。身体だけじゃなくお土産までいただけるんで!?

よっぽど俺に好かれたいのかと優越感に浸ったよ。

駅を出て、歩きながら話す。

オレ「実物の京子ちゃん、想像以上にステキでびっくりしたよー」

京子ちゃん「でしょー、モテモテなんだから♪」

今まで電話で話してきたからか、初対面とは思えない打ち解けぶりだった。

俺に気を遣ってくれてるのも伝わってきて「献身的な女性だなぁ」というイメージでますます嬉しくなった。

京子ちゃんに「京子ちゃんの目って、優しい感じで好きだわぁ」って言ったら嬉しそうに照れていたのが可愛かった。

ほんわかした雰囲気の、癒し系美女って感じだ。

駐車場に着き、車に乗る。

「とりあえずコンビニに寄って、ホテル行こっか?」と聞いたら

「うん、いいよ♪」と嬉しそうに答えてくれた。

これで向こうも初めからヤルのが目的だったと改めて確認できた。

安心と同時に、ホントにヤルだけで新幹線に乗ってくる肉便器が実在するんだと驚きを覚えた。

ホテルには、確か四時間ぐらい居た。

京子ちゃんの子供の話、両親の話、友だちの話、と色んな会話で盛り上がった。

ベットにダイブして子供みたいにはしゃぐ京子ちゃんに萌えたりもした。

京子ちゃんが「一緒にお風呂に入ろう!」と言い、服を脱ぎ出した。

オレが見ていることに恥ずかしがる様子もなく、実はこういう事に慣れているのかと思った。

看護師だからか?

バスルームでは手で全身どころか肛門まで洗ってくれて、やっぱり男慣れしてると確信した。だったら肉便器扱いで当然と改めて思った。

ベットインしてお互いの身体触りながら、胸やあそこを念入りに舐めた。

フェラしてもらいながら、マンコに指を入れると、すっかりトロけてた、

尋常じゃない愛液を見て、口では「京子ちゃんはえっちだなぁ」と言ったが、

内心「よっぽどヤリたかったのかよ、この性欲女は」と思い興奮した。

入れたくなったので、生で挿入。京子ちゃんが溜息まじりに声をもらす。

「あああ、きもち、イイぃ、久し振りなのー…」

今回、京子ちゃんの安全日にあわせて予定を組んだので、会う前から「生中出し」のオッケーはもらっていたのだ。

どうせ肉便器相手だからと思い、自分が気持ちよくなるようにだけ考えて動いた。

調子に乗ってハイペースでガン突きしてたら、結構締まりの良いマンコに、あやうくイキそうになった。

精液が少し漏れる感覚。イッたわけじゃないけど、チンコがドクドクと快感に脈打つ。気持ち良い。

体位を変えつつ、10分以上はピストンしてただろうか。そろそろ一発出したくなってきた。

彼女を四つん這いにして、バックから挿入する。

部屋の壁が一面鏡になっているのだが、京子ちゃんの顔がそちらに向くようにする。

京子ちゃんと鏡越しに目が合う。その顔を見ながら、一気に奥まで突き入れる。

「ああぁあ、奥まで届いてるぅぅぅ、イクぅっ」

京子ちゃんの叫びとともに膣の入り口がきゅっと締まる。

オレはお構いなしに、ピストンのペースを上げていく。

部屋の中に、パンパンパンと尻肉を打つ音がリズミカルに響く。

京子ちゃんはさっきから「いく!いく!」と連呼しているが、おそらく連続でイキっぱなし状態になってるんだと思う。

オレも限界に達したので、「おらっ!いくぞっ!」と言うと同時に、一番奥に突き込んで射精した。

ぎりぎりまで我慢していた亀頭がグッと膨らんで、次の瞬間ビュービューと精液が快感とともにほとばしる。

チンポがドクドクと脈動するのにあわせて、京子ちゃんの口から「あん、あん」と声が漏れる。

オレは最後の一滴まで絞り出すべく、京子ちゃんの腰をがっちり掴み、子宮口にグリグリと尿道口を押し付けて力を込めた。

少し休憩して2回戦目。

今度はゆっくりまったりとしたセクロスだった。

フィニッシュは騎乗位で。

京子ちゃんの艶めかしい腰の動きに、イかされてしまった。

イッてからもしばらく繋がったままでだらだら過ごした。

京子ちゃんに感想を聞いたら、かなり感じて満足できたとのこと。

ホテルを出てからは、京子ちゃんの帰りの新幹線の時間までレンタカーで那須のお土産物屋に行き、チーズ入りのお菓子買って食べたり、那須〜那須塩原市〜西那須塩とドライブした。

エッチが終わったら賢者タイムに入って冷めるかと思ったが、このデートの時間もオレは凄く楽しかった。

オレに抱かれるためだけにわざわざ新幹線で来る女なんて、なかなか居ないよな。

そう思うと、それって愛情なのか?とか考えて、少し胸が熱くなった。

結局、会っていた時間は午前10時くらいから午後6時くらいまで。

出張デリヘルを頼んでこんなに長く過ごしたら、相当なお金がかかるはず。

だけど、タダで中出しまで出来る女なんてホントに貴重。そう考えると、これっきりで手放すのが惜しくなってきた。

京子ちゃんもきっと、オレとまた過ごしたいと思ってるはず!と根拠のない自信があった。

だから駅のホームで見送る時に「また会おうね」って言ったんだ。

そしたら、「ごめんなさい、もう会えない」だって。

少し切なくて、さびしくて、新幹線が見えなくなってもしばらくホームに立ち尽くしてたよ。

でも結局終わりにはならず、連絡はとりあってた。

で、流れでまた会うことに。

そんなにヤリたいのかって正直思ったけど、タダでやれるし献身的にしてくれるから正直美味しいので嬉しかった。

生で中出しできる便所女なんて他に居なかったしな。

看護師だから、妊娠とかそのへんは考えてるだろうから、心配もないし。

何度か会ううちに、向こうに彼氏が出来たけど、オレとの連絡は続いていて、彼氏とのセクロスよりオレの方が良いのかと内心嬉しかった。

彼氏にしてみたら、彼女が密かに男と連絡を取り合ってセクロスの為に遠征までしてるなんて夢にも思わないだろう。

オレからしたら、彼氏がいてもオレと繋がっていたいなんてホントに良い肉便器だなぁと思う。

ここまで読んでくれてありがとう。

昨日、京子ちゃんから、今年の11月に結婚をするとの報告を受けたので、記念カキコ

結婚しても、またオレに会いたいとさ。

ま、8月の盆休みあたりで会う予定なんだけどね。

県外のメル友でこんな美味しい思いをしたのは初めてだったよ。

質問あればどぞー

メル友探しは、普通の出会い系だよ。

最近は普通の子が普通にメル友募集してるからね。

デブスは条件検索で排除して、よさそうな子と、下心なしで仲良くなるよう頑張ってる。

ころ合いを見て、直メに移行かな。

オススメの出会い系は、大手なら間違いないと思うよ。

ちょっと恥ずかしいかもだけど、コンビニに行って女性雑誌を開いて、そこに載っているのに登録すれば間違いないよ。

その読者層の女性が会員になるってことだからね。

あえておすすめを挙げるなら、ここ

他におすすめが有ったら教えてください。

情報交換しましょう!


【近親相姦】ネトゲでネトリ【体験談】

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<>585名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/19(木)16:26:17ID:a0h1KHUw0<>
582
まあ、なんだ・・・

抜 け る と こ ろ を ち ゃ ん と 書 け YO!

<>591名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/20(金)09:28:00ID:7fiDUlhL0<>
585
俺の文章力で抜いてもらえるか分からないけど・・・

西新宿のスターバックスで待ち合わせた
書簡でどこか部屋をとっておくよう指示されていたから
既に京王に部屋を取ってあった。ハイアットとかにしたかったけど、気後れしたくなくて
京王にした。

チャットや書簡なんかでは、1日何時間も会話をしているけど
実際に会ったのは1度だけだったから、ちょっと緊張しながら待ってた
すると、盟主がキョロキョロしながら店に入ってきた。
詳しい年齢は知らないけど20代前半らしい。
見た目も年相応で、AKBにいるような普通っぽいカワイイ子。
スタバで盟主が俺の前に座ると、緊張しすぎて、体温が急上昇して汗が滝のように出てきた。
そんな俺を見ても、盟主は馬鹿にするような素振りは全くみせずに
お茶も飲み終わってないのに「暑そうw」「ホテルでシャワー浴びる?」と言ってくれた。
同盟内でも、そういう人。だから、あの人のために2〜3日寝ない時があっても、みんながんばる。

<>592名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/20(金)09:40:38ID:7fiDUlhL0<>
591の続き
俺は迷わず「はい」と言って、ホテルへ直行
行く途中の会話は、もっぱらゲームのこと
俺のランクは、同盟内で一番上だから、そのことを褒めてくれたり。彼氏より頼りになるとか
色々持ち上げられながら、歩いてると、あっという間にホテルに着いた。
ホテルに着くと、なぜだか先にシャワーを浴びさせて!というので、話が違うなと思いながら俺は、待った。
暫く待つと盟主がホテルについてるガウンを着て出てきた。
それを見ただけで、俺はフル勃起状態、俺は、すぐにバスルームに駆け込もうとした。
そしたら、盟主が「洗ってあげよっか、狭いけど」と言って来た。
俺が言葉が出てこずに、逡巡していると、「いつも頑張ってくれるからサービス」と言って俺より先にバスルームへ。

<>594名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/20(金)12:42:29ID:7fiDUlhL0<>
592の続き
俺は全裸になって股間を手で隠しながらバスルームへ。
盟主は少し恥ずかしそうに「こっちに入って!」とバスタブへ入るように指示した
バスタブに入ると「手をどかして」と言われて言われた通りにした。フル勃起状態だったので恥ずかしかったけど、
盟主はそのことには全く触れずに俺の股間にお湯を掛けてから、手を泡立てて、握ってくれた
風俗にも行ったことないし、しばらく女っけがなかったから。あまりの気持ちよさに声を出してしまった
そしたら、盟主は嬉しそうに、「これも気落ち良いでしょ」と行って、金玉の辺りとかも撫でてくれた
それだけでも、タマラナイのに、バスローブの合わせ目が若干乱れてて胸が見えることに気づいちまった
見てはいけない、でも見たいという感じで逡巡していると、盟主は俺の股間を撫でながら
「2期も一緒にやろっか」とぽつりと言った。俺は当然「はい!」と答えた
そしたら盟主「ここ明るくて恥ずかしいけど、これ脱いであげよっか」と言った
俺は思わず「○○sに忠誠を誓います」とアホみたいなことを口走ってた
盟主は「はいはいw」と言って本当に脱いでくれた

<>600名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/20(金)19:45:31ID:7fiDUlhL0<>
594の続き
俺は久々に見る生身の女の体に、完全に虜になって
上から下まで見入ってしまった。
髪は短めで、その時は、アップにはしておらず
体形は、かなり華奢で、髪型も体形も宮崎あおいみたいな感じ。
裸も、その例えで想像はできると思うけど、胸は小ぶり、Bカップくらいで
乳輪は直径2〜3cm程度、乳首も小さく可愛らしかった。
そんな風に見入っている俺に、裸になった盟主は、
「あまり見ないでね!」と言ったかと思うと、言葉とは真逆に、
両手を頭の後ろで組んで、どうぞ見てくださいみたいな感じに胸を突き出して
「こういう格好も良いでしょ」と言った。俺はむき出しになった腋の下、胸に興奮しすぎて
震えながら見つめてしまった。すると盟主が「小さいと思ってるでしょ!」と言うので、俺は、
「いえ、ちょうど良いです」と答えて、これでヤメテおけば良かったのだけど、
つい、思わず「貧乳が好きなんです」と言ってしまった。

<>601名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/20(金)19:48:45ID:7fiDUlhL0<>
600の続き
俺の愚かな失言に、ゲーム内のいつもの盟主なら
何か軽口で返してくれるかと思ったのだけど、
今回は、完全に黙ってしまった。俺は焦って、ヤバイどうしようと思っていると、
盟主は、おもむろに「前から思っていたけど、○○さんって上位の人にお友達が多いよね」と言った。
俺は、え?この局面でゲームの話しかよ!と心の中で思いながらも「もう長いからですよ」と答えた。
(実際は、全部、俺の複垢なんだけどね。)
盟主はその返答を聞くと「そっち行っちゃおうかな」と言って、バスタブの中に入ってきた。
そして、ゲームの話から突然の急展開!「キスとかしても良いよ」と言った。
俺はその言葉と、狭いバスタブの中ですぐ隣にくっ付くように盟主がいるという状況に
完全に理性を失ってしまい、華奢な体が折れるんじゃないかと思うくらい思い切り盟主を抱きしめた。
すごく甘い香りがして堪らなくなって、盟主の可愛らしい唇にむしゃぶり付いた。
盟主は、こんな俺みたいなオジサンのキスに応じてくれて、口を開けて舌を舐めてくれた。
もう完全に頭が溶けた状態で、夢中になって、盟主の口の中を舐めまくった。

<>602名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/20(金)21:14:18ID:7vauqof60<>
続きwwwはやくwwwwwww

<>603名前:えっちな18禁さん[]投稿日:2010/08/21(土)17:56:08ID:HD/SzxZ/0<>
おい!もう長い間パンツ脱いで舞ってんだけど・・・
待ってんだけど・・・早くしてくんない??

<>604名前:えっちな18禁さん[]投稿日:2010/08/21(土)18:11:11ID:irm4ABQBO<>
俺もティッシュ片手に待ってまつ

<>605名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/21(土)23:39:28ID:IjS/Gpwf0<>
601の続き
俺は、盟主の口内を味わいながら、少し大胆になって
いつのまにか、無意識?に、おっぱいも触っていた。俺は揉むというよりは、
まさぐる感じに盟主の胸を撫でまわした。印象的だったのは、乳首がかなり固くなっていたことだ
俺は、その乳首を人差し指と親指で軽く摘んで、親指を上下左右に動かすように愛撫した
すると、盟主が「ビクッと」と体を震わせた。
俺は心の中で「盟主も少しは感じてくれてるのかな?」と嬉しくなって
更に激しく、胸を撫で回し、乳首を緩急?強弱?付けて揉み込んだ。
盟主は、キスをしながらも「っあん」と悩ましい声を漏らし、突然、俺の反り上がったモノを握って、扱きだした。
恥ずかしいことに、俺は盟主のこの攻撃に耐えられず落城してしまった。

俺は盟主を解放し恐る恐る様子をうかがった。盟主の太ももに、俺の精子が付いてしまっていた。
盟主はそれを見て黙っているし、ヤバイと思って、俺はすぐに「すみません」と謝った
盟主は「今のは剣兵500くらいだよw」と、メチャクチャ可愛らしい笑顔だった。
そしてシャワーで体を流して「そろそろ部屋に戻ろっか?」と言った。

<>606名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/22(日)01:11:40ID:Amhy0uRi0<>
605の続き
部屋に戻るとベッドの上で、またゲームの話をした
俺が上位ランカーに知人が多いことを、また褒められた。よほど気になっているようだ
試しに、俺は「◎◎sを引き抜きましょうか? たぶん、うまく行くと思いますよ」と、
上位ランカーのうちの1人で、小勢ながらNPC城に隣接している同盟の盟主の名を挙げた
すると、盟主は目をキラキラ輝かせて「それ、本気で言ってるの?それ凄いことだよ」
「うちは同盟の順位は↑だけど、お城に隣接してないし相手は城隣接でしょ
前から城持ちになりたかったんだ」とかなりHITしたようだ。
盟主は「うまくいったら、また会おっか」と言って、自分から抱きついてきた。
俺は心の中でやったーと叫び、再び、盟主にキスしながら胸を弄った。
今度の俺は、だいぶ冷静だったので、胸だけじゃなく、わき腹の辺りや、太ももなども好きなように撫でまわした。
盟主の肌は、少し汗ばんでいたが、それでも、とても滑らかで、特に太ももの内側の柔肌は、もちもちしていて堪らなかった。
そして、俺は、ついに!盟主の股間に手を這わせた。

<>614名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/23(月)07:10:49ID:mZ0MYTQw0<>
606の続き
俺は、撫で付けるように盟主の毛並みを楽しみ、そして、更に奥に手を持っていった。
すると、なんと!盟主の割れ目は既に湿っていた!俺ごときの愛撫で、あの大盟主が感じて、股間を濡らしてくれたことに
俺は感動した。俺はもっともっと盟主を濡らしたいと考え、盟主の唇を貪りながらも、注意は盟主の股間を弄ぶ右手に向け、
中指と人差し指で、優しくなぞる様に、愛撫した。しかし、残念ながら、この愛撫に盟主はあまり反応を示さなかった。
俺は少し悔しくなって、本格的に下半身を攻めてやろうと考え、キスをやめて起き上がった。
そして、盟主の両膝の内側を何回か撫でた後、掴んで左右に思い切り広げた。
盟主は「え!ちょっと」と言ったが、俺は「すみません」と言って盟主の剥き出しになった股間を観察した。
完全に晒されたおマンコを見てから、盟主の顔を見た。さすがの盟主も恥ずかしそうに顔を背けて、視線を合わせないようにしていた。

<>615名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/23(月)07:12:52ID:mZ0MYTQw0<>
614
今度は、俺は、盟主の足を持って上に持ち上げた。
盟主は「ちょっと!、ちょっと、それは」と言って嫌がったが、既に遅く
盟主は俺の目の前で、完全に全てを晒した。可愛いらしい盟主のお尻の穴・・・その横には、小さい黒子があった。
俺の突然の暴挙に盟主は怒った様子で「いいかげんにして!」と言ったが、その言葉が言い終わる前にすぐに、
俺は盟主の股間に吸い付いて、クリトリスをチュウっと吸い上げた。
俺のこの攻撃に盟主は「あんっ」と気持ち良さそうな声を出して身をよじらせた。
俺は、嬉しくなって、必死に盟主の股間に吸い付き、時々、舌をお尻の穴に突っ込んだり、オマンコとお尻の間の辺りをペロペロ舐めたりした。

<>616名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/23(月)07:13:55ID:mZ0MYTQw0<>
615の続き
盟主は「ちょっと!やめて!」から「んんっ、ちょっとぉ、そこは嫌だ」になり、「ああん、恥ずかしぃょ〜」になり
「あっん、あっ、あっ、恥ずかしぃ」、「あっん、ああっん」、そして、「あああん、ああ、あっあああん、あん」に変わっていった。
これを15分くらいやっていると盟主は完全に大人しくなってしまい、ただ、股を大きく広げながら、気持ち良さそうに声をあげるだけになった。俺は、舌も疲れてきたし、勃起しまくって、痛くなってきたので、「ちょっと待ってて下さいね」と言って、コンドームを取りにいった。
そして、「やっても良いですよね?」と聞いた。盟主は「そ、そういう約束でしょ。聞かないでよ。。。 早く!お願い」と答えた。
俺は心の中で「やったー」と叫んだ。あの盟主が「お願い」だって・・
でも、ちょっと残念「お願い!入れて!」とか「お願い!やって!」とか言ってもらえれば、もっと嬉しかったんだけど・・などと考えながら
急いでゴムをつけた。

<>617名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/23(月)07:16:07ID:mZ0MYTQw0<>
そして、ついに!俺は盟主の中に入った!。正常位で、少し脚を上げさせるようにして挿入した。
自慢するわけではないが、女性経験は、かなり少ない俺だけど、、、
オマンコは特に抵抗せずにスムーズに俺のチンポを受け入れてくれた。
最高だった。経験が少ないから比べたりはできないけど、チンコを押し包むような感覚が気持ちよかった。

俺は、挿入時の盟主の顔を見ようと思い、盟主の顔を見た。盟主は顔を上気させて、目を閉じていた。
凄く可愛かった。俺は盟主の顔を拝みながら、腰を動かした。
奥の方に当てるように押し込むと、盟主が「ああん」と声を上げてくれた。
盟主は俺の腰の辺りに手を回してくれたのだけど、
俺はその盟主の手を握って盟主の頭の上で抑えるようにして握った。
盟主も俺の手を強く握り返してくれた。
俺は両手を握り締めながら腰を動かしていたが、盟主の方を見ると、両手を上に上げていたので
おっぱいを揺らしながら、腋の下も丸出しになっていた。

<>618名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/23(月)07:17:35ID:mZ0MYTQw0<>
なぜだか、その光景が堪らなく思えて。
俺は繋いでいた両手を外して、
おっぱいを揉んだり、腋の下を撫で回したりした。
腋の下を撫でると、盟主が手で邪魔しようとしてきたので、
俺は盟主の両手を俺の右手で、頭の上に押さえつけてから、
自由な左手で、おっぱいや脇腹などを自由に撫で回し、
腋の下を重点的にまさぐりながら、腰を動かした。
この攻撃に盟主は狂ったように、よがりまくってくれた。
俺は盟主の体を好き放題に触るという願望は叶えられたので、、
もう一つの願望を叶えるべく、
色っぽい声を漏らしている可愛らしい唇に自分の唇を押し付け舌を入れた。
予想通り、盟主も舌で俺の舌を受けてくれた。
俺は、このタイミングを逃さずに、先程から、ずっと溜め込んでいた唾液を盟主の口の中に押し入れた。
盟主は一瞬、「んん」と鼻を鳴らしたが、飲んでくれた。堪らなかった。

<>619名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/23(月)07:19:28ID:mZ0MYTQw0<>
俺は、盟主のおっぱいも、乳首も、腋の下も、盟主の体の全てを自由に触りまくり、舐めまくり、
自分の唾液も散々飲ませてから、腰を激しく振って、射精した。 
演技かもしれないが、盟主も逝ってくれたように感じた。
この後、ぐったりして、盟主が眠ってしまった。俺もいつのまにか眠ってしまった。
1時間くらいして目が覚めると盟主がシャワーを浴びているようだったので、待っていた。
盟主は、服をきちんと着込んで出てきた。
俺は先程まで裸だった盟主と服を着た盟主とのギャップに萌えてしまって、もう一度したくなり盟主を抱きしめようとした。
すると、盟主は「約束は1回だけだからね!」と言って拒まれた。
そうだった。俺は、ただのゲーム仲間、盟主には、きちんとした彼氏がいるのだ。
しかも、俺は、、、本来なら彼氏だけのものだった盟主の体を、複垢を使って、ずるして、頂いた下種な男だった。

<>620名前:えっちな18禁さん[sage]投稿日:2010/08/23(月)07:20:47ID:mZ0MYTQw0<>
俺は急に心が冷めてきて、悲しい気持ちになった。しかし、盟主はそんな俺に
「こらこら〜、悲しそうな顔をしない!」
「◎◎sの勧誘が、本当に成功できたら、今度は、何でもしてあげるから!」と言った。
俺は、「え? 本当ですか?」と、急に元気が出た。
盟主は「うん。本当だよー。でも、私は無理だと思うなぁ。城に隣接してるのに、うちに吸収されるメリットがないもの」
「そんな奇跡的な交渉が成功するなら、本当、なんでもしてあげる」
そして可愛い顔をして「今日、しなかったようなこともしてあげる」と言った。
俺は心の中で「◎◎s、、、俺の複垢なんだけど」と思った。

帰る時に、盟主は「今日のこと、皆に言ってもいいよ」と言った。俺が?顔をしていると。
盟主は「約束を破ったり、いい加減なことを言う奴だと思われたくないから、皆に言っちゃって」と言った。

色々あったけど、素晴らしい体験だった。
こんな思いができるなら、課金して寝ずにゲームをした甲斐があったというものだ。

【近親相姦】【無理】彼女が運転する時ウィンカーも出さずに車線変更をバンバンするらしい【体験談】

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<>573:恋人は名無しさん2012/08/24(金) 18:24:22.59ID:LwOP66DWO<>
元カノだが、ドライブデートの時に俺が一旦停止を停止線きっちり停まったら、「なんでここで停まるのww意味ないじゃんww」と一言。
停止線は車同士のためだけではなく、車より手前側を走ってくる自転車や歩行者のためにもあるから、車道ぎりぎりで停まったら危ないんだよ。と教えても、「え、自転車も歩行者もきてないじゃんw」と理解しない。

よくよく聞けばウィンカーも出さずに車線変更をバンバンするらしい。
それがいかに危険かを説明していたら最終的にめんどくさい奴呼ばわりしてきた。

知らないことは仕方ないけど、教えても尚自分が正しいと思って危険な運転を続けようとする性根が無理だと思った

<>578: 恋人は名無しさん 2012/08/24(金) 20:20:15.93 ID:UKiyIZp6O<>

うぜー

<>574: 恋人は名無しさん 2012/08/24(金) 18:51:40.06 ID:jRegZPP40<>

>ウィンカーも出さずに車線変更をバンバンするらしい。

これで事故ったとしても相手方も前方不注意になるんだよね・・・

相手に突っ込まれて、自分の過失割合分の修理代払ったことを思い出すわ

基本的な運転マナーも守れない人間は1人で自爆してろよ

<>575: 恋人は名無しさん 2012/08/24(金) 18:58:16.05 ID:o69BL5c70<>

>>574

おそらく事故ったのは一般道なんだろうけど、高速とかだったら人死んでもおかしくないよね

恐ろしい…

<>579: 恋人は名無しさん 2012/08/24(金) 21:26:40.83 ID:TcXCuysx0<>

>>573

男の運転をバカにする女ほどメチャクチャな運転するよな。

「なんでそんな車庫入れ遅いの?男でしょあんたw」って言ってた女に運転させたら、

車庫入れで後ろも確認せずいきなりギアをバックに入れてアクセルふかした。

<>580: 恋人は名無しさん 2012/08/25(土) 01:26:10.91 ID:5jp8A76c0<>

>>573

うむ、一発で別れる物件だなw

DQN思考は無理

【近親相姦】美少女【体験談】

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祐二はいつものように家から電車で2時間ほど離れた所にある電気街をぶらついている。
 近所のスーパーマーケットで安売りしていたトレーナーに、洗いざらしのGパンをはき、迷彩色を施したディパックを肩に掛け、心持ち俯き加減に歩いている。スニーカーは有名スポーツメーカーのデザインのパクリ品だ。
 ふと立ち止まり傍らの磨き込まれたショーウインドウを覗けば自分の不様な姿が写し出されている。
 高校生の癖に中年の親父の様に出っ張った腹、ぼさぼさで中途半端に長い髪の毛、黒縁で厚いレンズの嵌め込まれた眼鏡。さほど身長が無いのに猫背なものだから、余計にチビでデブに見える。ウエストにあわせるとGパンの裾が盛大に長く、店で裾上げを頼むと店員に笑われる。そんな祐二にとっての若さの証明は頬やおでこに花盛りのニキビ位な物だろう。
 人当たりが良く、快活でスポーツマンの兄が家庭の主役であり、実際そんな事は無いのだが、祐二は両親からも無視されていると思い込んでいる。学業では優秀と言える成績ではあるが、如何せん根暗で肥満気味で無口と来ては、友人を作る事すらまま成らない。そして、少年自身も友達が居ない事で特に寂しい思いはしていなかった。そんな祐二だから、早くからバーチャルの世界に興味を持ち、この電気街に出没する様に成っている。小遣いやバイト代を注ぎ込み、自作のマシンを造り上げ、電脳世界に埋没する根暗なデブ、それが祐二だった。
 自分の容姿や性格に、極端な劣等感を持つ祐二だから、現実社会の女の子よりも2次元の美少女に心引かれて、俗に言うエロゲーにもはまり込んでいる。また、SMにも興味を示し、根が凝り性な少年は緊縛写真集やSMの手引き書などを読み込み、知識だけは貯えていた。この電気街のゲームショップで、新しいエロゲーを買い求めた祐二は、愛用品である迷彩色のディパックを肩に掛け地下に降りて馴染みの本屋に顔を出す。
 新書が入るのは遅いし品揃えも誉められたものでは無いが、比較的に空いているのが嬉しい書店だ。今日も店番の親父がレジで居眠りをしている。すぐ側に大型書店があるから、たいていのお客はそちらに流れてしまうのだろう。そして、この店のもう一つの売りがエロ本の陳列場所だった。少し奥まった所に無造作に積み上げられたエロ本の数々は、不粋なビニール袋になど入れられてはいなかったから。ゆっくりと中身を吟味した上で買う事が出来たのだ。少年は例によって胸をときめかせながらエロ本コーナーへ向かった。
 背の高い書架を曲がると先客がいた、しかも、なんと女だ!
 祐二は気恥ずかしく成り、回れ右をすると、一般書の方に戻ってしまう。さほど広くも無い店だが、客は祐二と、その女だけみたいだから、少年は女がエロ本コーナーから離れるまで待つことにする。しかし、彼の思惑とは裏腹に、女がそこを離れる気配は無い。これが先客が男ならば、多少気まずい思いはしても、堂々と隣に行って並んで本を物色したであろうが、相手が女では気後れしてしまう。しかし、どんな女がエロ本を立ち読みしているのだろうか?
 興味を持った祐二はそれとなく女の方を窺い、つぎの瞬間、心臓が止まる程の衝撃を受けた。
(まさか… 西宮… 西宮美香!)
 目の前で食い入る様に手にした緊縛写真集を見つめる美少女は、彼が通う県立高校の同級生で、マドンナ扱いされている西宮美香なのだ。
 遠く離れた電脳街で、まさかクラスの男子の、いや学校中の男子の憧れの的である美少女の信じられない姿に出会し、祐二は慌ててしまい後ずさり、踵を書架にぶつけて物音を立ててしまった。
 驚いた美少女が顔を跳ね上げ、写真集を手にしたままで祐二を凝視する。青ざめて当惑した表情だが、それでも美香は美しい。祐二は目を反らす事が出来ずに見つめてしまう。
 彼女は数秒間は青ざめたままで固まり、信じられない物にでも出会した様な目付きで少年を見つめていたが、やがてゆっくりと写真集を平台に戻すと、何事も無かった様に祐二の方に歩み寄る。息を飲み、姿勢を正した少年の脇を、まるで祐二が目に入らない様な風情で美少女が通り過ぎて書店の出口に向かう。颯爽とした後ろ姿を祐二は、ただ見つめる事しか出来なかった。結局、その日、祐二は美香が手に取り熱中していた緊縛写真集を買い求め、家路についた。

 電気街での衝撃的な出合いから4日が過ぎている、クラスメートの美香は、相変わらず多くの取り巻きに囲まれて華やかな学園生活を送っていた。彼女は少年をまったく無視していたから、祐二はあの時の出来事が、自分の妄想では無かったかと疑う程だった。ひょっとして、自分の密かな願望が美少女の幻を、あの場所に立たせていたのでは無かろうか?
 そう考えてさえいたのだ。祐二も成績は優秀な方だが、美香はその上を行く才媛だ。彼女は入学以来、レベルが高い進学校でトップの座を守り続けている。この地方の旧家に生まれた彼女だが、父親は有名大学の教授であり母親は教育評論家として活躍する傍らで、地方局のテレビ番組のコメンテーターも務めている。また、学業以外ではテニス部に所属して、春のインタ−杯予選では個人戦3位を記録して、学校から表彰されている。クラスの中でも一際目立ち、注目されているのが当たり前の美少女が美香なのだ。そんな彼女が電脳街の地下のうらぶれた書店でSM写真集を立ち読みするとは… 祐二は、自分の頭がおかしく成って妄想を見たのではないかと疑うのも無理は無い、それほどあの情景は異常な事態だった。
 友人や取り巻きの多い美香だから、根暗でオタク呼ばわりされている自分が2人きりで話しをすることなど、到底おぼつかない。
 だから真相を確かめる事は不可能に思える。もし、自分が問いかけた内容が第三者に漏れたら、彼女のファンクラブや、思いを寄せる男子から、不埒な言い掛かりを付けたと詰られて、袋叩きにされるだろう。
 強烈な印象を与えた出来事だったが、だから祐二は誰にも、あの事を話すつもりは無い。
 その日の体育は祐二の苦手な球技だった。動きのトロく背も高く無い彼にはバスケットは憎むべきスポーツでしか無い。何故、勉学を教えるべき学校でこんな事をさせられるのか、少年は不満でいっぱいだ。したがって、彼は体育の教官に頭痛を訴え、首尾良く不得意なもので時間を浪費する事態を免れる。保険室へ行くと偽り体育館を抜け出し、足早に図書準備室に向かう。そんな猫背の少年の後ろ姿を見つめる、一人の少女の目があった事を祐二は知る由も無い。
 準備室に辿り着くと当然周囲は授業中だから誰もいない。用心の為に左右を見回してから室内に滑り込み、中から施錠する。1時間の自由を得た祐二は書架にある本の中から、読みかけている「我が闘争」を取り出し、しおりを挟んだページを開き読み始める。ほんの数ページ読んだ時に、準備室の扉がガタつき少年を驚かせた、授業中にいったい誰が?
 祐二は息を止めて様子を窺う。
「ねえ、中にいるんでしょ、開けてよ」
「だれだ?」
「西宮よ、西宮美香」
 祐二は耳を疑う、確か美香たち女子生徒は同じ体育館で創作ダンスの授業を受けているはずだ。一部の男子生徒はバスケを放り出して、女生徒達の踊りの鑑賞を決め込んでいた。
「はやく開けて、誰か来たらどうするのよ!」
 切迫した口調に驚き、祐二は急いで施錠を解き引き戸をあける。そこには、あの日とどうように美少女が怒ったような顔つきで立っていた。彼女は礼も言わずにズカズカと準備室に入り込む。
「何時までドアを開けておくつもりなの、サボリがばれたく無かったら、さっさと閉めなさいよ。」
 いきなりの美少女登場に呆気に取られていた祐二だが、彼女指摘を受けると慌てて扉を閉める。
「ほら、ちゃんとカギも掛けて、誰か入って来たらどうするつもり? 彼方みたいな男と授業をサボって2人きりで会っていたと知れたら、皆に面白可笑しく騒ぎ立てられるだけじゃない、お互いに不愉快な思いをするわよ!」
 促されるままに祐二は施錠する、これで、この部屋には他の誰も入ってこれない、少年は学校で1、2を争う美少女と2人きりなのだ。そう思っただけで祐二の心拍数は跳ね上がる。物心付いたときから、女の子と2人きりで親しく話す機会は、おそらく初めてのことだろう。そんな少年の動悸を気にする事無く、美香は室内を見回して書架に並んだ蔵書の背表紙を眺めている。
「な、何しに来たんだ?」
 女の子と話し慣れない祐二は、照れ隠しの為か必要以上にぶっきらぼうに話し掛ける。
「あなたと一緒よ、サボりに来たの。体育館でダンスなんて付き合っていられないものね。退屈だし、男子達は変な目で見るし、やってられないわよ、馬鹿馬鹿しい!」
 日ごろの彼女からは考えられない様な台詞が、形の整ったピンク色の唇から吐き出され、祐二は面喰らう。何時もの美香は一分の隙もない、お嬢様言葉で話しているのだ。だから今の様な伝法な言葉使いはとても新鮮で、思わず祐二は黙り込む。
 しかし、サボるのは分かるが、何故、彼女はわざわざ自分のあとを追いかけて来たのだろうか?
 心当たりは妄想と思い込んでいた、あの電気街の地下の本屋の1件だけだ。
「だいたい、何だって、あんな滑稽なダンスを女子だけが踊らなければいけないのさ? バスケの方が、まだましじやない。くっだらないからパスよ、パス!」
 会話は交わすものの美香は祐二を見ようとせず、目線は並べられた本の題名を追いかけている。その整った横顔は、まるでモデルかアイドルを思わせる。くるりと巻上がった長い睫の下で見開かれた生気溢れる瞳は、夢見るような風情を醸し出している。つんと生意気そうに持ち上がる鼻が鋭すぎる顎のラインを上手く中和して、冷たさを感じさせない。
 黒めがちの瞳は見つめられれば吸い込まれてしまいそうに成るだろう。窓からの日ざしで金色に光る産毛は、祐二にとってあまりにも眩しすぎる。
「ねえ、あんた… なんであんなところに居たの?」
 相変わらず書架に並ぶ本の背表紙を目で追いながら、美香が問い掛ける。
「あんなところって…、まさか…」
 祐二は驚くと同時に、やはりあの時の光景が妄想などでは無かった事を確信する、たしかに地下の書店にいたのは、目の前の天使だったのだ。
「誰かと… 一緒だったの?」
 小太りな少年などは歯牙にも掛けない雰囲気を漂わせながら美少女の詰問は続く。
「あ、いや… 俺一人で行ったんだ、あそこは俺の縄張りだからな、月に2~3度は顔を出す。でも、あんたが、もう来るなって言うなら、行かないよ。」
「それ、どう言う意味よ!」
 少女は振り返ると、幾分前屈みに成り腰に両手を置いて祐二を睨み付ける。いきなり真正面から美少女に凄まれ、祐二は心臓が暴れ出すのを感じながら言葉を詰らせる。
「ど、どういう意味って… その… 」
「はっきり言いなさいよ、男でしょ!」
 理不尽な言い掛かりに近いセリフだが、祐二の耳には少女の声が心地よく響く。
「べつに、俺は… なんだよ、何を怒っているんだよ?」
 学園のアイドルに祭り上げられる美少女の言い掛かりに、祐二は当惑してしまう。美香は数秒間、小太りのクラスメイトを睨み続けた後に不意に視線を反らすと、いら立ちを示す様に腕組みをする。
「べつに、あなたが、どこで何をしていても、私には関係無いわ、好きにすればいいのよ。それから、アンタって呼ぶのはやめてちょうだい。私には西宮美香って言う名前があるんだからね、わかった?」
「ああ、わかったよ、西宮さん。でも、俺にだって岡本祐二って、名前があるんだぜ。」
 勢いに飲まれまいと虚勢をはって、祐二は少し声を張り上げて言い返す。すると美香は少年を見据えて不敵な笑顔を見せる。そう、それは彼女が通常クラスメイトに見せる微笑みとは遠く離れた嘲笑とも思える笑い顔である。
「なんで、私とあの本屋で会った事をクラスで吹聴しなかったのさぁ?」
 周囲から注目される事をあたりまえに生きて来た美少女が少年に問い掛ける。祐二は、彼女が自分を追いかけて、この図書準備室へ押しかけて来た理由を理解した。何時もクラスの話題の中心にいる美香のスキャンダルとも言える光景を目撃した祐二が、何故それを秘密にしているのか、疑問を問い質す為なのだ。祐二は素直に自分の考えを述べる。
「俺みたいなパーソナリティの奴が、西宮さんのあの行動を暴露したところで、下らない妄想や虚言と思われるのが落ちさ。君が悲し気な顔で話しを否定すれば、たちまち俺は野卑な嘘つきオタク野郎と断罪されて、お姫様の名誉を守る使命に燃えた騎士達に袋叩きにされるだろう。そんな目に合されるのは御免被る、だから西宮さんも何も気にかける必要は無いよ、俺は誰にも喋らない。」
 無口の根暗男と思い込んでいた祐二が、いがいに饒舌ぶりを見せたものだから、美香は少し驚くと同時に、事態を正確に洞察した目の前の少年の思考に、少しだけ感心している。
 確かに、もしも噂が流れた時には根も葉も無い流言に侮辱された哀れなヒロインを演じて、根暗オタクの言葉を封じる存念だったのだ。
「あんた… いえ、祐二だったね… 祐二は冴えないデブだけれど馬鹿じゃ無いみたい。」
「学園の女王さまに、お誉めに与り光栄だね。とにかく、あの出来事が俺の口から漏れる事は無いよ、だから気にする事も無いさ。」
 自嘲気味に薄笑いを浮かべる小太りの少年の説明を聞いた美香は、まだ完全には納得できない様で、再び疑問を口にする。
「でも、べつに祐二が見たって言わなくても… そうねぇ、噂を流す事くらいは考えなかったの?」
「あのなぁ… 噂ってやつは、ある程度の信憑性が必要だろうが、ひょっとしたらって思えるから、皆で面白可笑しく尾ひれを付けて広まるのさ。その点、君みたいな美少女が、電気街の地下の本屋でエロ本を立ち読みしていた… なんて言う話しは信憑性ゼロだよ。この目で見た俺だって、今日、こうして君と話さなければ、自分が欲求不満で妄想を見たのかもしれないと疑っていたくらいだからな。」
 少年の考へを問い質す為の会見と分かり、祐二は少し落ち着いた。思えば高校に入って、これほど長く異性と話した事は無かったから、急激に照れくささが込み上げて、美少女から目を逸らす。

 不意に視線を反らして、あらぬ方向をに顔を向けた少年の行動の意味を、美香は知り尽くしている。余り親しく無いクラスメイトの男子や、時折部活で言葉を交わす下級生の男子達は、皆、照れてしまい、目の前の祐二と同じ様な行動を取るのだ。
 生まれた時より周囲から可愛らしい美しさを賛美され続けて来た美少女にとって、同年代の男子生徒の思惑を察する事などは稚技にも等しい。この成り行きならば彼の口から事実が漏れる事はまず考えられない、美香は会見の目的を達していたが、目の前の小太りの少年に興味を抱き、彼の隠れ家である図書準備室に居座っている。
「祐二はあそこに何しに行ったの?」
「何しにって、本屋に豆腐を買いに行く奴はいないだろう… 」
 秘密を共有する立場に成り、祐二の口調も砕け、多少の馴れ馴れしさ含む。
「ふ~ん、あんた、そう言う口のききかたも出来るんだね。」
「気に触ったらゴメンな、俺は元来こういう奴なんだ。」
 本当の所、祐二にとっては今は夢の様な一時なのだ、目の前に学園中の男子が親しく言葉を交わしたいと熱望する美香がいて、彼女は今は周囲に根暗オタクと蔑まれる自分だけを見てくれている、しかも、この瞬間に少年は美少女と2人だけの秘密を共有ているのだ。
 だから、もっと洒落た口調で小意気な会話を楽しみたいと思いはするが、もともとネガティブな思考の持ち主だけに、彼女を喜ばせる様な話しのネタを持ち合わせていない。こんなチャンスはおそらくこの先に2度とは無いだろうから、もっと何か楽しい話をしたいのだが、異性と話した経験の少ない少年はまともに彼女の顔を見る事すらできないでいる。強烈な照れくささも手伝い、彼はぶっきらぼうな話し方しか出来ない自分が情けなく思える。自己嫌悪の波に揉まれ自分の殻に引き蘢りつつある少年には、目の前の美少女の瞳に妖しい光が宿ることなど気付く由も無い。
「それで、何か買ったの?」
 美香のさり気ない一言が2人の未来を決める。
「ああ、西宮さんが見ていた写真集をね。」
 色々な思いが錯綜して混乱していた少年は、彼女が消してしまいと考えているであろう事実を暴露するように、わざと嫌みを込めた口調で緊縄写真集を購入した事を告げる。
 一瞬美少女の顔が強張るのを感じて、祐二の胸にも痛みが走る。
(ふっ… 何を考えているんだ、美香が俺と話しをするのは、あの光景の目撃者だからに過ぎないんだぜ。秘密が守られると分かれば、もうこの先こんな風に2人だけで話しをする機会なんて絶対にあり得ない。おそらく明日には俺の存在なんて眼中から消えている。それなら、せめて嫌な奴としてでも美香の心の片隅に記憶を留めておいて欲しいじゃないか!)
 劣等感の塊である少年の自意識が悲鳴を上げて訴える。
「ふ~ん、買ったんだ… あれ… 」
 祐二は強烈な後悔の念に襲われていた。こんな事を口走るべきでは無かった。そうすればひょっとして、挨拶程度は交わせる友人位には成れたかも知れない。しかし、別の自分が自嘲的な笑みを浮かべて、これで美香が自分を簡単に忘れ去る事は無く、悪い印象をしばらくの間は持ち続ける事に少しだけ満足しているのを感じる。
 小太りの根暗少年と学園の女王は向かい合ったまま姑くの間、お互いに自分の思考に沈み込み沈黙する。
「ねえ、祐二、あなた週末は暇?」
「な、何だよいきなり?」
 突然に脈略の無い問い掛けに祐二は慌てる。
「あなた、何か書く物をもっていないの?」
「え? ああ、体育用のジャージだからな、俺は何も持ってはいないけれど、筆記用具ならば、そこの図書館カウンターに幾らでもあるぞ。」
 美香は少年の指差すカウンターを見て、そちらに歩み寄る。机の上に俯き、図書カードの裏側に備え付けのボールペンで何事かを書き込んでいるのだろう。
 祐二はまじかで美少女の後ろ姿を見る事に成り、前屈みになった事で美香のヒップラインがジャージにクッキリと浮き出る、少年はその眩しい位にエロチックな光景に見入ってしまう。
「これで、よしっと。はい祐二、これ上げる。」
 いきなり振り返った美少女が、何かを書き付けた薄緑色の図書カードを差し出す。
「何だよこれ?」
 少年は訝し気に手渡されたカードを開くと、住所らしき番地名と携帯電話の番号が書き記されているではないか。ポーカーフェイスを装うが、祐二の心拍数は、またまた跳ね上がる。
「日曜日のお昼くらいにそこに来て、住所だけで分からなかったら駅から電話をちょうだい。あの写真集を忘れないで持ってくるのよ、いいこと!」
 それだけ捲し立てると満足げに頷き、美少女は踵を返して廊下に通じる扉に向かう。
「お、おい、ちょっと、待てよ! に、西宮さん、おいったら!」
 祐二は慌てて手にした図書カードから視線を上げて、立ち去りかける美少女を見る。
「あ、それから、その携帯の番号は、誰にも教えた事が無いんだからね、うざったいから他の人に教えちゃダメよ。それじゃ、日曜日に、待っているからね。」
 施錠を解き扉を開けた美少女は扉を開けるて振り返り、自分の言いたい事だけを話すと、風の様にその場を離れて廊下に消えた。閉まる扉を呆然と見ながら、少年は、その場に立ち尽くしてしまう。
 週末までの2日間、祐二は首を傾げながら過ごしていた。図書準備室での密会からこちら、美香の生活態度には変化は見られない。昼休みや放課後には何時もの様に多くの取り巻きを引き連れて、上品な会話を交わし、清楚な笑顔を絶やさない。教室内では他の大部分の男子生徒と同様に祐二の事も無視している。
 もしも胸のポケットに折り畳まれた薄い緑色の図書館カードが無かったら、あの準備室での出来事も、悪性の妄想に思えていただろう。家に帰ってポケットからカードを取り出し、整った美しい文字をしげしげと眺めながら、なぜ自分が美香に呼ばれたか考え込んでしまう。
 写真集が欲しいだけならば、わざわざ家に呼び出したりはしないだろう。ひょっとして、何かの罠かもしれない、意気揚々と着飾って乗り込むと、そこには彼女を崇拝する取り巻きの連中が待ち構えていて、調子に乗って現れた少年を皆で彼を笑い者にする悪趣味な戯れでは無かろうか?
と、までも想像を逞しくしてしまっていた。
結局祐二は週末の昼少し前にメモに記載された駅の改札を出ていた。どんな企みがあろうとも、元々クラスで孤立している彼には大して害は無い、根暗なオタクとの評価にマヌケが加わるぐらいなものだ。学園の女王からの誘いは、そんな些細であやふやな心配事で断わるには、あまりにも惜しい。そんな理屈で自分を納得させて祐二は駅を後にする。
 地図で調べた住所は駅から徒歩で20分程度の距離だろう、残念ながら近くを路線バスは走っていない。大きな不安と小さな期待を胸に、少年は手土産代わりの写真集を入れた迷彩柄のディパックを肩に掛けて歩き始める。
 辿り着いた先は驚く様な豪邸だった、まるでテレビの時代劇に登場しそうな重厚な門構えは、歴史を感じさせるが、手入れは十分に行き届いている。まるで重要文化財のようであり個人と邸宅とは思えない大きな門だが表札には確かに西宮と記されている。左右を見渡すと、どちらにもかなり長く白壁が続いていて、この屋敷の敷地の広大さを思い知らされる。この辺りは県下でも有数の高級住宅地として知られているが、彼女の家ほどの豪邸は、他には見当たらない。
 時代掛かった瓦屋根の門に圧倒されてしまった祐二は、しばらくそこに立ちすくみ様子を窺う。ようやく気を取り直して大きな木製の扉を押してみるがビクともしない。辺りを見回すと、右手にある潜り戸の脇に、門とは強烈な違和感を持つクリーム色のインターホンを見つけて、プラスティックのボタンを指で押し込む。数秒の日に鈴を転がす様な甘い声で返事が帰って来た。
「は~い、どなた?」
「あ、あの、俺、いや僕は、岡本と言います、その西宮さんのクラスの知り合いで…」
「ああ、祐二ね。待っていて、いま潜り戸の方のロックを外すから、そこから入って母屋まできてちょうだい。」
 彼女の言葉の終わらぬ内に潜り戸の裏で耳障りな機械音がする、試しに押してみると小さな潜り戸は何の抵抗も無く内側に開く。指示通りに少年は頭を下げて豪邸の敷地内に入る。すると驚いた事に潜り戸の扉が勝手に閉まり、再び機械音を立ててロックされたのだ。
 しかし、少年はそんな些細な事に構ってはいられない、目の前に広がる豪邸のと、見事に整備された庭園に度胆を抜かされてしまっていたのだ。正面に有る母屋の向かって左側には、素晴らしい日本庭園が広がっている。白壁の外はどこにでもある少し高級な住宅地であったが、内側には別世界が広がっていたのだ。少年は中学校の修学旅行で出かけた京都で見た幾つかの高名な寺の庭先を思い出してしまう。完璧に手入れされた庭園に祐二は見蕩れてしまっていた。
「祐二! 何をつっ立っているの?」
 開け放たれた間口の広い玄関の上がり待ちで、迎えに出て来た美香が少年の名を呼ぶ。問い掛けられた声の主を探して左右を見渡し邸宅の玄関に家主を待たせていたことに気付いた祐二は、あわてて敷石の上を駆け抜けて、美少女の元に馳せ参じる。純和風の豪邸に相応しい、堂々とした玄関の構えにも祐二は圧倒されてしまう。しかし、それよりも遥かに少年にインパクトを与えたのが、目の前の美少女の姿だった。
 全体に黒っぽい和風の玄関先に、大輪の花を思わせる蛍光オレンジのワンピースを身に纏った天使が、少しむくれた表情を浮かべながら両手を腰において立ちはだかっている。豪邸や日本庭園が与えたショックは、玄関に立つ彼女を目にした事で祐二の頭からた叩き出される。
 学園での彼女は規則に従っていて、他の女生徒のようにスカートの丈を縮めたり腰を絞り込むような改良(?)は行なっていなかったから、その美貌と相俟って清楚な雰囲気が常に周囲を圧倒しているが、目の前の少女は驚く位に大胆に肌を露出しているのだ。両方の肩から細い紐で吊り下げられたオレンジ色のワンピースは、裾丈が目のやり場に困る程に短く、健康的な太股がギリギリまでむき出しにされている。同様に露にされた首筋から肩へのなだらかなラインが艶かしく、身体の線がくっきりと浮き出る大胆なワンピース姿の美少女に思わず見蕩れてしまう。多少待たされてふて腐れていた美香も、自分の装いが目の前の少年に、彼女が思った通りの効果を与えていることに満足して、十分に機嫌を直す。
「いらっしゃい、祐二、さあ、入ってちょうだい。」
 彼が上がるのも待たずに美少女は奥に引き返してしまう。慌てて祐二はスニーカーを脱ぎ捨て、彼女の後を追いかける。庭に面した長い廊下を少年は驚きの表情を浮かべたまま、美少女のあとに続き進む。
 (なんて広い家なんだ、おいおい、庭の中にお稲荷様までいらっしゃる、あれ、あの奥にあるのは、土蔵かい? こりゃあ、ますます江戸時代だぜ。それにしても凄い庭園だな、あの石灯篭の脇の池には、当然1匹ウン十万円の鯉がウジャウジャと泳いでいるんだろうな)
 西宮家の財力に圧倒された少年は、言葉も無く導かれるまま邸宅の奥に招き入れられる。
「冷たいものを持って来てあげるから、ちょっと待っていてね。」
 進められた座布団の厚みにさえ驚く祐二を尻目に美香が部屋を後にする。通された和室も屋敷の構えに負けない豪華な代物である。20帖近くの広さを持ち、襖には見事な装飾が施されているが、絵心の無い少年には、ただ立派な部屋と言うイメージが浮かぶだけだ。床の間に飾られた青磁の陶器や掛け軸の価値も見当がつかない。待つ程も無く美少女が戻って来た。
「はい、これ。」
 手渡されたのは、良く冷えた缶コーラであり、少年は立派な和室とコーラの強烈な違和感に思わず苦笑を浮かべる。
「何? 何か文句あるの?」
 彼の苦笑の意味を取り違えたのか、美香の言葉に険が隠る。
「いや、別に文句なんてないさ、ありがたくちょうだいするよ。」
 祐二は慌ててトップをプッシュして、冷たい炭酸飲料を咽に流し込む。美香も同様に持って来たオレンジジュースの缶に口を付けている。
「凄い家だなぁ…」
「そうね…」
 美少女は、あまり会話には乗り気で無い様だ、祐二はしかたなく、もう一度豪華な和室をゆっくりと眺める。
「ねえ…」
 美香の呼び掛けに、少年は視線を彼女に戻す。
「持ってきたんでしょ、勿体つけてないで、さっさと出しなさいよ。」
 美少女の催促に少年は、再び辺りを見回して逡巡する。
「おい、まずいよ。誰か家族の人が来たらどうするつもりなんだ?」
「平気よ、誰も居ないもの。」
 美少女は面白そうに笑いながら平然と答える。
「いないって?」
「だって、ここは私の家じゃないもの…」

当惑を深める少年を納得させる為に美香は言葉をつなぐ。
「ここはパパの実家なのよ、小学生の時までは私もここで暮らしていたけれどね。ママが仕事を初めたのを切っ掛けに転居したの、何年か前までお爺様が暮らしていたわ。でもお爺様が亡くなられてからは空家になったの。私とママはもっと交通の便の良い所のマンションで暮らしているし、パパは週末には私達のマンションに帰ってくるけれど、それ以外は大学の近くのマンションで生活しているわ。だから、ここは現在空家なのよ。」
「でも、こんなに綺麗に、掃除も行き届いて…」
「アンタ、知らないの? 最近はプロのお掃除屋さんがいるの! 屋敷の外回りは週に2回、家の中は2日に1回づつ、お掃除会社の人が入って磨き上げてくれるのよ。パパは大学を定年退職したら、ここに戻って来たいみたいで、処分していないの。でも私もママも大反対、こんな不便な所に越してくるのは真っ平よ、もっとも、パパは定年後も非常勤の名誉教授として大学に残るみたいだから、何年先の話しだかわからないけどね。」
「なるほどね、それで、こんなにでかい家なのに人の気配が無いのか。」
「今日はハウスクリーニングも来ない日だから、この家には私達しかいないの。わかったら、さっさとお土産を見せてちょうだい。」
てっきり自宅に招かれたと思い上がっていた祐二は、多少落胆したものの、美少女の家族に挨拶せずに済むことが、彼を気楽にしてくれてもいた。彼は安心すると書店の包み紙に入ったままの写真集を取り出し美香に手渡す。
「あれ?アンタ、まだ見ていないの?」
「見たよ、でも、むき出しで持ち歩く訳にも行かないさ。」
「くすくす… そうね、そうよね…」
写真集を手にした美少女は意外な行動に出る、何とその場で袋から取り出すと、紫檀のテーブルの上に広げて眺め始めたのだ。まるで、その場に少年が居ない様な振る舞いに祐二は自尊心を傷付けられる思いをする。
(まあ、男として認められていないんだろうな、じゃなきゃ俺の目の前で緊縛写真集なんて見られる訳はないさ)
食い入る様に赤い長襦袢姿の女の柔肌に荒綱が食い込む淫らな写真を見る美少女の事を、祐二は呆れながら眺めている。
(お! これは?)
夢中で写真集を見る美香は身体を屈めているから、ワンピースの胸元が地球の重力に引かれて大きく口を開けているのだ。思ったよりも遥かに豊かな胸元を見せつけられ、艶かしい光景に少年は息を飲む。
「ねえ!」
邪な眼差しを見咎められたのかと、祐二は首を竦ませるが美少女の問い掛けは違う意味を持っていた。
「この写真集をちょうだいよ。」
「え?」
「いいでしょう。これ、欲しいの。」
呆気に取られて祐二は美少女を見つめる。
「なによ、なにか都合でもわるいの? アンタなら幾らでも似た様な写真集を買えるでしよう、いいじゃない!」
「いや、俺はかまわないけれど… 西宮さんが困るだろう?」
「何で私が困るのよ?」
訝し気に美少女が口をとがらす。
「家に持って帰るわけには行かないから、おそらくこの屋敷の何処かに隠すんだろうけれど、万が一家人に見つかれば、誰の物だって騒動になるし、モノがモノだけに掃除業者に見つかれば、西宮の家の名誉にドロを塗る事にも成りかねない。お袋さんはテレビにも出ている有名人だから困るだろう。」
「業者の連中に見つかる所に隠す様な間抜けじゃ無いわ、万が一、家の誰かに見つけられてもお爺様の趣味って事で片付けるわよ。」
勝ち誇った様に美少女が答える。
「この手の本にだって、発行年度は書いてあるんだぜ、これは新作だから今年発行された緊縛写真集だ。事が露見した時に。まさか爺さんが幽霊に成って本屋でこいつを買って、この屋敷の何処かに隠したと言い張るつまりかい?」
「あ、そうか…」
些か落胆した様子の美少女が急に気の毒に成り祐二は言葉を続ける。
「だから、そういった最悪の事も考えて、絶対見つからないような場所に隠せば良いのさ、万が一見つかったら、性根を据えてとぼける事だよ。誰も西宮さんを疑りはしないだろうからね。」
祐二の言葉に力を得たのか、美少女の表情に笑みが戻る。
「アンタ、やっぱりただのデブじゃ無いわね、けっこう悪知恵が回るじゃないのよ。」
「なんだよそれ?」
「馬鹿ねぇ、誉めてあげているんじゃない。」
そう言うと、再び美香は写真集に目を戻す。おいてきぼりを喰らった少年は所在無さげに室内を見回す。
「ねえ、祐二」
暫くの間写真集に視線を落としていた美香が、顔を上げて呼び掛ける。
「何だよ?」
「アンタって、本当に度胸の無い男ね。こんな大きな屋敷で私と2人きりなのよ。おまけに私はこんなピラピラはワンピース姿なのにさ、手も握ろうとしないなんて、普通じゃないわよ。ひょっとして、アンタはホモなの?」
美少女の唇から撃ち出される毒を含んだ身勝手な言葉に、祐二は頭に血を昇らせる。
「お前、俺を誘惑しているのかよ?」
「あははは… アンタ自分が誘惑されるような男だと思っているの? すごい思い上がりだね。でも、ホモって言われて腹をたてたんだから同性愛の嗜好は無いみたいね。」
あからさまな挑発行為なのだが、悲しいかな場慣れしていない少年は、ただ、からかわれているとしか受け取れない。
「俺、帰るぜ。また他の写真集が欲しく成ったら声をかけてくれ、在庫が豊富ってわけでもないけれど、その手の本も何冊かは有るからな…」
挑発されて興奮した祐二は、その奇妙な緊張感に耐えられずに席を立つ。本当はもっと、この不可思議な美少女との会話を楽しみたいのだが、彼女の小悪魔的な妖しい雰囲気に呑み込まれ、何やら良からぬ予感に不安を覚えてしまった。オタクを気取る少年には強烈な自尊心があり、うかうかと挑発に乗って手痛いしっぺ返しを喰らう事を無意識に恐れているのだ。
「恵里子にバレたの! 」
土蔵の地下の秘密のスペースに辿り着くなり、美香の形の良い唇から憤怒の隠
った言葉が吐き出された。
「恵里子… さん? 誰だい、その人」
普段は使われていないお屋敷で合流したときから、恋人の御機嫌が斜だった理
由を明かされて佑二は当然の疑問を持った。
「恵里子さんて… 「さん」付けして呼ぶ必要はなし! 恵里子って呼び捨て
 か、頭に馬鹿を付けてウルトラバカ恵里子で上等! 根性曲がりの性悪女に
 「さん付け」なんて、もったいない! 」
怒りで眦を吊り上げながら美香は長椅子にヴイトンのバッグを放り出す。どん
なに激しく憤っていても端正な横顔は美しく、綺麗な子は何をしていても、や
っぱり綺麗なんだなと、佑二は場違いな感想を持って恋人を眺めていた。
「恵里子は私の父方の従姉妹よ」
ようやく恵里子嬢なる謎の女性の正体を知らされた佑二は、新しく勃発した問
題がやっかいに成る予感に苛まれた。彼の悪だくみにより、かろうじて丸く治
める事には成功したが、以前に教育実習生として彼と美香の前にあらわれた美
貌のレズビアンの舞子もまた、美香の親族のひとりだった。
佑二の一計にまんまとはまった同性愛主義の教育実習生は、今では男の良さを
再認識して新しい恋人と人生を謳歌している。だが、すこしばかり薬が効き過
ぎたのか? 月に1~2度はふらりとお屋敷に現れて、憤る美香を手玉にとり
つつ佑二も交えた3人でのプレイを楽しむ性豪の者と化していた。
「えっと、その恵里子さんに、何がバレたっていうんだい?」
「だから、アタシとアンタの関係よ! 」
もしもそれが本当ならば由々しき問題だ。日頃な使われていないお屋敷の土蔵
で、高校生同士としては些かどころか大いに問題のある行為に溺れている事を
、第三者に露見した時の騒動を思うと佑二は頭が痛くなって来た。
「それで、その… どこまで知られたのか、分かるかい? 」
「見られちゃったのよ、二人で一緒の所を! 」
美香は忌々しそうに言いながら、右手の拳を振り上げる。
「ほら、先週に日曜日の夕方、この屋敷を2人で一緒に出ちゃったじゃない。
 あの時に不覚にも、性悪馬鹿女に見られたの」
確かに先週の日曜日は、お昼前から密会を楽しんだ記憶がある。まだ二人が知
り合ったばかり頃は、周囲に関係が露見する事を恐れて神経質なほど警戒して
いた。お屋敷を出るときも、少し前ならば当然時間差をつけていたのだが、付
き合いが1年近くになっている今日では、もうそこまで警戒する必要を感じな
くなっていた。
美香も佑二もお互いの家から、この密会場所のお屋敷まで相当に離れているの
で、間違っても知り合いに出会す心配はいらない。それでも、さすがに二人一
緒に公共の交通機関で移動する事は憚られたので、裕福な家庭のお嬢様として
育てられて小遣いに不自由の無い美香は大通りに出てタクシーを拾い帰宅の途
に付き、一方の佑二は10分ほど歩いた先のバス停から、バスと電車を乗り継
いで自宅のある団地へと戻っていた。
だから、仮にそれが油断だとしても、二人が一緒にいるのは、お屋敷の大門の
脇の潜り戸を出たほんの一瞬の事なので、その場を見られたと言う美香の主張
に疑問を感じて少年は首を傾げていた。
「でも、なんで恵里子さん… いや、恵里子は、偶然と言っても、そんな場面
 を見れたのかなぁ? 」
「あの馬鹿女ったら、この近所へ用事があって出掛けて来て、ついでだから本
 家のお屋敷を見物するつもりでやって来たって言っていたわ。まったく、余
 計の事を思い付くんだもの、性悪女のくせに! 」
 
なるほど、最近では珍しい広大なお屋敷だから、親戚の者であれば近所に立ち
寄った折には外観だけでも眺めて帰る気にも成るだろう。不運だったのは、た
またまタイミングが合ってしまい、美香と二人で出てきた所を美香の従姉妹の
女の子に目撃されてしまったことだ。
「たまたま門から一緒に出て来ただけで、勉強を一緒にしていた学校の友人だ
 と誤魔化せないかな? 」
「恵里子はね、根性がまがっていて性悪で守銭奴で嫌味な馬鹿女だけれど、頭
 は悪くないのよ。あの女、嬉しそうに電話して来て『昼間と言っても日曜日
 に他に誰もいないハズのお屋敷で、美香ちゃんは男と二人で何をしていたの
 かな~? 』って、カマ掛けてきたの。当然とぼけたけれども、あの子『ふ
 ~ん、後ろぐらいところが無いならば、美香ちゃんのお母さまに、このお話
 をしても全然OKよね? ねえねえ美香ちゃんのお母さま、美香ちゃんが、
 あのお屋敷に日曜日の真っ昼間っから男を引っぱり込んでいるんだけれど、
 どう思われます? うふふ… な~~んてね、テレビでも評判の教育評論家
 の偉そうな母さまが、どんな顔するかしら』って、ほざきやがったわ!」
おそらくその従姉妹は美香に前から何か含むところがあったのだろう。二人が
一緒に屋敷の門から出てきたシーンを目撃しただけで、そこまでのストーリー
を練り上げる頭の回転の良さに佑二は内心で舌を捲いた。そんな恋人の思いを
他所に、美香の憤怒は膨らむばかりだ。
「あいつ『これで美香ちゃんは、アタシのパシリ決定ね。これからは何でもハ
 イハイと、アタシの言うことを利かなくちゃ。もしも、今までみたいに生意
 気な口をきいたら、アタシ美香ちゃんのお母さまに、ポロっと、お屋敷での
 密会の事、喋っちゃうかもね~~。うふふ… 今度会うのが楽しみよ』って
 、脅かすの。アッタマに来て、電話をガチャ切りしちゃったんだけれど、こ
 れってかなりマズいよねぇ… 」
お屋敷の一角にある土蔵の地下でのアブノーマルで濃密な肉の交わりまでは知
られていなのが幸いだが、もしも恵里子がべらべらと美香のお屋敷での事を密
告されたら、これからの二人の秘密の逢瀬が難しくなる事も予想された。
(さて、どうしたものかな? )
秘密のお楽しみを邪魔されたくない若者は、恋人から目を逸らすと脳味噌をフ
ル回転させて事態の打開策を模索する。
「おい、佑二! 」
「へっ? 」
不機嫌な恋人に、いきなり両手で頬を捕まえられて、力ずくで正面を向かされ
た若者は問題解決の為の思考を中断させられて面喰らう。
「あんた、今、恵里子の事を考えていたんでしょう? 」
「ああ、うん、色々とね… 」
「不潔! 破廉恥! このチン◯ン大魔王! 女ならば、誰だっていいの? 」
話が想像の斜上を突っ走る飛躍を見せたから、佑二は返す言葉が急には出て来
ない。
「いや、考えていたと言っても、それは二人の事が恵里子さんにバレた… 」
「ふん、ど~~だか? 恵里子は性悪女だけれど、美人だものね。舞姉ばかりじ
 ゃなくて、馬鹿恵里子までモノにするつもりじゃ無いの? まったく、アンタ
 って男は、本当に邪悪よね」
会ったことどころか、これまでに一度も見たことすら無く、つい数分前までは、
その存在すら知らなかった、もうひとりの従姉妹にまで嫉妬の炎を燃やす美少女
を見て、佑二は胸の中で小さく溜息を漏らす。だが、ここ1年足らずの付き合い
で、美香の思考論理体系を大まかには理解している若者は、唖然とした気持ちを
表に少しも現す事も無く、黙って憤慨のおさまらぬ彼女を抱き寄せる。
 
「あん、なによ、もう… 」
二人の濃密な関係の狭間に元レズの舞子が割り込んで来てからと言うもの、美香
は佑二との間に他の女の影が忍び寄る事に敏感であり、しかも極めて攻撃的にな
っていた。元々、舞子とは仲の悪く無い従姉妹であり、年も比較的離れている上
に男との肉の交わりの良さを確かめてからは、ちゃっかりとお金持ちの新しい恋
人まで確保していたので、年上の従姉妹が時折自分を含めて佑二にちょっかいを
出す事を容認している。
たった4年であっても、思春期真っ盛りの美香では大人の色香を身に纏った女子
大生の舞子を向うに回して戦うのは分が悪い。おまけに佑二によって急速に女と
して開発が進む身体は、舞子を含めて3人で楽しむ濃密で淫媚なプレイを受け入
れて楽しんでさえいた。それに気心の知れた舞子とコンビを組んで佑二の精を搾
り取っておけば、もう他の女に手を出す余裕も無いだろうと言う計算もあるのだ。
学校では多くの賛美者に囲まれ女王様兼アイドル扱いの美少女なのだが、周囲の
高い評価ほどには自分に自信を持てぬ美香の精一杯の悪だくみでもあった。
「女房妬くほど、亭主は持てず」の格言など知る由も無い思春期で感情が不安定
な美少女にとって、目下の最大の悩みは佑二が他の女に目移りしないかどうか? 
なのである。二人だけの逢瀬ではアブノーマルなプレイを平然とこなし被虐の悦
びを彼女の骨の髄まで刻み込む御主人様との別離など、今の美香には考えられず
、通学する学園の全ての女生徒にすら潜在的な敵意を抱いていた。
美香にとって佑二の外見的なマイナス面など考慮の端にすら引っ掛からない。さ
ほど身長が高いわけでも、とりたてて足が長いわけでも、笑顔が爽やかなわけで
も無く、最近は節制に努めている様だが、これまでの飽食の結果膨らんだ下っ腹
が急にスリムに成るわけも無いし、アブノーマルな肉の交わりの際に邪魔になる
ので眼鏡をコンタクトに改めたことで多少は緩和されたものの、いわゆるヲタク
の香りの燻る佑二にとって美香は掛け替えの無い恋人なのだが、恋する少女特有
の視界教唆症候群に罹った美香だから、佑二が何の気なしに視線の先に捉えられ
た女は瞬時に全部敵認定が下される。
自分から相談を持ちかけたにも関わらず、愛おしい男の思考が忌々しい同じ年の
従姉妹に集中すると美香の理性は瞬時に吹っ飛んだ。他愛も無いことで感情を暴
発させる恋人の扱いには、すっかりと慣れた佑二は、瞳に憤怒の炎を揺らめかせ
る美少女抱き締めると有無も言わせず唇を重ねる。ほんの少し申し訳程度に抗っ
て見せた少女だが、彼の舌先が前歯を押し退けて差し入れられると、抵抗をやめ
るだけでは無く自ら積極的に舌を絡めて来る。
(我ながら美香の扱いに慣れて来たなぁ… )
付き合い始めて最初の頃は美少女の理不尽極まりない憤激に曝されるとオロオロ
していた佑二だが、それが彼女独特の屈折した甘えであり愛情の表現だと悟ると
、おのずと最良の対応も見えて来た。静かに瞳を閉じて愛人の少年と舌を絡め合
う濃密なキスに溺れる美香の美しさは格別であり、最近の佑二は薄く目を見開き
観察する楽しみをおぼえている。
長い睫は小刻みに震え、情熱的なくちづけに夢中に成る美香の頬は見る間に上気
し紅く成る。こんなにまで近寄って、学園のアイドルと持ち上げられた美少女を
一人占めする感動は、たとえどんなに言葉を費やしてもけして美香にはわかって
もらえまい。
言葉の端々に彼の浮気を疑う台詞が混ざる美少女の根拠のない無益な嫉妬が可笑
しくて、彼女に対する愛おしさは増すばかりだ。仄かに漂う美少女の愛用のシャ
ンプーの香しさを思いっきり吸い込めば、若さ故に滾る股間を御し得ない。くち
づけを交わす美少女のお気に入りのオレンジ色のワンピースの胸元に手を置きま
さぐれば、嫌がるどころか彼女は発展途上ながらも十分にボリュームを感じさせ
る乳房をぐいぐいと彼の掌に逆に押し付けてくる始末だ。
「あふぅ… 決めた。恵里子の事は佑二に任せる」
舌を絡め唾液を啜り合う濃密なキスを終えると、目元を興奮で赤らめた美少女が
上擦った声で宣告した。
「任せるって… ? 」
「任せると言ったら、任せるの、アンタの方で適当に処理してね。まあ、ちょっ
 とくらいならばアタシも手伝ってあげるから感謝しなさい」
全面的に下駄を預けられたのを信頼の証と受け取り喜ぶべきなのか? それとも
厄介な問題を押し付けられたと嘆く方が良いのか、複雑な思いを胸に抱き当惑す
る少年の心情など気にかける事も無く、美香は学校でのボンクラな賛美者たちに
は絶対に見せない淫蕩な笑みを浮かべて見せるのだ。
「でも、まあ、大した事じゃ無いけれども、それなりに働いてもらうのだから、
 御褒美くらいはあげなきゃね」
しなやかで性悪な猫を思い起こさせる魅惑的な笑みを浮かべながら、美香は愛人
のまえにしゃがみ込む。手慣れた様子で目の前のジーパンのチャックを下げると
、十分な硬度を保った肉棒が露にされた。
「うふふ… もうこんなに固くして、本当に佑二はスケベよね」
これからの行為に期待を膨らませて瞳を爛々と輝かせた美香は、躊躇う事も無く
あっさりと愛人の少年の男根を口に含み舌を這わせる。もう何度も体験はしてい
るが、それでも自分の一物が美少女の柔らかで温かい喉咽粘膜に包まれると佑二
は余りの心地よさに呻き声を抑えられない。
「くぅぅ… 」
少年の苦悶とも歓喜とも取れる声を耳にすれば、美香の口での愛撫にもいっそう
熱が隠ると言うものだ。不意に頬を窄めて強烈に吸い上げたかと思えば、一転し
て唇と舌を使い肉茎を玩弄する巧みな性技は、とても17才の少女とは思えぬ手
練ぶりだった。
しかし、一旦マゾのスイッチが入れば、美香にとっての最大の関心事は如何にす
れば恋人を悦ばせることが出来るかの一点に絞られる。細くしなやかな指を肉棒
の根元に巻き付けて擦り上げる傍らで、唇を使い唾液まみれの亀頭を更に執拗に
舐り回す愛撫の前では、佑二が御主人様としての体面を保つのは難しい。男に尽
くすフェラチォは被虐心を疼かせることもあり、美香の口での愛撫は急速に巧み
さを増している。若い牡の悲しさでどんな時にも刺激には素直に反応して鋼鉄の
硬度を誇ってしまう肉棒にじゃれ付く美香の舌はほんの少しも休むことを知らな
い。
鈴口に滲む我慢汁を舐めとったかと思えば亀頭の鰓の後ろにもぐりこみしゃぶり
回す。顔を横に向けて勃起の青筋の浮かぶ側面に丹念に唾液を擦り付けた次の瞬
間には、指で心持ち剛直を持ち上げて裏筋を舐ってみせるのだ。愛おしい少年に
対する奉仕で自らの興奮も高めて行く美香の口での愛撫は、限界を悟った佑二が
、やや強引に美少女の顔を自分の股間から引き剥がすまで続けられた。
 
「もう、いい、美香、立って、それで後ろを向いてくれ」
「なによ、服を着たままで犯る気なの? ほんとに佑二ったらケダモノなんだ
 から」
悪態を吐きながらも美香は素直に立ち上がる、オレンジのワンピースの裾を両
手で手繰りあげた美少女は、スルスルと白のショーツを自分の手で降ろし脱ぎ
捨てた。
「ほら、犯りなさいよ! ケダモノ佑二」
愛しいサディストの要望に応じて、土蔵の秘密の地下室の白壁に手を付いた美
少女は、窮屈な姿勢で振り向き欲情の炎を燃やす瞳で佑二を見つめる。罵りの
言葉を口にはするが、積極的な振るまいからも彼女の激情の暴走具合は知れて
いた。おそらくそうだろうと当りを付けつつ、佑二は彼女の元に歩み寄りスカ
ートをまくりあげた。そして、まっ白な尻の双丘の狭間に掌を差し伸べる。
「あっ… 」
思った通り可憐な美少女の秘所は呆れる程の潤いを見せており、彼の指先が淫
裂の表面をなぞっただけで掌まで愛液が伝い落ちて来る始末だった。日頃の学
園生活では常にクラスの中心的なポジションにあり、多くの信奉者から一挙手
一投足を注目され賛美され、裏では密かに彼女の処女を守る会が発足している
美少女が、実家の土蔵の地下の秘密の小部屋で男に身を任せて、直接に触れら
れる愛撫を加えられる前にも関わらず股間をぐっしょりと濡らしているとは、
佑二以外のクラスメイトは夢にも思っていないだろう。
 
美香が処女である事を疑う事も無く、同じクラスばかりでは無く学年を横断し
て聖処女を守る事を目標とした闇の組織は、美香のボーイフレンドと成り彼女
の恋心をくすぐりそうな不逞の輩をピックアップして、その動向を監視する愚
挙に到ったとも聞く。もちろんクラスの中でも目立たず、根暗なオタク野郎と
認定された佑二には、聖処女を汚す可能性は皆無と見なされ、何の監視も干渉
も行われてはいない。本当の敵がクラスの中でノホホンとしている事も知らず
に、学園内では複数の勢力が美香の処女を守るべく神経戦や情報戦を繰り広げ
ているらしい。
(もう少し慎重に付き合わないと、恵里子さんの場合もそうだけれど、学園内
 の美香の処女を守る会の連中に、もしも真相がバレたら大騒動に成るからな
 ぁ… )
美少女の尻に差し向けた手を動かし、中指だけを泥濘と化した蜜壷に浅く埋め
てソフトなタッチでの愛撫を繰り返しながら、佑二は今後の事について悩みを
深めて行く。
「ねえ、佑二… もう… ねえったら! 」
爆発寸前の欲情を抱え込み焦れる女体を嘲笑うように、軽い刺激しか与えてく
れぬ恋人を恨めしそうに睨みながら、美香は両手を目の前の壁に付いたまま太
股を少し開いて尻を彼に向かって持ち上げる。学園の男子の九割九分九厘まで
が美少女と認める美香に、こんな媚態を見せつけられれば、ふつうの少年であ
ればとっくに白く柔らかな尻にしがみつき、性行為に及んでいるだろう。
しかし、美香ばかりでは無く、彼女の美しい従姉妹の舞子とも爛れた関係を続
けている佑二だからこそ、挿入したい気持ちをグッと堪えて、更に愛おしい奴
隷少女への指嬲に力を込めた。
「あっ… だめぇぇ… もう、マジ、ヤバイよぉぉ… 」
日頃は賛美者たちの輪の中で優美に微笑み、間違ってもお嬢様的は発言を踏み
外す事の無い美香だが、自分の弱点を知り尽くした若者の愛撫の前では深まる
脳乱を抑える事が出来ない。何度も背筋を電撃のような快美が駆け上がり、脳
髄の一番深い部分で炸裂する。中指1本でのソフトな愛撫にも関わらず、溢れ
出した愛液は筋を作り太股の内側を伝い落ちて、すでに膝にまで達しているの
だ。情けない喘ぎ声しか漏らさなくなった美少女の有り様に満足した佑二は、
ようやくマゾ的な嗜好を露にした愛する乙女の尻へと取り付く。
「ちょうだい… はやく、ねえ、ユウジ… 」
もう力が上手く入らないのか? 膝をガクガクと震わせながら美香は涙目で恋
人に訴える。この状態にまで持ち込めば、もう目の前の美少女は彼の思うがま
まだ。目の前の壁に手を付き、かろうじて身を支えている少女の尻を掴むと、
佑二は多少高さを調節して、右手で剛直を操り濡れた肉裂に先端を持って来た
。瞼を閉じて長い睫を震わせながら衝撃の瞬間を待ちわびる美香の期待を裏切
る事なく、少年は熱く滾る蜜壷へと己の雄根を突入させた。
「ひやぁぁぁぁぁぁぁぁ… 」
指嬲りで十二分に潤っていた肉壷は無理無く愛おしい男の剛直を受け入れて行
く。焦らされた女体はようやく欲情を満たしてくれる雄物を呑み込むと、幾重
にも折り重なった肉の襞が、もう二度と失うまいと挿入された男根を押し包み
まとわり付く。
「だめ… イク… あぁぁぁぁぁ… 」
予期していた通りに愛する男の一物が根元まで突き刺さり、子宮を押し潰すよ
うな圧力を感じた瞬間に美香は今日最初の絶頂への階段を一目散に駆け上がっ
た。
「美香、まだ入れたばかりだぜ、もうイッちゃったの? 」
目の前に白壁に爪を立て震えの止まらぬ身体を持て余しながら、美香は虚ろな
瞳でコクリと頷く。尻を佑二に占拠されたままの美少女の肉体の爛熟ぶりは目
覚ましく、最近では最初の強烈な一撃だけでも安易にアクメに到達してしまう。
「ゴメン、でも、まだ平気だから… もっと、もっといじめて」
自分だけでは無くて、従姉妹の舞子が加わった3Pの時でも無類のタフさを見
せる佑二の絶倫さは骨身に滲みて分かっているから、最初の絶頂の余韻に魂を
飛ばす事も無く、美香はこれからの行為に思いを巡らせて気を引き締めた。
「わかったよ、美香」
マゾの血が沸騰したのか? すっかりと従順になった美少女の尻を捕まえたま
ま、佑二は再度、律動に取りかかる。
「ひっ… ひぃぃぃぃぃ… すごい、ユウジ、あっ… あひぃ… 」
一度軽く昇りつめてしまった女体は呆れるほど簡単に燃え上がってしまう。服
を身に付けたまま、ショーツだけを脱ぎ去り愛おしい支配者に尻を預けること
で得られる快感は峻烈であり、彼女の意識は何度もホワイトアウトを繰り返し
ていた。
 
目の前の光景が歪み滲んだ次の瞬間、眩い閃光が網膜を焼き付くし意識が漆黒
の闇に転げ落ちて行く。しかし、彼女は悶絶することすら許されない。これが
限界、これ以上の刺激はないと思い意識を刈り取られるのだが、そんな哀れな
美少女を現世に引き摺り戻すのは更に大きな快楽だった。霞んだハズの意識が
電撃的な快美で一気に覚醒を強いられると、後の彼女は悦楽環状の流れの中で
、ただ魂にまで快楽を彫り込まれる哀れな肉人形と化していた。
(よし、美香もノッてきたな! )
意識を途切れさせながらも、彼女は積極的に尻をうねらせ貪欲に快楽を貪り始
める。もう論理的な思考などぶっ飛び、蜜壷を踏み荒らす男根から生まれる狂
気の愉悦だけに支配された美香は、恥じらいなど忘れて淫汁を溢れさせた。愛
おしい少年の一物を口で愛撫した行為は、彼女自身も大いに昂らせている。そ
して、待ちかねた雄根の侵入により爆発的に燃え上がった欲情は、とても抑え
きれるものでは無く、彼女は桃源郷へ通じる昇り坂を一気に駆け上がった。
「だ… め… ゆうじ、ゆうじ、ゆうじぃぃぃ… 」
コントロール不能な欲情の暴走に嘖まれて、美香は背中を逆アーチ状に反らせ
ながら何度も痙攣を繰り返す。悶絶に到る直前の妖しくも峻烈な蜜壷の蠢動に
耐えかねて、佑二も彼女の中に精を迸らせた。
 
「と、言うわけなんですよ」
小洒落たカフェテリアの一角で、佑二は声をひそめつつ悩みの概要を伝え終えた。
昼食時を少し外れた事から、お客の入りは3割程度であり彼等の周囲の席も空い
ている。少年の相談を聞き終えた美女は紅茶のカップを唇に寄せてヴィンテージ
・ダージリンの薫りを楽しみながらひと口含んだ。
「こまっているのかな~? 佑二? 」
「ええ。大いに困っていますよ、舞子さん」
その台詞とは裏腹に余り困った様子を見せぬ少年を前にして、舞子は残念そうに
微笑んだ。
「うそ、困ってなんて、いないでしょう? 」
「そんな事はありませんよ、舞子さんの御協力を頂けないと、多少面倒な事にな
 りますからね」
ある程度の裏の事情を見通している佑二の顔を、彼女は軽く睨んだ。その整った
顔だちからは、従姉妹である美香の面影が伝わってくる。いまだ開花の途中で、
ともすれば危うくも妖しい魅力を見せる美香にくらべて、盛りを迎えた女子大生
の舞子は、道行く男達が振り返らずにはいられない大人の色香を手に入れている
。このカフェに入った瞬間から、否応無しに男性客の視線を集め注目される存在
となっていたので、佑二の相談事は必然的に小声だった。
「でも、いいのかなぁ? 美香の弱味って、アタシにとっても美味しいところじ
 ゃなくて? 」
「あなたは、そうは考えないですよね。だって、舞子さんにとって、とっても楽
 で、しかも美香に大きな恩を売れるチャンスが目の前に転がっているのですか
 ら… 」
成熟した色香を漂わせる美女を見つめながら、佑二は己の想像が正しかった事を
確信して不敵に微笑んだ。
「あ~あ、面白くないなぁ、ホントにアンタって頭が良く回る子だわ。そうよ、
 恵里子はアタシのお手付きの子、いまでもたまに可愛がってあげているの」
「やっぱり、そうですか」
予想が当った事に満足しながら佑二は小さく安堵の溜息を漏らす。
「でも、なんで分かっちゃうのかなぁ? 」
舞子は不思議そうに従姉妹の恋人であり、自分にとっては愛人の少年を見つめた。
「どうしてって… 僕はまだ恵里子さんにお会いしたことはありませんが、美香
 の言葉ではけっこうな美人だそうですよね。そして、今回の件で恵美子さんは
 、僕と美香の関係を知り、想像力を膨らませて美香を脅して来ました」
物事が思い通りに進むであろう手応えを感じて、やや気持ちが落ち着いた少年は
冷めかけたコーヒーで乾いた咽を潤す。
「恵里子さんは、言うなればジョーカーを握った身なのに、切り札を最初から曝
 け出す過ちを犯していますよね。ストレートに美香に事実を語り脅しを仕掛け
 るなんで、愚の骨頂でしょう? 」
「そうね、これが佑二ならばジョーカーを握った暁には、かるく5~6個はもっ
 と攻撃力があって陰険な作戦を思い付くでしょうからね。ええ、そう、恵里子
 は馬鹿よ」
忌々しそうに舞子が頷く。
「美香も認める綺麗な従姉妹でありプライドも高く、それでいて若干思慮の足り
 ないとくれば、舞子さんにとって「美味しい従姉妹」だと考えるのは当然です
 。そして教育実習をチャンスとして美香までも毒牙に掛けた舞子さんであれば
 、美香に比べて組み易いと思われる恵里子さんを放置しておくハズも無いと考
 えた次第です」
少年の思考の道筋を明かされた舞子は、やれやれと首を振り美貌を曇らせる。
「アナタがもう少し年上ならば、絶対に美香を蹴落として略奪してやるのに。ホ
 ント、残念よ」
「冗談としても光栄です、舞子さん」
元はガチガチのレズビアン至上主義だった舞子の褒め言葉に頬を緩めて、佑二は
カップの底に僅かに残っていたコーヒーを飲み干した。
「それじゃ、行きましょう」
有無も言わさずに伝票を手にとった舞子は微笑み立ち上がる。
「えっ? 行くって、何処へですか?」
「あら、佑二くん。まさか、あなたはこんなカフェで、可哀想な恵里子をあんな
 目やこんな目に合わせる相談をするつもり? 」
たしかに美香に敵意を抱く少女を堕とす相談をするのは、彼女が学ぶ大学にほど
近いカフェは不向きであろう。しかも、男性客の注目を一身に集める舞子の存在
感は抜群で、内緒話を行うには限界があった。勘定を持つ事を主張する少年を笑
顔でいなした美女はさっさと支払いを済ませると、恐縮する佑二を引き連れて付
近の立体駐車場へ向かった。
「これって、ポルシェですよね? 」
「そうよ、でも残念ながらワタシの車じゃないの。ほら、今、付き合っているI
 T会社の社長の御曹子が、いつでも使ってくれって鍵を渡してくれているのよ」
ハンドルの横にあるパドルシフトを軽快に操作しながら、舞子はポルシェを歓楽
街へと走らせた。しっかりとした目的地がある様子の舞子の運転なので、佑二は
余計な口を挟むことなくドイツ製の高性能のスポーツカーのナビシートの居心地
を楽しんだ。やがてポルシェはネオン溢れる歓楽街の端にある、なんの変哲も無
いビルの地下駐車場に滑り込んだ。車から降りた舞子は少年を促してエレベータ
ーホールに足を踏み入れた。
「あの、舞子さん、ここは? 」
「うふふ、すぐに分かるから、もう少し我慢してね」
彼等二人以外には、まったく人の気配の感じぬホールで合点の行かぬ表情を見せ
る少年を見て、舞子は淫蕩な笑みを浮かべていた。軽やかな到着音と共に、目の
前の扉が開いたから、年上の美女に促されるまま佑二は狭い昇降機の中へと乗り
込んだ。エレベーターは何処にも停まる事なく最上階へと駆け上がる。
 
扉が開くと、そこは何の変哲も無い雑居ビルのワンフロアの様相で、無人の受け
付けのカウンターの上には幾つかの会社名が無造作に張り付けられた内線電話器
がポツンと置かれているだけだ。しかし、舞子は人気のない受け付けカウンター
を無視して、右から3番目のドアを開けると、そのまま中へと消えてしまう。多
少は面喰らいながらも佑二は、置いて行かれれても困るから足早に彼女のあとを
追い掛ける。
 
大して広くも無い部屋の片隅にはスチール製の事務机が置かれていて、壁際の机
の上には旧式なブラウン管モニター型のコンピューターが鎮座している。舞子の
手にはいつの間に取り出したのか? 一枚のカードが握られていた。彼女はコン
ピューターでは無く、ブラウン管モニターの脇に偽装されていたスリットにカー
ドを差し込む。すると、部屋の奥にあった両開き型のドアが、するすると音も無
く自動で左右に開かれたではないか! 驚く佑二を横目に舞子は開かれた扉の向
かって歩き始めた。
「いらっしゃいませ、朱雀さま」
それまでの殺風景さとはうって変わって豪奢な内装の施された空間の正面には、
大理石で組まれたカウンターがあり、中には中年の品の良い男性が笑顔を見せて
佇んでいた。
「こんにちわ、マスター。またお世話になるわね」
「オーダー通りに104号室を準備しております」
規模こそ小さいが都内でも超一流のホテルのエントランスにも引けを取らぬ豪華
絢爛な内装に圧倒されて、佑二はあんぐりと口を開けたまま周囲を何度も見回し
た。なんの変哲も無い雑居ビルの上層階に、まさかこんなものが隠されていると
は思わない少年の驚きを、マスターと呼ばれた中年男性は面白そうに眺めている。
「今夜はまた、ずいぶんと御若いお伴の方ですね」
「ええ、でも私の知るかぎりでは最高のサディストなの」
ざっくばらんにとんでもない会話を交わす二人のことを佑二は呆れて交互に見つ
めた。
「それで104号室を御所望なのですね」
マスターは納得顔で頷いた。
「ええ、そう言う事。さあ、行きましょう、佑二」
部屋がどこか分かっている彼女は先に立ち、左手の奥に通じる廊下を目指して歩
き始めた。状況がイマイチ呑み込めぬ少年は、とりあえずマスターと呼ばれた男
に軽く会釈してから、舞子の後を追い掛ける。
「舞子さん、ここって? 何ですか? 」
「そうねぇ、ちょっとだけ高級な会員制のラブホテルと考えれば、まあ、間違い
 はないわね」
御上品とは言えないネオンを煌々とさせ、幹線道路沿いに乱立していると言うイ
メージが強いラブホテルと、この場所とのギャップに苦しみながら、彼は美女の
後ろに続いて歩いて行く。
 
「ここよ」
最初にこのフロアに入った時と同様に部屋の扉の前に立った舞子は、右側の壁に
あるインターホンの下のスリットにカードを差し込んだ。カチャっと言う音で施
錠が解かれた事を知った美女は、金鍍金も眩いドアノブを掴み飾りドアを押し開
く。
(うわぁ! こりゃ、また… )
美女に続いて部屋の中に足を踏み入れた佑二は、さっきとは別の意味で唖然とな
り思わず辺を見回した。部屋の左奥には猛獣が暴れても平気なように思えるがっ
しりとした檻が設えられているし、檻の脇の壁には黄金鍍金の十字架が埋め込ま
れていた。
その十字架が単なる悪趣味な装飾で無い証明は、両手と両足、そして首と腰の部
分に哀れな獲物を拘束するための皮製のベルトが用意されているのだ。しかも、
他の調度がピカピカに磨き上げられているのに、十字架から垂れ下がった皮ベル
トだけは、汗か他の体液か判別の難しい滲みが浮き出ていた。そこから右に首を
振れば、硝子張りで中が丸見えのトイレと風呂が目に飛び込んでくる。
風呂の洗い場やトイレの便器近くには幾つもの鉄の鎖が天井から垂れ下がり、風
呂のシャワーの脇にも黄金鍍金の十字架が設置されているのだ。また、部屋の中
央に置かれた巨大なベッドも尋常では無く、風呂と同じように天井から鎖が幾つ
も垂れていて、先端は皮のベルトが装着されている。
また、ベッドの四隅にからも銀色に輝く鎖が伸びていて、もしも獲物を大の字に
拘束したいと思えば、簡単に希望をかなえられる仕組みとなっていた。しかし、
もっとも佑二の目を引き付けたのは部屋の左側に鎮座している、一見すると産婦
人科で使われる診療台を模した拘束具だった。
大きく股を開いた姿勢で両方の脚を固定できる器具が診療台ともっとも異なる点
は、そこに寝そべった女性の両手両足、そして腰まで縛り付ける事が可能な皮ベ
ルトの存在だ。いったん股を開き拘束された女性は身動きひとつ取れぬまま、獣
に貪り喰われて凌辱の限りを尽くされる事に成るであろう。
「どう? 気に入って、佑二? 」
「吃驚しましたよ、本当にね」
もう一度辺を見回してから少年は呆れたように溜息を漏らした。
「うふふ、ここは会員制のラブホテルなの。ほら、その手の趣味を持つ紳士淑女
 達は、欲望を発散させるのが、とっても難しいじゃない。美香の実家の土蔵の
 地下みたいな設備を個人で整えるのは難しいし、万が一にも自宅や別荘にそん
 な設備をもっていることが世間に知れたら困る立場の人は意外に多いのよ」
眩い照明を照り返して金色に鈍く光る十字架を撫でながら、舞子は目を輝かせる。
「そんな紳士や淑女たちをターゲットにしたのが、この会員制の高級ラブホテル
 って言うわけ。噂では何人かのSM好きの好色な大金持ちが手を組んで運営し
 ているらしいけれど、そんなのどうでも良い事だわ。私達にはありがたい設備
 でしょ」
「それで朱雀なんて徒名で呼ばれているのですか? 」
受け付けで小耳に挟んだ会話の謎が解けたから、佑二は満足げに頷く。
「ええ、ここを利用するお客は、それなりに社会的な地位の高い人が多いので、
 全員が本名では無くて、ニックネームで呼び合うのよ。身分に関してはカード
 が証明してくれるから問題は無いみたい」
黄金鍍金の十字架を摩りながら、舞子は欲情を隠そうともしていない。
「でも、恵里子さんに関する問題を話し合うには、些か剣呑な場所じゃありませ
 んか?」
わざと恍ける佑二を見つめる美女の目が和み、真っ赤なルージュが艶かしい唇の
端がキュっと持ち上がる。
「だって、恵里子の件なんて、佑二の頭の中でとっくに作戦は出来ているのでし
 ょ? 別に私を話し合う事なんて何にもないじゃない。それよりも、アナタと
 美香の安泰の為に、多少なりとも骨を折るのだから、前もって少しばかりの御
 褒美を貰うのは当然だわ」
これから、この特殊な部屋で繰り広げられるハズの行為への期待から、瞳を爛々
と輝かせた美女はイヤリングに続いてネックレスを外すと、次いで薄い黄色のブ
ラウスのボタンも手早く外して行く。
(やれやれ、勘の鋭い美香にバレないようにしないと、何を言われるかわからな
 いからなぁ… )
ミニスカートを降ろしたあとでパンストを丸めながら脱ぐ美女を目の前にして、
佑二も覚悟を決めた。
 
「実はこの前ここに、IT企業の御曹子を連れ込んだのよ。でも駄目だった、アイ
 ツったら顔を引き攣らせてドン引きなのよ。それでも軽いSMプレイの真似事を
 ヤルにはヤッタけれど、結局最後は正常位でふつうのセックスだもの。苛々した
 わ~」
金持ちの御曹子は舞子に首っ丈で、彼女の歓心を得る為ならば金に糸目を付ける事
は無い素直で正直なボンボンに対して舞子も憎からず思う気持ちはあるのだが、如
何せん、セックスに対する貪欲さにかける御曹子の相手は、彼女を大いに苛立たせ
ている。その欲情の狭間を埋めるのが、愛人だと強弁する佑二とのプレイだった。
「美香ちゃん抜きなんて、久しぶりね。御褒美の前渡しなんだから、たっぷりと楽
 しませてもらうわよ」
瞬く間に全裸と成った美女は佑二の前に跪き、Gパンのベルトを外しにかかる。も
どかしげに彼のズボンとトランクスを引き摺り降ろした舞子は、まだ勢いの無い男
根を捕まえると厳しい視線を若い愛人に向けた。
「なによ、人のヌードを見ているのに、この有り様は無いでしょ? まったく、失
 礼な奴よね」
しかし、怒りの言葉がポーズに過ぎないことは、真っ赤なルージュが艶っぽい美女
の唇が勃起途上の男根を含んだことで証明されている。舌を絡めて刺激を与えれば
見る見るうちに口の中で硬度を増して行く雄物の感触は、早くも舞子を陶然とさせ
ていた。久々にマゾの血を滾らせる美女は、わざと咳き込むくらいまで雄大な一物
を深く含み、頬を窄めて吸い上げた。
(ああ、これ、これよ… この固さ、このカリの高さ、この大きさ、まったく美香
 に一人占めなんてさせないんだから)
一旦亀頭近くまで唾液塗れの男根を吐き出した美女は、唇を巧みに使い張り出した
傘のカリの部分をやわやわと刺激する。佑二の年齢の少年であれば、おそらくこの
程度のフェラチオでも、あっと言うまに噴き上げてしまうだろう。
しかし、昂る舞子と同じ様にマゾの血を滾らせ持て余す美少女との濃密な肉交に慣
れた佑二は身震いするような快美を、表向きは平然と受け流して年上の美女に好き
な様に振舞わせている。そんな佑二の素っ気無い態度を頼もしく思いながら、舞子
は増々口での奉仕にのめり込んだ。
「もうフェラは十分ですから、立って下さい舞子さん」
久々に愛人の噴き出す精液の嚥下を望んでいた美女は最初はイヤイヤと首を横に振
るが、再度佑二に促されると、それ以上抗う事は無かった。
「さあ、その台の上に乗って下さい」
婦人科の診療台擬を指差す年下の愛人の命令に、こんどは舞子も素直に従う。彼の
手をかりて窪んだ座席に尻を落ち着けると、次いで佑二は両方の脚をベルトで所定
の場所に拘束した。これで仰向けのまま股を閉じるに閉じられなくなった美女はさ
すがに羞恥で頬を赤く染めているが、そんな美しい愛人の恥じらいを楽しみながら
、佑二は両手に続いて細い腰までもベルトを使って固定した。
「さすがに、これは恥ずかしいわ」
「まだまだ、だって、ほら、この下にあるハンドルを回すと… 」
台座の下に取り付けられたハンドルを勢い良く佑二が回すと、彼女の両方の脚を固
定していた金属の部品がギシギシと音を立てて左右に別れて行くではないか。黒く
塗られた金属製の器具に固定された両脚は、彼女の意志をまったく無視して左右に
大きく引きはだけられてしまう。
「いやぁぁ… だめよ、見ないで、ああ、恥ずかしい… 」
嫌がって顔を左右に振りながら悲鳴を上げる美しい獲物を前にすると、さすがの佑
二も胸の高まりを抑え切れない。
(よし、よい機会だ、試してみるか)
彼はいったん淫らな器具に固定した全裸の美女から離れると、さまざまな責め具が
納められた飾り棚に歩み寄る。硝子装飾も美しい飾り棚の扉を開けて彼が目を付け
たのは乗馬用に皮製のしなやかな鞭だった。ヒュンと鋭い風切り音を耳にした舞子
は、拘束された不自由な体勢で無理して身を起こす。
「まさか、そんなモノを使うつもりなの? 嫌よ、やめて痛いのは嫌! 」
怯える瞳を向ける美女の目の前で、佑二は2度3度とスナップを使い、鞭の感触を
確かめた。
(美香の実家の土蔵の地下においてあった鞭とサイズは一緒だけれど、こっちの方
 が少し軽いかな? その点さえ気をつければ扱に問題は無いだろう)
いつの日にか恋人の美少女にも用いる事を想定して、密かに鞭使いの修練を重ねて
きた佑二の手捌きは優美にして残酷だから、拘束された哀れな獲物は、鞭が鋭く振
るわれる度に耳を突く風切り音に怯えを募らせた。
「やめて、佑二、おねがい、鞭はいや、鞭は… きゃぁぁぁぁぁ… 」
彼女の足元に戻ってきた残酷なサディストは、美女の哀願など無視して、なんとい
きなり大きく開かれた股めがけて、皮製の乗馬鞭を振るったのだ。その先端は彼女
のクリトリスを正確に捉えていた。敏感な陰核にたいする無情な一撃は、舞子を瞬
時に脳乱に陥れた。
 
(うん、うまく行った)
日頃の練習の成果があり彼の操る鞭の先端は、目標に定めた肉芽に触れるか触れな
いか微妙な動きを見せたのだが、ほんの少し触れたのであろう、舞子は拘束された
裸身を大きく揺らして悲鳴を張り上げた。しかし、軽微な打撃が与えるのが苦痛の
みでは無い事は、暴虐に曝されたクリトリスの下で咲き誇る肉の花弁から、愛液が
溢れて滴り落ちたことで証明されている。
「どうですか? 鞭の味は? 」
衝撃が大きかったのか? 舞子は虚ろな瞳を彼に向けると、首を力無く横に振るば
かりだ。ショックから立ち直れない美女の股間に佑二は指を這わせて、ヌルヌルに
なった肉の裂け目を優しく愛撫する。
「あっ… あぁぁぁ… 」
生まれて初めてのむち打ち体験から正常な思考がぶっ飛んだ美女は、一転してほど
こされた優しい愛撫に反応して蕩けそうな声を上げた。このまま指での愛撫が続く
ものと期待する美女の油断を見透かしたように、佑二は手を引っ込めると、再びス
ナップを利かせて鞭を振るう。
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」
やはり触れるか触れないか程度の軽い打撃なのだが、それでも愛撫によって勃起し
た肉芽に正確に打ち込まれた鞭での衝撃は、婦人科の診察台を模した恥ずかしい器
具に拘束中の舞子を号泣させる。こうして2度3度と指嬲りの合間にクリトリスを
狙っての鞭打ちを繰り返すと、舞子の肉芽はさすがに赤く腫れ上がり、恥毛の下で
パックリと口を開いた肉の裂け目からは、呆れる程に大量の淫汁が溢れ出して滴り
落ちて床をぐっしょりと濡らす始末だ。
「なんでも、します。言う事を聞きますから、もう、鞭は… 鞭だけは許してぇぇ
 ぇ… 」
「鞭は嫌いですか? 舞子さん?」
涙と涎で化粧の剥げかかった美女の顔を覗き込みながら、佑二は彼女の目の前で鞭
の先端を上下させた。
「鞭はだめ、頭がヘンになるの。これ以上、鞭打ちを続けられたら、わたし、本当
 に気が狂うかもしれない」
「へえ… それじゃ、たとえばこんな風にされたら? 」
それまでは、わざと力を込めずに刺激を与える事だけに主眼を置いて鞭を振るって
いた少年は、始めて、ほんの少しだけ強い打撃を赤く染まった肉芽に繰り出した。
「ひぃ… 」
なんども繰り返された暴虐の末の強打だったから、その衝撃は凄まじく、舞子は拘
束された診察台擬の上で裸身を大きく痙攣させた末に、そのまま悶絶してしまった。
 
 
大人二人ならば十分な広さの風呂の浴槽の縁に腰掛けた佑二の股間には、むち打ち
を喰らって魂まで痺れさせられた美女が顔を埋めている。ようやく拘束から解き放
たれた舞子は快感の余韻に酔い痴れながら、愛おしいサディストの雄物に対する口
での奉仕に勤しんでいた。
「どうだった? 鞭を使われた感想は? 」
微笑みを浮かべて問い質す年下のサディストの質問に、彼女は素直に返事をする。
「駄目です、あれは、危険すぎます。もしも、あのまま鞭打ちを続けられたら、舞
 子は本当に気が狂ってしまったかもしれません。あんな恥ずかしいところを打ち
 据えられたら、なにも考えられないのです」
経験の無い深い脳乱に見舞われた美女は、拘束された上で成された鞭打ちに本能的
な怯えを感じていた。あまりに峻烈な刺激の連続は、それが苦痛なのか快美なのか
の判断もあやふやに成り意識は散り散りに弾け飛ぶ。これまでに体験した事の無い
感覚に溺れた美女は、改めて女の性の強欲さに驚き、見知らぬ世界へ通じる扉をこ
じ開けてくれた佑二に感謝の念を抱きながら再び口での愛撫に取りかかった。
 
 
 
 
「お姉様、実はお姉様だけにお知らせしたい、とびっきりの大・大・大ニュースが
 あるんです」
待ち合わせの喫茶店に喜色満面の笑みを浮かべながら飛び込んで来た少女は、ウエ
イトレスが注文を承り席を離れるのを今や遅しと待ちかねた風情で、身体を前に倒
して小声で語りかけて来た。このところはIT企業の社長の御曹子とのデートや、
その御曹子とのもの足りぬセックスの埋め合わせた為に、土蔵の地下で美香と佑二
が繰り広げる肉遊戯に乱入したりと忙しかったことから、会いたいとの連絡を受け
ても放置しがちだった少女は、久々の舞子からの呼び出しに有頂天だ。そして案の
定、胸の中に秘密を仕舞い切れずにいるらしい。
「まあ、落ち着きなさいよ、恵里子ちゃん。お水でも飲んで、一息吐きなさい」
「でも、このお話を聞いたら、きっと舞子お姉様だって驚きますわよ」
目の前の少女にとっては仰天の新事実かも知れないが、前もって佑二から事の成り
行きを聞かされていた舞子は、息せき切って目撃談を語るレズの相手の興奮が可笑
しくて、笑いを堪えるのに苦労していた。
「あの2人、怪しいですわ。絶対になにかあると思います。だって、日曜日の昼間
 に誰も住んでいないお屋敷に、二人だけで居たなんて絶対に変ですわ」
「相手の男はどんな奴だった? 」
「それが、なんだか印象にも残らない平凡な… そうそう、デブでしたわよ。まあ
 、美香にはお似合いの冴えない男だったような気がします」
佑二の事を腐された時に舞子の眼差しに瞬間的に怒りが走るが、憎き従姉妹の秘密
を握ったことで有頂天の恵里子は気付く事なく話し続ける。
「お屋敷を出たあとの二人は、わざわざ別の方角に歩いて行ってしまいましたが、
 あれも良く考えれば偽装工作ですわ。ええ、絶対にあの二人、お屋敷の中で、う
 ふふふ… お姉様は、どう思われます? 」
「もちろん、あなたの考えている通りでしょうね。なにしろ、あのお屋敷の土蔵の
 地下にはねぇ… ほら、あんな設備が… 」
自分の意見を肯定して貰った歓びも束の間、お屋敷の中の土蔵の件をもちだされた
恵里子は怪訝そうな顔で年上の美女を見つめた。
「あの、土蔵って、なんの事ですの舞子お姉様」
「あら、恵里子は知らないの? まあ、子供に話すような事では無いわよね。でも
 美香ちゃんは知っていたに」
同じ年の従姉妹をライバル視して、なにかと食って掛かっては強烈なしっぺ返しを
喰らい続けて来た恵里子だから、彼女の知らないお屋敷の秘密を年上の舞子と美香
が共有している事実は許しがたいのであろう、それまでの上機嫌は吹き飛び、怒り
に震えて青ざめて行く。
「教えて下さいお姉様、あのお屋敷の土蔵の地下には、いったい何があるのですか? 」
「知りたい? 恵里子ちゃん? でも、あなたには、まだ早いんじゃないかしら? 」
心から愛おしく思う年上の美女から、よりによって不倶戴天の敵と見定めた美香よ
りも軽んじられたと感じた少女は身を乗り出して、つかみ掛からん風情で舞子に詰
め寄る。
「舞子お姉様、美香が知っていてワタクシには教えられない秘密って、なんの事な
 の? 二人で私を馬鹿にするなんて! ひどい! 」
気品溢れる年上の美女の前で、日頃は使い慣れぬお嬢様言葉を苦労して操っていた
恵里子だが、興奮の余り、ついつい台詞も乱雑化した。
「別に恵里子を仲間はずれにしたわけじゃ無いわよ。知っている人は知っている、
 知らない人は知らない、ただ、それだけの事なのに… 美香は知っていて、恵里
 子は知らないだけの事だわ」
敬愛してやまない年上の美女から子供扱いされたと思い込んだ恵里子の眦は吊り上
がり、ピンクのルージュで彩られた唇は屈辱の深さを現すように細かく震えている。
「いったい、あのお屋敷の土蔵に、何があるのですか? 教えて下さい、舞子お姉
 様! 」
「それが、こんな場所でお話するような事じゃ無くてよ、恵里子。もしもその気が
 あるならば、これからお屋敷に行って、自分の目で確かめるといいわ。もちろん
 私も一緒に行ってあげる。ねえ、どうする? 」
これまでの煽りの効果には確信があるが、それでも作戦の第一関門を迎えたことで
舞子は緊張を隠す為に微笑んだ。
「ええ、お姉様、ぜひお屋敷へ連れて行って下さい」
(さすが、佑二ね。会った事も無い小娘の心理なんて、あっさり読み切っちゃうん
 だもの)
黒幕の目論みがまんまとはまった事を心の中でほくそ笑みながら、舞子は素知らぬ
ふりを貫きあさはかな従姉妹を地獄の一丁目へと誘った。
 
「こちら側から、お屋敷に入るのは初めてですわ」
目立たぬように設えられた裏門から無人の屋敷に入った恵里子は、もの珍しげに辺
を見回しながら、なんの不信感も抱く事なく年上の美しい従姉妹のあとに従って行
く。もしも、偶然にまた美香と正体不明の男と出会したらとも考えたが、舞子が一
緒にいれば安心だし、それこそ敬愛する年上の美女と二人で美香達の破廉恥な現場
を押さえて、これまでの屈辱を晴らすチャンスだと心の中で舌舐めずりする始末だ
った。舞子の案内に従い手入れの行き届いた日本庭園を回り込み、彼女は噂の土蔵
の前まで辿り着いた。
「さあ、到着よ」
セカンドバックの中から時代を感じさせる大きな鉄製の鍵を取り出した舞子は、手
慣れた様子で重厚な扉の施錠を解く。すこし深く考える習慣があれば、まず舞子が
何故、こんなにも本家のお屋敷の事情に詳しいのか? そして秘密の隠された土蔵
の鍵まで持っているのか? おかしいと思う点は数多いだろう。
しかし、年上の美しい従姉妹に心酔する恵里子は、まさか彼女が自分を陥れる事は
無いと迂闊にも信じきっていた。だから、舞子が壁際のタンスに隠されたからくり
のスイッチを操作して、土蔵の奥に設けられた地下階段の秘密の入り口を開いて見
せた時にも、なんの疑念を抱くことも無く、ただ驚いて目を見開くばかりだった。
「こっちよ、降りていらっしゃい」
最初に佑二が招かれた時には、裸電球が垂れ下がって侘びしさすら感じた地下への
通路だが、マメなサディストが少し手を入れたおかげで、今では蛍光灯の明かりも
眩しく、細く急な階段を踏み外す心配は無くなっている。
「お姉様、ここは、いったい何なのですか? 」
「百分は一見にしかず、とにかく降りて来なさいよ」
さっさと狭い階段を降りて行く舞子の後ろを、少女は心配そうな表情で付いて行く
。この期に及んでもまだ恵里子の年上の従姉妹に対する信頼は絶大なのだが、想像
を大きく上回る土蔵の地下の異様な雰囲気が彼女の不安を膨らませていた。
「ほら、こっちの扉を開けてごらんなさい、中には面白いものが一杯なんだから」
促されるままに合板製のどす黒い引き戸を開けると、中の光景を一瞥した少女は入
り口で立ち竦む。
「お姉様、これって… 」
「面白いでしょ、本家のお屋敷の土蔵の地下に、本格的なSMプレイを楽しむ秘密
 の場所があるなんて、誰も想像しないもの」
天井から釣り下がる銀鍍金製の拘束用の鎖や、皮のベルトがいたるところに巻き付
けられたスチール製のベッド、多くの男性器を象った淫具が所狭しと並べられた棚
等、ここがいったい何の為に秘密にされているのか、一目瞭然の地下室に足を踏み
入れた恵里子は、目を爛々と輝かせて尊敬する年上の美女を振り返った。
「間違いありませんわ! 美香の奴、こんな場所に男を引っぱり込んで… ああ、
 いやらしい」
天敵とまで思い定めていた生意気な同年の美しい従姉妹の決定的な弱味を握ったと
信じた恵里子は太々しい勝利者の微笑みを浮かべながら、秘密の地下室の中を物色
する。棚に並べられた数種類のバイブをしげしげと眺めたり、天井から垂れている
銀色の鎖をジャラジャラと音を立てて弄ぶ姿は自信に溢れていて、憎っき従姉妹を
、どんな風に懲らしめようか思案していた。
(うふふふふ… これであの子もお終いね。散々にいたぶって奴隷扱いしたあとで
 、あの厳しそうなお母さまに、この場所へ男を引き込んでいた事実をバラしてあ
 げるわ)
心の中で勝利の凱歌に浸る少女の背後に、舞子は静かに歩み寄る。
「ねえ、ここを美香ちゃん達だけに占有されるのは面白くないわよね」
背後から抱きすくめられて耳もとで甘く囁かれた恵里子は、ゾクっと細みの身体を
震わせる。
「あん、お姉様ったら… 」
(そうよね、こんな楽しい場所を美香たちだけに独占させるなんて許せない。確か
 にあの子は本家のお嬢様だけれども、だからと言って、何もかもがあの高慢ちき
 な馬鹿女のモノってわけじゃ無いわ)
これまで何をやっても勝てなかった美しい従姉妹への嫉妬心を滾らせて来た恵里子
は、逆転勝利を確信した奢りから年上の美女の誘いの台詞に素直に頷く。
「それじゃ、服を脱ぎましょう。たっぷりと可愛がってあげるわね、エリちゃん」
「はい、お姉様」
秘密の地下室の淫蕩な雰囲気に当てられた少女は、舞子に促されると素直に身に付
けたものを脱ぎ始めた。率先して舞子が全裸を曝したことから、僅かに逡巡を見せ
たものの恵里子もショーツとブラを脱ぎ捨てる。
「ほら、エリちゃん、こっちにいらっしゃい」
佑二の命名した「責め馬」と呼ばれる長椅子は、マメなサディストの手で日々機能
に改造が加えられており、長椅子の脇に複雑に組わされた鉄パイプが無気味な雰囲
気を醸し出していた。もしも見るべき人が見れば、それが産婦人科の診療台的な機
能を加味されている事を看破したであろう。そう… 舞子に連れられて足を踏み入
れた会員制の高級ラブホテルで目にした、あの器具の機能を佑二はホームグラウン
ドである土蔵の地下室に、そっくり真似て造り上げていた。
「さあ、この長椅子に仰向けに寝るの。それから両方の脚を両脇の台の上に乗せな
 さい」
命令に従い長椅子の上に寝そべった恵里子だが、左右の脇に設置された台に足を乗
せると大きく股を開き恥部を舞子に曝け出す事になるから、そこから先はモジモジ
して動けない。
「ああ、お姉様、そんな事、恥ずかしくて出来ません」
「うふふ、可愛い子ね。恥ずかしいならば手伝ってあげる」
真っ赤になった顔をふさいでいた少女の両手を引き剥がして、長椅子の脚から延び
た皮のバンドで固定した舞子は、次いで腰の部分もベルト椅子に縛り付けた。
「さあ、これでエリちゃんは逃げられないわよ。覚悟しなさい」
上半身をがっちりと固定された少女に引導を渡すべく、舞子は拘束された少女の下
半身の方に回り込む。最後の抗いを見せる太股に油断を誘うキスの雨を振らせたあ
とで、唾液の光る白く細い脚を左右に広げた状態で首尾良く固定させる事に成功し
た。
「お姉様、おねがい、見ないで、恥ずかしい… 」
「エリちゃんて、本当に可愛い子ね」
何もかもが、黒幕である年下の愛人の思惑通りに進んだ事を多少呆れながら、僅か
に裏切ったレズ相手に哀れみを覚えた舞子は、淫らな器具によりしっかりと拘束さ
れた恵里子の股間に顔を近付ける。これからやってくるであろう甘く切ない時間へ
の期待からなのか? まだ五分咲きと言った風情の桃色の肉襞の綻びは、既にジュ
クジュクと淫蜜を染み出して来ている。マネキュアの光る細い指先を差し伸べた舞
子は、過去のレズプレイで何度も愛撫を繰り返して来た可愛い従姉妹の濡れた肉唇
を器用に左右に選り分ける。
「あっ… 」
もの欲しげに蠢く肉壷に中指をそっと沈み込ませた舞子は、膣口の中を繊細なタッ
チで掻き混ぜた。親指を使って未発達なクリトリスを嬲りつつ、中指で膣内の天井
付近を擦ってやれば、もう恵里子の興奮は頂点付近まで舞い上がっていた。
「お姉様ぁぁ、あっ… きもちいい… 」
拘束された事で新鮮な快感を味わう少女の艶っぽい喘ぎ声は舞子に本来の加虐癖を
思い出させる。過去の惨い体験から男性に対する偏見を持ち、靡く百合志望の女は
片っ端からレズの道へと引き込んで幾つもの可憐な花弁を貪って来た妖女は、これ
から恵里子が味わう地獄の快美を想像しながら哀れな獲物の股間に顔を埋めて行く。
「きゃぁぁぁぁ… 」
舌の先で敏感な肉芽を舐られた恵里子は、がっちりと拘束された不自由な裸身をビ
クッっと震わせた。
「お姉様、そこ、だめ、感じすぎちゃう… きゃぁぁ… 」
溢れ出す淫汁が顔を濡らすのもかまわずに、舞子の舌先は執拗に年下の哀れな従姉
妹の敏感な肉芽を追い回す。舌を窄めて先を尖らせ突き回したかと思えば、一転し
てペロペロと舐り回す愛撫の前では、恵里子は甘い悲鳴を奏でる柔らかな肉楽器に
過ぎない。何度か軽いアクメに到達した挙げ句に、艶っぽい悲鳴も途切れがちに成
った頃を見計らい、舞子は獲物の股間からようやく美しい顔を持ち上げた。拘束さ
れたままの恵里子から離れて壁際の棚に歩み寄った美女は、凄絶な笑みを浮かべな
がら男性器を象った淫具を手にとる。
「ほ~た、これが何かわかる? エリちゃん」
彼女の巧みな舌使いに追い上げられて瞳を虚ろにした少女の頬を、舞子は手にした
バイブで優しく小突く。
「うふふ、あなたの処女をちょうだいね。このバイブであなたを大人にしてあげる」
とんでもない舞子の宣言だが、すでに彼女の虜と化していた年下の従姉妹は抗うこ
ともなく素直に頷いた。
「お姉様、お姉様に恵里子の処女を捧げます、だから、優しくして下さい」
敬愛してやまない年上の美女に健気にも処女を捧げる決意をした恵里子だったが、
その期待は見事に、そして無惨に裏切られた。
 
「でもね、エリちゃん。それが無理なのよ。御免ね」
彼女の冷ややかな台詞に驚く年下の従姉妹を拘束台の上に置き去りにした舞子は、
棚にバイブを戻すと、ゆっくりと廊下に通じる扉に歩み寄る。
「おまたせ、佑二、それに美香ちゃん」
彼女の台詞を待ちかねた様に、永遠のライバルと見定めていた美香が地下室に乗り
込んで来たから恵里子は茫然自失に陥った。
 
「ふっ、不様ね。それに、何が『お姉様に処女を捧げます~』よ、だいたい、まだ
 処女だったなんて、ほんとうに愚図な女ね、恵里子は」
つい数分まえまでは完全な勝利を疑う事も無かったから、土俵際でみごとにうっち
ゃりを喰らった恵里子のショックは大きかった。
「いやぁぁ! 見ないで! お姉様、たすけて、なんで? なんで美香がここにい
 るのよ! 」
かろうじてファーストインパクトを乗り越えた恵里子は、羞恥で頬を赤く染めなが
ら力一杯に暴れ回るが、これある事も予想して佑二が組み上げた淫らな器具はガシ
ャガシャと耳障りな音を立てて揺れるものの、全裸の少女から自由を奪い去ったま
まだった。
「でていけ! みんなでていけ~~! 出て行かないと、ぶっ殺すぞ! 」
気が動転した恵里子は可憐な少女の仮面を脱ぎ捨てて、地下室に闖入して来た新手
の二人を睨み付けた。同じ年齢の美しい少女たちが視線をぶつけ合い火花を散らす
傍らで、舞子は棚から年期の入った乗馬用の鞭を手に取り、そっと佑二に手渡した。
「睨み合いはそれぐらいで終わりにしてほしいな、そこを退いて場所を開けてくれ
 よ美香」
それまでは完全に脇役に追いやられていた少年は、逆転勝利に酔いしれる恋人を押
し退けて恵里子の前に歩み出た。視線で人を刺す事が出来るならば、間違いなく佑
二の心臓を刺し貫いたであろう恵里子の逆上し吊り上がった目を見つめながら、少
年は静かに話し掛けた。
「君には何の怨みも含むところも無いが、美香と僕との関係を世間や親族に言いふ
 らされても困るんだ。だから、気の毒だけれども口封じさせてもらうよ」
手にした乗馬用の鞭を撓らせて感触を確かめながら佑二が言い放つ。不意に目の前
に現れた少年の台詞を聞いて恵里子の怒りが爆発した。
「お姉様! これはいったい、どう言うことなの? なんで私を裏切って、美香な
 んかの肩を持つのよ? 」
拘束された不自由な体勢の少女は、精一杯に首を捻って味方と信じていた年上の美
女を睨み付けた。
「ごめ~~~ん、正直に言えば美香ちゃんなんて、ど~でもいいんだけれども、こ
 の男の子、美香ちゃんの恋人の佑二くんは、アタシにとっては愛人なのよ。だか
 ら美香ちゃんの秘密がバレると、アタシの愛人の佑二まで迷惑するから、あなた
 を裏切っちゃった」
それとなく自分こそ佑二の愛人だと念を押す舞子を、美香は冷ややかな目で睨んで
いた。
「だからと言って、こんなのひどい! お姉様、たすけて! あっ… 」
再び暴れる気配を見せた拘束された少女の股間に向かって、佑二の手にした鞭が風
を切った。
「… 」
既に舞子の手で舐り回されていた肉芽を正確に捉えた鞭の一撃により、恵里子は悲
鳴すら張り上げる事も出来ずに拘束された裸身をビクっと跳ね上げた。脳天まで突
き抜け打撃によるショックの凄まじさは、革のベルトが引き千切れそうに成るほど
派手に震えた恵里子の有り様から想像が付いた。最初の一発で悶絶に到った従姉妹
の崩壊ぶりにショックを受けたのか、勝利者であるハズの美香の顔からも血の気が
引いていた。
「うふふ、凄いでしょ? 佑二の鞭、あれって、たまらないのよ」
万事心得た風情の舞子は美香の耳もとで意味ありげな台詞を囁いてから、ふたたび
大股開きの姿勢で拘束された哀れな獲物の元に歩み寄り、佑二に向かってウインク
した後で恵里子の股間に顔を埋めた。
 
「あっ… やめて、はぁぁぁぁぁ… 」
年上の美しい従姉妹の巧みな舌での愛撫により、鞭打ちのショックから立ち直った
恵里子が、混乱しながらも艶っぽい声を漏らして啜り泣く。しばらくは舞子の好き
にさせておいた佑二だが、哀れな獲物の嬌声が手放しになってくるのを見計らい、
舞子を脇に押し退ける。
ピシ!
鋭い風切り音の後で肉を打つ音が地下室に鳴り響くと、拘束された少女は前回より
も激しく裸身を痙攣させて意識を失った。すると、今度は舞子に任せる事なく佑二
が自分で恵里子の股間に手を延ばし、泥濘と化した蜜壷を嬲り始めたのだ。お役御
免と成った舞子は、自分の恋人が残酷なサディストとして磨きの掛かった光景を見
せつけられて青ざめる美香の元に歩み寄る。
「すごいでしょ? アナタの恋人。あの鞭は正確にクリトリスを叩いてくるの。あ
 の年齢であんな風に鞭を使える男の子なんて、そうザラにはいないわよ」
「なんで、そんな事を知っているの? まさか舞姉、佑二の鞭の経験者? 」
自分を差置いて佑二の鞭の洗礼を受けたかも知れない年上の美女を、美香は怒りを
込めて睨み付けた。
「さ~、どうかしら? なにしろ美香ちゃんは佑二の恋人だけれども、アタシは彼
 の愛人だもの。ひょっとすると、ひょっとしたかもね? 」
二人が戯れ合う様な会話を交わす間にも、佑二は手に入れた可愛い獲物を責め続け
る。わけの分からなくなった少女の混乱に付け込み、指での執拗な愛撫で喘がせた
と思えば、その甘えを断ち切る様にクリトリスを鞭打つ責めは、男生徒の性行為の
経験の無い恵里子から完全に理性や思考を奪い去っている。
「ひぃぃぃぃ… 」
度重なる鞭打ちを喰らう内に、その打撃が齎すものが苦痛なのか? それとも快美
なのかも分からなくなった恵里子は、何度も裸身を震わせた後に意識を飛ばしてい
た。
「そうなのよ、ああ成っちゃうの。恵里子ったら可哀想。でも、羨ましくもあるわ
 ね」
年下の従姉妹のひとりが悶絶する有り様を見て、舞子は寂しげな笑みを浮かべた。
「アナタも恵里子も、とびっきりのサディストを相手に処女を捧げたんですもの。
 それって一生の思い出じゃない。ああ、妬ましい」
奇妙な羨望を告白されて面喰らう美香を他所に、舞子は年下の愛人に声を掛けた。
「ねえ、そろそろ往生させてあげてちょうだい。そのまま責め続けたら恵里子が処
 女のまんまで色情狂になっちゃうわ」
「分かりました、もう少しとも思いますが、そろそろとどめを刺してあげましょう」
歩み寄って来た年上の愛人に鞭を手渡すと、佑二は用心の為にコンドームを手に取
る。
「あら、親切ね。ほら、こっちにちょうだい。付けてあげるわ」
鞭を足元に置いた舞子は跪くと、彼から避妊具の小袋を受け取ろうとした。
「だめ! それ、アタシがやる! 」
慌てて駆け寄って来た美香に押し退けられた年上の美女は、ひょいと肩を竦めて素
直に場所を譲る。怒った顔でコンドームを包装から取り出した美少女は、口元のヘ
の字にまげたまま、恋人の男根に避妊具を装着する。
「いいこと! これって馬鹿恵里子に対する口封じなんだからね! 間違ってもア
 ンタは楽しんだら駄目! さっさと終わらせなさい」
胸中には激しい嫉妬が渦巻き、怒りのやり場に困った美少女の理不尽な命令を佑二
は笑って受け流す。準備が整った少年は、拘束された哀れな獲物に歩み寄ると前人
未到の淫穴に避妊具で包まれた竿先を突き付けた。
 
「ひぃぃぃ… 」
挿入のショックで意識を取り戻したのか? 彼の下に組付された恵里子の口から処
女喪失の真っ最中とは思えぬ艶っぽい悲鳴が溢れ出た。
(なによ! 処女のくせに、あんな声出すなんて… )
ギシギシと鈍い音を立てながら拘束台を揺らす佑二の腰使いが妬ましく、美香の視
線は険しさを増していた。そんな従姉妹の有り様を見て、少し離れた場所で舞子は
やれやれと首を振る。
「だめぇぇ… いく、いくの… いっちゃうぅぅぅ… 」
極めてハードな初体験ながら、既に舞子の手で性感帯の開発が十二分に行われてい
た恵里子は、瞬く間に男根による蹂躙にも慣れ親しみ早くも快美を貪る姿を曝して
いる。その甘えた悲鳴が癪に触るのであろう、美香は明らかにいら立ちを募らせて
いた。美少女の不満が爆発する寸前に佑二の荒腰がおさまり、同時に恵里子が断末
魔を思わせる嬌声を張り上げた。
「いくぅぅぅぅ… 」
こうして二番煎じ的な色合いは濃かったが、恵里子の口封じの為の凌辱作戦は成功
の後に幕を閉じた。
 
 
「さ~て、次はどっちにする? 美香ちゃん」
凄絶な処女喪失のショックから意識を飛ばしてしまった恵里子を「責め台」から降
ろした佑二は、悶絶した彼女を部屋の壁際にある長椅子へと運び、汗の浮いた裸身
を毛布で覆い隠してあげた。彼の事後処理の模様を眺めていた舞子は、複雑な表情
を浮かべる、もうひとりの従姉妹に向かって朗らかに問いかけた。
「次って、なによ? 舞姉? 」
「あら、恍けちゃって。今度はどっちが、あの恥ずかしい台に乗って、佑二と鞭打
 ちプレイを楽しむかって事じゃない」
年上の美女の破廉恥な台詞に、美香は驚き目を見張る。
「鞭打ちって! なに考えているのよ、舞姉は。今日は馬鹿恵里子を懲らしめるだ
 けで… 」
「あらあら、お子ちゃまな美香ちゃんには刺激が強すぎるのかしら。そう、それな
 らば次は私が楽しませてもらうわね」
鞭打ちと言う未知のプレイに対する怯えを見透かされたのが悔しいのか? 美香は
怒りを込めた視線を年上の従姉妹に向けた。
「別に嫌だって言っているワケじゃ無いわよ」
「またまた、そんなに強がらなくてもいいのよ。恐いのよね、痛いのが… そんな
 に無理しないで、美香ちゃんは佑二とこれまで通りに生温いセックスを楽しめば
 いいのよ。鞭を使う様な刺激的なプレイは、愛人であるアタシが責任をもって引
 き受けてあげる」
あらゆる機会を巧みに利用して愛人としての地位を確立させようと目論む舞子の台
詞に反発して、美香は唇を尖らせる。
 
「恐くなんて無いわ! なによ鞭打ちプレイなんて、全然平気なんだから」
蔑む様な舞子の笑いに反発した美少女は、憮然としたまま服を脱ぎ始めた。ついさっ
きまで恵里子が寝そべり随喜の涙で溺れていた「責め台」に全裸で取り付いた美香は
、舞子に対する意地からか? 恥じらいをかなぐり捨てて大股開きを曝して見せる。
「さあ、鞭打ちでも何でも、好きにするといいわ」
開き直った美少女の暴走に苦笑いを浮かべる佑二を他所に、舞子は甲斐甲斐しく動い
て意地っ張りな従姉妹を拘束して行く。両手、両足の自由を奪い去り、最後にはくび
れた細腰にベルトを捲いて固定した舞子は、してやったりの笑みを浮かべて美香から
離れた。ここに来て、ようやく不安が膨らんだ美少女が小さく一つ生唾を呑み込む中
で、舞子は事の成り行きを眺めていた少年の元に歩み寄る。
「ひとつ、貸しね」
彼の耳もとで囁いた後に舞子は再び年下の従姉妹の元に舞い戻る。
「そんなに緊張しないでよ。恐く無いんだから」
「別の怖がっていないもの! 全然平気」
身体の自由を奪われて覚悟を決めたのか? 美香は落ち着きを取り戻した様にも見え
る。そんな意地っ張りな美少女の大きく開かれた股の付け根に、舞子は蹲り顔を寄せ
て行く。
「ちょ、ちょっと、舞姉! 」
「最初から鞭打ちはハードだから、少しだけ夢を見させてあげるわ」
恵里子を惑わせた事からも分かるように、元レズビアンだった舞子の舌使いは絶妙で
あり、拘束されて逃げられぬ美香の秘裂はたちまち潤い愛液を滲ませる。
「だめぇ、舞ネェ… あっ、いや、そこは… きゃぁぁぁ… 」
おそらくは舞子よりも激しい肉の交わりを経験しているハズなのに、鮮やかなサーモ
ンピンクを保っている美少女に肉の花弁に軽い嫉妬すら覚えながら舞子は舌を使って
丹念に肉の襞を選り分けた。口では上手く説明できないけれども、明らかに恵里子と
は異なる淫臭を漂わせる秘裂を舌先で舐れば、呆れるほどに多くの愛液が溢れ出す。
 
(やっぱり、美香ちゃんの方がエリよりも、ずっと敏感だわ。これって踏んだ場数の
 違いなのかしら?)
拘束された美少女を辱める為に、わざとピチャピチャと音を立てて舌を使えば、案の
定、顔を真っ赤に染めた美香が抗議の台詞を口にする。
「いやぁ、舞姉、そんな恥ずかしい音を立てないでよ! 」
「あら、音を立てるのが恥ずかしいならば、このだらしなくダラダラと溢れるお汁を
 なんとかしてちょうだい。あんまり量が多いから溺れてしまいそうよ」
ぐうの音も出ない反論を喰らい、美香は思わず絶句した。
(流石は舞子さんだ、あの美香ですら手玉に取られているもんなぁ… )
元は筋金入りのレズビアンだった年上の美女の巧みな愛撫に見とれながら、佑二は苦
笑する。それまでは舌を使っただけの愛撫だったが、ほどよく美香が昂った頃合を見
計らい、年上の美女は指も使って愛撫を重ねる。
「きゃぁ… あっ、だめ、そこ… あふぅぅ… 」
舌の先で肉芽を転がされながら、蜜壷に差し入れられた指で嬲られては美香もたまら
ない。拘束されて不自由な裸身を震わせて、縛り付けられた腰を精一杯に持ち上げた
美少女は、年上の従姉妹の手管に翻弄された。
「あふぅ… 舞姉、だめぇ、もうイッちゃうよぉ… 」
軽いアクメを目前にして、美香の喘ぎ声にも艶が隠る。しかし、簡単にイカせるわけ
には行かないから、舞子は彼女の股間から離れると鞭を手に控えていた年下のサディ
ストに目配せする。
 
「さあ、準備はOKよ」
万事弁えた美女の言葉に頷くと、彼女から場所を譲り受けた佑二は何の迷いも見せず
に鞭を振るって見せた。
「きぃぃぃぃぃぃぃぃ… 」
ピシっと小気味良く肉の弾ける音の後に、美香の絶叫が部屋を揺らした。舞子の巧み
な愛撫で蕩かされていた美少女は、それまでに体験した事の無い、敏感な肉芽に対す
る打撃にショックを受けて、拘束された肢体をガタガタと震わせた。
(そう、初めてクリトリスに鞭を浴びると、みんなああなっちゃうのよね)
この直前に無惨に処女を散らした恵美子に次いで、ある程度はハードなプレイに慣れ
た美香までもが、たったの一撃で悶絶に到った鞭の味を、一足早くに経験していた舞
子は最初に鞭打ちされた時の事を思い出して身体の震えがとめられない。意識を飛ば
してぐったりと成った美少女の股間から離れたサディストの少年は、あらためて恋人
の傍らに寄り添うと身を屈めて唇を重ねた。
「あふ… 佑二、なに? なにがあったの? 」
愛しい男とのキスで、ようやく無我の境地から舞い戻った美少女は、拘束された己の
身に何が起きたのか分からず、ただ潤んだ瞳で少年を見つめるばかりだった。ここに
到るまでに佑二は鞭打ちの練習に余念が無かった。年上の愛人で試す前には、ある程
度の自信を持つに到ったが、それでも美香に対しての鞭打ちプレイには特別の思いが
あった。心から愛する美少女への暴虐が許されるのか? 果たして彼女は鞭打ちプレ
イを受け入れてくれるのか? そんな心配を抱えながらの打撃だから、十二分に手加
減は加えていても恋人の反応が気に成っていたのだ。そんな少年の弱きを吹き飛ばす
様に、美香は衝撃的な刺激を受け入れて甘い吐息を漏らしてくれた。
(あらあら、二人だけの世界に浸って、まったく悔しいなぁ… )
完全に忘れ去られてしまった舞子が睨む中、佑二は巧みな愛撫とキスで拘束した恋人
の気持ちを盛り上げて行く。そして美香の脳乱が深まると、再び無情な鞭捌きを見せ
て、敏感な肉の芽を打ち据えるのだ。
「ひっ… ひぃぃぃ… 」
絶妙なタイミングで鞭を振るう佑二の手腕の冴えは、傍観者である舞子のマゾ心まで
も強く揺さぶっている。隠れた練習の成果なのであろう、その打撃は強すぎた事は無
い。それどころか、何度と無く打ち据えられて行く内に、被虐慣れした女体は、もっ
と強い刺激すら求めて止まなく成ってしまう。
(あらあら、美香ちゃんたら… でも、そろそろ切り上げないと、あの子、壊れちゃ
 うかも?)
拘束中の美少女には特別の思いもあるのか? 自分や恵里子に対する時よりも執拗で
狂気をはらんだ熱意を感じる鞭責めの迫力が、傍観者である舞子までひどく興奮させ
ていた。
(ああ、うらやましい、あの子、いっそあのまま、佑二に壊されてしまえばいいのに… )
瞳に異様な光を宿した美女は、目の前で繰り広げられる優美で陰惨な鞭打ちプレイに
心をかき乱されて行く。
 
その乱れ様から、このままでは本当に美香の発狂すら心配に成った矢先に、佑二
の鞭打つ手がとまった。見事に限界ギリギリまで鞭打プレイを続けた少年は、こ
れまでに幾度と無く濃密な肉の交わりを重ねて来たから、恋人の安全日をしっか
りとわきまえている。だから、直前に処女を散らした恵里子の時とは異なり避妊
具を装着する気配を見せぬまま、鞭打ちの結果、蕩け切った蜜壷に己の雄根をず
ぶずぶと沈めて行く。
 
「ううん、ハッ… あぁぁぁぁぁぁぁ… 」
淫核に対する打撃が生み出す落雷を思わせる甘い衝撃で心身共に惚けた美少女は
、欲情の趣くままに愛おしい恋人を受け入れて、どんな男でも奮い立つ様な艶っ
ぽい悲鳴を漏らした。彼の加虐的嗜好を見抜いて騙し地下室に連れ込み、身を投
げ出す博打の末に得たマゾの快楽は母親から受け継いだのであろう美香の被虐癖
を十分に満足させていた。しかし、彼女が選んだ男は、美香のあさはかな目論み
をあっさりと凌駕して美少女を愉悦環状に巻き込み性の深淵まで引き摺り堕とす
のだ。
 
学園内では教員を含めて誰もが彼女の気品や聡明さに平伏して女王様として遇し
ている。最初の頃は注目や尊敬を一身に集める身の自分が、周囲からは取るに足
らぬと評価された佑二に肉体を自由にされる屈辱感が新鮮で、マゾの血を滾らせ
た彼女はそれだけで満足を得ていた。しかし、アブノーマルな肉の交わりを重ね
る毎に、そんな外見的な要因は美香の意識から消えて行き、サディストとして急
速な進化を遂げる佑二の手に掛かり何度となく法悦境を彷徨い魂にまで快楽を刻
み込まれた結果、今では彼こそが世界で絶対無二の支配者と思えて、かしずき身
を捧げることに無情の悦びを得ている。
 
もちろん己を取り戻す日常生活においては佑二の立ち位置は以前と変わらない。
人前で馴れ馴れしくしたり気軽に声を掛ける様な事は彼の方で遠慮していた。プ
ライドの高い女王様にとってはありがたい恋人の配慮なのだが、それ故に皆がフ
リーな立場と信じる佑二が他の級友に素養を見破られ、新しいマゾ奴隷を得るよ
うな事に成らないか? 第三者の舞子から見れば、余りにも馬鹿馬鹿しい取り越
し苦労と思える悩みを抱えつつ、これまで美香は悶々としながら佑二にその身を
任せていた。そんな美少女の小さな悩みも、土蔵の地下でプレイに及べば綺麗さ
っぱり消し飛んでしまう。
 
「ひっ… ひぃぃ、ユウジ… いい、いいの… あっ… あぁぁ」
あっと言う間に快美の奔流に巻き込まれた美香は、その甘美な流れに逆らいギュ
っと奥歯を噛み締める。堪える時間が長いほど、その先に待ち受ける愉悦が深ま
る事を知っている美少女は忍耐の極限を超える事を目指して恋人の律動を受け止
めた。だが蜜壷の中を蹂躙する力に満ちた雄根の破壊力は凄まじく、貪欲な少女
の存念など嘲笑うように強烈な快感を齎すのだ。
「だめ… ユウジ、ごめんなさい、あたし、もう、あひぃぃ… 」
いつもならば、もう少し堪える事も出来るのだが、執拗にクリトリスをいたぶる
鞭打プレイの後だけに美香の崩壊は呆気無い。革のベルトで拘束された細い腰を
精一杯にもたげつつ、唯一自由に動かせる首を左右に激しく振りながら、美香は
絶頂への階段を一気に駆け上がる。意外に早い恋人の陥落にタイミングを合わせ
る様に佑二の腰使いも荒々しく成った。
「ひっ… ひぃぃぃぃぃぃ… 」
呼吸を合わせて仕上げに取りかかる恋人の力強い突き上げを喰らい、子宮を小突
き回された美少女は、あられもない嬌声を土蔵の地下室に響かせた。拘束された
身で何度か激しく痙攣を繰り返した美香は、その行為の淫媚さに打ちのめされた
舞子の目の前で絶頂に駆け上がり、一際派手に裸身を引き攣らせた後に責め台の
上に轟沈した。
 
 
 
 
朝のホームルームの為に担任の教師がクラスに姿を見せた時に、教室の中に漣の
様などよめきが走った。けして教師の登場が生徒達を驚かせたわけでは無い。い
つも見慣れた先生の後ろに続いて教室に入って来た可憐な少女の存在が、クラス
の男子生徒達をどよめかせたのだ。
「え~と、今日は転校生を紹介する、西宮恵里子さんだ。名字から分かると思う
 が、恵里子さんは、ウチのクラスの西宮美香さんの従姉妹だそうだよ」
クラスで一番の美少女の従姉妹の来場に教室の中は騒然となった。女子生徒は新
たな手強いライバルの出現に顔を顰めているし、男子生徒の多くは崇め奉る美香
と、どことなく雰囲気の似た恵里子の編入を心から喜んでいた。顔を綻ばせる男
子生徒達がざわめく中で、ひとりだけ壁際後方の席に座った佑二だけが、俯き憂
鬱な表情を隠していた。
 
(マジかよ! )
この先の困難が予想された少年の苦悩を他所に、恵里子は丁寧に頭を下げた後で
、まずは美香に向かって微笑んだ。
 
「よろしくね、美香ちゃん」
「ええ、よろしくね、恵里子ちゃん」
 
佑二同様に、従姉妹から編入と言う奇襲攻撃を喰らった美香だが、この程度の事
でショックを受けて自分を見失うほど柔では無く、恵里子の挨拶に微笑みを持っ
て応じて見せた。
 
(ちっ! もう少し驚け! この牝狐め! )
(ふん、何しに来たのさ? 馬鹿女)
 
可憐に微笑み合いながら挨拶を交わす従姉妹同士の心の中の声が聞こえたような
気がして、佑二は顔を上げる事が出来なかった。だが、彼の災難はこれでは終わ
らない。
 
「え~っと、恵里子さんの席だけれども… 」
担任の教諭はぐるりと教室を見回して空席を捜した。
「あの、先生、佑二くんの… いえ、岡本くんの隣じゃ駄目ですか? 」
確かに佑二の隣席は現在は空席だった。だが、いきなり現れた可憐な少女が、さ
も親しげに佑二の名を口にしたことで、教室中の男子がざわめき厳しい視線がオ
タク少年の元に集まった。
 
「あれ、恵里子さんは、岡本とも知り合いなのかね? 」
「ええ、ちょっと… 」
可憐な少女は少し照れた様に小首を傾げて後は察してくれとばかりに口籠るから
、男子生徒達の目は険しさを増した。
「それでは、岡本の隣にしなさい」
「はい、ありがとうございます」
まんまと佑二の隣席をゲットした恵里子は意気揚々と彼の元に歩み寄る。
「よろしくね、佑二さん」
名字では無く、親愛の情を込めて名前で呼び掛けられたオタク少年は言葉に詰ま
り、何ごとか、ごにょごにょと口籠りながら頷いた。チラっと視線を上げると満
足げに微笑む恵里子の先で、怒髪衝天の気配を押し隠しながら彼を睨む美香と目
が合った。
 
(まったく、美香の親戚って奴等は、どいつもこいつも… 一筋縄ではいかない
 なぁ… )
先の読めない混乱を齎した恵里子の襲撃のショックで大いに慌てた少年は、小さ
く首を左右に振りながらソッと溜息を吐いた。
 
END

【近親相姦】妻が職場の後輩に・・【体験談】

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「先輩、今週も飲みましょうよ!」
「今週もか?」
「駄目っすか?新入社員にも週末の教育必要でしょう!」
後輩の言葉に、頼られていると言うか?入社初めての気分だった。
「よ~し、じゃ家でいいんだよな?」
「え~勿論!奥さんも一緒に・・・」
「そうだな」
そうして、週末飲む事になったんだが、そんな日に限って仕事が多くドンくさい私は残業確定状態だった。
「すまん!今日、残業確定だ!」
「え~、じゃ先輩先に俺達飲んでて良いですか?」
「先?」
「待ってますよ。先輩早く仕事片付けて帰って来て下さい」
「あっそうだな?」
そうして、私以外の4人は先に我が家に向かって行った。
早く片付けてって言うけど、直ぐに終わる訳も無く必死に終わらせて時計を見ると10時を回っていた。

急いで、電車に乗り30分掛けて自宅に向かった。
”ピ~ンポ~ン”玄関に向かえに来たのは後輩の中井だった。
「お疲れさんです。遅かったっすね。」
「すまん!飲んでたか?」
「え~先頂いてますけど、先輩も早く着替えて飲みましょう」
そう言われ、そのまま寝室で着替えてリビングに向かった。
赤らめた顔で、新入社員が「お疲れ様です」その横には、ぐっすり眠る妻が居た。
「何だ!何だ!もう寝たのか?」
「え~奥さん、酒に酔ってさっき寝ちゃいましたよ」
「そうか?」
後輩達が、ビールを注ぎ夕食を用意してくれた。
「すまないなぁ」
そこから、1時まで一緒に飲んで、彼らはタクシーで帰って行った。
ほろ酔い気分で妻を眺めていると、やはり服装に乱れが見られていた。
やはり鈍感な私は、そのまま妻を寝室に運び一緒に寝た。
週末になると、必ず後輩達が酒を誘って来るようになった。
しかも、必ずと言っていい程、私は仕事が重なり残業!後輩達が先に飲んでいるといった感じ。
それが、2ヵ月も過ぎ7月になっていた。
その日も、後輩が休憩時間に近づいて来て”今週どうです?飲み会”と言われた。
「毎回、残業だから・・・悪いし止めよう」
「俺達は大丈夫ですよ。先輩家、居心地良くって?」
「またまた!」
「本当ですよ!新人は地方出身だから特にそうだと思いますよ」
「そうか?」
結局、彼の押しに負け飲み会が決行された。
案の定、私は残業確定!その事を後輩に告げると「待ってますよ」と言う。
諦め気分で、後輩達を見送り残った仕事を片付け始めた。
そんな時、取引先から連絡が入り納期を遅らせて欲しいと言うのです。
詳しく話しを聞くと、後輩から週末に取引してくれって言われていたらしく、向うも困っていたらしい。
何故週末?そんな事で、その日の残業は無くなり私は足早に自宅に向かった。
後輩達が帰ってから1時間が過ぎただろうか?
驚かすつもりで、チャイムを鳴らさず玄関をそっと開けた。
中に入りそのまま寝室に向かうと、着替えてそっと階段を下りて行った。
リビングのドア前に着くと、声が聞えた。
「寝たか?」
「あ~バッチリだ!」
「さぁ~て今日も一杯出してやるか!」
その言葉に驚き、階段を上ると吹き抜けの上からリビングの様子を伺った。
妻がソファーに横になり寝ていた。
妻を囲む様に彼らが下半身丸出しで立っていた。
先輩達が、妻の服を脱がせ始めると全裸にした。
ソファーにM字に座らせると、マンコを舐め始め胸を揉んでいた。
先輩達2人が、妻の体を弄んでいる時、新人は見守る形だった。
木村君はビデオ撮影をしている。
寝ている妻も感じるのか?マンコからは透明な汁がキラリと光っていた。
中井が、その汁を下に絡ませジュルジュルと吸い、クリトリスを刺激していた。
加野は、チンポを妻の口に押し当て、無理やり中に出し入れしていた。
ガラステーブルに妻を腹這いで横にすると、バックから中井がチンポを押し入れた。
激しくピストン運動が繰り返されやがて動きが止まり、チンポを
抜くとマンコから大量の精子が垂れていた。
ティッシュで拭くと、今度は加野がチンポを入れた。
中井は汚れたチンポを妻の口に入れていた。
まもなく加野も中に出すと、中井同様妻の口で拭き取る仕草をしていた。
スッキリした先輩達を他所に、後輩達が妻に飛びつき始め、体を堪能している。
特に木村君のチンポは大きく、ズブズブと入れられたマンコは、ポッカリ穴が開く位だった。
マンコから垂れる精液が太股を伝って流れ無残な姿だった。
グッタリする妻を抱えると、彼らは風呂に向かい体を綺麗に洗って来たのか?
リビングに戻ると、妻に服を着せ自分たちも服を着て飲み始めた。
ソファーに横にしながらも、余韻が残るのか?中井は妻にキスをしたり、胸を揉んだりしながら
酒を口にしていた。
時間は21時を過ぎている。
私は、そっとリビングに戻ると、「ビデオ消せ!」と怒鳴った。
「先輩見てたんっすか?人が悪いなぁ」
悪びれる事も無く、彼らはビデオを削除した。
「奥さん、綺麗だから先輩に勿体ないでしょ。俺達が使ってやりましたよ」
「本当、良い体していましたよ」
中井は、吹っ切れたのか?妻の服を脱がせ始め、マンコに指を入れた。
「ここも十分使ったし、木村の巨根で拡張されましたよ。先輩貧チンポじゃ、満足しないんじゃないっすか?」
悔しかった。グッタリする妻をその場に捨てる様に置くと、
「先輩!奥さん抱かせてくれるんだったら、仲良くしてもいいっすよ」そう言って手を出してきた。
腹立つ気持ちを押えながら、「中井!お前会社首になるんだ!仲良くしなくてもいいよ」そう言ってやった。
「訳わかんね~」そう言って彼らは帰って行った。
翌週の月曜日
取引相手の強要と、取引失脚で中井と加野は上司に呼ばれ海外転勤!
出来ない彼らは辞めて行った。
新人2人も、協力したとして、地方へ飛ばされた。
私も教育担当として、在庫管理部門へ移動させられた。
まぁ、今の部署は自分に合っているのか?上手くやっている。
妻に飲み会の事を聞くと、彼らが直ぐに酒を進めて来て、飲むと記憶が無くなってよく分からないと言う。
翌日、マンコがジンジンするけど、私とSEXしたんだと思っていたらしく、気にしていない。
本当の事は言えず、後輩達が来なくなった事を気にする妻だった。

【近親相姦】今の旦那と付き合ってた時にセフレだった男PART2【体験談】

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玄関には私の荒い息遣いが響いた。
彼は私の両手首を片手で持ち直す。
するともう片方の手で、形が変わってしまいそうなくらい強く乱暴に私の乳房を弄った。
「人妻なんかになりやがって…」
彼はそう呟くと、私を床に突き飛ばした。

<>188名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2012/06/06(水)18:26:50.64ID:xTNYOPDr<>
会社から帰ったら読むから、まあのんびり書いててくれ

<>189名前:160[sage]投稿日:2012/06/06(水)18:29:02.19ID:RhQlfBx6<>
ここで私は彼の様子がおかしいことに気が付いた。
彼の目は今まで見たこともない
怒りに溢れた目だった。
私は恐怖を感じた。
でも、それとは裏腹にアソコが熱く濡れだしているのを感じた。

彼は私の上に馬乗りになると、千切れそうな勢いで服を乱暴に脱がせていく。

<>190名前:160[sage]投稿日:2012/06/06(水)18:40:33.95ID:I7w/+q81[2/2]<>
私は驚きと恐怖でなにもできずに固まっていた。
彼はブラジャーを取るのもまどろっこしそうに、上にずらした。
乳首をこれでもかというぐらい強く吸い、噛む。
私はこの時既に恐怖など全く感じていなかった。
私の体を知り尽くした彼の、乱暴で緻密な愛撫で頭がおかしくなりそうなほど感じていた。

<>191名前:160[sage]投稿日:2012/06/06(水)18:43:50.59ID:NJNb5N2j<>
夕御飯の時間なのでまた夜にきますw

<>192名前:名無しさん@ピンキー[sage]投稿日:2012/06/07(木)00:13:42.80ID:U6BuWLO9<>
160
自分のペースで書いていいよ。

旦那さんは最近浮気してないの?

<>193名前:160[sage]投稿日:2012/06/07(木)00:43:22.09ID:AoZvIv77[1/2]<>
私はもうどうでもいいと思った。
彼が私を舐めるピチャ…ピチャ…という卑猥な音と彼の荒い息遣いがやたらと大きく耳に響く。
彼は急に立ち上がり、カチャカチャとベルトを外しジーンズを下ろした。
「…おい」と、静かに命じた。
今まででにないくらいに、硬く怒張した彼のモノにしばらく魅入ってしまった。

<>194名前:160[sage]投稿日:2012/06/07(木)00:45:22.92ID:AoZvIv77[2/2]<>
彼に昔教え込まれた通りに、まずは根本の方から、はしたなく舌を突き出し丁寧に舐め上げた。
私は上目遣いで彼の顔色を伺いながら、くっきりと浮き出た血管をひとつひとつなぞるようにねっとりと舌を這わせる。
彼が「うっ…」と、時折声を漏らす。
私は早く彼のモノを口一杯に頬張りたくて、口の中に涎が溢れ、口の端からだらしなく垂れ流していた。

<>195名前:160[sage]投稿日:2012/06/07(木)00:54:54.79ID:puBXn1+R[1/2]<>
「…これ咥えたいんだろ?」と、冷酷な視線を私に向ける。
私はその視線にさえも欲情していた。
彼は私の髪を掴み、彼の大きな肉棒を有無を言わさず口に捩じ込んできた。
喉の一番奥にあたり、吐きそうになって涙が出てくる。
けれど私は苦しくなればなるほどに興奮していた。

<>196名前:160[sage]投稿日:2012/06/07(木)00:56:33.22ID:puBXn1+R[2/2]<>
192こんばんは!最近は多分していないと思ってますが、どうでしょうwわかんないです。

<>197名前:160[sage]投稿日:2012/06/07(木)01:05:15.05ID:jVhE55AS<>
彼の激しいイラマチオを受け入れながら、太ももを伝うほど濡れているのを感じた。
彼は私の口から自分のものを引き抜く。
そして、私の背後に周り私を四つん這いになるように押し倒した。
下着を乱暴に降ろされ、腰を掴まれた。
そして彼が私を一気に貫いた。

<>198名前:名無しさん@ピンキー[]投稿日:2012/06/07(木)01:06:47.50ID:JypO74Ul<>
がんばれー

<>199名前:160[sage]投稿日:2012/06/07(木)01:17:30.39ID:SCeLvj9Y<>
私は彼をもっと感じたくて、床に肩をつけお尻を突き出していた。
肌と肌のあたる乾いた音と、結合部から聞こえる卑猥な水音が響く。
彼は後ろから私の顔を掴み、舌同士を絡めるキスをしながら焦らすようにゆっくりと腰を動かしている。
私が堪えきれずイキそうになると、彼はそれを察知し私のお尻を
左右にひろげ、結合部やアナルをいやらしく観察しながらピストンを早めた。

<>200名前:160[sage]投稿日:2012/06/07(木)01:25:55.27ID:/lE7teEK<>
私は頭が真っ白になり、アソコを痙攣させながらイッてしまった。
「もう…逝くぞ」
「何処に出してほしい?」
バックから激しく突かれながら
顔に出してほしい、と答えた。
彼の動きが一層早くなった。
「うっ………逝くっ」
彼は私の髪を掴み、私の顔を自分の方へ向かせて全てを吐き出した。

<>201名前:160[sage]投稿日:2012/06/07(木)01:37:11.29ID:heHrxKx8<>
私は彼に汚されながら、またイッてしまった。

私が放心状態で動けないでいると、彼が顔についたものを優しく拭いてくれた。
そして後ろから私を抱きしめながら「乱暴にしてごめんな…」と呟いた。
「ううん、もう…帰るね」
と言って彼の腕を解き、バックや散乱した荷物を拾い、彼の部屋を後にした。

以上ですw
長々と駄文に付き合ってたくださった方、本当にありがとうございました。

【近親相姦】社宅物語「プロローグ」【体験談】

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主人が本社への栄転となり、私たち夫婦は新しい社宅へ入りました。
そこは、マンション形式の社宅で今までとは違う高級なところでした。
入社10年前後の人たちが多く、奥さんたちの年齢も20代から30代がほとんどでした。
同年代の人も多く、すぐに友達になり新しい生活も楽しくなるはずでした。

当初から少し気になっていた事がありました。
それは20代の奥さんのほとんどが0歳児や1歳児ぐらいの赤ちゃんを抱いていました。
また妊婦の人も数人いました。偶然にしては、少しできすぎかな‥
出張の多い会社なので、主人を含めここに住んでいる旦那さんたちはほとんど留守にしています。
そのためマンションの管理組合の役員は奥さん連中が担当して運営をしていました。

引越し当初から色々とお世話になっている、お隣の智子さんは30歳で管理組合の世話役をやっていました。
そして組合長の由美さんは35歳で旦那さんは会社の係長でした。
事実上のこのマンションを仕切っている人なので、最初に智子さんに紹介をしてもらって近所の挨拶に回りました。
そして「後ね‥ここのマンションには人事部長のご子息が住んでいるの最上階の部屋なんだけど、

ご好意で部屋の一部を管理組合の事務所に貸してもらっているのよ」
由美さんが言うと「このあと挨拶に行きましょう」智子さんが私に言いました。
「でも手土産がもう‥」
「そんなものは要らないわよ」由美さんが言うので、そのままついて行きました。

エレベーターを降りると、そこは他の階とは違った雰囲気でした。
階全体が一つの家になっているような感じでして。由美さんがインターホン
を押して「由美です。新しく引越して来られた人を連れてまいりました」由美さんの丁寧な言い方に私は緊張していました。
玄関が開いて現れた人を見て私は驚きました。
会社幹部のご子息と言うので年配の方と思っていた私は、目の前に現れた人は高校生風の男の子でした。
部屋に中ら入ると、そこは別世界のようでした。置物、絵画、どれをとっても高級なもののように思いました。

「宏さんといって、お父さまに代わってここの社宅を管理しているのよ」
由美さんがコーヒーを持ってきて、テーブルに置きながらいいました。
「俺は何もしてないよ、由美さんたちが運営しているのを見ているだけさ」
「これからお世話になりますのでよろしくお願いします」
私は深々と頭を下げて挨拶をしました。「名前は?いくつ?」「恵美です28歳‥」

それから何度か、宏さんを見かけることがありました。
数人の奥さんたちが喋っている近くを通ると、すぐに整列して頭を下げて挨拶をするという場面を見ました。
「なんか変ね‥」窓からそれを見ていた私は主人に言うと
「仕方ないだろ人事部長って言っても兼務職なんだし実際は常務
取締役で次期社長候補にも名前が挙がっている人の息子さんだからな」
主人は新聞を置いて
「それに‥1人息子だからな」
「つまり息子さんに上手をしていれば安泰ってことなの?」「らしいよ」

そんなある日、お隣の智子さんがやってきて
「今度ね由美さんのご主人が課長になるらしいの」
「そうなの?」
「まあ‥あれだけやっていればね」
意味ありげな智子さんの口ぶりに私は
「あれだけって?」
「大きな声では言えないけど、ここだけの話よ」
「ええ」
「由美さんってねご主人とはセックスレスだけど宏さんとは毎日セックスしているのよ」
驚きの余り絶句してしまいました。
「そんなに驚かないでよ、ここじゃ当たり前なんだから」
「どういうこと?」
「みんな一度は宏さんとエッチしているのよ!私も含めて」

智子さんは立ち上がって窓際に行きました。
「ほら、あそこのテニスやっている人たち」
私も立ち上がって窓から見るとテニスコートに数人がいました。
そして何か指導を受けている人もいました。
「宏さんがいるでしょ、ノーパンテニスよ」
「‥‥」私は絶句のままでした
「テニスの指導という名目で身体を触らせているのよ」
「あの‥智子さんもエッチしたのですか?」
「ええしたわよ」
「どうして?」
「主人の為‥生活の為‥かな」
「変よ‥そんなのって変よ」
「そうかもね、でもこれが実態なのよ。赤ちゃんが多いでしょ‥みんな彼の子供よ」
「そんな」
「彼の子供を産めば安泰、産めない人はセックスで奉仕するの」
智子さんは前者でした。そして由美さんは後者‥それでも彼の気に入らない人は、
ここから追い出される‥それは左遷を意味していました。

智子さんから参考にということで数枚のDVDディスクを借りました。
タイトルは「○○マンションでの生活の仕方」となっていましたが実際は宏さんとここの奥さんとのセックスのビデオでした。
個別のセックスや全員そろってのセックスなど、様々でした。それは物語に出てくるようなハーレムのようでした。
若干18歳の少年が30数名の人妻に欲望の処理をさせているという事実に私は言葉がでませんでした。
そしてそれは私も彼の相手をしなければならないということでした。

一ヶ月が過ぎた頃から、私の目の前でその前兆が起こりました。
それは地下駐車場でのことでした。買い物から帰った私は、車から降りよう
とすると携帯電話が鳴ったので、しばらく車に乗ったまま話していました。
すると一つ階下の里美さんという方が階段から降りてきて、誰かを待っているようでした。
電話を終えた私は車を降りようとすると、ちょうど宏さんが来ました。
すると里美さんが「お帰りなさいどうぞ」
エレベーターのボタンを押してドアを開きました。
すると宏さんが里美さんのスカートを捲って
「ピンクかもっとスケスケのやつがいいな」
「はいわかりました」
「脱げ!」
「はい」
里美さんはそのままパンティを脱ぐと、壁に手をつけてバックの姿勢になりました。
私は車から降りることもできずに一部始終を見ていました。

そして気分が悪くなったまま私は階段から部屋に戻りました。
するとちょうど廊下に智子さんが居たのでしばらく話していました。
さっき見たことは言いませんでしたが、なんとなく宏さんがそんな行為を外でもするのか聞きました。
「そうね‥結構してるわよ」
「そうなの?誰かに見られたりしても‥」
「みんな見て見ぬふりしてるから」
「智子さんも‥?」
「ええ‥」
「ごめんなさい変なこと聞いて」
「ううんいいのよ事実なんだから」するとそこへ先ほどの里美さんがやってきて
「回覧板です」
「ありがとう」智子さんが受け取りました。
そのときに少し風が吹いて里美さんのフレアミニスカートを舞い上がらせてしまいました。
「失礼します」慌てて裾を押さえながら里美さんは戻って行きました。
「ノーパンね‥」智子さんが言うと
「ええ」
「彼女は強姦されたの」
「強姦?」
「そうレイプ‥ここの制度に疑問を感じて最後まで宏さんの
ところへ行かなかったの‥それでレイプされて辱めを受けたわけ」

淡々と喋る智子さんに違和感を感じました。
「いい年してミニスカなんて穿きたくないでしょ。最初だけ我慢するのよ儀式と思って」
それは私に対する警告でした。
「ビデオを見たでしょ里美さんの強姦シーン演技じゃないのよ正真正銘のレイプなんだから」
「智子さんも由美さんもずっとマイクロミニですね」
「彼のお気に入りリストに入っているからよ」
「お気に入り?」
「そうお気に入り‥」

そこへ宏さんが来ました。「智子!相変わらず足が綺麗だな」智子さんは
「ありがとうございます」「恵美さんも足が綺麗だ」私は軽く頭を下げ
ました。「ミニスカは穿かないの?」「いつも穿いていますよ今日は
たまたまみたいね」智子さんがフォローしてくれました。「そうか
じゃ今度見せてもらうか」「宏さん恵美さんがミニスカの代わりに
下着を見せてくれるそうです」私は思わず智子さんを見ました
すると目で合図するように私を見つめていました。「へぇサービスが
いいね」宏さんが私の前に座ると「じゃ見せて」

「恵美さんは恥ずかしいようですから捲ってあげてください」
「そうかじゃ遠慮なく」宏さんが私のスカートを両手で捲りあげました。
「あっ‥」
「なるほど白か」
「今度はピンクを穿くそうですので今回は白でお許しください」智子さんがそういうと「まあいいだろ」
宏さんが立ち上がりました。
「今夜から主人は出張で留守ですので智子を可愛がってくださいますか?」
宏さんが智子さんを抱きしめて
「今から可愛がってやるよ」そう言って智子さんの部屋に入っていきました。

【近親相姦】DNFの復讐【体験談】

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968:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)13:18:59
しかし世の中なんてなほんと馬鹿ばっかだね

頭の中まっピンクにしてサカリまくってれば嫌でも気がつくだろうっ
ての少しは回りみなよって話しだよな

2ちゃんに事実曝したって実名上げたり特定できること書かなきゃ
問題ないんだろ?

クソムカつくから書いてやれだよw

30近い女と40近い妻子あるおっさんがよくもまあ愛だの恋だののた
まってさかりまくれるもんだわさ

はっきり言って気持ち悪いっての
毎日毎日くだらねー嘘かまして
よくもまー出かけるもんだわ
見てろ馬鹿共、地獄見せてやるから

証拠なんて嫌ってほど集まってるし、何から何までわかってんだか
らよ
って愚痴っててもしかたないよなw

969:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)13:25:44

さて、何から始めたらいいだろうな?

アホ共に最も決定的な打撃与えるためには頭まっピンクにしてるや
つらにまずは現実見せてせいぜい罪のなすりあいと罵り合いでもし
てもらおうかな

それから社会的立場や近所親戚なんかへの体裁をとことんぶっ壊す
かな

970:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)13:34:28

明日か明後日かその次かおそらくそこらへんでアホ共が借りてる
愛の巣とやらに乗り込んでやるつもり

もうとっくに場所からないからすっかりわかってて内偵済みだからね

絶対に言い逃れできないようにやってる最中に押し入ってやるつも
りだ

どんな素晴らしいファビョりっぷり見せてくれるかな、楽しみでし
かたねーよw

くそったれが見てろボケ共め

971:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)13:34:44

ここで吼えてないで先に嫁と間男地獄に落としてから結果報告でい
いよ

妄想だけじゃ負け犬の遠吠えにしか見えない

972:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)13:37:42
971
んじゃ突入したらまた来るわ

976:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)13:42:55
975

俺34歳
嫁29歳
おっさん38歳、
2年前からの関係

俺の家から3駅離れた所に家賃5万ぐらいの部屋を借りて
そこでサカッテル

1年前から怪しいと思い半年前から本格的に調べて
今ではほぼ全てわかってる

977:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)13:46:03
子供は?嫁は専業?おっさんと嫁の馴れ初めは?

978:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)13:55:16
977

子供はいない、5年前に結婚したんだけど
それから1年ちょっとで俺が会社辞めて

株で食ってるから(もともと準大手の証券会社勤務)しばらく子供
は我慢して資産的にもう少し安定してから作ろうって言っててその
ままになってしまった

2年少し前に俺が全然勝てなくなった時期があって、そのころに嫁が
パートでスーパーに働きに出たんだけど

そこの社員のおっさんとできちまった

去年の春ごろから相場が上向いてきて嫁はパートを辞めて今は専業
なんだよ

980:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)14:01:32
トリ付けといてくれ。

983:BNF◆Dpq39BAYAM:2010/04/12(月)14:04:00
980

一応つけとく、こんなコテは俺みたいなサレにはもったいないんだ
けどねw

984:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)14:06:56
981
生活が不安定だから他の男と寝ますってか?
一因もクソもこの女がただのビッチなだけ。

987:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)14:15:01
983
いや、そのコテはないだろw

988:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)14:16:08
983
先物は買いですか?売りですか?

990:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/12(月)14:26:20
987
やっぱそうだよな、いくらなんでもいかんな
ってことでこれにします

988

225先物はまあ騰落レシオやテクニカル指標あらゆるデータが天井サ
インだしてるが

中期や月限いっぱいまで引っ張る余裕があったら売ってもいいとお
もうけど

短期で見ればここで売り方焼き払って12000前後までカチ上げる可能
性も十分あるので

下げ始めてから売ったほうがいいと思う
ここまできて何も天井売りにこだわる必要はないんじゃないかな

225:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/12(月)15:23:37
前スレ985

まあ当然俺は株専業だから毎日ザラ場中は特に家にいるわけなんだ

パート行き始めてからもしばらくの間はやたらと俺にジャレついて
きたりしてて構って欲しそうだったわけさ

いらね、つっても毎日きっちり飯の用意とかもしてたわけでね

それが勤めに出始めてしばらくしたら急になんつうの?一言で言え
ば俺に対して無関心になっていきやがった

勤め始めて最初のころはそれこそおっさんの話なんかも色々してた
のがどんどん無口になって行って心ここにあらず

そりゃあ変だと思いますわな、アホ嫁はなこともお構いなしでどん
どん外出増えていって俺の飯もスーパーやコンビにで買ってくるよ
うになりやがってね

俺は特に平日は毎日家にいるのにアホ嫁はやたらと出入りが激しい、
そりゃあわかるよねw

半年ぐらい前になにげに家捜ししたら3駅向こうの単身者用の1DKの
賃貸マンションの重説や契約書、保険関係の書類が嫁が使ってるキッ
チンの引き出しから出てきた

借主はおっさんなのにね、まあおっさんも自分の家には置いておけ
なくて嫁に持たせておいたんだろうけどな

それと他の引き出しからおっさん名義の通帳が出てきた、

アホ二人の愛の巣の家賃や水道光熱費はなんと俺が相場で稼いで払っ
てたわけだ、

まったくやってられないよ

その賃貸マンションは低層住宅(2階建て)でやつらが借りてるのは
1階だから人が中にいれば実に良くわかるのさ

何回も何回も出入りの写真撮ったよ、
そのたんび思ったのが入れあげてるアホたちのなんて無防備さだよ

241:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/12(月)18:48:10

賃貸マンションの契約書一式とおっさん名義の通帳見つけた時は正
直やっぱやってやがったか
まあこんだけ怪しきゃ当然だわな

って感じでなんか怒りや絶望ってよりは喉のつっかえが取れた感じっ
ていうのかな

諦観なのか?ともかくそんな感じで嫁のことが無性に嫌になったな

そこから嫁のPCと携帯調べたらもうほんとザクザクって感じで出て
くるわ出てくるわw

嫁はもともと機械オンチでPCの初期設定すら出来ないから全部俺が
やってウイルスソフトなんかも当然俺が入れてるわけだから嫁の設
定したパスワードなんて簡単に突破できる、っていうか知ってたか
らね

ウィンドーズ・フォトに大量にアホな画像残してるんじゃねーよっ
たくって感じでさwもう大笑いだわさ

当然メールから画像から全部コピー、嫁が出かけた時に先回りして
エロマンションで張って何度も写真も撮ったよ

アホおっさんもいい年してにやついてんじゃねーっての全く、実際
はもう何ヶ月も前に証拠なんて揃ってたわけだからケリつけても良
かった

ここまで憎しみながらも引っ張ってきたのはどうしたら一番確実な
報復できるかゆっくり考えたかったことと
金銭関係で嫁には一円も渡したくなかったからクレジットカード潰
したり離婚がらみの法律勉強したりでここまできた

もう十分準備は出来たと思う、おそらくここ3日以内にアホ共はエロ
マンションでサカルはずだからがっつりけじめつけるつもり

242:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)18:53:37
慰謝料請求、財産分与等も、計画済み?

247:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)20:03:59
241
素朴な疑問なんだがBNFがダメなのは分かったが
なんでCNFじゃなくてDNFなん?

248:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)20:08:56
247
ニュース局っぽいからだろ
それとDのほうがBに似てるからじゃないの?

249:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)20:13:07
CNFって言うコテも市況関係の板にいたからだろ
あんまり有名じゃないけどね

254:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/12(月)20:51:49
242

証拠そろえながらここまで引っ張った一番大きな理由が金関係の問
題に確証が持てなかったことでさ

今俺は京王線の沿線の分譲マンションにすんでるんだけど、ここは
嫁と結婚するまえに俺が頭金払ってローン組んで買ったもんなんだ

まあ今でもローン払ってるんだけどね
結婚してからもローン払ってたんでアホ嫁に持分とか主張されちゃ
たまらんし

後俺が今相場やってる種銭はもともと俺が貯めた金約1500万ぐらい
がスタートなんだけど当然に上下してて2年前ぐらい前は600万ぐら
いまで減っちまってね

その後回復して去年の上昇相場のおかげもあって今では5000万ぐら
いに増えてるんだけど、これについてもアホ嫁に万が一にも半分と
か主張されちゃたまらないしでうかつに行動起こせなかったんだわさ、

それと結婚しからは平均すれば毎月70万ぐらいは家計費として別口
座に移して嫁に払ってたんだお

ボーナスとかは当然ないけどね勿論マンションのローンもそこから
落としてたんだけどね、

その嫁に渡してる口座の残高も1000万ぐらいは残っててそれを嫁に
自分の金として持っていかれるのもむかつくしでね

まあ情けない話俺は金が心配で気がついてからも何ヶ月もの間自分
の嫁を他人の自由にさせてたようなだらしない男ってことさw

金の話が完全にクリアーになったわけじゃないけど大体のところは
わかったし、ほとんどアホ嫁に持っていかれる心配もなくなった?んで
ここらで締めることにしたわけさ

もちろん慰謝料はきっちり貰うつもりだし、嫁に金は限界まで一円
も渡さないつもりだし突入と同時に嫁に渡してる口座は閉鎖するし
嫁はマンションからたたき出す

親に証拠と一緒に渡してやるよw
おっさんのスーパーと家族にはきっちり知らせる、違法にならない
ようになwww

247
248
249
他人が使ったコテつけたら失礼なんでこれにしたんだお
多分これはいないはず

なんか移動してきたんでかぶっちまったかな、迷惑だったらごめん

俺は突入してからでも書き込むは、じゃな

255:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)20:57:18
254
弁護士に相談してるってことでいいのか?

257:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)21:04:00
254
買い豚?売り豚?監視銘柄何?
どこの証券会社に口座開いてる?
為替はやらないのか?
もと証券会社勤務だったよな?最近さわった銘柄何?
ネタならハードル高いぞw

260:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/12(月)21:25:42
255

相談してるよ、正式に委任は突入後にする予定になってる

あの人たちはいろいろうるさいんでねwあれやるなこれやるな金の
話だけしてる今は

257
基本現物の順張り買いだよ
あんまナンピンしないようにはしてる年40パーで回せればオンの時さ、
まあ当然売りもやるけどね

最近さわった銘柄?ズバリ野村に聞いてみよって感じで第一生命新
規上場なw初値の158000円で半分売り残りは翌日に160000で売った

儲かったぞ
野村のクソソフトが遅くてイラついた上に手数料どたかくてむかつ
いたけどな

証券会社はSBIと楽天な基本マケスピつかってるよ、FXもたまにやる

インヴァストのクリック365な、手数料高いから絶対のチャンスボー
ルしか打たないよ

直近ではポン円が132円の時にLしたよ、まあ10枚程度だけどなw

監視銘柄は3632、1606、7241、6146、5214、6724、2730、3432、
2914、2211、7751、6753、6367、8058、こんな感じでいいかい?

その他200ぐらいは常時監視してるよ

259
相場やってる人間にとって2ちゃんは貴重な情報源だからな、でも
ありがとなトンクス

261:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)21:33:46
260
わかったわかったそう怒るなって
おまえがこっち側の人間なのは理解した

しかしそろそろ下げるだろ日経いくらなんでも実体経済考えたら限
界臭いよな

262:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)21:39:08
260
結婚前から相場張ってるなら分与の対象にはならん。
マンソンも大丈夫だ。

礼なら8913を10000枚ほど買ってくれればいいよw
やすいもんだろw

264:山崎史彦:2010/04/12(月)21:44:16
260
勝ったのか株で?

266:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/12(月)21:51:45
ご武運を祈るDNF
離婚する時は有価証券は
現金や不動産とは扱いが
少し違うらしい、くらいしか知らなかった

329:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)15:56:46

今日はどうやらなさそうだ、多分明日の昼前ぐらいから俺が金払っ
てるアホ達の愛の巣wでサカルはずだ

おっさんが水曜休み(週中は水木)なんでアホ嫁はどたままっピ
ンクにして昼前ぐらいからいそいそ出かけるはず

さ〜て楽しみだわな、やってる真っ最中にどうどうと部屋の鍵開け
て突入してやるさ

なんせ合鍵持ってるからな、ほんと頭まっピンクのアホ嫁は警戒心
のかけらもなくてな、おっさん名義で借りてるマンションの例の契
約書一式のなかに鍵も一緒に入れてあんのw

多分鍵は3本渡されてお互いに1本づつ持って残った1本は契約書と
一緒にしまっておいたんだろうと思う

全くそんなもの堂々と家に置いておきやがってさ、人様舐めるのも
大概にしろだよな多分ドアチェーンなんぞは絶対にかけてないと思
うけど念のためカッターでももってくかなw

突入されたらおそらくおっさんはビビリまくってアホ嫁は開き直
るんじゃないかな、なんせ頭逝ってるからね

そこから何日でどんな修羅場見させてくれるかさ〜て楽しみだ

262

273:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)09:31:23
260
時間があったらでいいけど確保した証拠
メールや写真の内容なんかについて少し書いてくれるとありがたい

330:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)15:57:32
273

メールの内容はまあよくあるお花畑のラリメールだよ、読んでる
こっちがこっぱずかしくなるようななw

ただクソムカツクのがおっさんがしきりと俺の仕事(相場)のこと
不安定だのいつか大損するだのたまってることとアホ嫁が結婚は望
んでいない、今の関係で満足してるだの書いてることさ、

ふざけんじゃねーよ
アホアマが俺の金で生活や贅沢しながら何言ってやがんだ
馬鹿野ろうがって話だよな

まあおっさんはいざとなったら自分がアホ嫁の面倒見るみたいなこ
と書いてるんでな、もうじきいざとなるから面倒みてやってくださ
いだわなw

PC画像は笑えるよ、
最初のうちは綺麗な嫁の写真集、んでだんだんエロになってって

それでも初めのうちは綺麗なヌード画像んでそこからやっぱどん
どんエロ一色w

しまいにゃ羽目鳥がんがん、おっさんバックでやりながら必死にデ
ジカメのシャッターおしてんじゃねーよw

がんばりすぎて顔が疲れてきてるぞっちゅうのw

アホ嫁は腹の上に出されてうっとりした表情してんなよw

なんて下品な馬鹿アマだっちゅうのそんなもんをウィンドーズ・フォ
トで几帳面に管理すんなって話だわさ

人に見られたらどうすんだよ

見られるんだけどねw

でも一番笑えるのがエロ画像も初めのうちは毎回しつこいぐらいに
撮ってるのにどんどん減ってきてんのw

飽きてんじゃねーよエロ親父w

332:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)16:01:41
329
そんな状況でも一応住居不法侵入になるんじゃねーの?

334:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)16:04:25
330
おっさんは既婚だろ?おっさん嫁は呼ばないのか?

336:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)16:10:35
332
その状況で不法侵入うんぬん言うなら言わしとけ〜だな
ただな、契約書一式から鍵まで俺の家にあってそのうえ俺の口座か
ら家賃水道光熱費落ちてるわけだからな

334
すぐには言わない、嫁との間で喧嘩おっぱじまって収拾つかなくなっ
てから知らせるつもり

335:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)16:09:49
330
ハメ鳥画像うp

337:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)16:11:22
335
いつかどっかで流れるかもしんねーから楽しみにしててくんなw

338:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)16:18:24

そうか俺の口座じゃねーなw

俺の金がおっさん名義の口座から落ちてるんだなじゃあちょっと不
利か、まあいいや俺の金だってことは確かだからな

339:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)16:28:01
337
おっさんの勤務先にも伝えるつもり?

341:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)16:34:39
339
勿論だおw

嫁がパート行ってた時の知り合い(女)が何人かいるんで先にそっ
ちに伝えて店中の噂にしてから従業員の管理面についてきっちり抗
議させてもらうよ

342:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)16:35:03
336
不倫の件でおっさんをシメたあとは警察に届けろよ

344:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)16:45:17
340
トン、がんがるお
推奨銘柄は今日のところは難しいな〜中途半端だからな

ただ鉄鋼関連が下げ初動っぽいからもうひと下げしたら買いで鬼ホー
ルドしてれば十分離隔できると思うそれとこれは願望だけどABC・M
がもう日と吹きして3500円超えたら軽く売り始めてみるかななんて

342
家賃水道光熱費が落ちてるのはおっさん名義の口座だったんだよ残
念ながら

345:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)16:47:51
おっさん名義の口座のお前の口座ってなんだよ?

346:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)16:52:43
345
嫁が持ってる(俺の家に置いてある)おっさん名義の口座に嫁が俺
が渡してる金を入金して毎月の家賃水道光熱費を落としてるんだよ

イブ始まったんでまた後でな

347:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)16:59:10
346
イブってなに?

349:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)17:08:39
347
イブニングじゃね?

つまり夕方に売り買いが集中するんじゃねぇの?
ちょっと専門用語ひけらかすのが鼻につくよな。
ここはそんな板じゃないのに。

351:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)17:14:50
347349350
大証イブニングって言って夕方から始まる日経225先物の市場のこと

俺が257で煽ったのが悪かった

352:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)18:28:51

不安定でいつか大損とか虚勢張りつつそいつの金にぶら下がってん
のかw年齢以外は小学生以下だな。

353:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)18:32:01
おっさんの口座の金の流れまでわかるもんか?
汚嫁におっさんが渡してるかもしんまいじゃないか・・・

356:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)19:51:55
354
間が金渡してる可能性はゼロなのか?

359:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)20:44:58
349

悪い悪いついつい意地になっちまってなw
ま、株の話は止めとくわ

353

おっさんの通帳家にあるからさ、それとアホ達のやり場の家賃毎月
27日引き落としなんだけどアホ嫁毎月几帳面に必要なだけ俺が渡し
てる口座から出してすぐに入金してんのな、

んでそれ以外おっさんの口座に金の動きないからまあ誰が考えて
も俺の金だわな

356
言い張ることはできるかもしれんけど調べりゃわかるんじゃね?
出金した支店と時間、入金した支店と時間とかで
出した金と入れた金一致してるしな

さ〜て明日の突入はほぼ確実だわ

アホ嫁入念に風呂入って頭洗ってやがるw

しかしどたままっピンクになった女ってな
なんでこうもわかり易いかね?
明日やってきますって言ってるようなもんだろそれってのなw

367:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)21:13:57
360
そんなこたねーよ

俺なんてやられて舐められて
もうほんと穴があったら入りたい心境をさ無理やり虚勢はってる哀
れな負け犬さw

361
363
わかったわかった笑わせてくれてありがとな

364
まあなんでもありだな、なんでもやってやるよ

おっさんが嫁に嵌め鳥してる必死な表情の画像がある意味俺の心の
支えかも?w

369:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)21:18:35
367
今は修羅場だから精神が高揚してるからいいだろうけど一段落した
らガクっとくるから気をつけろ

370:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)21:21:30
367
しかし書き込み慣れてるな
コテトリ一発だったし
このスレの常連だったりするのか?

373:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/13(火)21:40:22
369

ありがとな、まあガクっとくるかもしれんけど毎日かねと生活かかっ
てるんでよそっちでなんとか気がまぎれるといいななんてなw

370
ここの常連じゃないけどさすがにアホ嫁にやられてからはPOMてはい
たさ

2ちゃんは俺達の世界じゃ必需品だし
向こうではコテなんでね、慣れてるですおw

429:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)11:09:43
嫁がいそいそ出かけていきやがりましてから
20分ほどたったので行ってくるざんす

457:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)16:08:57
HAAAAAAAAAA、さっき帰ってきますた…
長いんでまとめて投稿しまつ
しばしお待ちくだしあ
疲れたショボーン(´・ω・`)

2時間ぐらいかかるかもだお…

—————————————–

479:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:08:20
突してきたですおw
たくよ・・・しかし疲れるもんだ
おねグッタリしちまったよ

タイミングはばっちりと言えばばっちり、でもよ
なんかはっきり見ちまってや〜な感じだお

アホ共のエロの宮殿に到着してしばらくの間離れた所から様子を眺
めてたんだわ

そしたらスーパーの有料レジ袋を持った嫁がマンションに向かって
歩いてきた
危ないとこだった、見つかったら台無しになるとこだったぜ

嫁が部屋に入ったんで外からできる限り近づいて様子を探ってたん
だけどおっさんはまだ来てないみたい

嫁は料理作ってるようなんだわな
昼飯作っておっさんが来るの待ってるってことみたいでね・・・

なんつうのかねー俺の飯はレンジでチンなのによ、ざけんじゃねーっ
つーのな

しかたねーからまた少し離れたところで入口監視してたら、どうか
なー?それから1時間ぐらいでおっさんがやってきた

仕事休みなのにスーツにネクタイはめて家族には仕事言ってきてん
だろーねー、そんなにまでしてやりたいかこのエロ親父

マンションは南側にバルコニーがあって北側に玄関があり、入って
すぐが小さなDKで横並びで隣に6畳の和室があるんだお、契約書類に
入ってた間取り図で確認済み

10分ぐらい我慢してマンションに近づいて玄関そばで聞き耳立てて
たんだわさ

まあ安普請なんでわりと中の様子は聞こえやすいはずなんだけど、
キッチンに人の気配が皆無

481:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:10:28

あれ?一緒に飯食ってんのかと思ったら、飯より先にアレでつか〜
ほんと好きでつねw

しかたねーからここで突、とっくに気持ち整理ついてるはずなんだ
が、なんだかその瞬間は心臓がめっちゃあぶってバックンバックン
逝って痛いぐらいだったわ

やっぱドアチェーンはかかってなかった、そら安心しきっとるのに
そんなもん閉めんわなw

土足のまま無人のDKを通り過ぎて隣の和室に向かった
襖がしまってたんで勢いよく御開帳だお!

和室に布団しいてあって、ってあれー?全裸のオサーンが内の嫁に
乗っかってら!

ahahahahahaha・・・

そこで全員しばらくポッカーン???
やっと俺が出せた言葉がさ、何やってんの?

ってアレに決まってまんがなーって
だれか突っ込んでくれたら少しは気も楽に〜♪って感じ

悲鳴と怒号が飛び交うのかと思ってたけど案外違ってた

状況を察したおっさんは黙ってうつむいてるだけ、
嫁はやっぱ少しってかかなりキレ気味に

『あなたこういう卑劣なマネして恥ずかしくない?』

ときたもんだw

はああああああああ?な、なんですってー!だわさw

『おまえはこんなマネして恥ずかしくないの?』

とオラ

『・・・私たちはいい加減な気持ちで付き合ってるわけじゃないか
ら!』
と嫁

『ああそうか、じゃあ俺とは別れるってことでいいな?』

とオラ

『・・・・・・・・・』

『おまえさあ、独身の女とは違うことわかってんの?』

オラ

『わかってるに決まってるでしょ!でも真剣だから!』

キレまくって嫁

『じゃあ俺とは離婚しかないわな』

語気強めにオラ

『・・・あなたがそう言うならしかたない、いいよ離婚しましょ!』

開き直って嫁

『・・・・・・・・』

ひたすらオドオドしながらオサーン

『とりあえず服着たら?』

オラ

ここまでオサーンと嫁全裸w
しかしオサーン腹出てきてるし、毛深いし、意外と身長小さいしな
んだかなー?

何よりもすごいもん持ってんのかってビビッてたけど全然ちっせー
じゃんwこれのどこがいいんだろ?俺にはわかんねーや技か?技な
のか?

483:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:13:59

服を着たオサーン、嫁、オラでキッチンのちっぽけなダイニングテー
ブルを囲んで話し合い

『これに名前書いて、印鑑は持ってきたから』

離婚届けと嫁印鑑をだしてオラ

『・・・・・・厭らしい男、だからこうなるの!』

サインしながら憎々しげに嫁
アハハハハハハハハ、だからこうなっちゃったんだオイラーw

『もう当然一緒には暮らせないんで俺のマンションの鍵返して』

俺のを強調しつつオラ

『私の荷物は?こまるんだけど!』

怒り倒しながら嫁

『数日以内にここに引っ越し便で送る』

オラ

『あなたにさわって欲しくないんだけど!』

『でも俺もおまえに二度と俺の家に入って欲しくないんだわ』

オラ

すったもんだで揉めまくりながらも早急に引っ越し便で荷物を送る
ことで合意

その間不思議なことにオサーンは申し訳なさそうにしながらも俺に
あえて謝らなかった

まあこっちも思惑があるからオサーンに一言も謝罪の要求しなかっ
たんだけどねウヒヒヒw

あえて嫁にもオサーンにも金の話なんておくびにも出さなかったん
だおw

握ってる証拠のこともな〜んも言ってないもんね〜w
さ〜て嫁は俺の口座の残高約1千万弱を当てにしてる
だろうけどねw

それダメ、アウト!もうキャッシュカード止めたしwwwww
クレカもとっくに全止めだわさw

ここから後何日で嫁とオサーン泥沼化するのかな〜わ〜いwktk

ってここまでお祭りモードで書いてきたけどさ…

正直裸の嫁にオサーンが乗ってるの見て俺のハート的には痛たたた
た…って感じだおね

現場はある意味精神高揚で火柱状態なんで案外平気だっただけどね
帰ってきて時間がたつに従ってナンちゅうのズーンってくるおねふう、

でもこっからだかんね!フクシウは!

まあ嫁より綺麗なオニャゴの裏、いや今日は表だなDVDでも見て元気
付けるですかな…みなしゃん、応援してくれてありがとザンス

485:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)17:15:44
カード止めたこと黙ってた方が面白そうだぬ

486:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:18:47
485
ウム、もちろん一言も言ってませんビシッ!

487:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)17:19:27
483
凸報告乙。
大変だったね。あんたすごいよ。
今後の計画を言える範囲でおしえて。

490:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:24:02
487

多分オサーンは絶対に離婚反対すると思う、もうハンコついちまっ
たんで撤回させようと必死なはず

それを見た嫁が狭く貧乏くさいあの部屋でどう思うかなウヒヒヒヒw

で、いい加減ぐちゃぐちゃになったところでオサーンの嫁にオサー
ンの浮気発覚!

さらに嫁のパート仲間を通してオサーンのスーパーに読めとオサー
ンの不倫報道泥沼状態のオサーンに突然高額な慰謝料請求が!

さあどうなるオサーンの運命w

492:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)17:25:20
490
ざまーだな。
全部筋書き通り?
アクシデントは?
あと、今のお前の体調は?

493:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)17:25:26
490
今日の凸に関してはこれで終わり?

498:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:28:51
492
いまのところは筋書きどおり
ハート的にはなんか妙に物悲しいつーかさ…

なんか起ちそうもないのに女が欲しいとか?うーんよくわかんない
けど多分まともじゃないなw

493
オサーンが帰り際に

一度お邪魔しまつって言うてはったんで
嫁を適当に宥めすかしてから来るんじゃないかな

501:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:32:58
496
そうそうもう突しか頭なかったわねw

497
一言も正面きって謝らなかったお
でもいい加減な気持ちじゃないんです…決して

て言うてはりますた
それと後日正式におはにゃしお…って何度もいうとったね
そんで帰り際に連絡汁って逝ってたから多分今日中に連絡してくる
とおもうね

406:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/13(火)23:08:47

男性には自分が好きになって妻にした人間を生涯幸せにする義務が
あるでしょ

男なんだから、望んで妻にしたんだからその義務がはたせないで我
慢に我慢を重ねた奥さんが旦那のこと見限ったならしかたがないじゃ
ない

望みをかなえられなかったことで破局するならそれは全てふがいな
い男性側に問題があるでしょ

そうなったなら自分が幸せにできなかった以上その後に奥さんが少
しでも幸せに生きられるように必死で努力するのが男のやくめで
しょ?

500:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)17:31:29
昨晩の406がリアルにご登場ってカンジだw
ホント、ギャグギレあったま悪〜

502:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:34:22
500
トン、ただね胃がねいかねーなんてね(´・ω・`)
痛いザンス…

503:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:36:17
499
いや〜株激損した時よりも意外と苦しいね
うんうん

ただ気がついたのが遅すぎたしね、もうここまでやられたら修復な
んてムリポてレベルだたからね

505:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)17:38:24
さて引越し屋たんに見積もりの電話とかするんで少し落ちまつ

508:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)17:40:44
その後の汚嫁とオサーンの会話

嫁「ばれちゃったテヘッ。私たちが愛し合ってる最中に入ってくるなん
てやっぱりあのひとサイテーねw」

オサーン「う、うん」

嫁「で、どうしようか?こうなっちゃったら私たち一緒になるしか
ないよねw」

オサーン「いやっそそれはちょっと・・・」

嫁「え、何?」

オサーン「困るんだ・・・」

嫁「あなた何言ってんの?さっきのあの人との会話聞いてたでしょ?
私にはあなたしかいないのよ!」

オサーン「いや、だからちゃんと謝ってだね・・・」

嫁「いまさら何言ってんのよーファビョーン」

てとこかな?

526:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)18:25:41

オサーンからTELキタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア嗚
呼亜

後30分ぐらいでお邪魔しまつてフウフウ言いながら逝ってはります
たー!

イヒヒヒヒ急いでICレコーダー仕掛けとかなくちゃダわさw

離婚届けは明日朝一で出しまつ、出しちゃえば勝ちだもんねースッ
キリだおw

529:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)18:30:34
526
離婚届は24時間受付可能。

530:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)18:30:50
527

オサーンは何としてでも離婚届の提出をやめさせたいんですおきっ

今日の日中の反応からみえみえですた

さてどんなこと語ってくれ張るでしょうか?俺から嫁への最後のプ
レゼントでつICレコw

531:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)18:31:56
529
でわでわ急いで出しときまつ

536:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)18:37:55
離婚届出しても出したことはオサーンに黙っててほしいな
オサーンの今後の行動がちょっと興味ある

537:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)18:40:43
536
オサーンには提出はしばらく待つって答えるです

542:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)18:42:44
暴れられるとアレだし外で会うといいよ

544:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)18:48:24
537
「あなたに言う必要はない」
と言った方がいいと思う。

545:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)18:48:46
542

首ブンブン振りながらオサーンにしゃべらせるつもりでつ

同情している振りとかしながら、どんなこと言ってくれるか楽しみ
でつ

オサーンもうじき来るんで再び落ちまつ

——————————————

563:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)21:00:51

オサーンが来ますた、オサーンカステラっぽいお菓子オラに渡すなり
ぐあばーって豪快に土下座決めて、どうも申し訳ありませんでしたー
言ってますた

オラは、まあまあ頭を上げてくださいって言ってICレコ仕込んだ応
接で話聞きますた

以下オサーンのお話をまとめまつ

『ご主人絶対に短慮はいけません、人生の大きな問題なんです』

『今はお気持ちが高ぶっておられるのも当然です、わかります』

『しかし行動は少し時間をおいてよくお考えになってからでも遅く
はありません』

『私は大変な過ちを犯しました、これから一生心の中でご主人と奥
様にお詫びしながら生きていきます』

『奥様は大変素晴らしい女性です、私を始め多くの社員の憧れの存
在でした』

『私はたまたま仕事の関係で奥様とよく接触がありました』

『次第に親しくなり、奥様の相談なんかに乗っていました』

『ご主人は株の世界で大変な成功を収めていらっしゃるそうですね』

『でもやはり大変なお仕事なんでしょうね、私なんかには到底でき
ません』

『しかしそんな成功のためにはなりふり構っていられないのもわか
ります、えーわかります』

564:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)21:02:33
くどいから少し省略

『奥様はご主人を大変愛していらっしゃいます、それはもうほんと
に』

『たまたま、ほんとたまたま奥様の側にいた私だからこそわかりま
す、えー誰よりもわかります』

『寂しかったんだと思いますよ、ご主人にもう少し構って欲しかっ
たんだと思います』

『ご主人が毎晩深夜までPCのまえで必死でお仕事をしていらっしゃ
る姿が悲しかったとおっしゃっていましたよ』

『深夜にPCの前でギャーとか、苦しんで呻いておられるご主人の声
が辛くて聞いていられなかったそうです』

『そうですそうです、奥様は寂しかっただけなんです、本当は今も
ご主人のことを心から愛しておられます』

『今は奥様もお気持ちが高ぶっておられますからあんな反応をして
しまいましたけど、私がきちんとお話します』

『どうか少し時間を下さい、奥様も落ち着いたらご主人がどんなに
大切な存在だったかわかるはずです』

『なんと言っても奥様はご主人のことを心から愛しておられますから』

もうね、こんな話を延々と壊れたレコードみたいにね最後の頃には
うんうんって首振り過ぎて痛いお(・ω・)

とりあえず離婚届の提出は少し考えるってことでお引取りいただき
ますた

さて友達二人に連絡したし、離婚届の承認確保だお!

571:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)21:05:34
563564
バロスwwwww
なんだそれ、オサーンアホだな必死過ぎw
で金の話は出なかったのか?

573:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)21:06:53
汚嫁とはどれくらい続いてたんだっけ?

575:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)21:08:16
571

あくまでもオサーンは自分は反省するだけで今まで使い込んだDNFの
金も慰謝料も払う気はないという感じだよなww

ただただ離婚さえ押しとどめればこの夫婦を騙せると思ってるんだ
ろうw

577:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)21:09:29
571
オサーンお金請求されるなんて全く想像してないっぽいお…

『私が身を引くのが一番いいと思っています、辛いですが』

『私が引くことでご主人と奥様がお幸せになれればそれでいいと思っ
ています』
てゆうてはりますた(´・ω・`)…

579:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)21:10:55
573

2年だす

586:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)21:16:27
577

友人が着次第提出するの?

あと一番気になるのがいつ提出するのがDNF氏にとっての利益にな
るかなんだけど、
そこらへんは弁護士に確認済み?
それが済んでいて、すぐに提出っていうんであれば大賛成です。

589:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)21:17:54
菓子箱の底に金詰まってなかったんか

590:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)21:18:12
オサーンがバカだからお金の事考えないのか
汚嫁から聞いているDNFの事を馬鹿にして
騙せると踏んで言わないのか今後の展開に注目だな。

592:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)21:19:22
586
即提出が一番ってちょっとブサの弁護士さん言ってますた

離婚で粘られると時間かかるし費用がかさむからお金の話は出来れ
ば離婚成立してからのが有利ビシッ!

だそうでつ、友達きたら行ってきまつ

594:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)21:21:16
589
一円も入ってませんですた、つーか菓子どう見ても3000円だす

590
全く頭にない様子でしすた(´・ω・`)

596:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/14(水)21:21:48
592
いってら〜
ついでに俺も夜食買いに行って来る
DNF今夜は俺がいるから辛くなったらレスしろよ。

600:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)21:23:44
596
まだこないからもう少しいまつ
9時半にくる予定でつ、でも約束どおりこないおね普通
こんな平日にリーマン様が

606:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/14(水)21:29:15
って言ってたら来たでつ、証人1号たん

ってことで今夜はこれで失礼しまつ
しかしなんなのこの展開(´・ω・`)ショボーン

761:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)12:08:57

嫁の荷物出しオワター!ふう、妙なことで絡まれるのもかなわんか
ら丁寧めにやってたらかなり時間かかったお

引越し屋のおにいさん達後はまかせたぜいw

しかしね、嫁の下着やなんかも当然箱詰めしたんだけどよ、まあな
んつーの?

見たこともない派手なやつとかもズラズラ出てくるんだな、これが

なんだろねー、一生懸命稼いだ金がよそのオサーン喜ばすためにこ
うやって使われてたって…

やりきれないおね(´・ω・`)…

767:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)12:21:46
汚嫁はどうしてる?

769:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)12:22:56
767
あれからなんにも連絡ないんだお
あっちはあっちで揉めてるんじゃね?

770:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)12:23:00
わざわざ嫁の下着をだすこたぁないと思うが

771:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)12:25:02
770

残しとくわけもないし、勝手に捨てたりしてま〜たガルルルルとかって
絡まれたらいやじゃん

772:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)12:27:10
771
体調は?
現場が脳裏に残ってて戻したりとか。
精神状態は平気か?

778:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)12:32:14
772

精神状態は軽めの鬱かな、現場の残像の影響はたしかにあるね

吐くまではいかないけど思い出すとな〜んかや〜な気分になってく
るね

ネトラレ妄想もゲームとかならスパイスかもだけどリアルだと落ち
込むよねw

体調は食欲が落ちてることと眠りがやっぱ浅いせいですこしボーっ
とした感じだお
まあ徐々に回復すると思いまつ

777:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)12:30:49
嫁の実家には連絡済み?

782:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)12:34:32
774
トン

777
まだどっちの実家にも連絡してないお、ここはしばらく連絡しない
のが作戦だったりするでつ

779:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)12:32:33
離婚届役所のほうは、完了なのかい。

786:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)12:35:44
779
あの日の夜にきっちり出したお

784:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)12:34:47
769
荷物整理おつ〜
意外と解決したと思っているんじゃね?

DNF嫁がオサーンの愛人って立場に納得してしまえば、馬鹿なオサー
ンの事だから、家庭と愛人の両立でウヒヒのお花畑だったりw

789:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)12:39:06
784

そうそう、しかし金無いからね嫁、さ〜てオサーンはどうするんだ
ろねw

オラー楽しみだ〜w

さて俺も久々に仕事汁お、このままじゃただの自宅警備員になっちゃ
うからさまた夜くるおね

828:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)15:25:42

元嫁(本人はまだ知らない)からTELキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!

やっとキャッシュカード止まってることに気がついたらすいw
ブチキレ、激昂仮面状態ですた、以下会話でつ

『ちょっと!キャッシュカード使えないんだけど』

ブチキレつつ嫁

『うん、止めたから』

普通に俺

『はああ?何勝手なことしてんの!』

さらにキレつつ嫁

『勝手なことって、俺が自分の口座の金どうしようと勝手だろ』

ごく普通に俺

『あなたの名義かも知れないけど私のお金でしょ?』

あきれて諭すように嫁

『違うって、俺が二人の生活を維持していくために入れた金だろ?』

『節約して貯めたの私でしょ!』

必死で平静を維持しようとしつつも噴火寸前

『あれは会社員でいうところの給料と同じだろ?それがなんで全て
おまえのものになるの?』

『(≧▽≦*)(*≧▽≦)p。・:*:・゚★,。・:*:・』

なんか意味わからんけど怒ってる嫁

『…じゃあとりあえず半分頂戴、最低でも半分は私の物ってことで
しょ』

『やだ』

『ちょっと!やだって…何言ってるの!困るんだけど!!!』

ついにブチキレまくって嫁

『おまえさあ、そこの部屋の家賃や維持費こっから出して払ってる
だろ?それ使い込みだろ』

『まあ、それ以外にもいろいろ自分のためだけに使ってるよな?』

『…』

『一度公正なプロの人間に入ってもらってきっちりと精算しよう、
それまでは俺もここからは一銭も出さないから
それでいいな、この口座はそれまで凍結しとく』

キッパリと俺w

『…じゃあそれまでの間の生活費として毎月30万でいいから頂戴』

当然の権利を主張するように嫁

『やだ』

『あのねえ、いい加減にして出るとこ出てもいいんだよ!』

自信満々に嫁

『好きにしたら、じゃな忙しいから切るな』

www俺

『あ、ちょ、ま」』

ブチッ、

それから7回ほど電話かかってきますたが無視してたらかかってこな
くなりますたw

830:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)15:32:59
828
ワロタw
離婚届出してるんだから生活費なんて払わなくていいのになw

833:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)15:33:53
離婚したもはや他人に生活費よこせ?
そこまで馬鹿なのはちょっと…

835:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)15:34:19
30万で良いからってすげーな
今頃オッサンに泣き付いてんじゃね

838:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)15:40:15
830
833
嫁はまだ離婚届出したことしらないと思いまつw

835
そうそうオラもそう思います、さ〜てオサーン苦しくなってきただ
よw

836:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)15:37:30
いちよう玄関に鍵かけてチェーンしとけ
あと鍵も変えろよ

840:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)15:41:42
836

あーそうだね、いいこと聞いた、鍵変えないとヤヴァイおね

839:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)15:40:49

何かオサーンが夜にでも「DNF嫁に生活費出してあげて」とか言って
きそう。

流石にそこまで馬鹿じゃww

842:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)15:43:46
839
それあり、多分なんか言ってくると思う

こないだの1時間半超えの熱弁で離婚阻止成功とか思ってるだろうか
らぬ

ストレートに嫁に金やれとかはないと思うけどねw

843:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)15:45:28
841

俺が負けまくってた時にパートで稼いだ金、つっても150万ぐらいだ
けどさ

それだって全部自分でつかっちまったんだお、まったくねw

844:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)15:50:05
843
がんばれ!

ところでここまで計算内?
オサーン再登場も込みで

846:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)15:53:25
844

そう完全に予想通り、オラの修羅場の値動き予想はここまでパーフェ
クトw

845:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)15:52:34
生活費月30万クレって、オサーンも困るだろうなww

848:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)15:55:14
通帳とか契約書とかも抑えてるし、
弁護士にはコンタクトを取ってるんだよな。
もう、漏れは無いよな・・・?

850:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)16:00:23
848

ちょいブ…ゲフンゲフン、弁護士さんにはあらかた相談済みでつ

まあ出てもらうのは最終局面の慰謝料請求の段階ですけどね

漏れはないはず、ただ家の鍵の交換は気がつかなかった、よかた

851:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)16:03:34
クレカ持たせてないだろうな?
健康保険証はどうした

852:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)16:03:43
ブサ弁護士って女?

853:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)16:11:43
DNFは政府管掌じゃなくて国保だわな

国保は世帯単位だから離婚届出したら自動的に抜けるんだろうか

854:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)16:14:53
852

そうそう女性でつ、まあ見ようによっては可愛いかも?

851
853

そうそう国保だけど扶養になってたから俺がなんか手続きして外さ
ないといけんのかな?

855:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)16:22:19
854
gogleさんで検索しただけだが

を見る限りでは

、DNFさんが「健康保険資格喪失届」なるものを市町村に出す必要が
あるっぽいです。

856:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)16:25:17
とにかく早く鍵屋を呼べ
元嫁が乗り込んできたらややこしくなるし

857:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)16:27:31
855
トン、後でオラも調べてみるね

856
怖!ラジャーすぐ電話して呼ぶお
少し落ちまつ

898:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)20:50:17
オサーンから電話がかかってきますた…(´・ω・`)
オサーンの話は長いので少しまとめます

『いやいやご主人、奥様からお話聞きました、まあねーほんとうに
大変ですよね、うんうんわかります、わかりますとも!』

『ご主人のお気持ちはほんっとよくわかります!しかしこういった
問題はよくよくお考えになられたほうがいいです』

『一時の感情で決定的にこじれたり、後々ふとした拍子に出てきて
気まずい思いをしたりもよくあることです』

『まあねー、こんな問題に本当は私のような第三者が出てこないほ
うがいいのかもしれませんのですがね』

『ただ私はご主人と奥様に仲直りして頂きたい一心でこうやって、
ご迷惑を承知でシャシャリ出てきてるわけでして』

『まっ、奥様もあれですよね30万なんてねー、いくらなんでもそれ
は言い過ぎですよね、アハハハハハハ』

『…しかしどうでしょう?最低限度きちんと家賃が払えてそれなり
に生活できる程度はお渡しになられては?』

『色んな思いがおありでしょう、わかります、わかりますとも』

『しかしですね、奥様も口ではあんなことおっしゃっていますが、
本心ではご主人に許していただきたいんですよ!』

『それこそ私が一番わかっています、ええ、ええ保証しますよそれ
はもう!』

『どうかそこのところを考えてあげてください、同じ女性を愛して
敗れ去った負け犬からのお願いですけどね』

オラ
『少し考えたいので時間を下さい』
…(´・ω・`)

ってことで今夜も電話ですがお引取り頂きますた
なんかね(゜∀゜)アハハ八八ノヽノヽノヽノ\/\/\

908:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)21:00:07
ですおね、みなしゃん
なんかオラ今夜は悪酔いしそうでつお…

この手の電話がくるのは予想してたけどここまで豪快に決められる
とは予想外でつた…

909:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)21:02:53
オサーンこんなことも言ってますた

『人生なんて色々ありますよ、そりゃあもう、私もこれからの人生
を心の中で妻に詫び続けようと思います』

934:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)21:19:12
完全に汚サーン保身モードだなw
もちろん録音したか?
この発言は

「これからも汚物共の棲家はDNFの金で維持していく」

「不貞発覚後にも関わらず汚嫁と連絡取り合ってる。」
とも取れるぞ。

汚サーン本人が知らなくても事実上そうだ。
不貞行為に加えて金をたかろうって事さ。
悪質度が更にアップしているぜ。
マジに馬鹿だな。この汚サーンはw

935:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)21:20:12
あ、そうそう家の鍵交換のアドバイスくれた人トン
もう替えますた、すぐに来てくれる鍵やタンよんだですお
すぐに替えてくれたけど、高けー(´・ω・`)
まあ身の安全優先ですね

938:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)21:21:40
934
大丈夫だす、きっちり家電で録音したっす

939:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)21:21:45
あのさ、せめてDNFの両親には伝えた方がいいんじゃないか?
親にあることないこと吹き込まれると面倒だよ!

941:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/16(金)21:22:53
ここで読んでるだけだからオサーン笑えるが
俺当事者だったらブチ切れてるわ。
DNF頑張れよ、応援してるよ。

945:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)21:25:27
939
ここは我慢だす、家の親なんてほとんど無力だし

941
そうだおね、ただこれからが楽しいザンス
嫁とオサーンの修羅場キボンヌ!

950:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)21:34:07
946
長いよね、ほんと長いな
こんなことでこの2年どれだけ嫌な思いしたか、原因がこれとはねトホホ

947
裁判所とかで負けたら払いまつw
それまで放置プレイでつ

948
おかげさまで、油断してる時に家突入されたらマジビビルし
アドバイスありがとね

954:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)21:41:12
食欲なんかね全然ないけど昼も食ってないんでファミレスで飯食ってきまつ
みんなトン少し落ちまつ

18:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/16(金)22:50:25
1
乙です〜♪

ファミレスで和風ハンバーグ定食食べてきますた

さすがに嫁(元)からもオサーンからももう電話かかって来ません
そろそろ風呂入って寝まつ眠いか眠くないかそれが問題だおw

じゃあみなさんお休みなさいでつ

303:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)15:25:52

『お金のこと考えてくれた?なるべく早く欲しいんだけど』

『考えるもなにもいそいで精算したいって言うなら弁護士にそう伝
えるけど?おまえとオサーンに対しての慰謝料の金額も決めないと
いかんしな』

冷淡に俺

『…それどういうこと?意味がわかんないんだけど…』

不安そうに嫁

『あのさあ、おまえとオサーンの浮気によって俺とおまえの夫婦関
係は破綻して離婚になったわけだ
当然加害者であるおまえとオサーンは俺に損害賠償する義務がある
わけさ、わかるだろ?』

『離婚って…あの離婚届出したの?酷い!信じられない!なんで勝手
にそんなことするの!』
半狂乱で嫁

『勝手にってあの日納得しておまえは離婚届にサインしたわけだろ?
なんか問題があるのか?』

『あの時はあなたが私をわざと怒らせて書かせるように仕向けたん
じゃない、それにあの日の夜にあの人と話して考え直すって言った
んでしょ?なに卑怯なことしてるのよ』

激昂して嫁

『考え直すなんて言ってない、考えると言っただけだ、そんで考え
た結果提出したなんか問題あるか?』

304:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)15:26:25
まだ慰謝料請求とオサーン家族に暴露してないのかよ

305:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)15:26:33
やりとりや状況を事細かく書いてくれ

306:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)15:29:03

『大体おまえオサーンと本気なんでしょ?
だったら俺とは別れるしかないわけじゃん?何が言いたいの?』

『別れるにしても金銭的にちゃんとしてくれて、生活していけるよ
うにするのが夫の務めでしょ?お金払ってよ』

『オサーンに何を吹き込まれたか知らんけど、自分がこっぴどく裏
切った相手に善意なんて期待すんなよ』

『…5年もあなたに尽くしたのよ、無一文で追い出すつもり?』
半泣きで嫁

『そのうち2年は裏切ってたわけだけどな、財産分与の請求権と
離婚の成否は関係ないから今からでも請求すればいいじゃん
弁護士立ててさ』

『ああそう、じゃあ遠慮なくそうさせて頂きます』
力強く嫁

『いいよ、ただそうなれば俺もさっき言った通りおまえとオサーンに対して
慰謝料請求させてもらうから、いずれにしても裁判だな』

『まあそうなればおまえの両親や親戚場合によっては友達なんかにも
表ざたになるからな、
ああそれとオサーンの家族にもな、それだけは覚悟しとけよ』

『私の親に話すつもりなの!やめてよ卑怯者!』
激怒して嫁

『そりゃ裁判になれば俺が話すとか話さないじゃなくて
嫌でも知られるに決まってるだろ』
普通に俺

『そうやって脅迫するわけ?卑怯な男、だから愛想つかされるんだわ!
そんなにお金が大事なの?嫌らしい男!』
憎憎しげに嫁

『あのさあ、おまえとオサーンはお互いに本気なんだろ?
だったら生活の問題とかも俺じゃなくて
オサーンが考えるのが普通なんじゃないの?
オサーンそこらへんについてなんて言ってるの?』

『あなたにはそんなこと関係ない!大きなお世話でしょ、
このまま泣き寝入りなんてしないから覚悟して!』

『ああいいよ、まあオサーンと良く相談しな、じゃな』

さ〜てこれで逃げ腰のオサーンがどう出るかにゃwおいらワクテカ
だおw

307:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)15:31:41
304
そうザンス、嫁とオサーンがぐっちゃぐちゃに揉めてからオサーン
の家族と職場ニばらすザンスウヒヒヒヒ

305
ラジャーなるべく詳細に逝きま〜す

309:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)15:35:12
308
なんかね、嫁の親子関係って少し変わっててさ
嫁はものすごくいい格好したがるのね

離婚するにしても性格の不一致とかって言いたいんだよね
間違っても浮気がばれてなんて知られたくないはずなのね

310:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)15:36:07

オサーンと家で2人で会って話してるようだが、飲食店とか友達同
伴とか第三者入れろよ

なんか起こってからでは遅いぞ

312:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)15:37:55
オサーンから即座に電話がかかってくるヨカーン。
オサーンに宣戦布告か。
戦闘モードのDNFと泣き言三昧のオサーンの図だな。

313:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)15:38:09
310

嫁とはTELだしオサーンも最初の晩だけ直接だけど2回目はTELだから
大丈夫

もう直接会うつもりはないからさ

314:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)15:39:14
312
オサーン仕事だからかかってくるとしても夜だろうぬw

315:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)15:41:14
先に元嫁親にTELしちゃれ。

316:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)15:41:38
オサーンはこれで困ったちゃんの展開なのは確かザンス

嫁があくまでオラから金巻き上げようと思ったら家族バレは避けら
れないし
嫁に金諦めさせたら自分がなんとかしないといけないしさ〜
どうするオサーンw

317:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)15:47:49
315
おつむ緩いアンポンタン達はゆっくりまったりヌッコロシましょw

320:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)15:53:01
318
なんかぬ、5年間一緒にいてあげたとか思ってるみたいだぬ
5年間養ってもらったって発想はまったくないみたいだぬ(´・ω・`)

325:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)16:07:13
慰謝料に不当に使い込まれた逢い引き用の家の家賃に光熱費の返還、二年にも渡る
不貞行為への賠償を考えたら、とても財産分与なんぞする必要は無いわな。
逆に思い切り取ったれ!

不労所得は分与対象外だから、渡す必要無いぞ。

専業主婦は元々財産分与の割合は非常に低いしな。
家事もまともにしてなかった上に
浪費する一方だったそうだから良くて2割、下手
すりゃ1割がせいぜいだ、一切渡すなよ。

329:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)16:11:46
325
そうそう裁判やってもほとんど取れない、多少取っても弁護士費用
とか考えたらたぶんマイナスですなw

330:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)16:13:37
328

たぶん金のことでオサーンと嫁は喧嘩になるだろうから頃合を見計
らって先日のオサーンの私は身を引きます発言を録音したICレコー
ダーを嫁にプレゼントしまつ

332:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)16:20:23
331
あんがとね、頑張るですお
地獄は結構身近にあるおね、
オラも嫁の浮気がわかってからかなりの期間地獄だったお…

少し落ちます、また夜にでもきまつ
みんなアドバイスありがとね(ハート)

375:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)20:49:16
オサーンからTELきますた
オサーンいきなり逃走しまた(´・ω・`)

てっきり多少の金ぐらい用意して、嫁を宥めすかしながら軟着陸狙
うかとおもたのに…

うーみゅ、オサーン常にオラの予想の斜め上にいきまつ
ある意味理解不能で手ごわいっす…

『いやいやご主人、お話うかがいました。奥様にはこの間私からも
ご助言させていただいたんですがね…』

『今はお金なんかじゃなく誠心誠意ご主人にお詫びしてお許しを頂
くべきじゃーないですかと』

『裁判なんかでご主人に金銭の要求なんて、それはいくらなんでも
いけませんよね』

『えーわかります、わかります。そんなことはもっての他ですよ!
とんでもありません!』

『今日は私のような第三者がさしでがましいかとも思いましたが、
少し強く奥様に助言させていただきました』

『それと、どうでしょうかご主人、今日奥様に一度ご実家に帰られ
ては?とお勧めしました』

『あんなところで若いご婦人がお一人でお住まいになることは、あ
まり良いことではありませんよね』

『ご主人も、そうお思いになられませんか?近頃は物騒な世の中で
すからね』

『うんうん、ここは一度ご実家に帰られてゆっくり反省してご主人
のお気持ちを考えるべきですよね』

376:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)20:51:28

『それとですね、私もいろいろ考えたんですが、やはり私みたいな
第三者はここは消えたほうがよろしいですよね』

『まあ私もよかれと思ってやってきたことですが、振り返ればかえっ
てお邪魔だったかもしれません』

『私が間に入っていたことでお二人の間を遠ざける結果になってし
まったような気もしています』

『ええ、ええ反省しています猛烈に』

『そこでここはひとつ第三者の私は奥様と距離をとろうかと考えて
います』

『具体的にはこれ以上奥様のご相談に乗らせていただくことはご遠
慮願させていただくつもりです』

『奥様からのご相談の電話にも出ないでおこうと思います。結果そ
のほうがお二人にとって良いことではと思います』

『もちろんご主人が私に御用があるときはすぐにも駆けつけますよ、
ええそれは絶対に』

『ただ御用がない限り私のほうからこんなしょうもない電話は二度
といたしません、それはもう絶対に』

みんなもう気がついてると思うけどさ…

オサーンなんか妙に押しが強くて一方的にしゃべるんだお、甲高い
声で浴びせ倒すように><

黙って聞いてるともう何時までも同じこと延々と繰り返すんだお

なんか聞いてるうちに面倒になってはいはいもういいでつから
お引取りくだしあ
って言いたくなるんだお(´・ω・`)

しかしこれあの嫁が納得してるなんてありえないし、オサーン逃げ
切れるなんて思ってるのかぬ?

まあこうなったらしかたがないお、オサーン嫁突しかないぬ、作戦
ねらなきゃだお…

379:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)20:55:21
あくまでじぶんは関係ない第三者ということにしたいんだなww

だから当事者だってのww

もういいから内容証明送っちゃえよwww

381:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)20:58:00
376
糞ワロタwww
けつまくって逃げれば安全件ってかw
もういいからDNFやっちゃって下さい

382:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:01:57
379
内容証明か〜しかし出来れば直接証拠の嵌め鳥画像持参でオサーン
嫁に渡したほうがよかないかい?

381
ひょっとするとライオンに追いかけられたダチョウ体質で嫌なこと
から目を逸らせば通り過ぎていくとか思ってるのかぬ?

384:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:05:25
382
昼から元嫁から連絡はないのか?

388:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:09:20
384
あれからはないお
しかしなんつうのかぬ?
人の行動は相場みたいに予想通りにはいかないね
損得だけじゃないってことか?
リスク回避とか考えないのかぬ?

387:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:08:43
しかしバカってのはある意味すげえなw
「俺はこれ以上関らねえからアンタも俺にゃ金輪際関わるな」
とでも言ってんのかw

内容証明送るか汚嫁に汚サーンの電話内容伝えて
汚嫁を生物兵器として汚サーン家庭に地雷させるか
どっちにしろバカ共の潰し合いだな。

389:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:11:37
387

全くだお、そもそも本気で付き合ってるんじゃなかったのか?
まあそれがどこまで持ちこたえられるか見たかったのにさ、
オサーンの今夜のいきなりの逃走には驚いたお…

394:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:16:05
390

なるほどぬ、オラも嫁ロスカットするのに精神的には4ヶ月かかった
からぬ…

冷静になるのにそんだけ長い時間が必要なんだよね、難しいね

391
確かに予想外だね、ここは思い込み無しにして状況判断だけで勝負
したほうがよさそうだねw

392:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:13:37
388
本気で自分が仕出かした事が理解出来てないんじゃないの?
周りが現実見せてあげないと自分の立ち位置がわからない人間だと思う。

たぶんオサーン「もったいないけど、元通りにするには離れるしかないな」
くらいの脳みそしかないんだと思うよ。

393:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:14:51
「私みたいな第三者」ワロタ
だめだこのおっさん

396:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:19:59
392
立ち位置はあれで案外わかってるような気がする
ただトークと立ち回りで必死でかわそうとしてる感じ、かわせると
思ってるのかな?

393
さりげなくその言葉必死で入れようとしてるのがある意味笑えるけ
どねw

395:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:16:20
汚サーンに内容証明送りつけるにしてもだ、
ただの慰謝料だけじゃなく
使い込み返還要求も具体的に入れると
汚サーン家庭の衝撃はデカいと思うぞ

「浮気の慰謝料+金銭返還」ともなりゃ
普通の家庭が維持できる借金を遥かに上回るから
汚サーンは離婚せざる得なくなるし

汚サーン妻も汚嫁に慰謝料請求せざるを得なくなりそうだな。

マジに汚サーンは汚部屋の使い込みを知らなきゃ
汚嫁とバトルせざるを得ないしな。

398:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:22:18
395
オラから嫁が金獲得できなければあの部屋の家賃はオサーンが払う
ことになるわけだおね?

そんで嫁実家返還汁みたいなwオサーンほんとセコイし

397:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:21:36
まあ存在そのものがリスクの塊だし。
不倫した奴の法的リスクを端っから知らねえようだからな

403:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:27:39
397
だよね、はっきり言えばもうすでにアウトだおね
オラが嫁許して元鞘以外は、あれ?それ狙ってるのか?この期に及
んでw

399
それは会社バレまでとっておいてくだしあw

400
なるほどね、まさにそんな感じだお
なんとか逃げたい、とにかく逃げたいね、なんでかな〜
それありえないし><

401:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:24:59
398
いい加減「だおね」とか止めてくれんか?
無理に使ってる様で痛過ぎるレスになってるぞ

406:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:28:53
401
402
ラジャーごめんね

404:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:27:56
多分、汚さ〜ん
「悪夢を見てるんだ、夢よさめろ」ってな感じなのかな。
裁きのときがきたというのに。
インシャラー。

409:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:34:44
404
そんな感じかもね、このまま何も見ないようにしてれば危機は去るって?
それないよね、自分の行動の責任はとらないとね、ロスカットは早
めがいいのにねw

407:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:29:30
俺も普通にレスしてくれた方が感情移入出来るなあ

410:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:36:30

おっさんの嫁に知らせる前に、おっさんと汚嫁との仲間割れが先だ

先に嫁に知らせたら、被害妄想で2人で団結>双方離婚>再婚って
流れになるぞ

結果、障害を乗り越えた私たちの不倫愛って素敵って勘違いするか
もww

411:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:36:56
DNFは今の家に住み続けるのか?
コメだけから判断すると
そのうち汚嫁が凸しそうな感じもするけど。

416:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:45:08
410
そうそうそこが肝心要だよね、あのアホ二人が決定的に憎みあって
くれないとつまんないよね

411
鍵はアドバイスしてもらったからもう替えた、嫁はオートロックは
かわせても部屋には入れないよ

412
もうあれはね、ダメなのは当然だけど
しかしああまでして生き延びようとはほんとにね…

415
そうかーあれがオサーン的には正解なのねw
さすがオサーンしぶといのうw
しかし俺は
おろか嫁からも逃げ切れないような気がする

414:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:37:53
さて、どうやってオサーン嫁に突するかな
もうそれしかないよね?
オサーンのスーパーに暴露は嫁のパート仲間に相談すればいいし
いい加減広まったところで会社突だよね
社員の素行について苦言と裁判になった場合のお詫びでOK?

420:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/19(月)21:49:31
ここまで冷静に追い詰めるDNFにずっと興奮しながら応援してるけど
本当に体調が心配です。

今は脳内麻薬みたいなものが出てて、精神的にも肉体的にもレッド
ゾーン限界までエンジンが回ってるんじゃないでしょうか?

全て終わってからガクッとこないように精神的なケアを今から心が
けといてください。

424:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:54:37
418
そうだよね、しかし次の一手はオサーン嫁突しかないからね
まあ最も効果的な鯛ミングと手段考えるよ

420
エンドルフィンだっけ?出てるかもね、しかしまだここでは終われ
ないよ

もう少しだけ頑張るよ、体調ははっきいり言って良くはないメシマ
ズ続いてるしね

ただ睡眠は高校で同じだったのが医者やってるから眠剤処方しても
らってるから寝られる

浅いけどね、怒りや苛立ち自分の無力さ、いろんな思いがこだまし
てるよ

426:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/19(月)21:55:34
そろそろ風呂入ってくるな、みんなアドバイスありがとね

636:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)12:04:24

10時少し前にオサーンの嫁から突然TELがあった
どうやら逆上した嫁がオサーンの自宅に乗り込んだらしい

詳しく事情を聞きたかったんだが
オサーンの嫁は言葉を濁してはっきり言わない

オサーン嫁としては早急に俺にあって話が聞きたいとのことだった
断ってもよかったが、こっちも事情が聞きたかったので了承した

今日の夜に俺の家の近所のファミレスで会うことになった
それにしても、嫁はそんなタイプじゃないと思うけど…

オサーンよっぽど拙い逃げ方したのかな…?
それと嫁は突入後そのまま実家に帰ったもよう

嫁の親からもTELがあって話が聞きたいって言っている

実家に帰った嫁は何があったか聞いても何にも言わないらしい

638:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水)12:08:38
636
乙です、嫁はいつ突入したんだ?今朝か?

639:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)12:09:51
638
昨晩オサーンがスーパーから帰宅した後みたいだ
それでそのまま実家に帰ったらしい

640:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水)12:11:35
おっさんざまあwww
なにがあったのか知らんがとりあえずざまあ

汚嫁もどうしたんだかな
金の自由がきかなくなって冷静になり始めたか?

641:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)12:16:26
640

詳しい話が全然聞けてないからなんともわかんないんだが、騙して
人生をめちゃめちゃにした責任取れみたいなことを言っていたらし

オサーンはどうやらそれ以降ふてくされてオサーン嫁が何を聞いて
ももう終わった話だとしか言わないらしい、

それでしかたなく俺のところにTELしてきたみたい

642:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水)12:16:31
嫁親とはいつ会うの?

643:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)12:18:34
642
嫁の親父さんとは明日の昼に親父さんが家までやってくる
どのみち嫁の実家神奈川なんで近いんだけどね

—————————————

768:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)20:48:30

オサーンの嫁と会ってきた、年は多分俺と同じぐらいか少し下かも
黒い短めの髪に日本人形っぽい顔立ち、美人と言えなくもないかな
ただどうにも表情が乏しい、何を考えてるか読みにくいタイプだ

それでオサーンの嫁わりと着慣れた感じっていうか使用感のあるパ
ンツスーツ姿で来たからアレレ?って思ってたらやっぱそうだった

話し方とか妙な感じがしたんだよな、結論言うと某司法書士法人の
勤務司法書士だそうだ

いやいや名詞くれたw
最初はひょっとしたら弁護士か?とも思ったけどね

今日はプライベートな用件で来てますからって何回も言ってたよw

ただオサーンの嫁どうにも口が重い、事実関係以外はなんにも言わ
ないもんな
まいったまいったw

まあ昨夜の件は、夜の8時半ごろに嫁が突然やってきて玄関先でオサー
ンと口論始めたそうな

しかたがないから家に上げたらまたまたそこで子供(小学校2年男
子)がいるのも構わず罵り合い

オサーンを他の部屋に行かせて嫁の話を聞いた嫁の主張としては、
万が一の場合は責任を取ると何度も言ったにも係わらず発覚したら
すぐに手のひらを返して自分だけ逃げようとするオサーンが許せな
い、オサーンのせいで自分は幸せな家庭ほ失った、責任をとれってこ
とだそうだ

ただ嫁は具体的になんらかの法的請求をしようというよりはオサー
ンの家族にバラすことによって家庭を混乱させて復讐したい心理の
ほうが今のところまさってると思われる

今後どんな行動にでるかは不明

770:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)20:50:23
オサーンの嫁が乏しい会話の中で漏らしてたことは、

今回が始めてじゃないしここのところの行動が怪しいとは思ってい

ただ自分も忙しいのでついつい放置してしまった
やっぱりかって思うとともに残念だと思う

それと俺にわざわざ会いにきた理由は事実関係を把握したかったこ
ととここが一番肝心要みたいだけど、今後俺がどうするか?具体的
には損害賠償請求などを視野にいれた行動をとるつもりがあるかが
聞きたかったみたいw

『それはお答えできません、少し時間がいりますし専門家にも相談
したいと思います』
って答えておいたよ

俺が持っている証拠の内容についても
『具体的にどんな内容の証拠をお持ちですか?』

って聞かれたから内容説明してごらんになりますか?って聞いたら

『いえ、結構です、ただ場合によってはその証拠をお貸しいただく
ことは可能ですか?』
だってw

『それは今はなんともお答えできません、状況しだいで可能かもし
れませんが』
って答えておいたよ

これは重要なコメントだよなオサーン相手にやる気がないわけじゃ
ないみたいだね、勤務司法書士さんw

最後に
『俺の連絡先はどうしてお知りになりました?』
って聞いたら

『昨夜奥様に、ご主人とお話させていただくことになりますが構い
ませんか?』って嫁に聞いたら構いませんって返事だったから連絡
先聞いたそうだ

775:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)20:55:59
そうそう
逆に嫁に対して慰謝料請求するのか聞いたら、司法書士さんは
『それは状況しだいですね、ただ奥様単体に対してはないと思いま
す』
だそうだ

781:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)21:01:13
779
それがオサーンに未練があるのかないのか?何しろ表情が無さ杉で
全然読めないよ、まあただ自分と子供が大事なのはわかったけどね

784:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水)21:03:07
「証拠を貸せ」ってのは
汚サーン切るつもりかもね。

多分汚サーンは不倫常習者だったんだが
既婚者との不倫は初めてじゃねえのか?

しかもバレてDNFの手回しがいいもんだから
DNFの影に「士業従事者が入っている」
ことは薄々感じてんだろ。

だから余計な感情剥き出しにしてねえんだろうな

788:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)21:04:41
783

違うと思うよ、オサーンと離婚することになれば嫁とオサーンの二
人に請求するってことでしょ

797:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)21:11:06
791

俺は共闘とかは望んでないし、
司法書士さんも望んでないと思うよ

ただあの人が再構築考えるなら手ごわいかもね
まあしかしなもん関係あるかよだけどね

792
そうそうそれは戦いの常套手段だよ、誰も信じないが基本だわな

795:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水)21:09:05
788
間嫁には、もうとっくに離婚届を出していることは話したのか?

799:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)21:12:15
795
それは知ってたっていうか嫁が乱入した時に話したそうだ
離婚になったって

796:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水)21:11:00

間嫁に対して DNFさんの間違った情報が入ってて警戒してるんじゃ
ないかな?

無職で 家計費を株に突っ込んで DVまであるとか。。。。

汚嫁とオサン経由ならどんなにすかたんな情報が行ってても不思議
じゃないような

800:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水)21:14:23
796
たぶん保身に走ってるバカ親父だからな。
DNFを「癖の悪いヒモ」
程度で美人局とでも言ってる可能性大だな。
だから証拠を貸せとか言ってるかも名。

801:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)21:16:04
796
司法書士さんは
『○○証券に勤務されていて今は投資で大きな利益を上げてられるそ
うですね』
って言ってたから俺のことはとっくにリサーチ済みみたいねw

810:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)21:24:18

それはそうと、明日のスケジュールは昼に嫁父と会って

夕方嫁のパート時代の友達二人(今は付き合い無い&今もオサーン
スーパー勤務)に合う予定、嫁友にTELしてかくかくしかじかっ
て言ったら一も二もなく食いついたしねw

807:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/21(水)21:21:48

何を勝手に個人情報調べてるんだ!ってキレなかったのかよ

811:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/21(水)21:26:07
806
807
それは嫁とオサーンから事情聴取したんだと思う
嫁はべらべら雄弁に語ってたみたいだからね

911:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:03:55
昨日の昼に元嫁の父親がやってきた

どうやら元嫁は離婚したことは話すが、理由を聞いても黙り込むだ
けで一切何も言わないらしい

元義父は、俺の離婚に至った経緯の説明を聞くうちにどんどんうな
だれていき、見ていて可哀想だった

元義父は中堅企業とはいえ役員の端っこに一応名前を連ねている人
間なので、常識は持ち合わせている

ひとしきり俺にわびた上で、元嫁が精神的に落ち着いて、自分のし
でかしたことを冷静に考えられるようになったら,一度話を聞いてやっ
て欲しいと言い残して帰っていきました

元嫁は大層沈んだ様子で、実家に帰ってからはほとんど外出もして
いないそうです

元義父は今は娘を責めることはしません、ゆっくり時間をかけて理
解させていきます、かなわぬことかも知れませんが、自分の手でも
う一度人としての分別やたしなみを教えて行きたいと言っていまし

912:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:05:07

夕方、久しぶりに新宿へ出て東口の大手焼肉チャーンで食事をしな
がら嫁友達と話ました

嫁友は二人とも30代の主婦で今もオサーンのスーパーでパートとし
て働いています

一人はもう5年以上も勤務しているベテランで、もう一人は嫁とパー
トを始めた時期が近かったことから、嫁がパートとして働いていた
当時はそれなりに親しくしていた女性です。何度か家に来たことも
あります

普通なら俺と接点はないのでしょうが、たまたま俺が専業トレーダー
なので彼女が遊びに来たときに何度か話したこともあり、嫁と3人で
何度か食事もしました

もっとも嫁がパートを辞めてからは疎遠になっていたようです

俺は彼女にTELで嫁とオサーンの不倫が原因で離婚したこと、今後慰
謝料請求などの裁判が想定されることから集められるだけの情報が
欲しいので、話を聞かせて欲しいと頼み、昨夜の夕食会になりまし

相手が主婦ということもあって、二人であうのはいかがなものかと
も思いましたし、それに一人より二人のほうが伝播能力も高くなる
と思いましたので、出来れば店内の事情に明るい人間に知り合いが
いたら一緒に連れてきて欲しいと頼んだ結果、先のベテランさんが
来てくれるということで3人での会合となりました

914:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:08:46

二人とも初めのうちはやや表情も硬く緊張気味でしたが、身近な人
間の決定的なスキャンダルということもあり溢れる興味と好奇心を
おさえきれない様子でしたw

さすがに俺が確保している証拠を見せたりはしませんでしたが、そ
の内容についてはできるだけ詳細に説明しました

食事とビールがすすむにつれ彼女達の舌も滑らかになっていき新た
にいろいろわかりました

オサーンはやはり不倫の前科持ちで、嫁と付き合う何年か前にも同
様にパートの主婦と不倫していたそうです

その時には、オサーンの家庭で勤務司法書士の奥さんに発覚しただ
けで相手の主婦の家庭は無傷で済んだため、その主婦がパートを辞
めただけで終わったみたいです

まあオサーンの家庭がどんな状態だったのかはわかりませんが

今回の嫁とオサーンの件も関係が出来始めた当初からいろいろ噂に
はなってたそうで、バックヤードで二人が親密になにやら話してる
のを見たって人間や、非常階段で抱き合ってたとかいろいろな噂が
飛び交ってたそうで二人が出来てるってことは関係者の間では周知
の事実だったようです

そもそも嫁がパートとして勤務し始めた当初からオサーンが今度は
俺嫁を狙ってるってことは周りに知れわたっていたそうです

オサーンは割りと直線的な人間らしくかなり露骨に接近していたみ
たいです

嫁の持ち場の紳士物の売り場に用もないのに入り浸っていたんだそ
うです

915:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:09:29

ベテランさんの話によると大手スーパーなんてところはそもそもと
ても不倫が多い職場なのだそうで、しっかりしていないとついつい
感覚がマヒしてしまうような部分もあるんだそうです

嫁は若かったことと子供もいなかったことから、狙っていた人間は
オサーンだけじゃなかったらしく必然的に話題に上ることになって
しまったため、本人の知らないところでいろいろ噂されるはめになっ
たみたいです

ただそんな噂も嫁がパートを辞めるとしだい次第に下火になって
いき、オサーンもそれ以降新たに誰かに触手を伸ばすようなことは
していなかったため、今ではみんな忘れかけてる話なのだそうです

さて、俺からの話を聞いた二人の女性が今日以降店内でどんな動き
を見せるか?さ〜て楽しみですね

917:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)14:13:16
915
仲がよかったほうの友達はDNF嫁が不倫してたこと知ってたの?

919:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:16:13
917

噂になってることも知ってたし多分そうだろうなとは思ってたらし
いけど仲が良かったから返って聞けなかったって言ってた

嫁のほうからオサーンの話をしたりすることは一度もなかったらし

なのである種その話題はタブーな感じだったみたい

920:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)14:22:56
元嫁が精神的に落ち着いてきたら、復縁迫りそう。
そん時はどうする?

921:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)14:23:22
919
いつも楽しく読ませてもらってます。

そのくらい話題になっていたら、オッサンは会社にいられないだろうし、
もうスーパーに「裁判になればご迷惑おかけしますが」
と書類でも送れば王手なんじゃないですか?

慰謝料を取ることよりも、おっさんを社会的に抹殺するのが目的の
ようですし。

もしかして、その手を使わなくてもいいように噂広めました?

924:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:28:20
920
それはもう無理ですね
まあ嫁は心の中じゃどう考えてるかわかりませんけど
あまりしつこく迫ったりはないと思います

921
いいかけん店内で知れ渡ったら本社の総務に
慰謝料請求訴訟開始の挨拶に行ってきますw

926:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)14:32:41

まあ、いい加減な気持ちで付き合ってるわけじゃないらしいしw

928:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)14:34:26

奥さんの方
→実家に帰ったし、義父がいる限りしばらくは静かな筈。

オッサン
→スーパーに噂が広がるまで待機。

となるとあとやる事は、
嫁と財産分与の話をして、オッサンを制裁しつつ慰謝料請求する事
くらい?

準備という意味では8割方終了かな?
オッサン奥さんが司法書士だから、やりすぎると面倒な事になりそ
うな気がする。

あと俺の勘が正しければ嫁には余罪があるような気がするな。
貞操観念ない人間はだいたい同じこと繰り返す。

932:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:40:19
928

昨日の嫁友から店内の様子は聞けるから状況判断しつつになるね

後、嫁の余罪などは再構築とかを考えるならぜひとも探るべきなん
だろうけどロスカットしてしまった今となってはあれと話なんてす
るだけ時間の無駄だしね

財産分与は慰謝料請求とし相殺でこのまま終了っぽい
元義父がそんな泥仕合させないと思うよ

931:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)14:39:57
請求額は二人合わせて8ケタくらい?
慰謝料は本人達以外から出てきそうだな

934:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:42:53
931
オサーンに対して最初は500ぐらいで話しましょうて弁護士が言って
たよ

1000以上請求しても絶対にそんなには取れないってさ

935:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)14:46:15
家賃光熱費は別に請求するの?
月30万×24ヶ月くらい?

944:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:52:30
935
あのエロマンションは2年間借りてたわけじゃなくて
不倫開始して半年すぎたあたりからだから1年半ぐらいの期間かな

7万×18ヶ月になるんだけど、ただあれは難しい問題があってね

あくまで出したのは嫁だから嫁に対しての請求なら問題ないんだけ
どオサーンに対してはどんな理由で返還請求するか?って問題があっ
てね嫁からオサーンへの贈与になるのかな?

948:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)14:57:05
944

オサーンにはなんの説明もなくシラーッと慰謝料にそのぶん加算すればいい
んじゃね?

つか500とか請求すんならまあ十分だろうよ 満額500ってのは難し
いとは思うけどな

949:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)14:58:21
948

弁護士は300取れれば御の字みたいなこと言ってたなそう言えば

950:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)14:59:11
嫁はDNFに執着するしかないと思うから注意してね
DNFが意外な程復縁迫っても情はイラーン

953:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)15:02:37
950
トン、気をつけます
ただ俺割りと薄情系なんで嫁に同情とかはないですね

952:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)15:01:30
928だす。

じゃあ嫁とは直接話さずに義父さんを通じて話をして解決を計るこ
とになるのかな?

嫁は地獄、金は取られない、すべて目論見通りで首尾上々ですね。

嫁は人間不信にならないだろうか?笑嫁の脳内では悲劇のヒロイン
状態なのかな?

955:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)15:04:42
952

嫁は世の中の厳しさと男舐めたらどうなるか少しはわかったんじゃ
ないでしょうか

これでわからなきゃもう救いようがないですよね

958:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)15:11:01
957
まあしかし俺にとっても、世ねにとってもw
子供いなかったのが幸いでした
子供いたらこんな簡単にはいかないよね普通

960:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)15:14:37

オサーンとこは子供いるんで司法書士さんも難しいところだろうね

ただあの人も手に職あるわけだから専業主婦よりはマシなのかな

ただ一戸建てのローンもまだかなり残ってるだろうしな、難しいと
ころだね

965:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)15:32:26
961
962

まあ示談決着ならそれもありだと思う

外形的にはあくまでオサーン名義のエロマンションの家賃及び水道
光熱費として俺の金が使われたわけだからね

あの金は嫁が貸したものだと主張して嫁の債権者として嫁に代わっ
て請求することは可能みたいだからね

そうなるとオサーンはあの金は嫁から贈与されたものだと主張する
しかないらしいから今となっては嫁がオサーンに有利な証言なんて
するはずないしね

ll
966:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)15:33:41
二人に対して請求できるはず、財産分与とは逆の理屈。

969:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)15:41:34
966
967
オサーンに請求するぶんにはぜんぜんOKなんだけど
嫁にそれやって財産分与とかって言い出されると嫌なんだよな〜
嫁とはこのまま1円も持ち出し無しで終われるのがベストなんだよ

968:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)15:40:08
贈与になるなら贈与税は?

971:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)15:42:20
968
勿論かかると思うよ
いくらになるかはわかんないけど

974:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)15:52:32
971年間110万以上贈与すると税金の対象になるみたいだ

973:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)15:48:52
最悪、汚嫁が知恵つけて財産分与請求してきた時
慰謝料とオサーンマンションの家賃分を合わせて
相殺にするとか言うのはできないの?
あくまでも最悪の場合だけど。

975:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)15:53:53
973
財産分与って言ってきたら勿論それをたてに取って戦うんだけど
それ以外の嫁の私的浪費なんかもあげつらってね

それにしてもマイナスになる可能性がかなりあるんだよ

ただ嫁サイドもそれをしようと思ったらかなりの労力と裁判覚悟に
なるから現状ならそこまでの行動は到底してこないと思ってる

元義父もそんなみっともないマネ
させないだろうしね

976:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)15:56:57
974
ありがと、でもあんま大した贈与税の額にはならなさそうだね
やっぱオサーンは嫁からの贈与を主張???しかし嫁とのこの関係で
それ主張してくるかな…
なんか請求すれば素直に払いそうな気もしてきたな

985:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/23(金)16:10:56

977を見て思い出した。
何か前どこかのスレで同じようなパターンがあったわ。

間男はおっさんよりもっと若い社員だったけど、人妻のパート社員
複数人に手を出していて、それが発覚し、旦那は会社に乗り込んだ。

最終的には間男はもちろん、それを放置した上司も管理責任を取ら
れて地方に左遷された。間男は慰謝料支払いのために親戚中から金
を借りて、親戚中で追放状態。当然失職。

おっさんの場合、人妻と愛の巣まで作って浮気してたんだから相当
効き目あるよ。おっさんには前科もあったし今回はそのあとでしか
も2年間に渡り継続的にだしね。

977も書いていたが、その方が遥かに会社側の脅しになるし、逆にオッ
サンは退職ではなく解雇等の厳しい処分にできるかもしれない。
スーパーは客商売だし、地元での悪い評判を極度に恐れる。

977GJだな。

988:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/23(金)16:15:02
977
985
トン、ラジャーそっちの手で行きます
なるほど、そのほうがよっぽどよさそうだね

みんなアドバイスありがとね
一旦落ちます

250:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/27(火)12:50:56
昨日の夜に元嫁からTELがかかってきた

どっぷりと落ち込んだ暗い声で半ば諦めてる感じで詫びていた

どうかしていた、何であんな下らない男に騙されたのか、自分が恥
ずかしい

元に戻れるならどんな努力でもするって言っていた、でも無理だよ
ね…って言いながら
俺は一言、
ああ無理だな
って返しました

嫁友にオサーンのスーパーの様子を聞きました

これには少し笑いましたが、嫁友さん達は自分たちが震源地なのに
も係わらずあっという間に噂は広まってもうほとんどの従業員が知っ
てるって興奮気味に語ってました

お決まりですが、いろいろ尾ひれがついてやれ妊娠させただの、今
週中に弁護士同伴で俺が乗り込んでくるだの言われてるそうです、

オサーンは一度店長に部屋に呼ばれて事情を聞かれた模様とのこと
です

どんな話をされたのかはオサーンは貝になってるようでわからない
そうです

オサーン及び司法書士さんからは連絡はありません、しかしいい感
じで煮詰まってきたのでそろそろ会社突ですかねw

251:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/27(火)12:52:46
>しかしいい感じで煮詰まってきたのでそろそろ会社突ですかねw
ですなぁ良い服着て行けよw

252:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/27(火)12:53:54
251
了解ですw
きっちり抗議してきますよ

ll

253:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/27(火)12:56:28
250
嫁にはもう情も何も残ってない?
もし、ZEROだとしたら、いつから?(愛の巣突入した時点かそれ以前か)

257:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/27(火)13:04:31
253

俺の場合は浮気を疑ってもやもやした気持ちで半年過ごし

発見して証拠集めと対応策検討でさらに半年たってますからもう愛
も情も残ってません

時間がたちすぎました

いつから嫁に愛情を感じなくなったかは定かではないですが、昨日
や今日じゃないことは確かです

気がついたら心がカラカラになっててもう何も感じなかったな
ただそれまでには辛い思いもたくさんしましたけどね

254
粛々と制裁するのみです

255:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/27(火)13:01:15
DNF氏乙
キッチリサックリやっちゃってくれ!

253
発覚後からかなりの時間苦しんだんだから
その分だけ情は残らないんじゃないか?

256:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/27(火)13:04:29
>どうかしていた、何であんな下らない男に騙されたのか、自分が恥ずかしい
>元に戻れるならどんな努力でもする

テンプレ過ぎて吹いたw
見つからなければず〜とやってたくせにね。
DNFガンバ。

259:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/27(火)13:08:52
255
ありがとね、ただ俺の場合もうゴールは近いよね
会社突して正式に慰謝料請求したらもう何もすることないもんね
後はマッタリとオサーンがつぶれていく様をウォッチするだけだも
んねw

256
結局やらかしてしまった人間の言い訳なんてどれも似たり寄ったりっ
てことなんだろうね

260:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/27(火)13:17:34
汚嫁は相当こたえてる様だからそれなり
と思うが、勘違いオサーンをとことん追い
詰めて後悔させて欲しいなぁ。

262:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/27(火)13:23:37
260
スーパー首になって司法書士さんに愛想つかされるのがベストだねw

261

報復を決断するまでが一番辛かった、世界中に自分の味方が一人も
いないような気がしてね

ただ俺の場合相場で食ってるから一人はある意味慣れてる部分もあっ
てさ…

2ちゃんの仲間はいっぱいいるしねw

情緒不安定だった時期は数ヶ月単位であったと思うけど、そのころ
嫁はそんな俺の様子なんてお構いなしだったからね、いまさら目が
覚めたとか言われたってね、心動かないよね

264:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/27(火)13:34:57
決めた、やはり月内にやれることはやっておくことにする

30日の金曜にオサーンのスパーの本社に突かけます

そして弁護士に慰謝料請求交渉開始してもらいます
それで俺が出来ることは全て終わりだと思う

268:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/27(火)13:41:24
DNFさん乙、最後まで応援してるぞ
あんたほどいかしたサレはいなかったよ

270:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/27(火)13:46:50
267
いやーそれが全然、って言うかさ

まあかなりマメみたいだけどね、なんて言うんだろ?
自分が心置きなく恋愛にのめりこめるタイプっていうのかな
容姿はほめられたもんじゃないよw

268

それはほめ過ぎ、俺なんてどこにでもいる哀れなサレだよw

271:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/27(火)13:48:39
269
家賃も請求するつもりだよ、慰謝料とは別でね

それとオサーンは口は達者だよ、もう浴びせ倒す感じでねw

466:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/30(金)16:56:49

今日は朝の9時にオサーンのスーパーの本社にTELしました

総務の課長にTELで簡単に事情を説明した上で、詳しい話を聞いて欲
しいので来社したいと告げると、意外と簡単に了解してくれて、午
後一の1時ということになりました

約束の時間に行くと、わりと簡易な応接に通されて朝TELで話した総
務の40代半ばの課長が対応してくれました

課長は俺が話を始めて最初のうちは割りと警戒した感じで俺の話に
耳を傾けていましたが、途中で俺が、自分は御社に対して何らかの
要求や請求をするつもりは無く、ただお宅の管理職とパートである
嫁との間でこういう事態になり、結果自分は家庭を失うことになっ
た以上、話だけでも聞いて欲しくて今日ここにやってきたと告げる
と、目に見えて友好的な面持ちに変わって親身になって俺の話を聞
いてくれました

俺は話を終えた上で、オサーン個人に対しては制裁としての損害賠
償請求等をしていくつもりだと告げると、

課長は
『それは当然でしょうね、お気持ちは大変理解できます。
まあお恥ずかしい話ですが昨今どこの企業でも社員が多ければ多
いだけこの種の不祥事は大なり小なりあります。
うちも真に遺憾なことですが無いわけではありません。
こう言ってはなんですが、どうぞご存分にお気の住むようになさっ
てください。』

こう言った上で課長は続けました

『○○さんが今日ここにお見えになったのは、当然にその社員に何ら
かの処分がくだされることを望んでいらっしゃったわけですよね』

俺は正直に答えました

『そうですね、心情的にはとうぜんそうなればいいとは思っていま
す、ただ私としてはそれを御社に要求するつもりも無ければ、そん
な立場でないこともわかっています、それはあくまで御社の社内の
問題ですから』

課長は
『わかりました、現場の幹部を初め関係者からも聴取をした上できっ
ちりと対応させていただきます

ただ、もしなんらかの処分が下されたとしても、その具体的な内容
を○○さんにお伝えすることは出来ませんので、そこのところはどう
かご了承頂きたいと思います』

俺は課長に了承した旨を伝えて1時間弱の訪問は終了しました

467:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/30(金)16:58:03
まあどんな結果になるかはわかりません
ひょっとするとそのままスルーされて終わりかもしれません
しかし俺としてはやれることはやったと思っています
少し肩の荷が下りたのも事実です

帰ってから例の女弁護士さんに慰謝料請求交渉を開始してくれるよ
うTELしました

多分今日のうちにはファーストコンタクト開始してくれるはずです

さてさてどんな結果になるのか?
まあ後は時間の経過を待つしかないですよねw

今のところ嫁からもオサーンからも連絡はありません

468:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/30(金)17:01:13
良くやった!立派だよおまい

469:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/30(金)17:06:33
468
トンです、なんか悶々として過ごした日々は絶望的に長かったけど
こうして行動開始してからはビックリするほど展開が速いですね
不思議な感じがしています

470:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/30(金)17:07:50
469
その後の汚嫁の様子はまったく分らんの?

474:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/30(金)17:10:51
470
うん、あれからはさすがに連絡ないよ

まあかなり冷たく切り捨てた感じだからさすがに許して欲しいな
んてTELはしづらいだろうね

476:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/30(金)17:19:58
472
オサーンは明日以降急展開だろうね、オサーンざまーだよほんと
にさ

473

そうだったらいいけど、行動起こすまでに時間がかかったからだろ
うね

精神的に酷い時期もあったよ、ただそんな俺の様子すら嫁は一切無
視で不倫街道ましぐらだからね

そりゃあ諦めもつくよね

475:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/04/30(金)17:15:18
DNF氏
先方がまぁまぁ話の分かる方で良かったですな。
これで「知ったこっちゃない」とか言われたら目も当てられん。

477:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/30(金)17:21:18
475
ただ言葉通りに動いてくれるかだよね
それは今後の展開見るしかないね

480:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/04/30(金)17:26:26
479
俺が最後の実際に行動する場面で書き込み始めたのは

一番行動力が必要なところだったから背中を押して逃げ道ふさいで
欲しかったからなんだ

随分励ましになったよ、あらためてお礼をいわせていただきます
みなさんありがとうございました

481:450:2010/04/30(金)17:28:34
乙です。>DNF
DNFも総務の課長も、きっちりした対応ですな。

475

人事としてはこういうモラルの低い社員にやめてほしいのは確かな
んですよ。

自分の欲望で他人の奥さんに手を出すということは、自分の欲望で
会社のカネに手を出す可能性だってあるわけで、将来問題を起こす
ことが目に見えてるから。

だからきちんと証拠を元に話をしてもらえば調べるし、それで問題
が見つかれば処分もすると思いますよ。

ただ、就業規則違反が見つからないと人事としては手が出せない。
そんだけです。

———————————————-

106:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/05/10(月)16:06:47
105

連休明けにオサーンから俺の弁護士宛にやっと返事、というか反応
があったそうですがなんだか複雑な状況になってるみたいでこっち
も混乱しています

明日か明後日にはある程度詳しい状況が書き込めると思います

今は全力でオサーンサイドの情報収集しています

嫁友達にも急遽連絡して事情を聞くことになってます
すいませんが今日のところは失礼します

173:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/05/11(火)16:16:51

俺がのんびりとGWを過ごしている間にオサーンは劇的な状況にさら
されていました

事実関係を得られた情報を元に書いていきます

まず4月最終日にオサーンは俺の弁護士から損害賠償と貸付金の返済
支払いを請求されます

続いて、オサーンはスーパーから減給や降格しないかわりに地方へ
の転勤(鹿児島)を打診されていたようです

これはただの打診というよりはほぼ決定事項だったようで、オサー
ンは受け入れざるを得なかったもようです

ここに至って司法書士さんはついにオサーンを見限りました

彼女は自分の仕事のこともありいつ帰れるともわからない地方転勤
にはついていけなかったのでしょう

結論から言えば電撃的に彼らは協議離婚しました

マイホームの登記名義は当初2分の1づつの共有だったのですがす
でに財産分与を原因として司法書士さんに持分移転されていました
(住宅ローンの抵当権はついたまま)

マイカーの登録も変更せれているようです

預貯金も全て財産分与として司法書士さんに支払われているそうで

早い話オサーンは完全な丸裸です

しかも今後10年以上もオサーンは養育費と慰謝料として月20万
近い金額を司法書士さんと子供に支払い続けることになっているも
ようです

俺と弁護士さんはあの司法書士さんに完全にしてやられたのかも知
れません

174:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/05/11(火)16:17:38

弁護士さんからの請求にオサーンは完全に開き直ってるというか、
やけっぱちになって自分はもう無一文だから裁判でもなんでもやっ
てくれ、自分も被害者だ、なんてことを半泣きになりながらわめい
ていて話にならないそうです

しかし月内にオサーンは鹿児島に一人で引っ越す予定なので交渉は
急がなければいけません…

俺はためらいはありましたがやはり事情を聞くほか無いと思い司法
書士さんに連絡を取りました

彼女は前回同様全く感情を感じさせない平坦な調子で、自分と子供
の人生を考えて離婚した、もう自分とオサーンの間の話は全て終わっ
ている、俺の元嫁になんらかの請求をするつもりは無い、俺とオサー
ンの問題は自分たちには無関係なので今後は連絡しないで欲しい、
そちらで気の済むようにしてください

予想は出来たけどこんな話でした
まあ偽装離婚の可能性は限りなく低いことだけはわかりましたが…

結局のところオサーンの給料から毎月分割で何年もかかって回収す
るしか道は無さそうですね
弁護士さんの交渉術に期待です

176:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/11(火)16:25:33
DNF乙
オサーンの被害者発言ワロタ
しかし即回収できないのは辛いな

178:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/05/11(火)16:31:49
176
まあ金はしかたないけどね、司法書士さんも子供抱えてこれから一
人で生きないといけないんだしね

177:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/11(火)16:30:50
DNFさん、乙です。
女の立場で子供との生活も守らなければいけないし、DNFさんと
共闘すれば当面の取り分も減るし、深く静かに潜行したんですね。

女は強い。

179:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/05/11(火)16:34:46
177

しっかりしてるよね、しかしまあでもオサーンが切られたことで
なんかこれでケジメがつけられたみたいな気はしてるよ

180:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/11(火)16:35:04

私は元旦那からとるから、あなたは元嫁から取ればいいって事なん
だろうけど、より多くのお金を取れるのは間違いなく男の方だから、
そういう観点からすれば今回は負けたと言わざるを得ないだろうな
……

まあDNF乙。

181:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/11(火)16:37:05
これさ・・・

オサーンときれたと見せかけて、実は元嫁がオサーンの財産を保護してるっ
てオチはないよな・・・

182:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/05/11(火)16:41:15
181

俺も最初話聞いた時は当然疑ったけど、可能性は低いと思う

いくらなんでもたかが数百万の金のために戸籍汚さないだろうし

それにあの司法書士さんの反応がどうにもなんて言うのかな?

割り切ってサバサバした感じにも思えたしね

————————————–

447:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/05/17(月)16:22:02
みなさんご無沙汰してます

オサーンは今現在司法書士さんの家を出てスーパーから割りと近い
ウィークリーマンションに一人で住んでいるようです

荷物なんかはもうすでに引越し屋に渡してあるんだそうです

オサーンは弁護士を立ててきてるわけではありませんが、相談は何
度かしているようで現在俺の弁護士との間でつめの交渉中です

オサーン名義のアパートの家賃の約120万についての返還にはオサー
ンも了承していますが、慰謝料の金額及び支払い方法でまだ合意に
いたっていません

こちらは家賃分プラス慰謝料で合計620万の即時支払いを求めていま
すが、オサーンは家賃プラス慰謝料で320万の60回(5年)払いを主
張しています

ただ決して強硬なわけではなくてそれしか払えない、裁判はしたく
ないといった感じのわりと弱気のスタンスみたいです

俺の弁護士さんは最終的な落としどころとして債権額620万、月7万
の88回払いで利息は無し

420万、60回を遅延なく支払った場合は残金200万は免除、ただし2回
遅延した段階で残金一括請求で話をまとめたいと言っています

そこらへんがいっぱいじゃないかということです、あまりこちらが
強行に出てある意味失うものがもうほとんど無くなってしまった

オサーンが開き直って裁判とか言い出すとこちらとしても体力と時
間がかかるので得策とはいえないと言っています

オサーンからの支払いは弁護士さんの口座に毎月振り込みでさせて
遅延その他の場合は彼女が対応してくれるそうです

俺はその線で話をまとめてもらってこの問題はもう終わりにしよう
かと思っています

俺は唯一の家族である嫁を失いましたが、オサーンは子供まで失い
遠い場所で今後一人で生きていかなくてはなりません

金銭的にも絶望的な状況でしょう

これ以上オサーンの人生を呪うことよりも平穏な日常を取り戻し、
俺の生き場所である相場の世界で誰にも煩わされることなく戦い、
そして今度こそ共に人生を支えあって生きていける伴侶をいつの日
にか見つけたいと思います

怒りに任せて書き殴ったのが最初の投稿文でした

こんな俺にアドバイスや忠告、そして優しく受け入れてくださった
方々ここに心からお礼を言わせていただきます

ほんとうにありがとうございました
みなさんに勇気と力をたくさん分けていただきました
感謝します

448:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月)16:31:33
おおDNF乙!
そうか終わりそうか
自分が納得できてるならなによりそれが一番だわな

ほんとうにお疲れさんたまにはここのぞいて後輩に助言してやって
くれ

449:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月)16:41:18
447
お疲れさんよく頑張った

450:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月)16:43:36
お疲れ様でした。

ところで元嫁の方への賠償はどうなりましたか?よろしければその
後の元嫁の様子を教えてください。

453:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/05/17(月)16:51:53
448
後味の多少悪い部分もありますがw

納得は出来ました、それよりも自分の中で終わったなーって感じが
しています

449
ほんとうにありがとうございました

450

元嫁からは1度電話がかかってきたきりです

元嫁は特別に空気が読めるわけではありませんが、俺の反応からも
う心が戻ることは無いと感じとったのでしょう

5年も一緒に暮らしていたわけですのでそこらへんはわかるんでしょ
うね

金銭的な面では俺からは1円も請求しないかわりに財産分与で1円も
払わないことで元嫁の父親も含めて合意ができています

もちろん文書にしたわけではありませんが

452:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月)16:51:51
本当にお疲れ様でした。
元嫁さんとはどういう形で決着がつきそうなのでしょうか?
よろしければそこだけ聞かせて下さい。

454:DNF◆5Aky.VyvjI:2010/05/17(月)16:55:59
452

元嫁とは全く連絡を取っていませんので元嫁とオサーンの間になん
らかの諍いがあるのかないのかもわかりません

ただオサーンは元嫁に司法書士さん及び俺からの金銭的請求を求償
しようという考えはないみたいに見えます

456:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月)17:07:05
財産分与なし=財産分与分が慰謝料、ってことで嫁からもらってることになるから
おさーんからの求償はムリだろうね

家賃も名義がおさーんになってたならおさーんの責任だしね

しかし慰謝料実質500万はかなり高額だな、
おさーんが逃亡するんじゃないかとちょっと心配だ

458:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月)17:41:21
456
間違いなくするだろうw

間嫁の養育費20万、DNFの慰謝料7万、合計27万円の支払い。金額大
きすぎ。逃亡した方が楽じゃないか。

467:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/05/17(月)21:12:35
DNF乙です。幸多かれです。
しかし・・・汚サーン人生終わったな。
形にならねえ債務の支払いが
月々27万とはな。

DNFの分だって88回払いだと7年以上だし
司法書士の慰謝料と養育費は多分子供が成人するまでか。
タマホーム1軒建っちまうくらいの債務だぜ。
間男の末路は最悪こんな感じって所か。
不倫された奴が合法的に追い込みかけると
本当に社会的に抹殺できるってところか。
割に合わねえな。いくら不倫で脳内お花畑でも
本当はとんでもねえ地獄ってか


【近親相姦】初体験は五歳上の実の兄【体験談】

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<>132名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:19ID:+aR+hXSa<>

私は都内の高校に通ってる佳奈子と言います。先月やっと16歳になりまし
た。
でも処女ではないんです。
初体験は13歳の時でした。相手は…5歳上の実の兄。
恥ずかしいというか何というか…とにかくこの事は誰にも言えなくて。
フィクションと思われても構わないんですけど、ずっと隠してるからモヤモヤ
してて…だから…すみません書いちゃいます。
当時、中学生でセックスしてる子が私のまわりにはいませんでした。
お兄ちゃんは高校生だったんで、そのへんの知識はすごかったんです。
妹の私から見てもかっこいいので、やっぱりモテてて、彼女が切れる事がない
みたい。やりまくってたから女に飢えてはなかったと思います。
「俺に落とせない女などいない」と自分で言ってるくらい。
私はそんなお兄ちゃんが、正直、嫌いでした。

<>133名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:19ID:+aR+hXSa<>

エッチな話も苦手な方だったし、そんな話に夢中になってる男子達ってバカ
じゃんて思ってました。まして自分の兄が絶倫男なもんだから、その思いは尚
の事、強かったんです。
でも思いとは裏腹に体はかってに成長していくので、そんな私もちょうど13
歳ごろからオナニーをするようになったんです。胸も大きくなってくし(私、
発育がいいみたいで既にCカップはあったので)それがある意味コンプレック
スになってしまいエッチな話を避けてたのかもしれません。
頭では汚いと思ってるけど、体はオナニーを求めてる。そんな交錯した自分に
また嫌気が…。

<>134名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:20ID:+aR+hXSa<>

そんななか、中学生になって初めての夏休みがきました。
うちは毎年夏、伊豆に家族旅行するのが恒例で、その年もいつものように家族
4人で朝早くパパの車で出かけました。
午後には旅館に着きました。
いつもと違ったのは…私がお兄ちゃんと同じ部屋で寝るのを嫌がった事。旅館
の広い和室は真ん中で仕切れて2部屋になれるようになっていたので
パパは、
「じゃあ、嵩介(兄)と佳奈子はそっちな。今日は特別に海が見える側を譲っ  
 てやるぞ」
とテラスに出られる方を指差して嬉しそうに言ってくれたんですが、
「えーいいよ別に。なんでお兄ちゃんと一緒なの。仕切んなくていいよ」
と私が言うと

<>135名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:20ID:+aR+hXSa<>

「パパはだだっ広いと眠れないんだよ。いいじゃないか、せっかくこういう仕  
 組みなんだし。なんだ、お前達ケンカでもしてんのか?」
「そうじゃないけど…」
「つべこべ言わないっ。パパに従う。はい、決定!パパはママと散歩してくる 
 からここから自由行動な。夕食前には戻ること!」
と言い切って、さっさとママと散歩に行ってしまいました。
残った私とお兄ちゃんの間はなんだか気まずい雰囲気。
「お前最近、兄ちゃんの事避けてね?」
「そんな事ないよ」
「まあいいや。俺さあ、彼女と別れたんだ」
「えっ」
あまりに唐突な話で私はびっくり。しかもモテモテなはずのお兄ちゃんの方が
振られたらしいのです。

<>136名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:44ID:+aR+hXSa<>

「俺って、もしかして実はカッコ悪い?」
「自意識過剰ー。まあ、ましな方ではあるかも」
「お前冷てえなぁ。そんなんじゃ男から好かれねえぞ」
「好かれなくていいです」
「こーんなかわいいのに?」
ここです。さらっと、こういう言葉が言えちゃう人なんです。
「お兄ちゃん変だよ。もっと自分の言葉に責任もった方がいいよ。そんなん
 じゃ、彼女に信じてもらえなくなるよ。言動軽すぎ」
「だって佳奈かわいいもん。まじで」
「ばーか」
そりゃあ『かわいい』って言われて悪い気はしないけど、
「妹にまでそんな社交辞令通用しません」
と言って、私も外に出ようと部屋の入り戸まで行こうとした時、ふいに大きな
力に引き戻されました。

<>137名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:45ID:+aR+hXSa<>

「待てよ」
「なに、離してよ。いたい」
「佳奈は、まだ経験ないんだろ?」
「は?」
「セックスだよ」
お兄ちゃんの顔が本気っぽくて、『やばいやられちゃう』と察した私は、
引っ張られた手を振り切って逃げようとした瞬間、
強引にキスされてしまったのです。
もちろんキスだって初めてでした。初めてなのに…
私の舌は、吸い取られてしまいそうなほどお兄ちゃんの唇に吸われたかと思う
と今度は優しくねっとり絡ませて。
いつの間にか、私もお兄ちゃんの舌を味わっていました。
「キスはした事あるんだ?」
「ないよ」
「お前素質があるな」

<>138名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:45ID:+aR+hXSa<>

俺が教えてやる…と言って…始まってしまいました。キスをしながら
少しずつ上着を脱がされ、ブラを残して、お兄ちゃんの手は徐々に下へ。
まだ意識は『お兄ちゃん』でした。しかし、
「なんだ、ベチャベチャじゃん。パンツ取んなきゃ」
とお兄ちゃんの手がさしかかった時、
「や、だめっ」
「大丈夫。優しくするから。兄ちゃん上手いから痛くないよ」
どうしても、パンツだけは外せませんでした。
私の理性の境目だったんでしょう。
でも、擦るんです。お兄ちゃんがアソコの線をなぞらえて…ゆっくり…
オナニーを覚えたばかりの私に、それはたまらなくて、
「あ…だめ…お兄ちゃんずるい…」

<>139名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:45ID:+aR+hXSa<>

私が押さえていたお兄ちゃんの右手が、するっとパンツの中に入ってきまし
た。私のクリを見つけたその指は、もう別の生き物みたいに巧みに動きまわ
り、溢れ出る愛液をすくっては、丹念にクリ豆と擦りあわせるのです。
「あう…あ…うっん」
「気持ちいいだろ。兄ちゃん、佳奈の柔らかいオマンコの中に早く入りたい
 よ」
「はぁ…でも…兄妹だよ。セックスは…しちゃダメ…」
お兄ちゃんの左手が私のおっぱいを弄り始めました。耳もとで
「男と女になろうよ。がまんできない…だって、こんなになっちゃてる」
お兄ちゃんはそう言うと、自分の股間に私の手をもってきて触らせました。
「すごいっ!なにこれ」
お兄ちゃんのオチンチンはもうトランクスからはみ出てて、おへそに向かって
垂直に勃起してて、しかも、なんか黒くてすっごい大きいんです!パパのしか
生で見た事なかったから、ジッと見入ってしまいました。

<>140名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:53ID:Bkr2bxAW<>

「俺も興奮してるんだよ。これほど完璧な勃ちはめったににないぜ」
「なんか恐いよ。ぜったいそんなの入んない。私、処女なんだよ」
「だから、最初は上手い男のがいんだって」
すっかり私達の会話に『兄妹』の言葉がなくなってしまい『入る入らない』に
話題は移行してました。
私は最後の砦だったパンツも剥ぎ取られ、とうとうアソコが丸見え。
そして、お兄ちゃんもTシャツは着たまま下半身丸出し。
畳みの上でついに私達兄妹は結ばれる事となったのです。
「やっぱり佳奈のオマンコはキレイだな」
「や、恥ずかしい」
お兄ちゃんは私の両足首をつかんで、大きく屈曲させてマジマジとそこを観
察。

<>141名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:54ID:Bkr2bxAW<>

「おお〜、見てるだけなのにオマンコから液が溢れてくる」
「だって…ああーん、もういじわる」
「では、入れさせていただきますっ」
大きなオチンチンがズブズブいいながら私の中に入ってきました。
「ッッッッッ!イタイ!!」
「くっ…………きつ」
さすがに1回で全部は入りきらなかったんですが、
「佳奈子のマンコ、最高だよ!!」
と言いながら汗だくのお兄ちゃんのなんとも言えない満足そうな笑顔を見ると
なんだかこっちも嬉しくなっちゃって。
本当に痛くてカッコもすっごい恥ずかしいんだけど、大股開いてがんばりまし
た!
何度か突かれてる内に、貫通してきたのか私も徐々に気持ちよくなってきまし
た。

<>142名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:54ID:Bkr2bxAW<>

(私のアソコの滑り具合も吸付き具合も、お兄ちゃんに言わせると、今まで抱
いた女の中で・1だそうです。相性がバッチリだったみたい。)
ぱちゅん、ぱちゅん音鳴らしながら、お兄ちゃんのオチンチンを根元まで喰わ
え込むまでになりました。
体位も変えてみちゃったりして、バックも騎上位もやってしまいました。
途中、立ちバックで窓に手をついてしてる時、
「夕食の準備をそろそろ…」と、仲居さんが入ってきて
汗だくの兄妹セックスを見られてしまったんです!
ブラのホックは外れてだらしなくおっぱいは揺れてて、捲り上げたスカートに
くい込むくらい腰を抱えて激しく妹を突きまくる下半身全裸の兄。
「きゃー、す、すいません!」
ちょっと若めの仲居さんは、すっごい剣幕で部屋を出て行きました。

<>143名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1907:55ID:Bkr2bxAW<>

「やべ、見られた。まいったなぁ」
「お兄ちゃん、腰止まってるっ」
私はもう虎でした。自分から求めてました。
腰も自分から振ってた(らしい)し、短時間で純情な少女から女へと変貌した
ようでした。これも、お兄ちゃんのおかげなんですかね。
「そろそろ親父達も帰ってくるから、ここらでフィニッシュするぞ」
「4時間もずっとセックスしちゃってたんだぁ…私達」
「最後どうする?予想外の展開に俺ゴムとか持ってきてないんだよ。まさか中
 は…まずいしなぁ」
「中って?」
「中出しって言って、俺の精子がどどっと佳奈子の子宮に注ぎこまれちゃう
 の。赤ちゃんできちゃうんだよ」

<>144名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1908:03ID:zKWWVUgz<>

「えー!それはまずいよ」
「でも、それが気持ちいいって女もいたなぁ」
「お兄ちゃんの赤ちゃん、今なら欲しいかも」
「初体験のくせにー」
「妹の処女奪ったくせにー」
なんて言いながらも最後は、正常位に戻って、お兄ちゃんの肩に両足をかけ
「今日は特別だよ」
って、ディープキスしながら奥の方に出してもらいました。
お兄ちゃんの子種が私の中に注がれているのを感じとる事ができました。
パパ達が帰ってくる前に二人で温泉に入る事にしました。

<>145名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1908:04ID:zKWWVUgz<>

温泉から戻ると、部屋には豪華な海鮮料理のコースが並べられてました。
「お前達、なんだ、温泉にずっとつかってたのか?」
「あ、うんうん。そ、そーなんだよ。な、佳奈子」
「え?あ、そーそー。ここ気持ちよくって」
「あん?なんだ、仲直りでもしたのか?えらく御機嫌じゃない、佳奈ちゃん」
「別に、元々ケンカしてないし。ね、お兄ちゃん」
「え?あ、そーだよ。親父変だよ」
「あん?お前達の方がなんか変だ。まあいい。さぁ、食べるぞ」

<>146名前:半角の人◆.tsled7wLk投稿日:03/02/1908:04ID:zKWWVUgz<>

何事もなかったかのように私達家族は和気あいあいと夕食を楽しみました。
その晩、私はお兄ちゃんと仕切った(お昼に愛しあった)部屋で一緒に寝まし
たが、セックスはさすがにしませんでした。隣で両親寝てましたし。
それから後も、何度かお兄ちゃんとやってます。
続きの話はまた機会があれば書き込みたいと思います。
長い話におつき合い頂きありがとうございました。

【近親相姦】家の隣のお姉さん【体験談】

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今、僕は高1です。
中1の冬に初めてセックスを経験しました。
僕の家の隣に成績の良いお姉さんが住んでいます(今は大学生で京都にいます)。
そのお姉さんは県下でも最優秀の高校に入った秀才ですが、高1の頃から服装がH
な感じになったんです。オッパイを強調した服とか、ブラジャーが透けて見える服
とかばかりを普段着るようになって、歩くときもオッパイをブンブン揺すっていました。
そしてボーイフレンドと楽しそうに腕を組んで歩いたり、車で送ってきたボーイフレンドと
キスしているところも見るようになりました。
僕の部屋(2階)からお姉さんの部屋(2階)が見えるのですが、僕の姿が見えると窓際で
Tシャツを脱いでブラジャーだけの姿になったり、部屋のカーテンをひかずに着替えをしたりする
ようになりました。
ブラジャーも中学生の頃は白ばかり干してあったのに、高校に入ってからは黒とか赤とかピンクとか
カラフルになりました。
近所では進学校に入ってついていけずに落ちこぼれたというウワサが立ちました。
夏には乳首が少し透けて見えるようなタンクトップとか、お尻が見えそうなショートパンツとかで

歩く姿が見られるようになり、その頃にオナニーを覚えた僕はよくお姉さんのオッパイを握る想像を
したり、見たことのない下半身を想像したりしてオナニーに耽りました。
冬のある日、母から回覧板を隣のお姉さんの家に届けるように言われた僕は、特に何も考えずに
お姉さんの家のチャイムを鳴らし、「回覧板でーす!」と声をかけると、「ちょっと待ってね」とお姉さんの
声がしました。玄関が開いてお姉さんの姿を見た時に僕は「あっ」といいそうになりました。
そこにはジーンズを穿いているものの、上半身は紺色のブラジャーだけのお姉さんがいました。
僕はドキドキしながら回覧阪を手渡し、お姉さんから「ありがとう」と言われる間もないくらいにさっと扉を
閉めました。ちょうど着替えているところだったんだ、とそのときは思いましたが、よく考えると「ちょっと
待ってね」と言われてから、しばらく待たされたことを考えると、上に何か羽織る時間は十分にあったはずだという
ことに気づきました。もしかしたらわざとブラジャーだけの姿で出てきたんだろうか、と思うと、僕は興奮してお姉さんの
姿を想像しながらオナニーするしかありませんでした。
それからというもの、回覧板を持っていくときが来る日を待っていました。
それから1ヶ月もたたないくらいのころにチャンスがきました。またお姉さんの家に行くことになったのです。
そのときもお姉さんは「ちょっと待ってね」と言いました。僕はわくわくしながら待ちました。
期待通りお姉さんは上半身ブラジャーだけの姿で現れました。ブラジャーはペパーミントグリーンで、
お姉さんにはその色が似合っているとその時に思いました。
「ちゃんと勉強してる?」とか「数学は問題をどれだけ解いたかが勝負だよ」とうような言葉を上の空で聴きながら、
お姉さんのオッパイから目が離せませんでした。
今は巨乳という言葉もよく知っていますが、当時は実感がありませんでした。お姉さんは巨乳でした。
あとで聞いたのですが当時のサイズは88、61、86だったそうです。
僕は何を喋ったかわからないままで。気がついたら家に帰っていました。
その翌々日に三回目のチャンスが訪れました。
お姉さんの家に回覧板をもっていくと、お姉さんは「ちょっと待ってね」とは言わずに
すぐに出てきました。上半身は普通に服を着ていましたが、胸ggあ大きく開いていて、
前かがみになるとオッパイがこぼれそうでした。下は冬なのにショーとパンツで裸足でした(お姉さんはいつも
裸足でした)。
回覧板を渡すと、「Xクン、頂き物のケーキがあるからちょっとあがっていかない?」と
誘われました。僕がお姉さんの家にあがったのは小学校4年生のころが最後でした。その頃、お姉さんは中1で
国語、数学、英語、理科、社会の中間テストの合計点が494点という僕の中学校の不滅の記録を打ち立てていたのです。
その頃のお姉さんは「神童」と呼ばれていましたが、高1のお姉さんは落ちこぼれのように言われていました。
僕が学年で20番くらいから上に上がれないこととかを話し(お姉さんの行った高校にはせいぜい5番くらいではないと入
れない)、お姉さんは数学の勉強法とか英語を得意になるコツを話してくれました。
そのとき知ったのですが、お姉さんは超進学校でもトップクラスの成績で東大か京大を目指していたのです。
僕が最近のウワサについて話すと「知ってるよ。でも言いたい人には言わせておけばいいよ。彼氏とも遊びたいし、勉強は
ちゃんとやってるから親は何も言わないよ」と意に介していない様子でした。
そして「Xクン、私のこと覗いてるでしょう?」と言うのです。お姉さんが見えるようにしてるのであって、僕は覗いていない
というようなことを言うと「やっぱり見てるんだ。それでオナニーしてるでしょ!」と図星を指摘されてしまいました。
僕は顔が赤くなるのがわかりました。耳が熱くなって何も言えなくなってしまったのです。
そうしたらお姉さんはいきなり着ていた服(後で知りましたがカットソーです)をパッと捲り上げました。そこには黒いブラジャーに
包まれたオッパイがありました。
「見たいでしょう?」とお姉さんが笑っています。そしてお姉さんはカットソーを脱いでしまいました。
さらにブラジャーを外して僕の前にお姉さんの大きなオッパイが現れました。
僕は恥ずかしいのですが震えていました。
「Xクン、ちゃんとオナニーしてる?」とお姉さんからオナニーのことを重ねて言われた僕は
しどろもどろになりながら、ついつい肯定してしまったのです。
それに対してお姉さんは大声でアハハと笑って、「そう、じゃあ、ここでしてみせて」と
言うのです。僕はジーパンのファスナーを下げてペニスを取り出しました。僕のペニスは友達の間では
デカチンと言われていたのですが、勃起した僕のペニスを見たお姉さんは「凄い!こんなの初めて見た!
私が知ってる人の誰よりも大きいよ!」と拍手しました。「触らせて」と言いながらお姉さんは僕のペニスを
そっと握りました。「スゴーイ!二握りよりも大きいよ!中学生でこれは犯罪だよ」と嬉しそうにして、何度か
しごかれました。僕はそれだけでも凄く気持ちがよく、このままでは射精してしまうと思い、必死でほかのこと
を考えました。
お姉さんは僕の手を引っ張ってお姉さんの部屋に連れて行きました。そこにはベッドがあって、もしかしたらセックス
するんじゃないかと思うと、もう心臓がはちきれそうになっていました。
今から考えるとファスナーからペニスを突き出した姿で女性に手を引かれている僕の姿は滑稽だったと思いますが、
当時はそんなことを思う余裕は全くありませんでした。
お姉さんは部屋に入るとショートパンツを脱ぎ捨てました。お姉さんは黒のTバック姿で、僕はますます興奮してしまうのが
わかりました。
「Xクンも脱いで」と言われ、僕はどういうわけかまず下から全部脱いでしまい、それを
見たお姉さんはまたアハハと笑いました。
全裸になった僕に「見たいでしょう?」と言いながらお姉さんはTバックをずらして見せました。
僕はぼうたまりません。お姉さんがベッドに横たわり「脱がせて」と言うなりすぐにお姉さんのTバックを
抜き取りました。
僕はじっとお姉さんの股間を見つめました。お姉さんは僕に抱きついてきました。お姉さんの
オッパイが僕の肌に触れて、それだけで僕はおかしくなりそうでした。お姉さんは仰向けにな
った僕の乳首を弄り始めました。女の子がどうされれば気持ちいいかの授業をするから、その
あとに実践してみようね」と言い、僕の乳首を舐めたり、噛んだり、爪を立てたりしました。
ついに僕の夢がかなってお姉さんのオッパイを思い切り掴むときがきました。お姉さんのオッパイ
は僕の指が沈み込むみたいにやわらかでした。「乳首がこんなになってるよ」とお姉さんは自分で入党を
指でグリグリと弄ってみせ、つまんで引っ張りました。
僕はその姿に興奮して思い切り乳首を吸い、お姉さんに受けた授業通りに色々な刺激を加えました。
お姉さんが僕の指を股間に導き、僕はヌルッとした感触と思いのほかの熱さにちょっとびっくりしながら、
指を沈めてみました。お姉さんは荒い息を吐きながら「上手よ」と褒めてくれました。
興奮している僕でしたが、意外にもこのときお姉さんは何回くらいセックスの経験があるんだろう、とか
何人くらいとしたんだろう、とか何歳からしてるんだろうといったことを考えていました。
お姉さんが僕の上に乗りました。そして枕元からコンドーム(初めて見ました)を取り出し、僕のぺにすに被せました。
お姉さんはそのまま僕のペニスを掴んで自分の股間にあてゆっくり腰を落としました。
ああ、これがセックスだ!と僕は感動しました。ペニスが回りからジワーッと締め付けられるようで気持ちよくて
我慢できなくなりそうでしたが、我慢しなくてはと必死でクラスにいるブスの女の子を思い出したりしていました。
お姉さんはゆっくり動き始めました。その動きが段々早くなり、お姉さんのオッパイがブンブン揺れています。
お姉さんは「アアーッ」という声を上げています。僕はお姉さんを気持ちよくしていることに凄く感動しました。
そして目の前でブンブン揺れているオッパイをグッと掴んでグイグイ揉みました。
そうしていると僕ももう我慢できなくなり「アーッ」という声を出して、ついに射精しました。
お姉さんは「Xクン、初めてなのに我慢できて凄いね、ワタシ、スゴーク気持ちよかった!」とまた褒めてくれました。
それからお互いに体を触りあいながら僕はお姉さんにさっき考えたことを質問してみました。
お姉さんによれば、中3のころから早くセックスしたくてたまらなくなり、それがちょっとHな服装になったそうです。
そして高校に入って大学2年生とつきあって、3回目のデートでホテルに行き、初めてのセックスをしたそうです。ちょうどゴールデンウィークだった
そうです。その人とつきあいながら、中学校のクラブで一緒だった男の子ともセックスするようになり、夏休みには大学生と別れて、その人とつきあったけど、
相手の人が学力コンプレックスが強く、夏休み明けに別れてsまったというのです。でも今は大学1年生とつきあっていて、セックスはしているけど、
あまり気持ちよくないそうでした。
これまでにセックスしたのはつきあった3人と海に遊びに行ってナンパされたときに1度大学生と名乗る男性としたので4人と経験したとか、
5月の第1回から数えて今日で110回くらいしたという話を聞きました。
「ねぇ、Xクン、これから時々しよっか?」と夢のような話がお姉さんから僕にあるとは思わなかったけど、ちょっとは期待したのです。
そうしたら、僕の心を読んでいたみたいにお姉さんは「これからもXクンとしてみたいな」と言うではありませんか。
その日から僕とお姉さんはセックスフレンドになったのです。
中1の冬休みはお姉さんが彼氏とデートしない限りは僕とセックスして
くれました。
でもお姉さんは僕に条件を出したのです。当時の僕は英語が得意でした
が、数学がやや苦手で、学年では20番くらいでしたので、お姉さんが入
った高校には入れないだろうと思っていました。数学を克服すれば、他
の科目は成績がよかったし、英語はトップクラスでしたのでお姉さんの
入った高校に入ることも可能になるのです。
お姉さんは数学の課題を用意し、例題を僕に説明してくれ、類似問題を
解かせたのです。その採点結果が100点になるまで、繰り返して問題を解
かせ、100点になるとセックスに移行するのです。
僕は早くセックスをしたいので、真剣に数学の問題を解き、次回に向け
て予習までするようになりました。
こうして中1の3学期は過ぎていき、僕の数学の成績は向上し始めまし
た。
中2の1学期、中間試験では数学で100点をとってしまい、僕は学年で
第2位の成績になりました。
お姉さんの特訓とセックスのご褒美のおかげで僕の成績はそのまま上位
に定着し、2学期には数学は得点源になっていました。
夏休みになる前に2人で海水浴に行きましたが、お姉さんのビキニはT
バックである上に、オッパイは今で言うハミ乳だったので、人目をひく
だけでなく、ナンパの声がかかりましたが、僕がいると「なんだ、弟クン
も一緒なのか・・・・」と声をかけてきた男達は去っていきました。
僕はお姉さんの恋人に見られたくて、肩に手を回そうとしたりしましたが、
お姉さんはそういうときには僕の手をとって「ダメよ、弟クン」と言うので、
僕は不満でした。
でもその帰りに初めてラブホテルに行き、その部屋にあるバナナの形をした
ローターを使わせてもらったりしました。
夏休みにお姉さんは彼氏と別れ、その間は僕の専属でした。
それから僕とお姉さんの関係は続きました。
いつもお姉さんはコンドームを用意していてくれるのですが、ベ
ッドの近くにある箱の中身が僕と使った以上に減っていることも
あって、そのときは誰か彼氏ができたのだろうかと想像したりも
しましたが、その気配はなく、僕は週2回のペースでお姉さんに
勉強を習い、その後でセックスするということを続けました。
僕が中3になり、進路はお姉さんが通っている超進学校に決めま
した。お姉さんは「東大と京大のどちらにするかを決めなければ
ならないけど、今の学力では東大はギリギリかもしれない」と言
っていました。
依然としてご近所ではお姉さんは落ちこぼれ扱いでした。夏は相
変わらず裸に近いような姿で出歩くし、冬でも背中が大きく割れ
て肌が見えるような服などを着ていたので、あるおばさんなどは
「あの子も段々バカっぽくなってきたわね」と言っていました。
お姉さんと同い歳の女の子がいる家では「小中学校では秀才だっ
たのに、有名校に入ってからは色気ばかりで勉強はダメになった
みたいね」と母親が言っているということを聞きました。理容室
のおじさんなどは「勉強ばかりして頭の中がいっぱいになって、
何も入らなくなったから、オッパイにどんどん栄養が入っている」
と言いながら他のおじさん達と「あの子はいい体してるなぁ」と
言っていました。
そのいい体を楽しんでいるのは俺だ!と自慢したかったのですが、
そんなことは言えません。それにおばさん、おじさんは誰もがお
姉さんの悪口を言ってから「うちの子ももう(お姉さんを)抜い
ている」などと言うので、お前らのバカ息子やバカ娘とお姉さん
は月とすっぽんくらい違うんだぞと言ってやりたかったのですが、
お姉さんからは堅く止められていました。
お姉さんのお父さんは地方公務員でしたが、ユニークなおじさん
で、お姉さんがタンクトップをノーブラで着ていると「おい、●
子、ポロリのサービスして」と言ったり、「プロダクションのオ
ーディションを受けてグラビアアイドルになれ」と言うような人
でした。そんな人なのに趣味は華道です。お母さんは近所のおば
さんから「●子ちゃん、色っぽくなったわね」と言われたときに
「うちの娘は男遊びばかりしてるからね」と切り返すような人で
した。趣味は格闘技観戦です。
僕の両親もお姉さんがHな格好をしていても、特に気にしないよう
で、父などは「娘がいたら、ああいうふうに育てたい」よ言ってい
ました。母も僕がお姉さんの指導で成績をアップさせたことに感謝
していて、「●子ちゃんがXの彼女だったらいいけど、歳がねぇ」と
言っていました。まさか母に僕達はセックスフレンドですなどとは
言えません。
こうして夏休みも受験勉強とセックスで過ぎて行き、僕は学年でも
トップになって、超進学校の合格は間違いないといわれていました。
お姉さんは京大に受験校を決め、私立は慶応と同志社を受けると言
っていました。東大はやや危険性があるため避けて、確実性で京大
を選び、私立大学は勉強したい分野に権威クラスの教授がいるから
という理由で選んだそうです。
秋になり、冬になっても僕達のセックスのペースは変わらず、お姉
さんは私立大学の受験の前日も僕とセックスをしているくらい余裕
がありました。
センター試験、私立大学の受験、京大二次とお姉さんは順調に進み、
僕も高校受験を終えました。
結果は2人とも志望校に合格していました。
お姉さんは春から京都に住むのです。ということは僕はお姉さんと
会えなくなる。そのことにようやく気づいて、僕は大きなショック
を受けました。
お姉さんは1人暮らしを始めたら、絶対に男子学生が狙うだろうと
思ったのです。
そのときも僕は自分自身の気持ちに気づきませんでした。
僕はお姉さんから電話番号を聞いていましたが、家から京都に頻
繁に電話すると両親にヘンに思われそうなので、勉強に関する質
問をするくらいにしておかなければなりませんでした。
でも父は何か気づいていたみたいで、「●子ちゃんがいないと寂
しいなぁ」と言いながら僕の肩に手を置いて「おまえにとっては忘
れられない女性かな」と笑うのです。僕は「えっ」と言ったまま、
言葉を続けることができませんでした。「あれだけお世話になった
んだからなぁ」という父の言葉は単に勉強の面倒をみてもらったと
いう意味だけではないように聞こえましたが、さすがに僕はその真
意を尋ねることはできませんでした。
僕は急にセックスができなくなり、お姉さんを思い出しながらオナ
ニーにふけるほかありませんでした。お姉さんがブンブン揺らして
いたオッパイとか物凄く感じると言っていた乳首を思い出し、あそ
こを思い出す日々でした。
僕は高校に入ってからも成績がよく、入学直後の学力テストでは4
位、中間試験では6位でした。クラスではトップです。数学と英語
は大得意です。
ゴールデンウィークにお姉さんが帰郷しないかなと期待したけれど、
お姉さんは帰ってきませんでした。電話では勉強もしているけど、
よく遊んでいるといっていたので、僕は彼氏ができて、その人に抱
かれているんじゃないかとか、顔のない男性にお姉さんが犯されて
いるような想像をするのでした。そしてオナニーをしていまい、自
己嫌悪に陥る日々でした。
僕に付き合って欲しいという女性が現れたのは6月の終わり、期末
試験の準備中でした。
近くの私立女子高の1年生でした。僕は全然知らない子だったけど、
向こうは前から僕を知っていたというのです。僕は迷いました。夏
休みになればお姉さんが帰ってきて、また楽しい日々になる。それを
考えると彼女を作っている場合ではないと思いました。
反面、お姉さんが「Xクンも高校に入って彼女ができたら、今やって
ることを試してみてね。きっと気持ちいいから」と言っていたので彼女
を作ってみようかな、とも思いました。
返事は期末テスト終了まで待ってもらうことにして、僕は電話でお姉さ
んに古文の克服のコツを教わって、国語もほぼ完璧だという自信を身に
つけ、期末テストに臨みました。
結果は最高の2位で、この調子なら東大も大丈夫だとまで言われました
が、僕は担任に「僕は京大に行きたいと思っています」と言いました。
京大に現役合格すれば、1年間はお姉さんと大学生同士になれるからで
す。
僕には京都に素敵な日々が待っているように思えました。
私立女子高の子には「お友達からスタート」ということで交際が
始まりましたが、すぐにキスしたり、セックスに持ち込むわけに
はいかないので、実は戸惑ったのです。
それでお姉さんに電話で相談すると、映画に行ったり、買い物に
出掛けたりしながら徐々に距離を縮めるようアドバイスされまし
た。最後に「妊娠させたらダメよ」と笑われました。
その数日後にお姉さんから封書が届きました。何か箱が入ってい
るようで、わくわくしながら開封すると「祝 カップル誕生!」
と書かれた紙とコンドームが1箱入っていました。「私が帰省す
るまでに彼女と使えるかな?使えなかったら私と使おうね」という
メッセージに僕は興奮しました。「使うならお姉さんと全部使いま
す」と心の中で誓い「読後償却のこと」という指示に従ってメッセ
ージを焼き捨てました。
しかし、僕はその翌週にコンドームを使ってしまったのです。
翌週の日曜日、午前に僕は彼女と会いました。
その日の彼女は普段と違ってボディラインを強調した服でした。
ピチTです。意外にオッパイは大きく、それが規則正しく揺れて
いるのに僕はムラムラしました。もう3ヶ月近くオナニーだけ
の生活です。
水族館に行き、喫茶店で遅めのランチをとっていたときです。
「ねぇキスとかしたことある?」と彼女から尋ねられたのです。
こういう場合、経験があると答えるべきか、否定して区べきか
迷いながら、僕はズルく「★美は?」と質問に質問で答えてし
まいました。
「うん・・・ある。中3のときに」と彼女が答えたので「じゃあ、
それ以上の経験もあったりして」と茶化すと「あったらXクン、
いやだよね」と言うのです。その瞬間、これは処女じゃないな、
ということと、やっても問題ないな、ということが頭の中にひらめ
き、僕は落ち着かなくなりました。
「いや、別に気にならないよ。だって好きな人ができればそういう
こともあっていいんだし」と大人ぶりながら、自分がやっても問題
ないだろ、ということを暗に伝えました。
「実はね、1年先輩と中3の秋に1回だけ」というので、「好きだ
ったのに1回なの?」と聞きました。すると「うん、ホントは何回か、
たぶん10回くらいだと思う」となきそうになって言うのです。
「好きな人だったんだからいいじゃない」と言いながら「でもその人
がうらやましいな」と言ってみました。「僕もその人くらい好きにな
ってもらえると嬉しいんだけどな」
「好きよ」
「じゃあ、いつか僕ともそうなるとか」
「・・・かな」
「今からでもなったりして」
この会話でそのままホテルに連れて行き、彼女とキス、セックス
というふうに進みました。
コンドームは僕が持参したものを使いましたが、彼女から後で
「なぜ持ってたの?」と聞かれました。「友達からお守りだって
言われて持たされたんだ」とごまかしておきましたが、「Xクン、
初めてなのに、なんか凄く余裕があって、◆高校の人はそういう
とこも凄いね」と変な感心のしかたをしていました。
僕はお姉さんに電話で報告しました。
「やったね!自分で誘って初めてモノにしたんだから、記念になるね」
と笑っていました。それがちょっと寂しくもありましたが、「こうなっ
たら(コンドームを)使い切るくらい頑張ります」と言う僕に「そうそう
その意気よ」とエールを送ってくれました。成績については夏休みに遊ぶ
のはいいけど、学校から出ている課題を前半に1回、後半に1回、あわせて
2回やることと英語、数学はできるだけ2学期の範囲を予習するように言わ
れました。
僕は時々彼女とセックスをするようになりましたが、お姉さんの体に比べる
と物足りませんでした。オッパイの大きさ、張り、乳首の硬くなった時のエ
ロチックな雰囲気、あそこの感触、感じ方、声、全てがお姉さんの勝ちだと
思いました。
夏休みに入り、彼女とは時々セックスをしていたのでコンドームは底をつき
ました。
8月の1週目、ついにお姉さんが帰ってきました。
その姿にはびっくりしました。
上半身は白のタンクトップですが、体にピチピチ。そのため乳首の形がくっきり
浮き出ている上、色もわかります。下は「半ケツ」といわれるような状態で、前から
見てもかなり際どく、誰もがお姉さんをジロジロ見ていました。
お姉さんが京大生であることは誰もが知っているので、そのギャップにも驚いていた
のでしょう。
僕はこれからの日々を想像するだけで興奮してきました。同時に彼女の存在がひどく
邪魔なものに感じられるようになりました。
たしか3日後にお姉さんとその夏最初のセックスをしました。僕はずっと胸にしまっていた
疑問をお姉さんにぶつけました。「京都では誰ともセックスしなかったのか?」ということです。
お姉さんはあっさり否定しました。「そりゃあったよ。一応、モテルんだからね」と笑っています。
相手は合コンで知り合った別の学部の学生(3回生)と3回、6月から交際している院生と時々、
というものでした。
僕はショックでしたが、考えてみれば僕も彼女とセックスしているわけだし、僕とお姉さんはもともと
セックスフレンドなんだから、と思い直しました。
お姉さんは僕と彼女のことを聞きたがりました。僕の話にケラケラと笑いながら、私もそんなこと
あったよねーとか彼女はホントにXクンに惚れてるみたいね、と言っていました。
それからの日々はお姉さんとのセックスをメインにしながら、お姉さんから彼女ともしっかりやるんだよ、
と言われるので、彼女とも週に1,2回はセックスするようにしていました。たまにお姉さんとする日が
彼女とのデートと重なって、お姉さんは「キャーダブルヘッダーだね。ジゴロ君!」と楽しそうでした。
私も高2のときにダブルヘッダーしたことあるよ、と聞かされたときはまたショックでしたが、その相手の
1人は僕でした。
こうして夏休みは過ぎていきました。
お姉さんは大学の後期が始まると京都に戻ってしまうので、僕は
お姉さんが郷里にいる間はできるだけ会ってセックスしたいので
すが、お姉さんにも色々予定があって、会えたのは20回くらいでした。
秋になり、僕はお姉さんに電話をかけてみると、誰も出ません。
携帯電話の番号は教えてもらっていないので、連絡がつかないま
ま1週間が過ぎたんです。
たしか1週間後でした。お姉さんと電話連絡がつきました。お姉
さんは旅行に行っていたというのです。もしかすると新しい彼氏
ではないかと思うと、僕はたまらなく寂しくなりました。
いつの間にかお姉さんに対して僕は恋をしていたのです。
最初は肉体的な興味でした。そしてセックスフレンドになり、僕
はクールに肉体関係だけを続けているワルのような気分だったの
に、いつの間にかお姉さんの体よりも顔を思い出し、声を聞きた
くなっていたのです。

お姉さんと電話で話していると付き合っている大学院生とは別れるつもりに
しているというのです。
それは「何か違うんだよねー」ということで、「本気になったわけじゃないし、
私って何をカレに求めていたのかな?本当の自分の気持ちがわかってなかったん
だろうね」ということだそうです。
僕は少し嬉しくなりました。もしかするとこれで僕の専属になってくれるかもと
期待したのです。でもお姉さんはモテるとも言ってたし、合コンで知り合った人
と関係をもったこともあるみたいだし。僕とは物理的な距離だけでなく、生きて
いる環境が違いますから、結局は僕なんて帰省した時の遊び相手でしかないのか
もしれないとも思いました。そう思うと涙が出そうでした。
「遊びで男を相手にするのも疲れたし、ちょっとマジに恋を考えてみるね」という
言葉は何を意味しているのか、わかりませんでした。
「Xクン、京大に入りなよ。キミが1回生のときに私は4回生。一緒の学校に行くのは
小学校以来だからね。それとも東大目指す?」
「僕は京大に行くよ」
「じゃ、今の成績を保たないとね。遊ぶ過ぎないように、そこそこにね」
「えっ?高校生の頃に遊びまわっていたのは誰だっけ?」
「勉強はちゃんとしていたから、今があるんだよ。Xクンもなかなか言う
ようになったね。自信ついたんだね、いろいろな意味でね」
「そうかな」
「彼女は元気?やってる?
「まあね」
「ふーん。楽しくやってるんだね」
お姉さんは少し寂しそうでした。カレ氏との別れで落ち込んでいるんだろう、
僕はそう思い、「早く新しい男を見つけたら」と励ましたんです。
翌日、お姉さんから電話がありました。
ちょうど夏休み明けの学力テストの結果が出ていて、僕は学年で4位だったこと、
担任からは「東大目指せ」と言われたので「京大に行く」と答えたことを話しました。
でも考えてみればお姉さんからの電話なんて初めてです。
「ところでどうしたの?」と尋ねると「冬休みに帰る日を決めたから、また迎えに来てもらおう
と思ってさ」と言うのです。
9月なのに、もう12月の話とは気が早いな、と思いました。
お姉さんの帰ってくる日は25日ということでした。イヴは誰と過ごすんだろうと思いましたが、
特にそういう冷やかしはしませんでした。前日の電話ではちょっと元気がなかったように感じた
からです。
それから2学期の勉強への取り組みを「指示」されて、電話を切るときに「明日、携帯電話を
また買うよ。Xクンも携帯持ったら?そうしたらいつでも話せるし」と言われ、僕はなんとしても
携帯電話を手に入れようと誓いました。
お姉さんは以前は携帯電話を持っていたのです。高校時代はそれで彼氏と連絡をとりあったりして
いたみたいですが、いつどこにいても電話で捕まえられるのが大嫌いで、携帯を解約していたそう
ですが、心境の変化があったみたいです。
僕は友達とのつきあいがあるからという理由で親に携帯電話を買わせることに成功しました。成績も
良かったし、普段は品行方正でしたから(彼女とのつきあいは親は知りません)問題はありませんでし
した。たぶん1週間くらい後にお姉さんと携帯電話の番号を教えあい、かけてみました。
「これでXクンとのホットラインができたね」と言われ、僕はまたまた嬉しくなってしまいました。
それからは1日おきに10分間必ずお姉さんと話しました。10分間というのはお姉さんが決めたルールです。
なぜ10分間かというと制限をしなければ、ダラダラ話してしまうし、それは勉強に影響する上、電話代が
かさむということでした。
その10分間は僕の至福の時でした。
その頃から彼女の存在が段々疎ましく感じられるようになってきたのです。
僕は相変わらず彼女と週に1、2回会ってセックスしていましたが、彼女と一緒にいても心が躍ることはなく、
淡々と時間が過ぎていくことに耐えられなくなりつつありました。
10月の中間テスト、学内実力試験でも僕は5位以内をキープし、実力試験で数学はトップでした。
11月に初めて某予備校の模試を受けた日、僕は彼女に別れを切り出しました。彼女はあまり抵抗なくそれを受け容れて
くれました。僕は拍子抜けして理由を尋ねました。
「だってXクン、あの時に他の人のこと考えているでしょう?わかるよ、そんなの」と泣き始めたのです。
参ったな、女の子って鋭いな、と僕は驚きました。
晴れて彼女と別れたことをお姉さんに報告した日は10分間の制限を過ぎても、話が続きました。
「じゃあ、私と何かしてることはバレずじまいか」とか「Xクンは今は私の専属になったんだね」
という言葉に「そう、オレは●子だけのものさ」とジョークを飛ばしたのですが、それを笑うでもなく、
お姉さんは「これからは「お姉さん」とか「●子姉さん」じゃなくて名前で呼んで欲しいね。なんといっても
Xクンは「●子だけのもの」なんだからさ」と答えてくれたのです。
僕は物凄く嬉しかった。お姉さんとの距離がググッと縮まったような気がしました。
もしかしてお姉さんも僕のことを意識してるのかな?
だって9月の段階で12月の帰省の予定を知らせたり、彼氏と別れたり、これは夢がかなったのかもしれないと
感じ始めました。
期末試験も無事終わり、僕は3位でした。僕はお姉さんと同じように京大法学部に進む
決意を固めました。
「数学バリバリなんだから、理系にしたらどうだ?東大にしてさ」という担任に対して「京大に進む。それだけは
決めた」と言い切りました。
25日、お姉さんは帰ってきました。今度はとても大人っぽい服装です。ガキっぽい僕と並ぶと大人と子供でした。
二人で家路を歩いていると、近所のおばさんが話しかけてきました。
「まあ、●子さん、帰ってきたの」
「はい、ご無沙汰しています」
「Xクンと●子さんは姉弟みたいに仲がいいのね」
「ええ、私の召使ですから」
僕は内心「ええっ」と思いましたがジョークだと気づきました。
おばさんはケラケラと笑って
「●子さん、法学部なんでしょ。だったら将来は弁護士ね?」
と言いました。
「法学部だから弁護士になるわけじゃないですよ。でも法律家にはなろうと思っていますけど」
このとき初めてお姉さんの目指すものを知りました。
このおばさんが高校時代のお姉さんのことを「裸みたいな格好でうろうろしている」とか
「高校に入ってからは頭じゃなくて体で勉強するようになった」とか好き放題に貶めていた
ことを思い出し、僕はいいました。
「でも法学部といっても◆大学の法学部とかだったら司法試験なんて通らないでしょう。
あそこだったら就職した方がマシだもんなぁ」
◆大学法学部はそのおばさんの息子が通っています。
おばさんはムッとした表情になり、僕に向かって何か言おうとしました。その時にお姉さんが
「どこの大学とか関係ないのよ。勉強さえすれば、方法さえ間違わなければ合格するのが司法試験
だよ」と僕に言いました。その目は笑っていました。
僕は恥ずかしくなりました。お姉さんは外見だけでなく大人でした。
お姉さんの家に着くと、いつものように留守です。
僕はすぐにお姉さんに抱きつきました。そしてそのままセックスに突入しました。このときのセックスは
それまで余裕を感じさせていたお姉さんとは異質で、お姉さんも激しく僕に抱きついて、何度も何度も
「好きよ」と言ってくれたのです。こんなことは初めてでした。
それからの10日間、できるだけ僕達は会うようにしました。
もうお互いにわかっていました。
僕はお姉さんを名前で呼ぶようになっていたし、お姉さんの僕への接し方も明らかに以前とは異なって
いました。
僕は勉強もまじめにこなし、お姉さんとも真剣に向き合いました。
お姉さんもそれに応えてくれました。
お姉さんが高校時代から今までに何人かの男の人とつきあって関係を持ったこと
は気になりませんでした。
「ねぇ、私、これから待ってるんだから、私がいない時にオナニーばかりして
勉強サボっちゃダメだよ」
「うん」
「Xクン、待ってていいの?」
「待ってて。●子さん、僕は前からずっと・・・」
こうして僕達は恋人になったのです。
今、僕は決意していま。絶対に京大に現役合格し、お姉さんと1年間では
あっても一緒に京都で過ごすことを。お姉さんはロースクールに進むので
「1年間じゃないよ」と言っています。
僕をいろいろな意味で成長させてくれた●子さんを必ず喜ばせたいし、幸せ
にしたいと思っています。
両親も僕が京大法学部を受けることは賛成してくれています。
「●子ちゃんのお陰で勉強できるようになって、感謝してもしきれないね」
と母は言います。
父は「京大か。これからいろんな出会いがあるかもしれないけど、Xには最高の
出会いがもうあったんだな」と言いました。
父は薄々僕達のことに気づいていたのです。
「彼女はいい娘だ。年下でもお前が守るんだぞ」
僕は本気で勉強し、必ず京大に合格し、将来は●子さんと2人で法律家として生
きていこうと思っています。
最後に父の忠告「コンドームに金は惜しむな」
(おわり)

【近親相姦】出演者の体験談【体験談】

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自分が大学生の頃に初めて出たビデオの話もしてやるか
当時はゴム無しで生掘り生出し中出しは当たり前。
まだモザイク技術もろくに無くてほとんど丸見えでいわゆる裏物だったよ。
俺は二人のオジサンと20代の兄貴に生で輪姦されて生出しされた。ハッテンバでも
それが当たり前だったんでなんとも思わなかったけれど、それから5〜6年後に出た時にも
まだ普通に生で掘られたし、一人が腹の上、もう一人がバックから掘りながらケツの割れ目に
生出しし、後の二人にケツの中に生出しされて、そのザーメンを力んで放り出すみたいな
シーンを撮影された。
それから約3年後、最初の撮影から10年後に出演した時には「タチ役にゴム付けて欲しいか?」と
あらかじめ聞かれた。その時にもまだゴムを付ける意識はなくて、「生で良いですよ」と答えた。
その時のタチ役は三人だったけれど、どの人も「生の方が気持ち良いから」と生掘り、生種付けだった。

最後に出演したのは8年位前だったが、さすがにその時のメーカーはゴムを最初から用意していて、
タチも自然にそれを付けての撮影だった。ただし腹やケツの上に出す時はゴムを外して直前に手で
扱いて発射する感じだった。

懐かしいぜ

【近親相姦】28歳の音楽教師【体験談】

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<>621:おさかなくわえた名無しさん:2008/04/02(水)11:36:35ID:DHwD72FQ<>
俺中学生の時に28歳の音楽教師に誘われて何度もセックスしたよ。
声楽専攻だけあって、アエギ声も最高だった。
先生をバックで犯してるときなんとも言えないゾクゾク感に襲われた何度も射精した。
普段、学校で服を着ている姿を見てるだけで勃起してしまったと先生に言ったら
ああ、俺もそうだよだって。お互い若かったなぁ。

【近親相姦】出会い系で売春してる主婦とセックスしてきた【体験談】

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久しぶりに出会い系で遊んできました。

前に2chでミントの「人妻の誘惑」がいいって聞いたんで、のぞいてみると売春の書き込みばっかり。

どうせ割り切りなら誰でも一緒だし、ポイントを無駄に使いたくなかったんで、M(26〜29歳主婦)っていうのにしました。

掲示板の書き込み内容は

タイトル:大人の関係希望です

書き込み:秘密のお付き合いができたらいいなと思っています最近寂しいので刺激し合いませんか?よろしくお願いします。

とりあえずメールを送って条件を交渉した結果、ゴム有り本ありで15Kでまとまりました。

家から20分ぐらいのショッピングモールの駐車場で待ち合わせ。

グレーのFreedから降りたMは、ダルビッシュの前妻だったサエコを長身にしたような感じで結構好み。

その後、俺の車で近くのラブホへ。

走りながら世間話などをしながら年齢を聞いたら28歳とのこと。

ホテルについて一服したあとは、2時間しかないし、Mが家で風呂に入ってきたと言ってたので、すぐにHを開始。

パッと見スレンダーだったけど、服を脱いだら以外に巨乳で、腰回りもお肉が結構ついてました。

車の中でMが、「フェラが得意。」と言ってたので、5分ぐらいキスや乳揉み、指マンで攻めたあと攻守交替でしゃぶってもらいました。

得意と豪語するだけあって、金玉を一個ずつ口に入れていやらしく転がしたり、シャブリながら玉袋やアナルの辺りを指で愛撫してくれて危うくイキそうになったたので、ストップw

その後は、正常位、騎乗位、最後はバックから突きながらスパンキングしたりして発射!

終わってからは、腕枕でまったりと休んだ後、いっしょにシャワーで洗って終了。

メアドを教えてくれたので、また気が向いたら買ってやろうかと思います。

【近親相姦】意気地のない男【体験談】

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一.

これは一年前から現在まで続く私と妹の話です。
今まで誰にも言えず一人苦しんできました。
しかしもう耐えられません。
そこで誰かに聞いてもらいたくてここに書き込みます。
現在私は十九歳(販売店勤務)、妹は十三歳(中一)です。

私達には父親がいません。
父親はタクシーのドライバーとして日々私達家族のために必死になって働いていました。
しかし今から七年前のある日、日頃の無理がたたったのか仕事中に居眠り運転をしてしまい
対向車と激突し還らぬ人となってしまったのです。

それからの私達家族の生活は悲惨なものでした。
母は結婚前に勤めていた会社に無理を言って復職させてもらい、

私たち兄妹のために昼も夜もなく働き、私自身もまだ幼い妹のために
炊事から洗濯から家事を一手に引き受けていました。

しかし、そんな生活が嫌だった訳ではありません。
当時小学生だった私でもそのときの私達家族がどんな状況だったのかぐらいはわかっていました。
妹もまだまだ親の愛情が恋しい年頃です。
だから、忙しくてなかなか私たち兄妹の面倒をみることの出来ない母に代わって、
私が妹のことを精一杯可愛がってやろう、妹には寂しい思いはさせないようにしよう、
そう思って学校が終わればすぐさま妹と遊ぶ時間を作り、いつも妹の側にいてやるようにしました。

実際私の友人などが妹に会ったときなどは、
「俺にもあんな妹がいたらなぁ」
とか
「あれならお前がシスコンになるのもわかる(小、中、高校時代を通して私が妹につきっきりだったため、
当時からの友人にはその頃からシスコンなどと言われてからかわれていました)」
などと言われます。

妹は現在中学一年生です。
容姿は贔屓目に見てもかなり可愛い部類に入るでしょう。
身長は160cmほどあり、すらっとした体型でありながら、
それでいて出る所は出ているという非常に魅力的なスタイルをしていると思います。

また妹はその容姿だけでなく性格も非常によく、小さいころから我侭を言って
私の世話を焼かせることがほとんどなく、むしろ最近では進んで家事をやり始め
料理の腕などはもう私にかなり近いところまできています。
そんな妹ですから私も必要以上に可愛がり、傍から見ればそれこそ親ばか以上の
可愛がりようで、妹を良家の箱入り娘のごとく育ててきました。

そんな状況でしたから私たち兄妹はとても仲がよく、その仲のよさは近所でも評判になるほどでした。
しかし、そのような甘く楽しい生活は長く続きませんでした。
今から約一年前、私が高校を卒業して某デパートに就職し、妹が中学に進学してから
私たち兄妹の運命の歯車が少しずつ、しかし確実に狂い始めていったのです。

妹は現在私立のある有名お嬢様学校に通っています。
その学校は地域でも有名な進学校で当然授業料などは馬鹿になりません。
ですから、当初妹がその学校に通いたいと言い始めたときは、私も母も驚きのあまり声を失ったほどでした。
私は妹は当然私と同じ公立の中学校に進学するとばかり思っていたので、驚いて妹にその理由を問いただしました。

妹によれば、なんでも同級生のとても仲のよい親友がその学校に進学することになり、
妹も一緒に通わないかと誘われているということでした。
いくら最近の小学生が大人びてきているとはいえ、やはり子供は子供。
他所の家の経済状態などは考えには入らないのでしょう。
でなければ私達家族の現状ではそのような学校に通わせることなど
到底できないということぐらいわかりそうなものです。

妹も始めのうちはそういった事情から、この話にはまったく乗り気ではありませんでした。
賢い子ですから我が家の経済状態を慮って、公立の中学校に通うつもりでいたようです。
その考えを180度転換させたのが、そのお嬢様学校が実施していた奨学生制度でした。

その奨学生制度とは、学業あるいはスポーツいずれかにおいて非常に優秀な成績を修めた
生徒に対して入学金や授業料のほとんどを免除され、さらに学年が進んでもなお同様の成績を修めた生徒は
まったく同じ条件で同系列の高校、大学へとエスカレーター式で進学できるというものでした。

妹は普段から真面目な性格で、学業もしっかりとこなしていましたのでその学校を受験すれば、
まず間違いなく問題の奨学生制度を受けることが出来るでしょう。
妹はそういった制度の存在を知り、親友と同じ学校へ進学しようという気持ちが大きくなっていったようです。

普段から日常の家事に追われて満足に同年代の子達と遊ぶ機会をもてなかった妹にとって、
その親友と離れ離れになることは私達家族と引き離されることと同じくらい心細いことなのでしょう。
私と母に向かってどうしてもその学校に進学したいと頼む妹に私達は何も言えなくなってしまいました。
私はいつも我侭を言わず我慢ばかりさせている妹が可哀想になり、このときは妹の側に立ってやることにしました。

始めは難色を示していた母も、妹の絶対に奨学生になって家には迷惑をかけないという強い意志と、
私の説得によって最後にはとうとう承諾しました。
母も妹についてはいつも苦労をかけているという思いがあったようです。
またこのときになって初めて知ったのですが、実は我が家には父が残してくれた保険金があり、
いざとなればその保険金で何とかなるから心配しなくていいよ、という母の言葉に妹も涙を浮かべ喜んでいました。

そのときから妹は受験に向けて今まで以上に必死に勉強するようになり、
翌年の冬、見事志望の学校に合格したのです。
その頃には私もこの不況の最中、高卒という身でありながら就職が内定し
我が家には久しぶりに笑い声が絶えない日々が訪れていました。

そして長い冬が過ぎようやく待ち焦がれた春が訪れた四月、私と妹にも新しい生活が訪れました。
私は初めての職場で毎日が新しいことの連続で、朝出かけて夜にはクタクタになって帰ってきて
家では泥のようになって眠るだけという生活を繰り返していました。
妹は新しい環境に今ひとつ馴染めないのか、家でもあまり笑顔を見せることがなくなっていました。
しかし私は愚かにも、妹はもともとあまり活発な方ではないため、
そのときは新しいクラスメート達とまだ打ち解けていないのかな、という程度にしか思っていませんでした。

今思えばこのときの私の判断の甘さが、後に私たち兄妹を引き返すことの出来ない地獄へと突き落とすことになるのです。
あの時妹のことをもう少し気遣ってやっていれば、妹の元気のない原因を聞き出してやっていれば……
今でもそのことが悔やまれてなりません。

二.

私が妹の異変について気が付いたのは、妹が中学生になって一ヶ月ほど経った五月のある朝のことでした。
その日、私は仕事の関係でいつもより三十分近く早い電車に乗っていました。
その電車の中で私は妹を発見したのです。
妹は私と同じ路線を利用しているのですが、いつもは妹の通学時間が私の通勤時間と合わないため
これまで同じ電車に乗り合わせるということがありませんでした。

その電車の中で妹は先頭車両の角のところで壁に向かって寄りかかるようにして立っていました。
私は普段学校に通うときの制服姿の妹を見ることがなかったので、
その姿にいつもと違う妹を見ているようで知らず知らず見とれてしまいました。

私は妹の側に行こうかと思ったのですが、その車両はすし詰め状態でとても動くことなど出来ません。
仕方がないので声だけでも掛けようとしたとき妹の様子がおかしいことに気付いたのです。
妹は頭を俯き加減にして時折息を吐き出しています。そのときの
「ふぅー……」
という妹の吐息が妙に中学生らしからぬ色気を漂わせていたのです。

そのとき私と妹の間には、一人の男が立っていました。
その男は三十台半ばで服装は派手な柄の開襟シャツにグレーのスラックス、
それにいまどき珍しいパンチパーマにサングラスと一目で怪しい、
言ってみればその筋の人とわかるいでたちでした。

後ろからよくよく見てみると、その男の肩が不自然に下がり妙な動きをしています。
そしてその動きに合わせて妹は体を震わせ、時折ちらちらと後ろを振り返ろうとします。
(もしかして妹は痴漢に遭っているのか)
そう考えた私は、多少強引にその男の斜め後ろに位置を変え、その男の行動を監視しました。

その位置から見ていると男の動きがはっきりわかるようになりました。
男は後ろから妹を抱きかかえるようにして、左手をセーラー服の中に入れ胸を、
そして右手は驚くことにすでにスカートの中にまで進入していたのです。

男の明らかな痴漢行為を垣間見て私はすぐに男の行為を止めさせなければと思い、
男の手を掴もうとしました。
しかし、頭ではやろうとしているのに体がまったく動かないのです。
(何してる。妹が痴漢に遭ってるんだぞ! 早く助けてやれ!)
それでも私の体は凍り付いてしまったかのようにピクリとも動きません。
確かに男の風貌があまりにもいかついために、それを恐れていたという部分はあります。
しかし何よりも私の行動を押しとどめた原因は、妹がそのときにとった驚くべき行動にあったのです。

私が男の行動をたしなめようかどうか迷っていたとき、
男は妹の耳元に口を寄せ何事かを囁きました。
すると妹は一瞬男の方を潤んだ瞳で見つめた後、おずおずとその手を男の股間に持っていったのです。
妹のその行為を見たとき私はパニックに陥り頭の中が真っ白になってしまいました。
(どういうことだ? 妹はこの男に無理矢理痴漢行為をされているのではないのか?)
(この男は妹に何を言ったのだろう? 妹は今回が初めてではないのか?)
状況を整理しきれずさまざまな考えが頭の中を駆け巡ります。

そうこうしているうちに、妹の手はスラックスの上から男の股間を摩り始めました。
(由紀妹の仮名ですは何してるんだ? そんなことはやめろ!)
そう思っても実際に行動に移すことは出来ません。
そうして私が呆然としているうちに、男はまた妹の耳元で何事かを囁きました。
すると妹は小さく頷き、今度はなんと男のスラックスのチャックを下ろし始めたのです。
そしてチャックを下ろしきると妹は自らチャックの中にその可憐な指を入れ男の物を取り出しました。

もはやそのときの私は何か取り憑かれたかのように、男と妹の行為を見ていることしか出来ませんでした。
男の一物はすでに固くそそり立ち、そのグロテスクな姿を多くの人がいる満員電車の車内に晒していました。
まったくもって醜悪なその物はしかし、20cmはあろうかという長大さと恐ろしいほどの太さ、
そしてその表面にはなにやら得体の知れないデコボコを持っていたのです。
これまで他人の勃起した性器など見たことのない私ですから、
比較するのは当然自分の物ということになります。
しかし、男の物はそれまで普通だと思っていた私の物より遥かに大きかったのです。

私を打ちのめしたのはそれだけではありませんでした。
男のそのグロテスクな一物を引っ張り出した妹の指が、そのまま男の物に絡み付いていったのです。
そしてしっかりと男の物を握った妹は、ゆっくりと手を上下に動かし扱き始めました。

その動きに呼応するかのように男の両腕も動きを激しくしていきます。
おそらく豊かな膨らみをもった胸を触っているのだろう左手の動きは、
セーラー服の下に隠れてよくわかりませんでしたが、
もう片方の手の動きはほとんど捲くられているスカートの隙間からちらちらと伺うことが出来ます。
時折見えるその光景からは男の手がスカートはおろか、
妹のまだ中学生らしい白い下着の中に入っていることさえ確認出来ました。

白い下着の中で、男の指はかなり激しく動いているようです。
その動きに合わせて妹の体がゆらゆらと揺れ、下唇を強く噛み締めた口からは
時折悩ましげな吐息を漏らします。
そして男の指がさらにスピードを上げ妹が堪えきれずに
「はっぁぁ……んっんっ……」
と喘ぎ声とも取れる声を上げ始めた頃、男はいきなり指を下着の奥へと突き入れるようにしました。

その瞬間妹は体をピンと伸ばし、
「んんんっぅううー!」
と一際大きな声を出し硬直してしまいました。
幸いその声は電車が急カーブに差し掛かったところの車輪の軋みの音でかき消されたようですが、
妹はその後も俯き頬を上気させ、はぁっはぁっと荒い息をついていました。
そのときまで恥ずかしながら童貞だった私ですが、友人に誘われAVなどを観る機会があったので
妹がどういう状況にあったのかはわかります。
妹はこの満員電車の中で、チンピラ風の中年男の一物をその手で扱きつつ
男の巧みな指技によって絶頂へと導かれてしまったのです。

ありえると思う? こんなこと

妹の呼吸が整うのを待って、男は再び妹の耳元で何かを囁きました。
妹は頬を真っ赤に染めていやいやをするように小さくかぶりを振ります。
男は顔に厭らしい笑みを張り付かせながら、それまで妹の性器を愛撫していた右手を
スカートの中から抜き取り妹の顔の前に持っていきました。
そして、妹の目の前で指をゆっくり開いたり閉じたりし始めたのです。
すると男の人差し指と中指の間を少し透明で粘り気のある液体が糸を引いていました。

その光景を見て私はまたしても大きなショックを受けてしまいました。
それまでの私は妹の痴態を目の当たりにしながらも、心のどこかで
(そんなはずはない。妹は痴漢なんかに遭って感じるはずなどない)
というささやかな望みを持ち続けていました。
しかし男の行動は、そんな望みすら粉々に打ち砕いてしまうほど残酷なものでした。
妹は男の痴漢行為によって性器を濡らし、その愛撫によって快感を貪り尽くしていたのです。

その時点で私は全身が脱力してしまい、立っているのがやっとという状態でした。
しかし男と妹の行為はそれで終わったわけではありませんでした。
男は妹の出した粘液で濡れて光るその人差し指と中指を、
二本まとめて妹の唇に突きつけました。
するとなんということでしょう。
妹はその可憐な唇を開き、男の指をゆっくり咥えていったではありませんか。
そしてその指についた自分の愛液を舐めしゃぶり始めたのです。

その行為は以前AVやエロ本などで見たフェラチオそのものでした。
また絶頂の余韻からか、それまで止まっていた妹の右手もその行為に合わせて動きを再開しました。
男の一物はそれまでの行為に興奮したのか、その先端から透明な粘液を吐き出していました。
妹の手はその先走り液を指に絡め取りながら、男の肉棒全体にまぶすように擦り付けています。
そしてそのヌメリを利用して妹の右手で扱くスピードが徐々に増していきます。

妹の淫技に興奮しているのか、男は少し呼吸を荒くしています。
そのとき私の耳に突然次の駅への到着を告げるアナウンスが聞こえてきました。
それまで二人の行為に夢中になっていた私は、その声に途端に現実に引き戻されてしまいました。
しかし目の前で男はそんなことなどまるでお構いなしといった風で、
妹の手淫を楽しんでいます。

そして、私がいよいよ次の駅に着いてしまうと焦り始めたとき、
男は再び妹の耳に囁きかけました。
到着駅を目前に少しざわつき始めた車内で、なぜか男のその囁きだけははっきり聞こえました。
「そろそろいくぞ」
男がそう言うと妹はそれに応えるように小さく頷き右手のスピードを上げました。

男はそのとき自らの肉棒を妹のスカートの中に入れると、
「ふんっ」
と小さくうめいて腰を震わせました。
おそらく妹のスカートの中であの長大な一物から妹の下半身に
汚らしい精液を撒き散らしているのでしょう。
妹はその間微動だにせず男の行為が終わるのを待っています。

男は長い射精が終わると、そそくさと一物をスラックスの中に仕舞い込み
その後は何食わぬ顔で妹の程よく肉付きのいいお尻をねちっこく撫で回しています。
妹もそれまでの行為が嘘のように平然として電車が駅に到着するのを待っていました。

電車がホームに到着しドアが開くと、妹と男は別々に人の流れに乗りながらするすると改札の方に向かいます。
それまで車内でのあまりの出来事に半ば放心状態だった私も、
急いで電車を降り妹の後を追いました。
妹に先程のことを問いただし、場合によってはあの男を警察に突き出してやろうと思ったからです。

人の波をすり抜けながら妹に近づいた私は思い切って声を掛けました。
「由紀」
すると、妹は驚いてこちらを振り向き怯えた瞳で私を見ました。
声を掛けたのが私だとわかると、妹は途端にほっとした顔になり、
「お兄ちゃん、どうしたの? こんな時間にいるなんて珍しいじゃない」
といつもの妹らしい声で問い掛けてきます。

先程までの生々しい行為に圧倒されていた私は、
妹の様子があまりにも普段と変わりがなかったことに拍子抜けしてしまい、
「あ、ああ、今日は会社の仕事の都合でいつもより早く出なくちゃならなくてね」
とまったく普通のことしか言えませんでした。
「それにしてもラッシュの電車ってのは大変だな。由紀も何か困ったこととかないか?」
何とかそう切り出しても、
「お兄ちゃんは普段乗りなれてないからそう思うんだよ。
私なんかもう一ヶ月も乗り続けてるんだから、もう慣れちゃったよ」
と軽く返されてしまいます。

それからも一言二言なんでもない会話を交わし、私達は別れました。
私は妹の何気ない態度に、
(もう一ヶ月も乗り続けてるってことは、その間ずっとあいつに痴漢され続けているってことか?)
(由紀はもう慣れたって言ってたな。確かに今日のあの様子は一日二日のものじゃない)
と、頭の中で悶々と考え込んでいました。
そのとき何気なく妹の方を振り返ってみました。
すると、なんとあの男が妹の側に近寄っていっているではないですか。
私は驚いて慌てて近くの柱の陰に隠れて二人の様子を伺いました。
きっと周りの人間からは、かなり怪しい奴だと思われていることでしょう。
しかし、今はそんなことを気にしている場合ではありません。

柱の陰から二人の様子を伺っていると、男が妹に向かってなにやら話し掛けています。
(何の話をしているのだろう?)
私が気になって覗いていると、突然二人がこちらの方を向きました。
私は慌てて柱に隠れ、しばらくしてから再び顔を覗かせました。
妹は男に向かって首を横に振りつつ何かを言っています。
男が何か言うと妹は俯き恥ずかしそうにしています。
その後男が一方的に妹に話し掛けると、さっさとどこかへ行ってしまいました。
一人残された妹は、しばらく男を見送ったあとクルリと向きを変えると改札の方へと消えていきます。
それを見ながら私はこれから妹に対してどう接していけばいいのだろう、と思案に暮れていたのでした。

三.

その日一日私は朝のことで頭が一杯で、まったく仕事に身が入りませんでした。
おかげで簡単な仕事でさえミスを繰り返し、上司に大目玉を食らう始末。
それでも私の頭の中は妹のことがグルグルと廻り、妹のことしか考えられなかったのです。

(そういえば中学に通いだしてから、妙に元気が無くなっていたな)
(朝のあの痴漢が原因だったんだろうか?)
(母さんの話じゃ、最近はクラブ活動のせいで帰宅時間がかなり遅くなってるらしい)
(ひょっとして学校帰りにもあの男と会ってるんじゃないのか?)
(そんな馬鹿な。由紀に限ってそんなことあるわけない)
考えれば考えるほど思考は泥沼にはまり、答えの出ない堂堂巡りを繰り返します。

その日も私はいつものように夜十時頃に帰宅しました。
最近帰宅が遅いといっても妹は中学生です。
すでに家に帰って私の分の遅い夕食の支度をしてくれていました。
「おかえりなさい。朝から晩まで毎日大変だね、お兄ちゃん」
妹はいつもと変わらぬ屈託のない笑顔で私を出迎えてくれます。
「ああ、ただいま」
私は素っ気ない返事を返して台所で忙しく働く妹の後姿を見つめていました。
妹は慣れた手つきでまな板の上の魚に包丁を入れていきます。
「なぁ、由紀」
「なあに、お兄ちゃん?」
私は意を決して妹の最近の行動について訊いてみることにしました。

「由紀、最近帰りが遅いんだってな。部活動はそんなに大変なのか?」
「もうー、お兄ちゃんもママとおんなじこと言うの?」
「いや、やっぱり心配だろ? 由紀もまだ中学生なんだし」
「ママもお兄ちゃんも私のこと子ども扱いしてぇー。
今までだって私、学校のことも家のこともちゃんとやってきたでしょ?
ちょっとは信頼してよ」
妹は少し頬を膨らませて抗議の声を上げます。
(そういうところが子供っぽいんだけどな……)
心の中で苦笑しつつも、確かに今まで妹は良くがんばってるなぁ、と頷きかけます。
しかし、朝のあの一件を思い出すととても冷静に見ていることは出来ません。
それでも、
「うん、まぁそれはわかってるよ。由紀ががんばってるのは俺が一番良く知ってる。
でも母さんにはあんまり心配掛けないようにしろよ」
と、当たり前のことしか言えませんでした。
「わかってるって。心配しないで」
妹は明るく言うと、私の料理を用意し終えてそのまま風呂に入るために部屋へ着替えを取りに行きました。

結局肝心のことは何も訊けないまま、妹は自室に戻り寝てしまいました。
私は自分の意気地の無さに呆れつつ、風呂に入ろうと脱衣所に行きました。
いつもであれば、一日の疲れで何も考えることなく風呂に入り
そのまま寝てしまうのですが、なぜかその日に限っては朝のことが思い返され
ふと胸騒ぎがしてきました。
(そういえばあの男は由紀のスカートの中に出していた)
(ということは由紀の下着にはあの男の精液が……)
一度気になりだすともう頭の中はその考えで一杯です。
そして悪いことだとは思いつつも私は洗濯機の蓋を開け中を覗き込みました。

今考えればどうしてあんなことをしてしまったのか、まったく理解できません。
あの時の私はホントにどうかしていたんです。
洗濯機の中を覗き込んだ私の目に妹がさっきまで着ていた部屋着が飛び込んできます。
私は緊張しながら中を漁り、そしてとうとう見つけてしまったのです。
だんだん暖かくなって薄くなってきている妹の長袖のシャツにくるまれて、
妹の白い綿のパンティーがありました。

私は震える手で妹の下着を取り出し、ゆっくりと開いて観察しました。
そしてその中学生らしい下着に似つかわしくない若干黄ばんだ染みを見てしまったのです。

それを見た瞬間私の理性は弾け飛びました。
気が付けば左手で妹の下着を握り締めながら、
右手はすでに硬く勃起した自らの肉棒を扱き上げていたのです。
私は妹の下着の匂いを嗅ぎ、股間のクロッチの部分に残る妹の愛液のあとを舐め
ひたすら己自身を扱き上げました。
「あぁ、由紀ぃ……由紀ぃぃー……」
私の頭の中では朝の電車内での光景がフラッシュバックしていました。
その妄想の中では妹が痴漢に遭っている、ただそれだけではありませんでした。
痴漢が妹の性器を弄った指を妹にしゃぶらせるとき、
いつの間にか痴漢の指はあのグロテスクな肉棒に変わり、
その巨大な一物を妹があの小さな口で一所懸命に奉仕しています。
痴漢が妹のスカートの中に精液を撒き散らしているとき、
妹は車内でその形のいいお尻を丸出しにして、
バックから男にズンズンと犯されています。

妄想の中で私は男に犯される妹を前にまったく成す術が無く、
今と同じように情けなくも自分で自分を慰めているのです。
その間妹はまったく嫌がることなく男から与えられる快感に身を任せ、
淫欲に濡れた瞳で私を見上げ、愉悦の声を上げます。
「アァー、イイッー! もっと、もっと由紀のおま○こ突いて!」
「あぁぅ、んっ、イィ……イクよぅ……イッチャうよぉぉー!」
ほとんど泣き顔で半狂乱のようになっている妹を尻目に、
男はまったく動じることなく猛然とスパートを開始します。

「んぁぁっ……ダメ! そん……ぁっ……に強くしちゃ、
ひっ……由紀のおま……○っ……こ……壊れちゃうぅー!」
妹はすでに何がなにやらわからなくなっている様子で、
ひたすら嬌声を上げ続けます。
そのときおもむろに男が妹の性器の奥深くにその巨大な肉棒を叩き込んできました。
ズンッ! という音が聞こえてきそうなほど深く突き入れられたとき、
妹は目をカッと見開きその口から喉も張り裂けんばかりの大声で、
「アアアアアアアァァァーーー! イクゥゥゥゥ! イクゥゥゥ!」
と絶叫しオーガズムを迎えました。
そして、それと同時に私も妹の下着の妹の股間が当たる部分に向かって
大量の精液を吐き出してしまったのです。

それまでの私の人生の中で、これほどの大きな絶頂はこれが初めてでした。
妹の下着に放出した大量の精液は吸収しきれなかったほとんどが、
その小さな布から溢れ床を汚していました。
しばらく放心していた私でしたが、徐々に理性を取り戻し自分のやったことに対して、
取り返しのつかないことをやってしまったという気持ちが急速に膨らんできました。
慌てて妹の下着を洗濯機の中に戻し、床にこぼれた自分の精液を処理しました。
そのときの余りに惨めな気持ちは今でも忘れられません。
そして可愛い妹に対してこのような邪な気持ちを抱いてしまったという罪悪感から、
翌朝妹とまともに目を合わせることが出来なかったのです。

四.

翌朝から、私はいつも通りの時間ではなく妹の通学の時間に合わせて家を出ました。
本来いつもより早く出社しなければならないのは前日だけでよかったのですが、
あの日の妹の痴態が頭を離れず、また妹と男の関係がここ最近のことだけではない気がしたからです。
そのため普段よりも少し早めに家を出て、妹の朝の通学の様子を見張ることにしたのです。

しかし、予想と違いその日もその次の日も男は現れませんでした。
私の考えでは最悪の場合、妹は毎朝あの男によって痴漢行為を受け
あのような辱めを受けているのではないかと思っていたので、
これには非常に拍子抜けしてしまいました。

問題の痴漢行為があったのは月曜日でしたが、その次の日から四日間は男が現れることはなく
いたって平穏な通勤・通学の風景が車内にはありました。
そしていよいよ五日目の土曜日(妹の学校は進学校でもあるので土曜日も午前中だけ授業があるのです)、
私はその日で妹の監視をやめる気でいました。
妹はあれからも普段と変わりなく過ごしていましたし、男もあれから一度も姿を見せていない。
あの時の妹の慣れ方には疑問を感じますが、それもあの男にそれまでに何度か痴漢に遭っていたのは
事実でも、もうこれからは妹に痴漢するのは止めることにしたのでは。
あの日妹と別れ際男が妹に対して何か喋っていたのは、そのことなのではないか。
などというとんでもなく甘い考えが私の中にはありました。
しかし、それがまったくの見当違いであること、男が妹の幼い肢体を貪り尽くすために
しつこく狙い続けていたということをその日私は嫌というほど思い知らされることになるのです。

その日の私は、それまでの四日間で男が姿を現さなかったためかなり気が緩んでいました。
いつもなら妹が駅に着くよりも早めに到着し、常に妹の周りに気を配りながら
同じ車両に乗り込んでいたのですが、その日はつい寝坊してしまい駅に到着した時には
妹はすでに電車に乗り込もうとしていたときでした。

それでも私はそれほど慌てることなく、
(まぁ、由紀が見える範囲に乗れればいいや)
などど呑気に構えていたのですが、妹の乗るドアに並ぶ人の中に
あの男の姿を認めて全身の血がさっと引いていく気がしました。

私は慌ててその男に続いて乗り込もうとしましたが、時すでに遅く
男は妹を車内の一番死角になる角の部分、以前私の目の前で妹に痴漢行為を働いた
その場所へと押し込んでいきました。
そのとき私はなんとか同じドアから乗り込むことが出来たものの、
男と妹とは間に人を挟んで離れてしまい、かろうじて妹の横顔が確認できるぐらいの
場所に陣取ることしか出来ませんでした。

車内がいつものように乗客で溢れ返り、電車が動き出すと同時に
男は妹に再びあの淫らな痴漢行為を始めたようです。
横から妹の表情だけを頼りに男の行為を推測するしかないのですが、
その時点で男の手はすでに妹の敏感な部分を捉えていたようです。
妹は私が初めて二人の行為を目撃したときのように、わずかに顔を俯かせながら
頬は羞恥のためか、あるいは男に与えられる快感のためかほんのり赤く染まっています。

時折顔を上げ「ふぅー」と吐息を漏らし、車内の一点を見つめていたかと思うと
また目を閉じて顔を伏せるという動作を繰り返す妹は、男の淫らな指先にすっかり翻弄されているようです。
(由紀……。やっぱり……)
私は絶望的な気持ちで、妹の快感によって洩れてしまいそうになる声を
必死でこらえようとしている横顔を見つめていることしか出来ませんでした。

そのとき電車が急カーブに差し掛かり、激しく車体が揺れました。
その反動で私と二人の間にいた人が体勢を崩し、その体勢を直そうとして位置を変えたため
私は妹の様子が今までよりはっきり見えるようになりました。

そのときの妹は前回男に陵辱を受けていたときのように
胸を左手で揉みしだかれるさまがセーラー服の上からでもはっきりとわかります。
セーラー服の下で蠢く男の左手はかなり強く妹の胸を揉んでいるのでしょう。
あるいは妹の可愛いブラジャーすら押しのけて直に柔らかい乳房を、
またその愛らしいピンク色の乳首を弄っているかもしれません。

こんなときになんですが、私はまだ妹と一緒に風呂に入っていたときのことを思い出していました。
私と妹は仲が良かったのですが、妹と最後に一緒に風呂に入ったのは妹が小学四年生のときでした。
そのときの妹はまだまだ幼く、乳房の膨らみなどまったく感じさせず、
股間もただ一筋のスリットがあるだけという女性の色気など微塵も感じさせない身体でした。

「ぁぁあっ……はぁぁー」
幼い妹との思い出に耽っていた私は妹が堪えきれずに上げた微かな喘ぎ声で現実に引き戻されました。
慌てて妹の様子を確認すると、どうやら男の右手が妹の大事な所への攻撃を強めたようです。
妹のスカートが捲くれ上がりその中に入る男の右手が妖しく動いています。

(あぁ……、由紀……そんなに気持ちいいのか……)
そのときの私には妹がまったくの別人のように見えていました。
私の思い出の中にある幼い妹の身体……。
今はあの頃よりも成長しているであろう目の前の妹の身体と、
その柔らかい肢体を好きなように蹂躙する男を交互に見ながら、
私は妹がもう既に手の届かないどこか遠くへ行ってしまったかのような感覚を抱きました。
そしてその想いはおそらく間違いないのでしょう。

私が心の葛藤に苦しんでいると、ふと誰かの視線を感じました。
気になってその視線の主を探してみると、なんとあの男がじっと私のことを見ているではありませんか。
驚いた私が男の視線を受け固まっていると、男はニヤッと笑い
私に妹を見ろという風に顎で私に指示します。

私は不審に思いながらも男の指示通りに妹に視線を戻しました。
妹は相変わらず男の淫技に感じ入っている様子で目を閉じ下唇をぎゅっと噛み締めて俯いています。
私は一体これから何が起こるのかと、不安とそしておそらくは僅かな期待を込めて
妹の様子を見つめていました。

そうこうするうちに男は左手をセーラー服の裾から引き抜き下の方へと下ろしていきます。
そして制服のスカートを掴むと、ゆっくりとたくし上げ始めたのです。
真面目な妹らしくスカートの丈は最近の女子学生のように短くありません。
その膝丈のやや長めのスカートが男の手によって徐々に捲り上げられていきます。
妹は男の行為に気付いていないのか、未だに目を瞑ったまま俯き加減にしています。

男によって捲り上げられているスカートは、もはやその役目を果たさない所まで引き上げられ
もう少しで妹の可愛い下着が見えてしまうというところまできています。
そしていよいよそのときがきたというそのとき私はそこに信じられないものを見てしまったのです。

少しずつ捲り上げられたスカートの下から現れたのは、前回見た妹らしい白い綿の下着ではなく
レースに縁どられ股間の部分が透けた黒く厭らしい下着だったのです。
私は唖然としてしまいました。
あの妹が、つい最近まではただただ清純そのものだとばかり思っていた妹が、
こんな大人の女性が履くような厭らしい下着を着けているなんて……。
家事を妹がするようになってからは洗濯も妹の担当になっており、
以前のように私が妹の下着を洗ったり干したりということが無くなっていたので、
妹がこのような下着を持っていたということにただ驚くしかありませんでした。

そのときふと男の方に視線を戻すと、男は私の方を見てニヤニヤしています。
そして声を出さずに口の動きだけで何かを伝えようとしています。
”ヨ・ク・ミ・テ・ナ”
なんとかそのように言ったのだろうということが判断できました。
私が慌てて男の手元に視線を移すと、男の手はすでに妹の下着を太股の途中まで引き下ろしていました。
妹のみずみずしく張りのある太股に引っかかっている下着には妹の出した愛液がじっとりと染み付いています。
そのまま目線を上に上げていくとそこには妹の無毛の割れ目がありました。
そして、本来ならしっかりと閉じているはずのその割れ目を男の無骨な指がパックリと開いていたのでした。

私の目はその光景に釘付けになっていました。
頭の中ではさまざまな思いが駆け巡ります。
(なんて厭らしいんだ……。由紀はしっかりと感じているじゃないか……)
(由紀はまだ毛が生えていなかったのか?)
(中学生といえばもう生えていてもいいはず……、パイパンというやつか?)
(あんなにテカテカと濡れて、ピンク色の中身が見えているぞ……)
そのとき男の指が動きを再開しました。
妹の秘唇に入り込んだ中指でおもむろに抽送を開始したのです。
「んあっ……はぁぁん、んんぅ……」
妹の悩ましげな吐息が聞こえてきます。
今更ながらに気が付いたのですが、どうやら次の駅までもう少しのようです。
男はいよいよ妹をイかせようとしているようです。

私はすっかり興奮しきっていました。
恥ずかしい話ですが、私の下半身は妹が痴漢にイカされようとしているその光景を見て
これまでにないぐらい激しく勃起していたのです。
目の前では妹の秘唇に挿入されている男の指が一本から二本に増えて、
妹の中を激しく掻き回しています。
「はぁ、はぁ、……ぅん……ぁんあぁぁ……」
荒い息を吐きながら仰け反らせた妹の顔は今まで見たことがないほど妖艶で、
とても中学生とは思えませんでした。

ぎゅっと噛み締められた妹の唇から「あうっ」とやや大きめの喘ぎ声が発せられました。
視線を妹の股間に戻すと、男は右手の指で妹の性器の奥を掻き回し
左手の親指と人差し指でクリトリスの皮を剥き直接刺激しています。
すでに男の両手は妹の吐き出した愛液でびしょびしょになり、
男の手を溢れて流れ出した愛液が妹の太股からふくらはぎを伝い白い靴下を濡らしています。

「あっ、あっ」
男の指が秘唇を出入りするたびに妹の口から途切れ途切れに声が漏れます。
妹の秘唇から男の指に粘々した愛液が糸を引き、
股間からヌチャヌチャと淫らな音をたてているのが聞こえてきそうです。

すし詰めの車内でその僅かな空間だけ周りから切り取られたように淫靡な空気を醸し出しています。
「はぁ、はぁ」
という妹の呼吸に合わせて男の指の動きが激しくなっていきます。
(ああ……由紀、気持ちいいのか? そんな男に触られて感じているのか?)
私の興奮もどんどん高まっていきます。
もうすぐ次の停車駅に到着するというアナウンスが流れ始めました。
そのアナウンスを聞いて男の指の動きが一段と速くなります。
「……ぁ……ふんっ……んっ……んっ」
妹はもう堪え切れないという風に両手をぎゅっと握り締めて男の為すがままになっています。
妹の股間をグチョグチョに濡らしながら男はラストスパートに入ったようです。
高速で抽送を繰り返す指をおもむろに妹の性器深くに突き立てました。
「ィクッ!」
その瞬間私は妹が小さく呟いた声をはっきり聞きました。
そしてその声を聞いたとき、私もトランクスの中に大量の精液をぶちまけてしまったのです……。

五.

駅のホームに滑り込んだ電車から多くの乗客が吐き出され改札に向かって人の流れがつくられます。
私はその様子をベンチに座ってぼんやりと眺めていました。

妹を絶頂に導いたあと、男は妹の下着を直し以前のように
妹の分泌物によって汚れた指を妹に舐め取らせてきれいにさせてから
開いたドアからさっさと出て行ってしまいました。
妹も何事もなかったかのように少し火照って赤らめた頬のまま階段を上がっていきました。

一方私はというとその二人とは対照的に、射精後の脱力感から
電車を降りてすぐホームのベンチにへたり込み、つい今しがた目にしていた光景を思い出していました。
車内で後ろから痴漢に大事な所を弄くられて感じている妹の横顔……。
その顔はまだ幼い中学生だとばかり思っていた妹のそれではありませんでした。
(由紀、感じていたな……。そして、あの男にイカされていた……)
(もう間違いない。あの男はこれまでも、そしてこれからも由紀を嬲り者にするつもりなんだ)
(でも俺に何が出来る? 由紀があの男にイカされているところを目の前にしながら
何も出来ず、挙句の果てには自分の快感のために由紀を見捨ててしまったこの俺に……)
私はその日は結局会社には体調を崩したと嘘をつきズル休みをしてしまいました。
電車内での妹の表情が、そして電車を降りる際に私に意味ありげな視線をよこし、
あの厭らしいニヤけた笑みを見せた男のことが頭から離れなかったからです。

(これからどうしようか……)
あれから自宅の最寄駅へととってかえした私は、
しかし家に帰ることもなく駅前の喫茶店で暇を持て余していました。
さっきからコーヒー一杯で何時間も粘っていましたが、昼食時になって
徐々に客が増えてきた店内で店の主人の冷たい視線を受け、なんとなく居心地の悪さを感じていました。
本当ならさっさと出て行きたいところですが、朝の強烈な体験のせいで
そのときは何もする気が起きませんでした。

そんなとき、ボォーと外を見ていた私の目に駅の構内から出てきた妹の姿が飛び込んできました。
今日は土曜日で午前中に授業が終わるのでもう帰ってきたようです。
店の窓ガラス越しにその姿を確認した私は、慌てて勘定を済まし店を飛び出しました。
店の前の広めの道路を挟んだ反対側の歩道を妹は同じ制服を着た一人の女の子と歩いています。
私はその女の子に見覚えがありました。

その子は中西沙織仮名といって妹に今の学校を受験するように勧めた妹の親友です。
身長も高めでスラリとした妹とは対照的に、150cmに届くかどうかという身長と
その背の高さにはアンバランスな大きめの胸が特徴的な子です。
顔は妹が美人系の顔だとすると、沙織ちゃんは可愛い系でまだまだ小学生といってもいいぐらいです。
また妹が背中の中程まで髪を伸ばしているのに対して、沙織ちゃんはショートカットと
何から何まで妹とは正反対の子でした。

そんな沙織ちゃんは性格も妹とは正反対で、言いたいことは何でも
びしっと言ってしまうとても元気で明るい子で、ちょっと内気な妹とどこが合ったのだろうかと
見ているこちらの方が不思議に思ってしまうぐらいです。
それでも小学三年生のときに同じクラスになって以来、妹と沙織ちゃんは大の仲良しで
親友としてこれまでずっと一緒に過ごしてきたのでした。

妹は楽しそうに喋る沙織ちゃんの話をニコニコ聞きながら、時折相槌を返しているようです。
そんな二人を見ながら私は道路の向かいの歩道を二人のあとをついていっていました。
(おれはなにをやっているんだろう……。これじゃ俺は妹のストーカーみたいじゃないか)
自分の姿を想像して私は情けない想いにとらわれました。
それでも妹のあとをつける足を止めることが出来ません。

妹と沙織ちゃんは交差点で信号待ちをしているようでした。
二人で何か楽しそうにおしゃべりしています。
そして信号が青に変わり横断歩道を渡りきったところで妹はおかしな行動に出ました。
沙織ちゃんに二言三言何か言うと、沙織ちゃんと別れて別の方角へと歩き始めたのです。
(変だな……、沙織ちゃんの家はウチの近くだからこんな所で別れる必要はないのに)
不安に思った私は急いで妹のあとを追おうと思ったのですが、
間の悪いことに信号に引っかかってしまい足止めを喰らっていました。

そうこうしているうちに妹は角を曲がりその姿が見えなくなってしまいました。
信号が変わるまでの間、私の頭の中ではまたしても良からぬ考えばかりが浮かんでいました。
(由紀はどこへ行くつもりなんだ?)
(まさかあの男と会うのでは? あの男は私達の最寄駅から乗り込んできているようだ。
もしかしたら意外とこの近くに住んでいるのでは?)
(だとしたら妹は男の部屋に行くつもりなのか?)
(その部屋で電車の中では出来ないもっと淫らなことをするんじゃないか?)
考えれば考えるほど頭の中はごちゃごちゃになって混乱するばかりです。

ようやく信号が変わったとき私は思わず走り出していました。
急いで妹が入った路地へと向かいますが、そこにも妹の姿はありません。
焦った私は闇雲にあたりを探し回りました。
そうして走り回っていると運のいいことに妹の姿を見つけることが出来たのです。

妹は人気のない路地に面した古びたマンションに入っていきます。
そこは築何十年になろうかというほど古ぼけた五階建ての建物で、
剥き出しのコンクリートの壁には幾つもの亀裂が走っています。
普段からまったく手入れがされていないのだろう汚れたエントランスを抜けて、
妹は奥のエレベーターへと乗り込んでいきました。

私はすぐにでもあとを追おうと思ったのですが、その衝動をなんとか堪えて
そのマンションの部屋の玄関ドアが見える通りに場所を移し妹が現れるのを待ったのです。
しばらく待っていると妹は四階の玄関前の廊下に現れました。
そしてそのまままっすぐ進み、左から三番目のドアの前に立ち止まりインターホンを押しています。
妹がインターホンを押すとしばらくの間が空き、その後ドアを開けて一人の人物が顔を覗かせました。
私はその人物の顔を見て思わず「あぁ……」と声を漏らしてしまいました。
その人物は誰あろう、朝電車の中で妹に対して痴漢行為を働き、
その陵辱の限りを尽くしたあの男だったのです。

六.

妹が男の部屋に入って三時間ほどが経過しようとしていました。
私はその間、男のマンションを見張れる通りを一歩も動くことができずに
ただ妹がその部屋から出てくるのをじっと待っていました。

(由紀は今ごろ何をしているのだろう……)
(やはりあの男とセックスをしているのだろうか)
(一体由紀とあの男の関係はどういうものなんだ?)
(電車での様子を見るととても普通の恋人同士には思えないが……)
男の部屋のドアを見張りながらも、私の頭の中では
妹と男のことについての疑問が渦巻いています。

そうして私が何もできずに悶々としていたとき、男の部屋のドアが開き
男と妹が連れ立って出てきました。
どうやらこれから二人してどこかへ出かけるようです。
男はニヤついた笑みを下品な顔に張り付かせて妹になにかを言っています。
それに対して妹は恥ずかしそうに顔を伏せ何事か答えましたが、
私のいた位置からでは当然二人の会話は聞こえません。
それでも男が妹を辱めようとしていることは想像に難くありません。

二人はそのままエレベーターに乗り込んだため、
私は二人のこれからの行動を監視すことを決め近くの電柱の陰で、
マンションの玄関から二人が出てくるのを待ちました。
しばらくして出てきた二人は、路地を表通りに向かって歩いていきます。
このとき私は妹の服装の変化に気付きました。

妹は真面目な子で、スカートの丈はいつも膝丈のいまどき珍しいタイプです。
ところがそのときの妹のスカートは、街を歩く女子学生のように
膝上20cmぐらいのミニスカートだったのです。
そのスカートはちょっと風が吹くたびに捲くれて下着が見えそうになります。
(なんだ? 由紀はなんであんな短いスカートを履いてるんだ?)
普段の妹からは考えられない姿に私の頭の中は疑問符ばかりが浮かびます。

二人の後をつけながら監視を続ける私は、妹の様子がおかしいのに気付きました。
男と並んで歩く妹ですが、その歩き方がどことなくぎこちないのです。
若干内股ぎみで歩く妹は歩くスピードがゆるくなったり、
ときには立ち止まり俯きぎみでなにかに耐えているような素振りを見せます。
そのたびに男は妹に対してなにか話し掛け、妹のお尻を叩いて先に進むように促します。

(由紀はどうしたんだろう? またあの男になにかされているのか?)
私は妹の様子に疑問を抱きつつも二人への尾行を続けます。
男は妹を連れたまま表通りに出てブラブラと歩き回り、
時折思い出したように妹のお尻を撫でたりして楽しんでいるようでした。
妹はというと、男の悪戯に抗議の声を上げることもなく
相変わらず頼りない足取りで男について歩いています。

そうして二時間ほど辺りをぶらつき、あるいは店で洋服などを見て冷やかしながら
連れ立って歩く二人は私の家の近所にある大きめの市民公園の中に入っていきました。
その公園は子供達の遊ぶ広場だけでなく森の中をハイキングコースがつくられており、
そのハイキングコースを一歩でも外れれば外界から隔絶されたように人気のない森が広がっています。

公園に入った二人は迷うことなくハイキングコースの方に向かっていきました。
私は二人に取り残されないようについていきます。
ハイキングコースを中程まで来たところで、男は辺りに人気がないのを確認しながら
妹の肩を抱き、コースを外れ森の中へと入っていきました。
私は二人に気付かれないように間隔を空けてあとをつけていたので、
突然の二人の行動に驚き慌てて二人の入っていったところへ駆けつけました。

私がそこに辿り着いたときには二人はすでに森の奥に入っており、私は二人は見失ってしまいました。
焦った私は急いで森に入って二人を探しました。
しかし鬱蒼と木が生い茂る森の中は太陽の光も満足に届かないため常に薄暗く、
二人を探し出すことは容易なことではありません。
それでもここまできて諦める訳にはいかない私はなんとか二人を探し出そうと森の中を歩き回ります。

そうして十分ほど経った頃でしょうか、二人を捜す私の耳に人の話し声のようなものが聞こえてきました。
私はその声を頼りに相手に気付かれぬよう細心の注意を払って森の中を進みます。
そして、森の中の少し開けたところでとうとう二人を発見したのです。

私が二人を見つけたとき妹はすでにセーラー服を脱がされ、
樹齢百年は超えるであろう巨木にもたれ掛かり男とキスを交わしていました。
二人のキスはとても濃厚で見ているこちらが恥ずかしくなるほどです。
男は妹の可憐な唇を割って舌を口中に侵入させています。
ペチャペチャと音をたてながら舌を絡ませながら男は妹の口の中に唾液を送り込み、
妹はその唾液をすべて飲み干しているようです。
「んっ……んっ……ふぅ」
妹は鼻から甘い吐息を漏らして男の激しいキスに応えていました。

「ぷはっ……はぁ、はぁ」
男との長いキスを終えた妹は頬を赤く染め荒い息を吐きます。
妹はもうすでに瞳は欲情に濡れ、すっかり発情しきった淫らな雌の顔になっていました。
「へへっ、今日はまたずいぶん愉しんだみたいだな」
男はそういうと妹の胸に手を伸ばします。
妹はおそらく朝に見た黒いパンティーとお揃いなのだろう黒いレースのブラジャーを着けていました。
未だ中学生らしいあどけなさが垣間見える妹にまるでアンバランスなその下着は、
そのアンバランスさゆえになんともいえない厭らしさを感じさせます。

「ぁん……」
男の手が妹の胸に触れただけで妹は艶かしい声を上げます。
男は片手で胸を揉みながら、もう片方の手で器用にスカートのホックをはずし
チャックも下ろしてしまいます。
私がいよいよスカートの中に朝に見たあの厭らしい下着を着けた妹の下半身が見える、
そう思ったとき私はそこに信じられないものを見てしまったのです。

すとんとスカートが落ちたそのあとには、なんと妹の一糸纏わぬ股間があったのです。
(なんてことだ……由紀は今日街を歩き回っている間ずっとノーパンだったのか)
私が我が目を疑っているそのとき男が妹の股間に触れました。
「うぅん!」
「すっかりこいつがお気に入りになったのかい?」
私が男の言葉の意味を図りかねていると、男は妹の秘唇の中に指を入れそこからなにかを取り出しました。
「あぁん、はぁ……ん……あぁぁ……」
「まったく中学生の癖にバイブをくわえ込んでノーパンで街を歩き回っておま○こをびしょびしょに濡らすとはな。
由紀はとんでもねぇスキモノだよなぁ、えぇおい」

男の言葉に私は激しいショックを受けて固まってしまいました。
あの大人しくて真面目な妹がまさかこんなことをしていたなんて……。
男が妹の性器から取り出した小型の卵のようなバイブは愛液に濡れ、
妹の体温によって暖められて湯気を立てているようにさえ見えました。
「あぁ……、やだ……これ以上由紀をいじめないで……」
妹は悩ましい声で抗議しますがとても本気で嫌がっているようには見えません。
「ふん、なにがいじめないでだ。由紀はこういうのが好きなんだろ?」
「そんな……違う」
「違わねぇよ。由紀はこうやって恥ずかしい目に遭わされておま○こ濡らして感じる変態なんだよ」
「あぁ……」
男は言葉で妹を嬲りつつ妹のブラジャーも剥ぎ取り、とうとう森の中で妹を素っ裸にしてしまいました。

男は妹の胸をゆっくりと揉み始めました。
「んぁぁ……はあん、んぅ……んっ」
ゆっくり乳房を下から掬い上げるように揉み上げられ、妹は甘い吐息を漏らします。
男は絞り上げるようにして妹の乳房を掴み、その頂点に息づくピンク色の乳首に舌を這わせました。
「ああぁん!」
これまでの淫らな行為によってすっかり感じて固くなっていた敏感な部分を舐められ、
妹は中学生とは思えない喘ぎ声を上げました。

「すっかり乳首もビンビンに立たせて、こっちの方はもうそろそろ我慢も限界なんじゃないのか?」
男は片手を妹の股間に差込み、指先で割れ目を開きました。
「んあぁぁ……ダメっ……、お、お願い……もう……」
「んー? 何がお願いなんだ? はっきり言わなきゃわからねぇよ」
「あぁ……そんな……」
男はもうすっかり快感に溺れきっている妹を焦らすように、
パックリ開いた割れ目からはみ出しているピンク色のビラビラをさすります。
もはや我慢の限界に達している妹はその刺激だけでも堪らないという風に腰を揺すり、
はぁ、はぁと荒い息を吐きながら潤んだ瞳で男を見つめています。

そのときの私はすっかり二人の行為に引き込まれてしまいました。
そして男の性技によって喘がされている妹を見て、すさまじい興奮で股間を大きくしていたのです。
それでも私は妹がこんなことをするとは信じられませんでした。
(こんなのは妹じゃない!)
頭の中で目の前の妹の行為を必死で否定しようとしている私に、しかし男は残酷な現実を突きつけました。
「さぁ、なにが欲しいんだ? はっきり言ってみろ!」
妹を弄びながら命令口調で男が告げたそのとき、私は聞いてはならない言葉を聞いてしまったのです。

「ぁぁ……由紀の……、由紀のおま○こに……ご主人様の……逞しいおチ○ポを……下さい!」
妹のその言葉を聞いたとき、私の中で何かが壊れたような気がします。
「よーし、よおく言えたな。じゃあいつものようにやるんだ」
男がそう言うと、妹は男の前に跪きズボンのベルトをカチャカチャと外していきます。
そしてそのままボタンもチャックも外した妹はゆっくりと男のズボンとトランクスを脱がし始めたのです。
妹によって下ろされた下着の中から、以前電車の中で見たグロテスクな男の肉棒が勢いよく飛び出してきました。

「ああぁ……」
男の大きな一物を目にした妹の口から恐れとも喜びともとれる溜息が漏れます。
「さぁ、これから由紀をたっぷり喜ばせてくれる物だ。しっかり奉仕するんだぞ」
男がそう言うと、
「失礼します……」
妹は一言男に断りその巨大な一物に指を這わせます。
そしてゆっくりと肉棒の先端部分をその可愛い舌で舐め始めたのです。
「あむっ、んっんっ」
ピチャピチャと音を立てながら妹は男の逞しい肉棒全体を舐め上げていきます。
その間も指を絡みつかせて肉棒の根元や黒々とした陰毛に覆われた玉袋を刺激することを忘れません。
「よーし、もういいぞ。そろそろ咥えろ」
ああ……、男がそう命じたときの妹の顔は今でも忘れられません。
妹は男に命じられるまま、まるで大切な宝物を目の前にした子供のように、
いとおしそうに男の肉棒を咥え込んでいったのです。

七.

「はむっ……、ふん……ん……んふっ……」
男の肉棒を咥えた妹は、懸命に頭を前後に揺らしフェラチオを続けます。
頬がへこむほどの勢いで肉棒を吸い、喉の奥まで迎え入れて
男に奉仕しようと必死になっている妹を見て、私の中の快感もぐんぐん上昇していきます。
ジュパッ、ジュパッと厭らしい音をたてて男の肉棒をしゃぶる妹は、
以前見たAV嬢のフェラチオにも引けを取らないほどの迫力があります。

そうしてしばらく妹の奉仕を愉しんでいた男はおもむろに妹の口から一物を抜き取ると
「へへ、なかなか口でやるのもうまくなったじゃねぇか。
よし、それじゃあそろそろ犯してやるからその木に手をついてケツをこっちに向けろ」
と命令したのです。
私は覚悟していたこととはいえ、この男の言葉に改めて強いショックを受けました。
妹は十三才という年齢ですでに男を知っているのです。
いえ、それだけではなくその男によって幼い身体に快感を覚えこまされた挙句、
まるで奴隷のように扱われ、妹自身もその扱いを受け入れてしまっているのです。

妹はよろよろと立ち上がると、男の命令どおりに背後の木に両手を突き、
男に向かってお尻を突き出すようなポーズをとりました。
「へっ、何回見てもいい眺めだぜ」
男はそう言うと妹の細い腰をがっしりと掴み、妹の割れ目に肉棒の先端を合わせました。
「あぁ……早く……」
妹が甘い声で催促します。

しかし、男は妹の言葉には耳を貸さず亀頭の部分で妹の割れ目の入り口をなぞりながら、
「もう一度どこに、何が欲しいのか言うんだ」
と命令します。
「ぁん、そんな……ぁっ……ぅん……酷い……」
妹の声は泣きそうになっています。
「言え」
それでも男は冷酷にそう告げるだけです。

「うんッ……はぁ……お、お願いっ……します……由紀の……おま○こに……
おチ○ポを……ぅん、ご主人様の……おチ○ポを、入れてください!」
妹の哀願にニヤニヤと笑みを浮かべつつ、
「よしよし、そこまでお願いされちゃあ、聞いてやらないわけにはいかねぇなあ。
ほら、これからご褒美をくれてやるぜ。たっぷり愉しみな!」
男はそう告げると一気に妹の蜜壷に肉棒を叩き込みました。

「あああああっっっーー!」
妹はその一突きでイッたらしく、一際大きな喘ぎ声を上げたかと思うと
背中をピンと伸ばし頭を仰け反らして固まってしまいました。
「なんだー? もうイッたのかよ。まだまだ本番はこれからだぜ!」
そう言うと男は容赦なく妹の蜜壷に猛烈な挿入を開始しました。

「あん! あん! あん! あん!」
男が肉棒を一突きするたびに、妹の口からは規則正しい喘ぎ声が溢れてきます。
「どぉだぁー、由紀! 俺のチ○ポは!」
「ああー、いいですぅ! ご主人様のチ○ポは、最高ですぅー!」
「どこがいいんだよ! 答えろ由紀!」
「ああっ、んっ、お、おま○こが、由紀のおま○こがいいんですっ!
ぁん! もうダメッ、コワレルッ……ユキのオマ○コ、コワレチャウゥゥツツ!」
抽送を繰り返しながら問い掛ける男に妹はアラレもない嬌声を上げて答えます。

目の前での男と妹の激しいセックスを見ながら私は激しい興奮の余り、
たまらずに自らの怒張を引っ張り出して扱き始めました。
地面に生い茂る雑草がガサガサと音を立てるのもかまわずに、
私はひたすら自慰に没頭していきました。
私のいる位置からほんの十メートルもない位置では、男が妹を激しく突き上げています。
男の肉棒がまだ成熟しきっていない妹の膣に出入りする様がはっきりとわかります。
男の肉棒が引き抜かれるたびに膣内に溜まった妹の愛液が掻き出され、
妹の太股から足首にまで垂れていきます。
そして男の肉棒によって肉ヒダがズルズルと引き出され、
逆に突き入れられるときにはズブズブと膣の奥深くにめり込んでいくのが見えます。

「ああぁーー、いいよぉー! イボイボが……、
チ○ポのイボイボが由紀のおま○こに擦れて、気持ちイイィ!」
妹は男の激しい抽送に息も絶え絶えといった様子で感じています。
「ああっ……、由紀……由紀ぃ……イクよ……お兄ちゃんもイッちゃうよー!」
妹の喘ぎ声を聞きながら、私はひたすら自分の怒張を扱き続けます。
そして私の快感が頂点に達しようとしたとき、妹の切羽詰った声が聞こえてきました。

「はぁ、あん!ああぁんっ! ご主人様……、もう、もうっ!」
「んー、なんだなんだまたイクのか? だらしのない奴隷だな。
奴隷がご主人様の俺より先にイッていいと思ってるのかよ」
「ああっ、ごめんなさい……。でも……、んっ……あぁっ……でもご主人様の、
チ○ポが……気持ちッ……よすぎるからぁー!」
「しょーがねぇーなぁー、わかったよ。ならとりあえず、イケッ!」
男はそう言うと腰の動きを一段と速めました。

「アン! アァアーー、イクッ! イキマスーーー!」
「よおーし、イケッ!」
男が最後の一突きを妹の蜜壷の奥深くに突き刺しました。
ズンッッ! という音が響いてきそうな突き上げを受けて、
妹は顔を上げ、背中を反らしたかと思うと、
「イクゥゥッッッーーーー!」
と絶叫しゆっくり崩れ落ちていきます。
そしてその瞬間と同時に私の快感も絶頂を迎え、目の前の地面に大量の精液を撒き散らしてしまったのです。

「ほら、いつまで休んでんだ。俺はまだまだイッてねぇんだぞ」
私と妹がまだ絶頂の余韻覚めやらぬままいるにもかかわらず、
男は未だ放出していない肉棒を妹の中で動かし始めました。
「ぁ……、待って……ご主人様……」
「ダメだ、今度は俺がイク番だぜ」
絶頂のため足腰の立たない妹を無理矢理抱え上げ、男は抽送を再開します。
「ああぁ……そんなぁ……」
男は弱々しい声を上げる妹を抱き上げ、いわゆる駅弁といわれる体位で再び妹を責め始めました。

身体に力が入らない様子の妹は、それでも男の首に両腕を回し
抱きついて男の責めに耐えています。
一方陰で見ていた私は男の力強いセックスに圧倒されてしまい、
呆然として二人の絡み合う姿を見ていることしかできません。
しかし、妹が再び男の逞しい肉棒によって幾度目かの絶頂に追いやられるのを見て、
どうしようもない敗北感を感じてノロノロとその場を後にしたのです。
立ち去る私の後姿をニヤニヤとニヤけた顔で見送る男に気付かないまま……。

八.

翌日の日曜日、妹は朝から親友の沙織ちゃんと一緒に遊びに行くと言って出かけていきました。
以前までの私ならその行動には何の疑問も持たなかったことでしょう。
しかし朝の電車内での男の痴漢行為、そして前日の森での激しいセックスが
私の妹に対する信頼をすべて奪い去ってしまいました。
(ひょっとして由紀は今日もあの男のところに抱かれに行ってるんじゃないか?)
妹が出て行ってからはその想いが頭の中を駆け巡り、せっかくの休日だというのに
私の心はまったく休まることがありませんでした。

本当ならこんな心配など直接妹に問い詰めるか、
それでなくても沙織ちゃんに今日のことを聞いてみれば済む話です。
しかし、意気地の無い私の心は残酷な真実を突きつけられることを恐れて、
どうしても最後の一歩を踏み出すことができませんでした。

その日の昼過ぎ、私は悶々とする気持ちを少しでも紛らわせようと
リビングで一人テレビを見ていました。
私は退屈なお笑い番組を見るとはなしに見ていたのですが、そのときふとおかしな音がしているのに気付きました。
それはブーンという低いモーター音のようなもので、すぐ近くから聞こえてきます。
音の出所を探してその辺りに散らかっている雑誌や洋服をひっくり返してみると、
ソファーにあった妹の服の下に携帯電話を見つけました。

その携帯は妹のものでした。
我が家では、父がいない代わりに母が毎日夜遅くまで働いており、
また私も高校に進学してからは少しでも家計の足しになるようにと
アルバイトをしていたため、妹が一人になる時間がどうしても増えてしまいました。
小学生だった妹を一人残しておくことに不安があった私と母は、
妹に早くから携帯を持たせて連絡を取るようになっていたのです。

(由紀のやつ、携帯忘れてやがる。しょうがないやつだなぁ)
心の中で妹のおっちょこちょいに苦笑しつつ何気なく携帯の画面を見たとき、
そこに不思議なものを見つけました。
そのとき携帯の画面には電話をかけてきた相手の名前が表示されていました。
「近藤」
初めて見る名前です。
妹は交友関係が広い方ではなく、友達付き合いがある子の名前は大体把握しています。

(中学に入って新しく知り合った子だろうか?)
そんな風に考えていると電話は振動を止め、切れてしまいました。
普通ならなんでもないことなのでしょうが、私は無性に気になってしまい
悪いとは思いつつも妹の携帯の着信履歴を見ることにしたのです。
そうしてみると驚いたことに妹の携帯の履歴には「近藤」という名前が頻繁に登場します。
それは親友であるはずの沙織ちゃんよりも多いぐらいです。

そのときの私の中では不安と疑問が徐々に膨れ上がり、
ある一つの考えに到達しようとしていました。
そうです。その考えとは、履歴にあるこの近藤という人物はあの男であり、
妹はずっと以前から男と親密に連絡を取り合っているというものです。

その日の夕方六時頃になって妹はようやく帰宅しました。
「ねぇお兄ちゃん。私この辺りに携帯忘れていかなかった?」
妹は帰宅するなりそう訊ねました。
「ああ、そこのソファーに置きっぱなしだったぞ。
携帯なのに忘れてどうすんだよ」
私は内心ドキドキしながらも妹に携帯を渡します。
「なぁ、由紀……その、携帯なんだけど……」
「ん、なーに?」
私は近藤という人物について聞き出そうとしましたが、
妹に見つめられるとどうしてもそのことが切り出せません。
万が一妹の口から真実を聞くのが恐かったからかもしれません。

「私の携帯がどうしたの?」
「……いや、なんでもない」
結局またしても私の意気地の無さが出てしまいました。
「そう? 変なお兄ちゃん。
あ、そーだ。私が出かけてる間電話なかった?」
「さぁ、俺は気付かなかったな……」
そう私が返事をする間に妹はボタンを操作してなにやら熱心に画面を見つめています。
おそらく、履歴を見て電話がなかったかどうかを確認しているのでしょう。

そのときボタンを操作していた妹の指がパタッと止まりました。
その表情は悪戯を見つかった子供のように緊張していました。
「どうした?」
「えっ! あっ、ううん、なんでもないよ」
そう言うと妹は足早に二階への階段を上り自室へと消えていきました。

(間違いない……)
私はそのときの妹の様子で確信しました。
やはり近藤というのはあの男に違いない。
そして妹はその近藤とかなり以前から付き合いがあるのだ、と……。

私の足は自然と妹の部屋へと向かっていました。
妹に会ってどうするのか? 近藤との関係について聞き出すのか?
そのあとはどうする。どう考えても妹と近藤の関係は普通じゃない。
二人を別れさせる? そんなことができるのか?
妹の部屋の前でそんなことをずっと考えていたような気がします。

そのとき部屋の中から妹の声が微かに聞こえてきました。
その声にハッとなった私は妹の部屋のドアに耳を押し当て、
妹の声にじっと耳を済ませました。

「……ごめ……なさい……きょ……は……しかたが……」
「……そんな……おねが……しま……それだけは……」
部屋からは妹の抑えた声が聞こえてきます。
なにやら妹の様子がおかしい、それがわかっても私にはなにもできませんでした。
妹は間違いなく近藤と連絡を取っているのです。
それがわかっているのになにもできない自分の不甲斐無さに情けなくなりながらも、
ただ妹の部屋の前で妹の声を聞いているだけでした。

「……わかりました……」
妹が電話を終えた気配を感じ、私は慌てて一階のリビングに引き返しました。
そして、ソファーに座って二階の妹の様子を伺いそわそわしていると、
二階から妹が降りてきて、
「お兄ちゃん、ごめん。沙織が試験勉強のことで聞きたいことがあるって言うから、
これからちょっと沙織ん家に行ってくる」
と言いました。
「ちょっと行ってくるって、こんな時間からか?」
「うん……、それで帰り遅くなるかもしれないからご飯の用意お願いできないかな?」
妹の言葉に私は確信しました。妹はこれから近藤と会うつもりなのです。
「ああ、わかった。気を付けてな」
そして、それがわかっていながらも私は妹を止めることができませんでした。

九.

結局その日妹が帰ったのは、午後九時をまわった頃でした。
帰ってきた妹はどこか元気が無いように見えました。
しかし、遅くなったことに対する小言を言う母に生返事を返し自室に戻った妹を見て、
私は妹の心配をするどころか、近藤によってさらに淫らな行為をさせられている妹を想像して、
一人股間を熱くしていたのです。

翌日、妹はいつもと変わりない様子で学校へと出かけました。
私はその日から朝の妹の通学の監視をやめることにしていました。
週末の妹の様子を見た私は、妹が完全に近藤の手に落ちていることを見せ付けられ、
もはや妹は私の力などではどうすることもできないと思ったからです。

その日いつも通りの時間に通勤時間を戻した私は、沈んだ気持ちのまま電車に揺られていました。
(もうだめだ。由紀はもう私には手の届かないところに行ってしまったんだ……)
暗い気持ちで電車を降りいつも通り改札に向かっていた私でしたが、
その日はいつもと違って私を驚かせることが待っていました。

「小野真二私の仮名ですさん」
電車を降りホームを歩く私に、突然背後から声が掛けられました。
振り向いた私は声の主を見て、思わず固まってしまいました。
なんと声の主は誰あろう近藤だったからです。
「ちょっと話があるんだけどいいかな……」
突然のことに驚いた私でしたが、ひょっとしたらこれがなにかのチャンスになるかもしれないと思い、
会社に体調を崩したと嘘をつき、男の誘いに乗ることにしました。

駅の側の喫茶店に入った私達は、店の奥のテーブルに向かい合って腰掛けました。
男は私を前にしてもまったく態度を変えず、逆に私は緊張のため水に何度も口をつけ、
どうやって相手より優位に立とうかとそればかり考えていました。
「俺が誰だか、わかってるよね?」
注文したコーヒーを運んできたウェイトレスが立ち去ったあとおもむろに近藤が尋ねてきました。
「……近藤さんですよね」
相手に先手を取られたことに焦った私はそう答えることがやっとでした。
「そうだ。へへ、覗きが趣味のお兄さんはちゃんと知ってると思ったら、予想通りだったな」
「!?」
いきなり痛いところを突かれた私は顔を伏せ、言葉を発することができませんでした。

「心配すんなよ。別に覗いてたことを由紀に言ったりなんかしねぇからよ」
すでに私より優位に立ったと確信した近藤は、急に馴れ馴れしい口調で話し始めました。
「実はよ、もうわかってるとは思うけどよ、話ってのは由紀のことだ」
「……どういうことですか」
「この間のこと見てたらわかると思うがよ、由紀は俺と嫌々付き合ってるわけじゃねぇんだ。
むしろ由紀の方が俺と離れるのを嫌がってるぐらいなんだぜ」
その近藤の話に私はついカッとなって、
「そんな馬鹿な! あれはあんたが由紀を脅かしてやらせてるんだろう!?」
と声を荒げてしまいました。

「おいおい……、人聞きの悪いこと言うなよ……。
あんただって見ただろ? 由紀が俺のチ○ポに突かれてヒィヒィよがってたのを。
あんたもあれを見てお楽しみだったじゃねぇか」
近藤は怒り心頭の私にかまわず、平然としています。
一方私はといえば、またしても近藤に急所を突かれ沈黙してしまいました。
「それで、だ。話ってのはな、俺と由紀とのことは黙って見過ごして欲しいんだよ。
まぁ大丈夫だとは思うがあんたや母親が騒ぎだすと、由紀も安心して楽しめないだろうからな」
「そんなことできるわけが……」
「まぁ落ち着けって。なにもタダでとはいわねぇよ。
あんたにもいいもんやるからよ」
私が相手の真意を測りきれずに戸惑っていると、
「ま、こんなとこでウダウダくっちゃべってても埒があかねぇわな。
これから俺の部屋へこいよ。いいもんっての見せてやるからよ」
と誘ってきました。

部屋に通された私は早速近藤に対して事情を問いただすことにしました。
「近藤さん、一体どういうことなんです。あなたと由紀はどういう関係なんですか?」
「まぁまぁ、そう慌てなさんな。これからゆっくり説明してやるよ」
近藤のあまりにのんびりとした口調が、私の神経を逆撫でします。
「へへっ、こないだの様子を見てたら大体わかると思うんだけどな……。
まぁ簡単に言やぁ、由紀は俺のセックス奴隷で俺は由紀のご主人様ってことだ」
「セックス……奴隷……」
「そうだ。まぁ最初のうちはいろいろあったんだがな。
今じゃ由紀の方からおま○こしてくれってうるさくてよ。
まぁ、俺は優しいから由紀が喜ぶようにしてやってるって訳だ」
平然と言ってのける近藤に私は目の前が真っ白になってしまいました。

気が付いたとき私はフローリングの床に尻餅をついていました。
口の中に鉄の味がします。
「ったく、いきなりなにしやがる!」
近藤は鬼の形相で上から私を見下ろし怒鳴り散らします。
しかし、そのときの私の耳には近藤の怒鳴り声が一切届いていませんでした。

近藤はしばらく悪態をついていましたが、どうやら落ち着いた様子で
再び例のニヤついた顔に戻り話し掛けてきました。
「まったく……、いきなりびっくりするじゃねぇか……。
大丈夫かい? でもそりゃあ、あんたが悪いんだぜ」
近藤が話す妹の話にショックを受けた放心状態から抜け出せていない私に、
近藤は一方的に話し続けます。
そして、ちょっと待ってな、と言いながら奥の部屋に消えていきます。
「それからよ、今日あんたを呼んだのはこれを渡すためだったんだよ」
一度奥の部屋に入っていった近藤は、手に一本のビデオテープを持って戻ってきました。

近藤の部屋をあとにした私は自分が一体どこをどう歩いているのかもわからないまま、
気が付けば自分の部屋のベットに座り込んでいました。
しばらくボォーとしていましたが、ふと机の上のビデオテープに目が止まりました。
帰り際近藤に手渡されたあのテープです。
近藤は、
「あんたが一番知りたがってるところをダビングしたやつだ。これでじっくり楽しんでくれよ」
と言いながら、私に手渡しました。
そのテープにはおそらく私の予想通りのものが映っているのでしょう。
それがわかっていながら私は結局見てしまったのです。
そこに妖しい期待を抱きながら……。

十.

ビデオが再生された画面には男の部屋のリビングが映っていました。
画面がまったく動かないことからどうやらどこかに固定されているようです。
しばらく画面を見ていると、インターフォンが鳴り奥の部屋の扉が開いて近藤が出てきました。
近藤は一度カメラの方に近づき、なにやらごそごそといじったあと玄関の方へと消えていきます。
この時点で私はある程度予想ができていたのですが、
いざその場面を見たときはやはり強いショックを受けてしまいました。

近藤が画面から消えて三十秒ほど近藤の話し声が聞こえていたのですが、
その話し声が聞こえなくなったかと思うとリビングへと戻ってくる雰囲気があります。
そして、リビングへと戻ってきた近藤の後ろには、予想通り制服姿の妹がついてきたのです。
(間違いない。由紀はこの後近藤に抱かれるんだろう……)
(しかし、私が一番知りたがっているところといっていたな……どういうことだろう?)
私の中では期待と同時に疑問が浮かび上がっていました。
しかし、その疑問はその後のビデオの内容ですぐに氷解することになるのです。

ビデオの中では、近藤がソファーにどっかりと腰を下ろし、
妹はその傍らに所在無げに立ちすくんでいます。
『そんなとこに立ってないでこっちに来て座れよ』
近藤の横柄な言葉に妹は不安げな表情のまま近藤から離れた場所に腰を下ろしました。
『へへっ、よく来たな……、小野由紀ちゃんだったかな?』
近藤の言葉に私は違和感を感じました。
(なんだ? このときは近藤はまだ由紀の名前を知らない?)
その考えが頭をよぎったとき、私は気付いてしまいました。

(まさか……、まさかこれは由紀が初めて近藤に犯されたときのものなのか?)
近藤が言った私が一番知りたかったこと……。
それは妹の処女が奪われる瞬間のことだったのです。
『写真……、返してください』
私がその事実に愕然としていたとき、画面の中で妹が震えた声で言いました。
(写真? なんのことだ?)
私が不思議に思っていると、近藤が下品な笑い声を上げながら答えます。
『へへへ、まぁそう慌てんなって。こういうことはいろいろ順番ってもんがあるだろ』
そう言いながら近藤はゆっくりと妹の方へと近寄っていきます。

『これからの由紀ちゃんの態度次第ではあの写真返してやってもいいって言ったろ?』
妹の隣に座った近藤は馴れ馴れしい口調で言いながら、妹の肩に手を回そうとしました。
『イヤッ!』
妹はその手を振り払うと、立ち上がり玄関の方に逃げようとします。
しかし、そんな妹の行動などお見通しだと言わんばかりに近藤は妹の腕を掴み、
再びソファーに引き寄せるとがっちり抱きすくめてしまいました。
『イヤッ! 離して!』
それでもなお妹は近藤の手から逃れようと暴れます。
そのとき突然バシィ、という音がして妹がソファーに投げ出されてしまいました。

『静かにしねぇか!』
部屋に近藤の怒声が響き渡りました。
妹はソファーに投げ出された格好のまま放心状態になっています。
たとえ張り手でも他人に殴られたことがよほどショックだったのでしょう。
私も母も今まで妹には一度も手を上げたことはありません。
賢く素直な妹は、そんなことをしなくても
私達にまったく迷惑を掛けるようなことの無い大変いい子だったからです。

そんな妹ですから他人の男に初めて殴られたことは、
それだけで非常に大きな恐怖だったはずです。
妹は天井を見上げたまま嗚咽を漏らし始めました。
妹の黒目がちの大きな瞳からは大粒の涙が溢れ出します。

『なんだなんだ、今更泣くことなんてねぇだろうが。
由紀ちゃんだってここまで来たんだ、これからどうすればいいかぐらいわかってんだろ?』
近藤は妹の側に座り、頭を撫でながら君の悪い猫撫で声を出します。
『ひっぐ……、やだぁ……やだよぉ……』
それでも妹は相変わらず天井を見上げたまま拒絶し続けます。

『……ったく、いいかげんにしろよ、このガキ!
人が優しくしてやりゃいつまでもぐずりやがって!
いいか! ここまできたらもうてめぇにゃ拒否する権利なんざありゃしねぇんだよ!』
いつまでも泣き止まない妹に業を煮やしたのか、近藤は妹の髪を掴んで起き上がらせ、
妹の眼前にいかつい顔を寄せて怒鳴り散らします。
『ひぃぃ、ごめんなさいぃ!』
突然の近藤の豹変具合に妹は目をギュッと瞑って謝罪します。

『いいか由紀、お前はこの写真を返して欲しいんだろ?
俺の言うことを聞きゃあ返してやるって言ってんだ。
大人しく俺の言う通りにしろ、いいな!』
近藤の恫喝に妹は目を瞑ったままウンウンと首を縦に振ります。
『こらこら、お前は今から俺の奴隷になるんだぞ。
奴隷はご主人様の命令には「はい、わかりました」って答えるもんだ』
『そんな! 私奴隷なんかじゃない!』
妹が驚いて目を見開きながら答えた瞬間、
再び近藤は鬼の形相になってドスの効いた声を出します。
『おい由紀よ、何遍も同じこと言わせんじゃねぇぞ。
お前はあの写真を返して欲しいんだろが。だったら俺の言うことを聞けよ。
いいか、二度は同じこと言わねぇぞ。由紀は俺の奴隷だよな?』

妹は近藤の問い掛けに一拍の間を空けて震える唇を開きました。
『……はい……、ゆ、由紀は……ひぐっ……ごしゅ……ご主人……様の……
えぐっ……、ど、どれ……い……です……』
妹の震える声を聞き、私は絶望に打ちひしがれました。
いくら脅されて言わされたとはいえ、
この一言がのちの妹の運命を決定付けてしまったように感じられたからです。
画面の中では妹を更なる地獄へと引きずり込むべく近藤の企みが進んでいます。
しかし私のビデオの停止ボタンに置かれた指にはまったく力が入りませんでした。

画面の中では近藤が再び妹を抱き寄せて、馴れ馴れしい手つきで肩を抱いています。
妹はすっかり怯えきり観念した様子でされるがままです。
『よく言えたな、由紀。それじゃあご褒美に由紀のことを気持ちよくしてやるよ』
そう言うと近藤は、空いた左手で制服の上からゆっくりと妹の胸を揉み始めました。
『うぅ……ぇぐ……ぃやぁ……いやぁ……』
妹は涙を流し口からは拒絶の言葉を吐き出します。
しかし身体は近藤の暴力と恫喝によって、
もはや近藤に逆らうことができなくなってしまった様子でピクリとも動きません。

妹の様子に気をよくした近藤はセーラー服の横のチャックを器用に外すと、
すばやくその中に手を忍び込ませました。
その瞬間妹は目をハッと開き身体をブルブル震わせました。
『……ほぉー、こいつはいいや。思ったよりいいオッパイしてんじゃねぇか、えぇ由紀』
『うぅ……、もぅやだぁ……』
妹は身をくねらせてなんとか近藤の手から逃れようとしますが、
近藤の脅しが効いているのかその動きはまったく抵抗になっていません。

『へへっ、そろそろ由紀の可愛いオッパイを見せてもらおうかな』
セーラー服の中で妹の胸を揉んでいた近藤は、
そう言うやいなやすかさず上着を捲り上げてしまいました。
『!!』
いくら諦め切っていたとはいえ、さすがにこの行動には妹も激しく抵抗しました。
『やっ! やだ! やだ!!』

『……いいかげんにしろよ、由紀』
近藤の再びドスの効いた声を聞いたとたん、妹はビクッと震わせ暴れるのをやめます。
『言ったはずだよなぁ、二度と同じことは言わないって。
口で言ってわからない奴隷にはお仕置きが必要だな』
近藤は妹から離れると画面から消えます。
そんな近藤の動きを目で追っていた妹ですが、突然目を見開き後ずさると、
『イヤッ! ごめんなさい! 私が悪かったです!
謝るから、そんなの使わないで!』
と泣き叫びます。

私は妹が何を見て取り乱しているのかと疑問に思っていると、
再び近藤が画面の中に現れました。
そのとき近藤の手には、なんと真っ赤な縄と黒く太いバイブレーターが握られていたのです。
『ひっ!』
近づいてくる近藤に息を呑む妹は、がくがく震えながら逃げることもできずにいました。
近藤はそのまま妹の目の前に仁王立ちになると、無言のまま妹に襲い掛かりました。

十一.

妹は激しく抵抗しますが、近藤はそんな妹の抵抗などまったく意に介さず
あっという間に妹のセーラー服の上着を剥ぎ取り、後ろ手に縛り上げてしまいました。
『やだぁ! ほどいて! ほどいてよぉ!』
妹はそれでもなお叫び声を上げ続けます。
『ったく、うるせぇなぁ』
呆れた口調でそう言うと、近藤は赤いピンポン玉のようなものを取り出し
(今ならわかりますが、それはポールギャグでした)、
近藤はそのポールギャグを妹の口に嵌めてしまいました。

『うぅぅ! うー!』
妹はポールギャグを噛まされた口から唸り声を上げて抗議しています。
しかしそんな抗議が聞き入れられる訳などなく、
逆に口から涎をだらだらと垂らして余計に惨めな姿を晒すばかりでした。
『ようやく静かになったな。それじゃ、じっくり楽しませてもらうとするか』
近藤はそんな妹に残ったスカートをあっさり脱がしてしまうと、
ブラジャーを引き千切り、嫌がる妹の身体を押さえつけパンティーまで脱がせてしまいました。
とうとう妹は非道な陵辱者の手によって生まれたままの姿にされてしまったのです。

『最初はまずこの可愛いオッパイからだな』
近藤はまず妹の胸に手を伸ばしました。
これまで私が目にしてきた妹の胸は、
やや小ぶりながらもすっかり大人の女性のような柔かさがあるように見えましたが、
このときの妹の胸はまだ小学生の幼さが残るような芯に固さを持っているようです。
このテープがいつ撮られたものかはわかりませんが、
このときから現在まで近藤の手によって幾度となく揉みしだかれてきたのでしょう。

近藤はそのいかつい外見と無骨な手からは想像もできないような
柔かく繊細なタッチで妹の胸を愛撫します。
『うぅん、んっ……』
下から上へゆっくり持ち上げるように撫で擦ったり、
ときには乳房全体を包み込むように手の平全体を使って揉み込んでいきます。
『へへ、なんだかんだ言ったところで俺の手にかかりゃどんな女だろうがいちころなんだよ』
近藤は勝手なことを言いながらなおも妹の胸への愛撫を続けます。

『……おいおい、嫌だって言ってたわりにゃしっかり乳首立たせて感じてるじゃねぇか』
『ううっー!』
しばらく無言で愛撫を続けていた近藤の突然の言葉を、妹は必死に首を横に振って否定します。
『ここまできて嘘つく必要なんてねえだろ。素直になれって。
だいいち一回も乳首に触れてもいないのに、
由紀の乳首は触って欲しくてしょうがないって感じでビンビンじゃねぇか』
そんな近藤の揶揄に耐えられなくなったのか、妹は涙を流しながら嗚咽を漏らします。

『どれ、そんじゃ可愛い由紀のオッパイがどんな味がするのか、味見してみるか』
近藤はそう言うとおもむろに妹の右の乳首に吸い付きました。
『んんぅーーー!』
途端に妹は顎を仰け反らせて、おそらくは初めて経験するであろう快感に耐えています。
近藤はその間も妹のピンク色の乳首を舌で転がしたり、
赤ん坊のように吸い付いたりを繰り返します。
そして右の乳首が終われば左の乳首へと、左が終われば再び右へと交互に口での愛撫を繰り返し、
妹はその攻撃に耐えようと必死になっていました。
しかし、強制的に半開きにされた口からは堪え切れない溜息や、
時折喘ぎ声のようなものが漏れてきます。

そうして十分ほどが経ったでしょうか。
しつこく妹の胸に執着していた近藤がようやく妹の胸から顔を離しました。
そのとき妹の乳首から近藤の口へ近藤の汚い唾液が糸を引いて伸びるのを見て、
私はこの時点で妹が汚されてしまったという思いを強くしました。
妹の胸は近藤の唾液で濡れて光り、すっかりベトベトの状態にされてしまったようです。
妹も必死に快感に耐えつづけて疲れたのか、はぁはぁと呼吸を乱していました。

『ふふ、どうやら由紀もすっかりオッパイ弄られるのが気に入ったみたいだな』
近藤はそう言うと、妹の口からポールギャグを外しました。
『どうだ由紀、ずいぶん気持ちよさそうにしてたが、よかっただろ?』
『……気持ちよくなんか……ありません』
近藤の下品な質問を、妹は涙を流しながら否定します。
『おいおい、嘘つくんじゃねーよ。そんなこと言って由紀の乳首はしっかり感じてるぞ』
しつこく言葉で責める近藤に、妹は目を閉じて嗚咽を漏らすだけです。

いつまでも泣き止まない妹を見下ろす近藤は、ふん、と鼻で笑いながら
今度は妹の下半身へと身体を移動させます。
『さてと、オッパイの次はいよいよ由紀の大事な所を見せてもらうとするかな』
近藤の言葉に妹は目をハッと見開き、首を振ってイヤイヤをします。
『まったく諦めの悪ぃガキだな。もうお前の身体は俺のもんなんだよ。
さっさと諦めた方が楽になるぞ。もっとも最後まで抵抗するのを無理矢理ってのもいいがな』
そう言って近藤は、いよいよ妹の下半身に手をかけました。

妹は後ろ手に縛られた不自由な身体のまま、両膝をぴったりと閉じて
陵辱者に対して最後の抵抗をしています。
しかし、そこはやはり中学生になりたての少女の力です。
大人の男の力にはかないません。
妹の膝に手をかけた近藤は、徐々に手に力をこめていき、
それにともない妹の膝も少しずつ開いていきます。

『へへ、どうした、おい。もっとちゃんと力入れないと由紀の大事な所がパックリ開いちまうぞ』
近藤は下品な笑い声を上げながら、さらに力を入れて妹の膝を割っていきます。
『うぅぅ……』
妹の必死な抵抗も空しく、両足はすでに近藤の体が入るぐらいに開いてしまっています。
『それじゃ、そろそろご開帳といくぜ! ほらよ!』
『いやぁぁっーーー!』
そして、近藤が両腕に力をこめて妹の膝を割り開いたとき、
とうとう妹の秘部がカメラのレンズに晒されてしまったのです。

画面に映し出された妹のそこは、綺麗なたたずまいを見せていました。
以前電車の中で見たときとは違い、妹のそこにはまだ薄い陰毛が淡い翳りをつくっています。
そして、妹のピンク色の秘唇はまだほんの少し口を開けているだけです。
テープの画像はあまり鮮明とはいえないものでしたが、
それでも妹の可愛い秘唇と、まったく対称的な妹の泣き顔がしっかりと映っていました。

『うーん? なんだなんだ、やっぱり由紀もしっかり感じてたんじゃねぇか。
由紀のおま○こがしっかり濡れてるぜ』
妹は大事なところを見られてすっかり諦めてしまったのか、
近藤の厭らしい言葉にも反応しません。
『……なんだ、もう諦めたのか。つまんねぇな。
ま、こっちはしっかり楽しませてもらうけどな』
そう言って近藤は妹の秘部へと指を近づけていきました。

十二.

『んうっ!』
近藤の指が大事なところに触れたとたん、妹は身体を硬直させました。
『へへっ、いい感じにこなれてきたかな』
『ぅ……あっ……』
近藤が指を動かすたびにくぐもった妹の声が漏れます。
恐らく、このときが初めての体験になるのだろう妹が、
近藤のねちっこい愛撫に感じていたとは思えません。
しかし、少しでも妹を辱めようという近藤の思惑は、確実に妹を追い詰めていきました。

『はぁ……あっ、うんっ』
近藤の性格がそのまま出ているような愛撫はいつ終わるとも知れず続きました。
その間、近藤の指は妹の性感を刺激し続け、また妹の身体もその指の動きに応えるように、
その秘唇の中から快感の証を吐き出し続けたのです。
『……さて、前置きはこの辺にするか』
それから、さらに五分ほど指での愛撫は続いたでしょうか。
すっかり気が抜けたような感じでグッタリしたままの妹を見下ろしながら、
近藤は厭らしい笑みを浮かべ、ゆっくりとした動作で服を脱ぎ始めました。

336名前:意気地のない男(OomuAvfU)投稿日:2004/04/06(火)13:14
妹はそんな近藤をまったく気にする様子もなく、ぼんやりと天井を見上げていました。
『さぁて、これから由紀を一人前の女にしてやるからな』
そう言いながら近藤は妹の太股を割ると、その間に腰を進めていきます。
しかし、そんな近藤の動きにも、妹はまったく反応する様子がありません。
『すっかりとんじまってるな……まあ、すぐに嫌でも戻ってくることになるけどな』

ああ、大切な妹が汚されてしまう……。
それなのに、今の私にはなにもできないという無力感が、余計に私の心をえぐっていきます。
画面の中の近藤の動きがスローモーションのように見え、腰の物が妹の性器に触れたのでしょう。
瞬間、妹の体がビクッと跳ねるような動きをしました。
『……いくぜ』
近藤は呟くようにそう漏らした後、腰を一気に進めていきました。

妹はピンと背中を反らせたかと思うと、目を大きく見開き口をパクパクとさせていました。
あまりの激痛に声も出ないのか、涎を垂らした口からはヒューヒューと空気が漏れるだけです。
縛られた手は爪が掌に食い込むのではないかというぐらいに強く握り締められ、
大きく開かれた両足はしっかりとソファーを踏みしめています。
そして、近藤がゆっくりと腰を進めるごとに、その幼い身体をビクビクと震わせていました。

『うーん、やっぱり由紀のおま○こに俺のチ○ポはでかすぎたかな?』
そんなことを言いながら、近藤はゆっくりと腰を動かしています。
妹の蜜壷をしっかり味わうように少しずつ腰を引いた近藤は、
自身の一物にある証を見つけてニヤリと口元を歪めました。
『へへへ、そうだろうとは思ってたが……やっぱりおまえ初めてだったんだな』
その言葉を聞いた私は、思わずビデオを停止させてその場にうずくまってしまいました。

妹の大切な処女。
本当なら、これから成長し大人になった妹が恋愛をして大切な思い出として経験するはずだったのに……
そんな妹の純潔が、こんな醜い男によって奪われてしまうとは……
私はここに至り、ようやく事の重大さを認識することになりました。
思えば今までの私は、妹の思いもしない痴態を連続して見せつけられ、
半ば感覚が麻痺した状態だったのでしょう。
それが、このビデオによってはっきりと思い知らされたのです。

私はそのままデッキからテープを取り出すと、取るものも取らず家を飛び出しました。
明確な目的があったわけではありません。
ただ、このまま近藤と妹の関係を許しておくわけにはいかない。
その想いだけが私を突き動かしていました。
その強い想いだけに背中を押されて、気がつけば私は近藤の住むマンションの前まで来ていました。
辺りはすでに夜の帳が下りて、マンションは巨大な監獄のように私の前に立ちはだかっていました。

逸る気持ちを抑えつつエレベーターに乗り込んだ私は、
これから近藤に会って言うべきことを心の中で何度も繰り返していました。
言うべきこととは、すなわち妹との関係のことです。
なにがなんでも近藤と妹との関係を切らせる。
そのためなら私はなんだってやるつもりでした。
エレベーターが目的の階に到着し、いざ近藤の部屋の前に辿り着いても
私のその気持ちにいささかの変化もなかったのです。

私は震える指で、インターホンのボタンを押しました。
かすかに部屋の中に響く音が聞こえます。
しかし、いくら待っても部屋の中から応答はありませんでした。
不審に思った私は何度もインターホンを鳴らしましたが、
沈黙がむなしく続くばかりです。
いったいあの男はなにをしているのか、そう考えたとき私はあることに気付きました。
そうです。今、まさにこのときにも妹が近藤の手にかかっているということに。

そこに思い至った私は、すぐさま妹の携帯に連絡を入れました。
しかし、妹が携帯に出ることはなく、呼び出し音が空しく鳴るだけです。
(由紀……なにしてるんだ……早く出てくれ)
私は必死の思いで携帯を握りしめていました。
頭の中では妹が近藤によっていい様に扱われ、淫らな声を上げている様子が
フラッシュバックして、どうにかなりそうでした。
そうしてどれくらい経ったでしょうか。
諦めてその場を立ち去ろうとしたときでした。ようやく妹が携帯に出たのです。

「もしもし、お兄ちゃん?」
電話に出た妹は普段と変わらない口調でした。
私はそんな妹の様子にほっと安堵の溜め息を漏らしつつ、
勢い余って電話してみたものの、いざとなるとなにを話せばいいのかわからなくなっていました。
「ああ、由紀? あのな、ちょっと話があるんだけど……」
「うん、なに? 私、今ちょっと急いでるんだけど……アッ!」
「どうした、由紀! なにかあったのか!?」
いつもと変わらない、そう思っていた妹の妙な様子に私は再び心がざわつくのを感じていました。

十三.

「由紀、どうしたんだ!」
姿が見えないことで、より一層の焦りと苛立ちが募ります。
「……あ、あのね、お兄ちゃん、今友達と一緒で、んっ……ふぅ、だから、あの……」
妹はハッキリしない口調で私の問いかけに答えようとしますが、
すぐに言葉にならず、熱い溜め息に変わってしまいます。
「由紀! なにがあったんだ!? そばに誰かいるのか?」
「えっとね、ん……あんっ! だめっ!」

もう間違いありません。妹は近藤と一緒にいるのです。
いえ、それどころではなく、今まさに近藤の手によって
無理矢理身体を開かれようとしているのです。
「ん……あのね、今友達と一緒にいてその娘が呼んでるから、あっ……また後にしてくれない?」
そんな妹の言い訳など信じられるわけがありません。
私だってそこまで馬鹿ではないのです。

「由紀、今どこにいるんだ?」
「えっ、今? あのね、今は駅前の商店街だよ」
妹の嘘が空々しく聞こえます。
この時間であれば、駅前の商店街は買い物に出た主婦や、
学校帰りの学生たちで賑わっているはずです。
しかし、電話の先ではそのようなざわめきはまったく聞こえてこないのです。
そのときには、妹が嘘をついていると同時に近藤と共にいるという確信が、
私の中にしっかりと根付いていました。

「あん、んっ、お、お兄ちゃん、だからっ、もう、切るねっ!」
「あっ、ちょっと待て!」
引き止める私の言葉を最後まで聞くことなく、妹は電話を切りました。
私はすぐさま電話を掛け直します。
しかし、今度はいくら待っても妹は電話には出ませんでした。
それどころか、携帯の電源を切ってしまったのです。

だって岡田が……岡田が……(´;ω;`)ウッ

「くそっ!」
なんの手がかりもないままに放り出された私は、
近藤の部屋の前で抑えようの苛立ちを感じて立ち尽くしていました。
これからどうすればいいのか、必死で考えようとしますが、
頭の中では今にも近藤の逞しい物によって貫かれているのかもしれない妹の姿がグルグル回って、
まったく考えがまとまりません。
なんとかしないと、そればかりが先走ってなにをすればいいのかが見えてこないのです。

(……仕方ない、あそこしかないか)
混乱したままの頭でなんとか絞り出した考えは、
これまで妹と近藤の濡れ場を目撃した場所、つまり先日の市民公園に行ってみることでした。
そのときの私にはそれ以外に有効な考えは思い浮かびませんでした。
今朝からの思いもかけない出来事の連続で、
私はすっかりまいってしまっていたのです。
思えば、こうして私を惑わせ、苛立たせることが近藤の思惑だったのかもしれません。
しかし、私にはそこまで考える余裕などはまったくなかったのです。

私は思い立った直後にはすでに駆け出していました。
そのときの私はもはや正常な判断をくだせる状態ではなかったのです。
頭の中では妹のことだけが渦巻いていました。
私が公園に辿り着いたのはそれから三十分ほど経った頃でした。
近藤のマンションから公園まで走り詰めの私は汗だくで、膝が震えるのも構わず、
すぐさま森の中に足を進めました。

森の中に足を踏み入れた私は、妹の姿を求めて辺りを探し回りました。
近藤の逞しい一物によって貫かれている妹が、
今にも目の前に現れるのではないか、そう思うと気が気ではありません。
しかし、私の期待と不安とは逆に、森の中はシーンと静まり返っていて、
辺りには人の気配はまったくありません。
(二人はもう帰ってしまったんだろうか?)
私の中でたとえようのない焦燥感と、諦めにも似た感情が湧いてきます。

この公園以外に心当たりを持たない私には、これ以上どうしようもありません。
しかし、妹のことをこのまま放っておくこともできません。
これからどうすればいいのか? もう一度近藤のマンションに戻ろうか?
これからの行動を決めあぐねていた私は、唐突に鳴り出した音楽に思わず声を上げそうになりました。
しかし、その音楽が私の携帯の着メロだと気付いたとき、
私にはそれが妹からだという稲妻にも似た閃きを感じ、即座に電話に出ていました。

「もしもしっ! 由紀か! 今どこにいるんだ!」
はやる気持ちで問い掛ける私の耳に、思いもかけない人物の声が聞こえてきました。
「ふふふ、信二さんかい?」
その声を聞いた私は雷に打たれたようになって、その場に立ち尽くしてしまいました。
「今、あんたの家にお邪魔してるんだよ。もちろん由紀も一緒だ。
これからあんたにいいもん見せてやるよ。すぐに帰ってきな」
近藤は自分の言いたいことだけ言うと、さっさと電話を切ってしまいました。
一方の私はというと、思わぬ相手からの電話にまたしても頭の中が混乱してしまい、
どうすればいいのかわからず、しばらく抜け殻のようになっていました。

(由紀が近藤と一緒に家にいる!?)
予想外の展開に固まっていた私ですが、ふと思いついて携帯の着信履歴を確認してみました。
近藤が私の携帯の番号を知っているわけがないからです。
確認した履歴は思った通り、先程の電話は妹の携帯を使って掛けられたものでした。
(近藤が由紀の携帯を使った? 由紀はどうしてるんだ?)
(いいものを見せるって、またあのときのように由紀を弄ぶ様を見せつけるつもりか?)
そんな考えが浮かびますが、頭の中で考えるだけではなにもなりません。
即座に私は近藤と対決するために家へと向かうことにしたのです。

十四.

私が家に着いたのはそれから三十分ほどが過ぎていました。
普段、気にしたこともない我が家が、今は悪魔の住処のような禍々しさすら感じます。
私は意を決してドアノブに手をかけました。
ドアは予想通りなんの抵抗もなく開きます。
明かりのついていない薄暗い玄関には妹の靴の他に、見知らぬ男物の革靴が一足、乱雑に脱ぎ散らかしてありました。
(由紀……待ってろ、今行くからな)
私は胸の中に湧き上がる怒りを抑えつけながら、家の中に足を踏み入れました。

家の中は不気味なほど静まり返っていました。
(妹たちはどこだろう?)
そのときの私は我が家にいながら、なぜか足音を忍ばせ息を殺して二人の痕跡を探していました。
今思えば、私はもうすでに近藤によって思うままに操られているような状態だったのでしょう。
そのときの私は確かに自身の興奮が高まっていたのを感じていたのですから。
そして、その興奮から必死で目を逸らそうとしている自分自身にも気付いていたのですから。

リビング、キッチン、浴室と、決して広くはない我が家の一階の探索はすぐに終了しました。
(やはり二階……由紀の部屋か……)
そう確信した私は二階へと続く階段の前に立ちました。
そのとき、二階でなにか物音がするのに私は気付きました。
それは決して大きな音ではありませんでしたが、確かに時折なにかが動き床が軋むような音を立てています。
(いる……)
確かに二人がいる。その事実に私は動機が激しくなっていくのを感じていました。

階段を一歩一歩確かめるように踏みしめて上ります。
一歩上がるごとに床の軋みが大きくなるように感じ、なにやら荒い息遣いのようなものまで聞こえてきました。
家の中の空気が少なくなったような息苦しさを覚えながら、
階段を上がりきった私は妹の部屋の前に辿り着きました。
震える手でドアノブを掴みます。
(由紀……)
しかし、私はどうしてもドアを開けることができませんでした。
ドアの先にある妹の痴態を想像すると、身体が固まったようになってしまうのです。

「んうぅぅっ!!」
そんな私の逡巡を打ち破るように女の呻き声が聞こえてきました。
「由紀!」
思わず漏らした呟きが、静かな廊下に響いて私は反射的に手で口元を覆いました。
しかし、妹の声がまったく予想もしない場所から聞こえてきたので、
私はそのことでまたしても混乱してしまいます。

(俺の……部屋?)
そう、妹の声が漏れてきたのは、妹自身の部屋ではなく、私の部屋からだったのです。
(なぜ俺の部屋で……いや、それよりも由紀を助けないと……)
妹の声を聞いたことで多少の冷静さを取り戻した私は、自分の部屋のドアの前に立ちました。
落ち着いて神経をドアの向こうに集中すると確かに室内には人がいる気配があります。
私は今度こそ覚悟を決めてドアを少しずつ、ゆっくりと開いていきました。
そして、僅かにできたドアの隙間から中を窺った私の目に、
息を呑むような光景が飛び込んできました。

まず見えてきたのは、男の後姿でした。
男はまだ服を着たままベッドに向かってこちらに背を向けて立っていました。
私には後姿だけでも、その男が近藤であるということはすぐにわかりました。
その姿を目にしただけで、私は再び怒りに我を忘れそうになったのですが、
まずは妹の姿を確認するのが先だと自分に言い聞かせて、とにかく冷静になろうと努めました。

なんとか気分を落ち着けて、近藤が向いているベッドの方に視線を移していきます。
しかし、そんな私の努力を嘲笑うかのような妹の姿がそこにはあったのです。
ベッドに転がされた妹は、ただ裸でいるわけではありませんでした。
中学生にしては発達しているその肉体には真っ赤な縄が何重にも絡みつき、
しっかりと妹を拘束していたのです。
その縛りは以前見たことがある裏本にあった亀甲縛りという縛り方そのものでした。
妹は両手を背中に回した状態で縛られ、仄かに膨らみを見せて自己主張しているような乳房を、
上下から挟み込むようにして絞り上げられています。
さらに、無毛の股間に食い込ませるような形で股縄が通されています。

妹の身体への責めはそれだけでなく、縄が通された股間からは紐のようなものが伸びており、
その先についている箱のようなものが近藤の手に握られていました。
このときには近藤の責め方について、ある程度予測がつくようになっていた私には、
おそらく妹の体内にはローターのようなものが埋め込まれているのだろうということがすぐにわかりました。
そんな私の予想を肯定するように、妹は身体、とくに腰の辺りをモジモジと揺すっています。
そして、時折妹が発する声が呻き声のようになる理由は妹の顔に視線を移すとすぐにわかりました。
妹は口にボールギャグを咥えさせられ、決して大声をあげることができないようにさせられており、
目の部分を覆うように黒い布で目隠しをしていました。

目隠しとボールギャグで表情が見えない妹でしたが、
その身体がしっかりと快感を感じていることは私にもはっきりとわかりました。
まだ、春から夏に変わろうかという季節で閉めきった室内でも私はそれほど暑さは感じていなかったのですが、
妹は全身にびっしりと汗を浮かび上がらせており、こんな状態がもうどれほど続いているのかを、
私に想像させるのに充分なものでした。

「へへ、もう我慢できねぇって感じだな」
それまで、一言も喋らなかった近藤が突然声を上げたために、
妹の姿にすっかり見入っていた私は漏れそうになる悲鳴を懸命に押さえ込みました。
「んっっー!! ふうぅぅう!!」
近藤の声に反応して妹の塞がれた口から悲鳴が漏れます。
いえ、もしかしたらそれは、更なる快感を求める哀願の声だったのかもしれません。
そう思わせるだけのものが、妹の汗まみれの姿態から滲み出ているようでした。

「うんんっ……」
妹は満足に声も出せない状態でしっかりと緊縛された身体をうねらせて近藤になにかを伝えようとしています。
そんな妹を見下ろしながら、近藤は手元のスイッチをカチカチといじって妹を責めたてます。
妹は長時間にわたって高められた性感に身体をほんのりと赤く火照らせて、
近藤の責めを享受しているように見えました。

(由紀……)
私はそんな妹の痴態を見ながら、もう当たり前のようになってしまったかのようにズボンを下着とともに下ろし、
固くそそり立っている自分自身を握りしめました。
私には近藤によってむごたらしい責めを与えられている妹を助けようという気持ちはまったくありませんでした。
ただ目の前で喘ぎ、悶えている妹に対する歪んだ欲望だけが、
私の心を支配していたのです。

静かな家の中に妹の呻き声とシーツが擦れる音、そして私の荒い息遣いが溢れていました。
私の目に映るのは、妹の中学生らしからぬ艶やかな姿態だけです。
ここに来るまでに様々な妄想を抱いていた私の一物は、
もうすでに限界近くまできていました。
そんな状態で現実の妹の淫らな姿を目撃してしまった影響で、
私はほんの数回扱きあげただけで、欲望の証を吐き出してしまったのです。

十五.

いったんことを終えてしまうと後に残るのは強烈な自己嫌悪と、
全身の筋肉が溶けてなくなってしまったかのような虚脱感でした。
相変わらず部屋の中からは妹の呻き声が漏れ聞こえてきます。
しかし、あまりの快感に茫然自失となっていた私には、
そんな妹の姿も目に映ってはいましたが、決して見えてはいませんでした。
そして、近藤が私たち兄妹を地獄に引きずり込もうとしていることにも
まったく思い至ってはいなかったのです。

「お楽しみのようだね……」
突然頭上から降ってきた声に、私は思わず悲鳴を上げそうになりました。
「おっと」
しかし、私の口からその悲鳴が漏れることはありませんでした。
私が声を出す寸前に私の口を近藤の大きな掌が塞いでいたのです。
私は予想外の出来事にパニックになり、近藤の手を振りほどこうと腕を動かそうとしましたが、
射精後の虚脱感に包まれた身体は主の言うことをまったく聞きはしませんでした。

「おいおい、そんなに暴れると由紀に気付かれちまうぞ」
私の腕を抑えながら近藤は耳元で囁きます。
その言葉を聞いた私は、思わずベッドの妹に目を移します。
妹は相変わらずその身体をくねらせて喘いでいました。
そんな妹の様子にホッと息をつく私を見て、近藤はニヤリと口元を歪めました。

「しかしまぁ、ホントに予想通りだなぁ、あんたは」
下半身を丸出しにしたままの情けない姿の私を見下すようにして、
近藤はニヤニヤと下卑た笑みを浮かべています。
私はたった今の自分の行為による罪悪感からなにも言い返すことができず、
ただただ俯くことしかできませんでした。
「そんなに妹のやらしいカッコは興奮するかい?」
「……!」
そんな私に近藤は、私を貶めるようなことを言いながら部屋の中に戻っていきます。
余りにも私たち兄妹を侮辱する近藤の物言いに、
私は自分の姿を顧みることなく近藤に掴みかかろうとしてしまいました。

しかし、私の思いとは裏腹に、脱ぎかけのズボンが足に絡みつき、
私はバランスを崩して倒れ込んでしまいました。
「おいおい、大丈夫かい?」
そんな無様な私を嘲笑いながら近藤は妹の側に歩み寄ります。
「由紀から離れろ!」
私は妹に気付かれるのも構わず声を上げ、不自由な身体を動かして近藤に迫りました。

そんな私を近藤はあっさりとやり過ごします。
「!!」
私ははずみで妹が寝かされているベッドにもんどりうって転がってしまいました。
「うぅん!?」
そのとき妹が上げた声に、思わず動きを止めてしまいます。
ほんの少し前まで、もう妹に私の存在がばれても構わない、そう思っていたにも関わらず、
妹の存在を意識した途端、私は再びその場の淫靡な雰囲気に飲み込まれてしまいました。

妹に目を向けると、相変わらず艶かしい姿態を汗でテカらせて、
股間の淫具の動きに合わせて縛られた身体をくねらせています。
目の前にある妹の淫らな姿。
これまで遠く離れた場所から見ていることしかできなかった妹の本当の姿が、今、目の前にある。
手を伸ばせば触れることができるところにある妹の身体。
かすかに感じる妹の甘い香りと、それをはるかに上回る淫らな性の臭い。
それらが相まって私の精神を侵食していくようでした。

「どうしたんだい?」
気がつけば近藤が耳元で不快な笑みを浮かべながら囁きます。
私の肩に手を置き、ゆっくりと妹の方へ近づけようと力を込めていきます。
普段ならすぐに跳ね除けているはずが、そのときの私にはなぜかそれができませんでした。
妹の秘部が目の前に近づき、その淫らな口をひくつかせています。
「あぁ……由紀……」
私はこの部屋の前に辿り着いてから、一度も萎えることのなかった自分自身を握りしめ、
妹の秘部に舌を潜り込ませていました。

「んんっ! うんっ!」
私の舌の動きに合わせて妹は淫らな声を上げます。
私は妹の身体を味わう余裕すらなく、ただひたすら舌を動かしていました。
知識だけは知っていてもまったく技巧の欠片もない私の舌の動きにも健気に応える妹の声に、
妙に嬉しくなって、自分自身を扱く手の動きを激しくさせていきます。
妹の秘部を舐めながら、今にも絶頂を迎えようとしたそのときでした。
「おっと、そんなところでイッちまっていいのかい?」

そのときの私は本当にどうかしていたのだと思います。
「あんたも自分が本当はなにをやりたいのかわかってるんだろう?」
その近藤の言葉がとても甘美な誘いに聞こえていました。
「いいんだぜ。あんたの好きなようにしても」
近藤はおもむろに妹の股間に手を伸ばすと、妹の身体の中に埋まっていた淫具を引き抜き、
妹の両足をぐっと左右に広げます。
「ほら、由紀も待ってるんだぜ」
そう言って妹の無毛の割れ目をくつろげていきます。
その中に見えるピンク色の肉壁が私の劣情を誘って蠢いていました。

私はもうおかしくなっていました。
その場の淫靡な空気に完全に精神を犯され、一匹の愚かな淫獣と成り果てていました。
そのときの私は、今、目の前にいるのが実の妹であるということも、
その妹を自分の手で汚そうとしているということもすっかり頭の中から消し飛んでいました。
ただ身体の奥底から湧き上がってくる激しい感情に突き動かされるままに行動していました。

今までで一番というぐらいにいきり立った一物を握りしめ、妹の秘部に近づけていきました。
荒くなった呼吸を整えることもせず、ただ目の前の行為に没頭する私を近藤はニヤニヤと見ています。
しかし、私にはそんなことはすでにどうでも良くなっていました。
妹と一つに繋がりたい、ただそれだけが私の心を占領していたのです。

そして、いよいよその瞬間が訪れました。
一物の先端を妹の秘部に触れさせた瞬間、私の全身を言いようのない快感が貫きました。
その刺激だけで達してしまいそうになったほどです。
私はかろうじて射精することだけは堪えることができました。
しかし、今度はその姿勢のまま動くことができなくなってしまいました。
今の私はほんの少しの刺激で確実に欲望を放出してしまうことが、
自分でもわかっていたからです。

しかし、そんな私の迷いは、思わぬ人物によって断ち切られることになったのです。
「お兄ちゃん、いいよ……きて……」
驚いて妹の顔を見ると、いつのまにか枕元にきていた近藤の手によって、
目隠しとボールギャグが外されており、妹は潤んだ瞳で私を見つめていました。
「由紀……お前……」
「お願い……お兄ちゃんので由紀の中をいっぱいにして……」
言いかけた私の言葉を遮ってさらに私を誘います。
その言葉に私の理性は完全に消えてしまいました。

ズブウ、そんな音が聞こえてくるような気がしました。
「あああああああっっ!!」
私の一物が完全に妹の中に消えたとき、妹は甘い叫びを上げて縛られた身体をのけぞらしました。
「由紀、由紀、由紀!!」
獣と化した私は、ただひたすらに妹の中を突き上げます。
「あっ、あっ、あっ」
私が一突きするたびにそのリズムに合わせて妹は嬌声を上げ続けます。
そのときの私の目には妹しか映っておらず、私の頭の中は妹の身体を貪ることだけしかありませんでした。

そんな獣のような交わりは、あっけないほどにあっさりと終わりを迎えようとしていました。
この妹とのセックスが初体験だった私は、自分の快感をコントロールする術を持たず、
妹のきつい締め付けも加わって、惨めなほどの早さで妹の中に欲望の証をぶちまけてしまいました。
「ああぁ……」
なんとも情けない声を上げながら射精してしまった私の一物を妹は変わらず締め付けてきます。
「あぁ、お兄ちゃん、もっと……」
そんな妹の声を聞くと、一度放出してしまった一物に再び力がこもっていくのを感じました。

十六.

それからしばらくの記憶はほとんどありません。
ただ、何度も欲望を放出し、その度に力を取り戻しては再び射精する。
それを繰り返して、最後には下半身に痺れたような鈍痛を残し、
まったく反応しなくなるまで背徳の行為にのめり込んでいきました。
いったい幾度妹の中に己の欲望を吐き出したのか、まったく覚えていません。
出したと思っても、妹の甘い泣き声を聞いた途端に力がみなぎり、また妹を犯す。
その繰り返しでした。

再び記憶が戻っているのは、私が溜まりに溜まった欲望をすべて吐き出し、
疲れきった身体を床の上に投げ出すようにしてベッドから降りるときのことです。
私が妹との結合を解くとき、私は見てしまったのです。
妹の悲しそうに滲む目を。
そして次の瞬間、私は妹がもうすでに私の手の届かないところに行ってしまったことを悟ることになりました。
ベッドから降りる私と入れ替わるように、近藤が妹の方へと近づいていきました。
そして、そんな近藤の動きに気付いた妹は近藤に視線を移すと、
今までどれだけ欲しくても手に入らなかった玩具を手に入れたときのように嬉しそうに、
しかし、淫らな笑みを浮かべたのです。

その妹の顔を見たとき、私はそれまで築いてきた私と妹の兄妹としての絆とか愛情とかいったものが、
すべてこなごな砕け散ったことを思い知らされました。
そして、あれほど愛しかった妹がもう戻ってこないことを理解していたのです。

その後、近藤は母が帰ってくる直前になるまで我が家のいたるところで妹を犯し続けました。
普段、家族が団欒の場を過ごすリビングで四つん這いにした妹をバックから犯し、
風呂場に連れて行ったかと思うと、妹の後ろの穴に浣腸を施して便意に苦しむ妹を犯しながら排泄させ、
腹が減ったと言っては、妹に夕ご飯を作らせながらキッチンで犯し、
食事をするときでさえ、椅子に座った自分の上に妹を跨らせて、犯しながら食事をしました。
そして、妹はそんな数々の責めに対して、淫らな反応を示し、数え切れないほどの絶頂を迎えたのです。
私はその一部始終をどうすることもできずにただ見つめていることしかできませんでした。

近藤は私にこれまで妹に仕込んできたことをすべて見せるかのようにして妹を犯し続け、
夜遅くになって妹がほとんどなんの反応もしなくなった頃に帰っていきました。
我が物顔で妹を蹂躙した近藤が去ったあとには全身を白く汚してボロボロになった妹だけが残され、
私はそんな妹を風呂場に連れて行き汚れた身体をきれいに洗ってやることしかできませんでした。

「……お兄ちゃん、ゴメンね」
全身を優しく撫でるようにして汚れを落とし、二人一緒に温かい湯を張った湯船に浸かっていたとき、
妹はポツリと漏らしました。
私はそんな妹に対してかける言葉もなく、ただ背後から華奢な身体を抱きしめることしかできませんでした。
それから私たちは時が経つのも忘れ、二人で抱き合っていました。
静かな風呂場の中には妹の啜り泣く声がかすかに響き、私も声を殺して泣いていたのです。

翌日、私と妹との間には昨日までとは違う空気が漂っていました。
表面上は普段と変わらない兄と妹だったと思います。
しかし、私にはそんな妹の様子も、私自身の表情や言葉もすべて中身もなにもない、
ただの演技であるということはわかっていました。
同じ食卓に着いている母も、どこかおかしな雰囲気を感じているのでしょう。
私たちに気を使うような素振りが見られます。

【近親相姦】焼き鳥屋の帰り…【体験談】

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彼女と焼き鳥屋に行ったあと公園で盛り上がっちゃって…
最初はキス
そしてディープキスになって彼女のオッパイさわりはじめて直にオッパイ触って、
そしたら彼女がオッパイだして舐めてって
そのうち彼女のアソコをに手を入れて…そしたら彼女がガマンできなくなってとうとう立ちバックで公園でやっちゃいました
何人にも見られたけど気持ち良くて熱いのがたくさんでたぁ
お互いにあの時のエッチを思い出して一人エッチしてる


【近親相姦】かなり美人のJCのしいと【体験談】

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スペック:15歳JC 身長155cmくらいのスレンダーな感じ
まだが年齢認証とか無くてフリーダムだった時代。
6年くらい前に知り合った。
モーニング娘の石川りか似のかなりかわいい子だったんだが、
服と化粧はギャルっぽかったですね
歳をごまかしてバイトしてるとのことで、バイト先の池袋で会った
当時俺も池袋でバイトしてたので、バイト先に会いに来てくれた
バイト仲間が「おい!俺が話してる女レベル高えぞ!」
「てめえ俺!仕事しろや!!」とか言ってたのを覚えてる
それくらいかわいいJCでした
バイト上がって9時からしいと会ってメシを食いに行く
こんな時間まで遊んでて親に怒られない?と聞くと
「親は何時に帰っても何にも言わない。学校もほとんど行っ
てない」とのこと
「バイト先のみんなとも上手く行かなくてー」

しいはレストランで働いていた。バイト仲間との集合写真を
見たが、なるほど一人浮いている。
金髪だし美人なので、年の近い奴らには近付き難い雰囲気に
見えるのかもしれない
メシの後はカラオケに行った
カラオケはキツかった
いや本当にキツかったorz
当時22歳の俺だが15歳のJCとこんなにジェネレーションギャッ
プがあるとは思わなかった。彼女の歌う歌が一曲もわからな
かった
しいが楽しそうに歌っているのがまだ救いだった
「カラオケ来るの久しぶりだし超楽しい♪」
途中から俺は完全に聞き役に徹していた
テンションが上がったしいは「私も飲むー!」と言ってサワー
を注文した
ゴクゴク飲み干す、しい。おいおい大丈夫かJC…
案の定ソフアーでグースカ寝てしまいました
さっきまでの賑やかさが嘘のように部屋は静かになった
呼びかけても死体のようにピクリとも動かないソファーに横
たわるJCと、タンバリンを持ったまま呆然とする俺。なにこ
の画
落ち着いてタバコを吸いながらこのあとどうするかを考える
大人っぽく見えるとはいえさすがに10代にしか見えないし、
この時間(23時頃)にあまり繁華街を連れて歩きたくない
泥酔JCを連れて歩き回ってたらお縄余裕ですorz
帰してもいいんだがこの状況で一人で帰れるとも思えん
うーむ…
しかたない
俺はしいをおんぶして、両手にしいの荷物を持って、タクシー
で西口のホテルに向かった
ちなみに俺は泥酔女はあまりお持ち帰りしたくない
性欲はもちろん否定しないが、俺が「即日セクロス」に求め
てるのは、「さっき会ったばかりの子を、セクロスOKと決心
させるまでの過程」がたまらなく楽しいからだ
もちろん酔ってるところを無理矢理襲ったりもしない。それ
じゃつまらないしね
なのでホテルに入ってももちろん手をださない
つもりでしたorz
しいをベッドに下ろし水を飲ませる。しいは気持ち悪そうだった
しい「…何ここ…ホテルじゃん…」
俺「そ。あんまり気持ちよさそうに寝てるから置いて帰ろう
かと思ったよ」
しい「うわ最低…何にもしないでね。しいあっちで寝るし」
俺「酔っ払いJCなんて襲わねえよwベッドで寝てろ」
しいは水をゴクゴク飲んで寝てしまった
ミニスカだったのでこっちからはパンツまる見えだったが、
イカンイカン条例違反…と自分に言い聞かせ、しいに布団を
被せ一人でシャワーに入った
風呂から上がってベッドに座りビールを飲みながらテレビを
見ていたら、いつの間にか俺もウトウトしてしまっていた
気付くと横になっていて、目の前にしいの寝顔があった
寝ぼけながら体を起こし、しいの頭を撫でた
しいもむにゃむにゃいいながら起きたようだ
しい「頭撫でられるの、スキ」
俺「そうですか、そりゃよかった」
しい「お兄さん優しいね。運んでくれたし何にもしてこないし」
俺「ヘタレとも言います」
返事が帰ってこない。また寝るのかと思い、キスをした
ニヤッと笑った笑顔がたまらなくかわいかった
ええ…ここまで紳士ぶって「泥酔女は襲わない(キリッ」とか書
いてましたよ…
JC相手に大人の男っぽく振る舞ってましたよ…
逆に格好悪いMAXですが、もう限界です
「しいさんごめんなさいm(._.)m自分もう我慢できませんm(._.)m」
しい「ええ~…ムリ…マジでムリ…てかサイアク…」
俺「そんなこと言うなや(T_T)ええ…最低ですよ…」
会話しながらもテキパキと服を脱がしていく俺
しいは抵抗していたようだが、もともと細い上に酔っている
ので全く力が入っていない
ブラのホックを外しシャツをまくりあげ、胸を撫でるとビクッ
と身体をよじらせた
しい「もう本当に…嫌だって~…ホントにやめてよ~…」
さすがにもう止まらない
キスをしながら胸をさわり、パンツを下ろした
しいはまだ力無く抵抗している
俺は初見の相手を舐めることはほとんどしないが、
しいの綺麗な柔らかい白い身体に吸い寄せられるかの様に、
パンツを脱がし、しいの秘部を舐めはじめた
しいは俺の頭を抑えつけながらまだ抵抗している
身体は敏感で、しいはみるみる濡れていった
「ヤダってばもう~…!」
よがるほどに力を無くしていくしい。俺はゴムをつけしいの
足を開いた
「入れるのは本当にダメ。ムリ。やめて…」
ゆっくりと、本当にゆっくりと挿入した
しいは濡れまくっていたが、本当にキツくて、ゆっくりとし
か挿入できなかった
そのままゆっくりと腰を動かす。上半身の抵抗と違い、しい
のそれは俺を逃がさないかのように強く締め付けた
ゆっくりと突くたびに俺の腕を握るしいの手に力が入った
次第にしいは喘ぎ声しか発さなくなった
痛そうで心配で、俺はずっとゆっくりと動き続けた
しいはシーツをにぎりしめ枕で顔を隠した
突く度にビクッ、ビクッとしいの細い体は反応した
30分くらい続けただろうか、しいの反応が大人しくなり、俺も果てた
しいはしばらく動かなかったが、枕をどけ「はぁ~…」と大
きく溜息をついた
しい「すごかった…何回イッたんだろ…ゆっくりのやつ初め
て!」
俺「そうですか、そりゃよかった」
しい「ねえ、ゆっくりだとキモチイイの?」
俺「うーん、人によるんじゃないかねえ」
しい「もっとしたい!」
ええっw(゚o゚)w
俺は回復が遅い方なので困った
しいは一生懸命俺のをしごいたり、先をチロチロ舐めたりし
ている
だが何分まだJCなので取り扱い方に慣れていないようだ
俺はしいの尻をこちらに向けさせ、指一本しか入らないしい
を弄りながらようやく回復
しいは楽しそうにゴムをつけ「後ろからがいい♪」と言うの
でバックから挿入
イく度に突っ伏し、「もっと…」と求めてくる
俺が果てても「抜いちゃダメ!」と抜かせてくれない
結局フロントからゴムを持ってこさせ、朝まで五回スローセ
クロスをさせられた
しいは俺というより俺のスローセクロスがとてもお気に入り
になったらしく、それからも何度か連絡が来てホテルに行っ

しいは美人さんなので連れて歩くのにはいいが、
セクロスはかなり体力を使う&「一回セクロスした超絶美人
より新規のちょいブス」の考え方の俺とはあまり合わず、自
然消滅していった
おそらくもっと気持ちいいセクロスを発見したんでしょう
今はどんないい女になってるか気になりますけどね

【近親相姦】今日俺が一人で近所の公園でリフティングをしてたら【体験談】

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<>1名前:U-名無しさん投稿日:05/01/1719:32:04ID:6K1dKKyx,<>
いきなり2人組の外人が俺のボールをかっさらって
「カモン、ボーイ」
と言って、笑いながら手でチョイチョイってやった。
俺はカチンときたのでボールを取りに行った。
ボールを保持してる外人はフェイントをかけるような仕草をした。
俺はあっさりとひっかかり、かわされた。
なおも取りに行こうとすると、外人はもう一人の外人にパスした。
それから俺はしばらく二人にもてあそばれて、一度もボールに触れる事が出来なかった。
10分ほどすると、外人は満足したのか俺にボールを渡して二人で高らかに笑いながら去っていった。
その後姿を俺は呆然と見詰めた。
お尻がプリッとした、可愛らしい女の子達だった。友達になりたいと思った。

その翌日、俺は学校に行った。
ずっと遠征だったから、ずいぶん久しぶりだ。

学校に着くとみんながよってきた。
「すげえ活躍だったじゃん」
「これでぜってえ、次のU-18アジア予選も代表に呼ばれるよ」
軽く受け流すと、タカシの顔が見えた。サッカー部の仲間だ。
輪から抜け出して、タカシに声をかける。
「大活躍だったな」
サンキュ、と礼を言っておく。
しばらく留守中のチームの様子などを話していたが、
ふとタカシに昨日のことを話してみた。
タカシは呆れた顔で、
「お前、外人の男と女の見分けもつかねえのか?
 自分が周りになんて呼ばれてるのか知ってるのか?
 「超高校級のテクニシャン」だぞ。
 お前を手玉に取れる女なんているわけないじゃんか」
いや、でも、と俺は心の中でつぶやいた。
出るところは出ていたし、あれはどう見たって女だって。

そういえば、とタカシがつぶやいた。
「今日、うちの学校に転校生来るらしいぞ」
「へえー。男か、女か?かわいい子ならいいなあ」と
脳天気に言ったところで、ふと予感がする。
「まさか、外人の女だなんていわないよな?」
タカシは何もいわなかったが、
こっちを見返したその目が雄弁に返事を教えてくれていた。
「いまどき、そんな都合のいい展開、才能のない漫画家でもつかわねえぞ。
 そんなドラマみてえに話が進んだら世の中苦労いらねえよ」
でも、事実は小説よりも奇なり、という言葉も世の中にはあるのだった。

「今日からうちのクラスで勉強することになった・・」
担任の声を聞きながら俺は呆然としていた。
これじゃほんとにどっかの漫画だ。
担任と並んでたっているのは、まちがいなく、
昨日の二人組みの片割れだった。
担任に促されて自己紹介をはじめた。
といっても日本語がたどたどしいのでよく聞き取れない。
担任の説明もあって、名前をモニカということ。
父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフであること。
ずっとアメリカにいたが、父親の転勤で日本へきたということがわかった。
最後ににっこり笑って
「シェ、シュミハfootballです。イッショにplayしましょう」
手に持った紙を見ながらいっている。
どうやらここだけ事前に紙に書いて準備してきたらしい。
俺が腕組みをしていると前に座っているタカシが振り向いた。
「もしかして、ほんとにあいつなのか?」俺はうなづいた。

俺がじっとにらみつけていると、
視線を感じたのか彼女の目が俺と合った。
そして、「ハーーーイ!ボーーーーイ!」と大声で俺に手を振った。
クラスのみんなが何事かという顔で一斉に俺を見た。
これだから外人はいやなんだ。
俺はどうしようもなく、そのままぶすっとしていた。
「なんだ、お前ら知り合いなのか。
いろいろ困ったときはめんどうみるんだぞ」
担任が訳のわからないことをいって、転校生の紹介は終わった。
彼女の席は一番後ろになった。俺も一番後ろだ。
歩いてくるモニカを見てみると、結構かわいい。
胸もでかい。同級生でも十分でかいやつもいるけど、
なんつうんだろ、中に詰まってるものが根本的に違う感じだ。
胸もケツもやっぱり迫力がある。でも決してデブではない。
席に着くときモニカが俺のほうをちらっとみた。
俺が見ているのに気づくと、にこっと笑って指をクイクイと動かした。
またかかってらっしゃい、いつでも相手してあげるわよ、ということか。
くそったれ、むかつく女だ。




 2005年2月上旬。都内のあるビルの一室。
 二人の男の姿があった。

 ビデオを見終わると、うーんと一声唸って小熊は腕を組んだ。
 隣では、アシスタントコーチの滝沢が同じように渋い顔をしている。
 こいつとももうずいぶん付き合いが長い。小熊は唐突にそんなことを思う。
 滝沢とは同じ高校だった。学年は滝沢が小熊より二つ下になる。
 正直、ここまで付き合いが続くとは思わなかったな・・・
 けど卒業から30年近くたった今、ふたりは
 U-20日本代表の監督とアシスタントコーチとして、
 狭い部屋で男二人顔を突き合わせてビデオを見ている。
 「そう簡単に見つかるものじゃねえよな」
 小熊の言葉に「だな」と滝沢が同意した。
 「だがいまのままじゃワールドユースじゃ戦えないのも確かだ」
 滝沢が黙ってうなづく。

 二人が頭を痛めているのは、中盤の核となる選手だった。
 FWは平山を軸に森本、カレンである程度の目処が立った。
 DFも決して十分ではないが、増嶋を中心になんとか闘えるレベルにはなった。
 問題は中盤だった。期待していた選手が怪我で使えるめどがたたず、
 彼らを欠いたU-20代表は最近の試合でまったく精彩を欠いていた。
 中盤を完全に制圧され、ゲームを組み立てることができない。
 このままじゃ間近に迫ったワールドユースでグループリーグ突破もおぼつかない。
 そのため、ふたりは新たな戦力はいないかと、Jリーグやユース大会のビデオを
 目を皿のようにして片端から見ているのだが、ピンと来る選手はいなかった。
 小熊が考える日本のサッカーには、チームの軸となる中盤の選手が不可欠だった。
 パワーで欧米に、スピードとしなやかさでアフリカに、そして個人技で南米に。
 それらの部分では世界のライバルにひけをとることは、
 日本人の肉体の特性もあって否めない事実だ。

しかし日本には日本のよさがある。日本人のよさ、それは組織だ、と小熊は考えていた。
 往々にして組織は個を殺す。そのリスクは小熊も十分身にしみている。
 個の重要性については、ここ数年若年層の大会で代表を率い、
 世界と対峙して苦杯をなめてきた自分がもっとも痛感しているとさえ思っている。
 しかしそれでも日本人でチームを作る以上、組織をないがしろにはできない。
 南米勢のように、技量に優れた選手をセレクトしてフィールドに送り込めば
 チームとして自動的にバランスがとれる。日本人はそういう民族ではない。
 あくまでも組織の上に個の力を乗せるのが日本のサッカーだと考えていた。
 そのためには、やはり中盤で負けることだけは許されない。
 バランスのとれた技量を持ち、できるならば十分なキャプテンシーを持つ選手がほしい。
 前回は今野がいて小熊の考える中盤を支え、かつチームの軸となってくれた。
 誰かいないのか・・と小熊の考えはまた最初に戻ってしまう。

 「ところでよ」と不意に滝沢が口を開いた。「お前、このあと暇か?」
 「なんだ唐突に。まあ今日は家帰ってもビデオ見るくらいだから暇だが・・」
 「なら、埼玉まで行かないか?」
 「さいたま?」小熊は聞いた。「なんでまた?」
 「ほら、いま代表が最終予選の直前合宿やってるだろう?」
 小熊はうなづく。最終予選の初戦を一週間後に控えた日本代表は、
 初戦の会場となる埼玉スタジアムで合宿を張っているはずだ。
 「今日は練習試合で、ほら、岩崎のとこと試合やるらしいんだよ」
 ふふんと小熊は納得する。岩崎はいまは公立高校のサッカー部の監督だが、
 小熊たちと同じ高校だった仲だ。学年は滝沢と同じ。
 小熊が三年のとき、小熊をエースFWに、中盤に滝沢、岩崎の一年生コンビを配して、
 彼らの高校は冬の選手権を制したのだった。
 小熊が卒業した翌年は、二人が主力となって選手権連覇を達成した。
 大学を出ると教師の道を選んだ岩崎は、サッカー部を指導するようになり、
 何年か前に、スタジアムの近くにできた新設校に異動になって、
 そこでもサッカー部の顧問を勤めている。
 優遇措置のない公立高校なので選手集めには苦労していて、
 まだ全国大会の出場経験はないらしいが、
 それでも最近は県大会でコンスタントにベスト4に入るようになったらしい。
 この前の正月、岩崎からの年賀状に
 「今年は期待できる選手がそろいました。全国狙います」と
 書いてあったのを小熊は思い出した。

 「そっか、久々に岩崎の顔でも拝んでやるか。それにしても熱心だな」
 小熊が言うと、滝沢がにんまりと笑った。小熊は、ん?といぶかしんだ。
 滝沢がこういう顔をして笑うときはたいてい裏がある。
 長い付き合いだ、それくらいはすぐわかる。
 「ただの練習試合なら俺もわざわざ見に行ったりしないさ。
  今日の試合には、あっと驚く仕掛けがしてあるんだよ」
 仕掛け?代表の練習試合でなにを仕掛けるんだ?
 「なんてったってキャプテンも一口かんでるらしいからな。
  かんでるというよりは黙認という形らしいが・・・」と楽しそうに笑う。
 「キャプテン?川内さんが?いったいなんのことだ?」
 猪突猛進で有名な小熊の勢いをいなすように、滝沢は手をひらひらさせて
 「それはいってみてのお楽しみさ・・とりあえずさいたまへいってみよう。
  小熊さんならまちがいなく食いついてくると思ったよ」

 俺はスパイクの履き心地を確かめる。そして首をぐるっと回して周囲を見る。
 金網に覆われたさいたまスタジアムの練習グラウンド。
 平日の昼間だというのに、結構な数の人が金網を取り巻いている。
 カメラを抱えたマスコミも多い。もちろんお目当ては反対側の
 サイドに座っている彼らだ。
 俺はもう一度、その集団を見る。手前にいるのは褐色の肌。アレックスだ。
 その奥に見えるのは宮本。生で見るとほんとにほれぼれするほどかっこいい。
 追っかけが黄色い悲鳴をあげるのも無理はない、と思う。
 その宮本と何かを話しているのがジーコだ。身振り手振りで何かを示している。
 おそらくこの試合で、試しておきたいことを確認しているのだろう。
 それ以外に顔が確認できるメンバーを数えてみる。
 加地がいる、松田がいる。松田のくつろいだ感じをみるとスタメンではないのか。
 その他にも小笠原、川口、田中誠・・・そうそうたるメンバーだ。
 彼らが日本代表だ。
 日本のサッカープレイヤーの、サッカーを愛する人の、夢と希望を背負う日本代表だ。
 そう思うと反対側のサイドからオーラのようなものを感じはじめた。
 俺はそれを首を振って振り払う。そんなのは関係ない。ピッチにたつ以上は対等だ。
 全国にでたことのない無名の弱小高校でも、ピッチにたてば同じプレイヤーだ。
 俺たちにも今日は大切にしたい意地がある。

 俺たちは監督のまわりに集まる。
 監督が改めて今日のスタメンを確認する。
 「ゴールキーパーは代表の楢崎さんが助っ人で入る。DFは・・」
 DFはうちのレギュラー陣の名前が順調に呼ばれる。
 うちのチームは4−4−2のシステムを採用している。
 中盤は4人が横に並ぶ。俺のポジションは真ん中の右。攻撃的な役割を担う。
 「MFは左に山口、右に田中、真ん中の右に樋口・・」
 順当に俺の名前が呼ばれる。
 「そして今日は左にモニカに入ってもらう。いいな?」岩崎がモニカを見つめる。
 モニカが力強くうなづく。けど「OK」と返した声が少し震えてた気もした。
 「FWは高田、そして田村。以上だ」最後に名前を呼ばれたタカシが気合を入れる。
 「今日は日本代表との試合だ。細かくいうことはない。ただ」
 一度、岩崎は言葉を切って
 「勝つつもりでやれ。
 可能性は極めて低いが、このチームはそれができるだけの力がある。
 俺がいままで監督やってきた中でも、このチームは一番可能性を感じるチームだ。
 確かにまだ俺たちは全国大会にもでていない。
 しかし、お前らの潜在能力は、高校のトップクラスにも、
 Jのユースにも負けないものがある。
 だが、ぼうっとしていればそれは可能性のままで終わってしまう。
 だから今日の試合からひとつでも多くのことを学べ。
 一分一秒を大切にプレイしろ。そして相手よりも常に一歩でも多く走れ。
 技術では負けても絶対に気合負けだけはするな。」

 「すいません、そろそろお願いします」
 俺たちに声がかけられた。サッカー協会の人なんだろうか。
 その人の後ろから一人走ってきた。楢崎さんだ。
 「楢崎です。今日はよろしく」近くで見るとやはり大きい。
 よろしくお願いします、と俺らは素直に頭を下げた。
 俺たちを笑顔で見渡していた楢崎さんが、突然ぎょっとした表情になった。
 視線はモニカで止まっている。
 「ご、ごめん、もしかして君は女の子・・かな」
 モニカはもう慣れた、というようににっこり笑う。
 この一ヶ月で見る見るうちに上達した日本語で、
 「モニカです。今日はヨロシクおねがいシマす」
 よ、よろしく・・と返した楢崎さんはまだなにか聞きたそうだったが、
 試合の始まりが近づいていた。
 キャプテンの山口が今日の戦術を確認する。
 モニカがいる以上、今日はちょっと工夫しなければいけない。
 でも、みんなの意思統一はばっちりだ。やるべきことをやってきた。
 気合だってひとり残らずぱんぱんに詰まってる。
 大丈夫、これなら絶対いい試合ができる。いける。

 ピッチの中央で整列する。うちのやつらがきょろきょろと落ち着きがない。
 無理もない。サッカーをやっている高校生にしてみれば、
 プロというのは憧れだ。それが代表なら言うまでもない。
 でも、俺はゆっくりと左から右へ相手を見渡してやった。
 大丈夫だ、力んでもいないし落ち着けてる。
 よく見ると代表の面々がモニカを見てびっくりしているのがわかる。
 みんな鳩が豆鉄砲をくらったような表情だ。
 モニカの正面にたった加地さんなんか、
 モニカを見たまま口が少し開いたままになっている。
 礼をして解散になっても、モニカを見ながら何人かの選手が話をしていた。
 何を言ってるかは聞こえなかったが
 「なんで女がいるんだよ?」ぐらいのことを話しているのだろう。
 選手がそれぞれのポジションに散らばっていく。
 キャプテンの山口がコイントスでボールをとったらしく、うちのキックオフになる。
 FWのふたりがサークルの中に入って、審判の笛を待つ。

 俺は反対側のサイドに目をやって、メンバーとポジションを確認する。
 今回も海外組の早期召集はかなわなかった。
 ジーコは連携不足に苦しめられた昨年の苦い経験も踏まえ、
 国内組中心の布陣で、北朝鮮戦に臨むことを公言している。
 システムは最近定着している3−5−2でまちがいないだろう。
 GKはアジアカップでの鬼神のような活躍が記憶に新しい川口。
 DFは田中、宮本、中澤。高さと技術を兼ね備えたメンバーだ。
 ボランチに遠藤、福西。左にアレックス。右に加地。
 このふたりの起用はもはやジーコの信念といっていい。不動のメンバーだ。
 トップ下に小笠原。中村俊輔とのポジション争いが騒がしい昨今、
 レギュラー奪取へ今日も気合の入った表情をしている。
 FWは鋼の肉体を持つ鈴木と抜群のスピードを持つ玉田。
 これがアジアカップを制したアジア最強の、
 ワールドカップを争うアジアのライバルたちが恐れる日本代表だ。

 審判が笛を吹いて試合が始まった。
 タカシが後ろを向いてボールを下げた。俺の足元にボールが転がってくる。
 それをダイレクトで左へ。芝を転がるボールをモニカがトラップする。
 今日はポニーテールにまとめた金髪、大きく存在感を誇示する胸。ぷりっと丸い尻。
 どこからどうみてもナイスバディの女の子だ。
 はじめて着るうちの白いユニフォームもなかなか似合っている。
 冬用で生地が厚いし、アンダーも着ているからブラが透けないのが残念だ。
 ボールを持ったモニカは睥睨するように周囲を見渡した。
 あ、雰囲気あるな・・と俺は思う。口で上手く説明するのは難しいけど、
 すごいやつはたまにボールを持ってるだけで、
 なんかオーラみたいなものを感じることがある。
 足元にボールを収めたモニカの堂々とした立ち姿は、
 彼女が今日の試合で「お客さん」なんかじゃないことを雄弁に物語っていた。
 モニカの存在に気づいた周囲の観客から、一斉にざわざわとしたどよめきが起こる。
 モニカがそんな外部のとまどいを気にすることなく、
 落ち着いた足捌きで、ボールをいったんDFラインに下げる。
 そのボールをCBの内藤が大きく前線へ蹴りこむ。
 ボールを追ってタカシが小笠原を背後に背負いながら走る。試合の始まりだ。

 「どういうことだ、いったい!」小熊は思わず口にしていた。
 「女じゃねーか。岩崎のやつ、何考えてんだ?大切な代表の調整だぞ」
 そこまで口にしたところではっと気づく。
 隣に座る滝沢をみると案の定にやにやしている。
 「これか、お前の言ってた仕掛けというのは。
 それにしても代表が相手だぞ、ばかにするにもほどが・・・」
 そこでまたはっと思いあたる。
 「お前、キャプテンが・・っていってたよな。
 ということは、女がでてくるとキャプテンも知ってるんだな?」
 滝沢は相変わらずにやにやするばかりでなにもいわない。
 さらに滝沢を問い詰めようとしたところで、
 おや小熊さんじゃないですか、と後ろから声をかけられた。
 声の元を振り返ると「上島さん・・」
 優しい表情をした上島の姿がそこにあった。なでしこジャパン監督。
 昨年、女子代表を五輪に導いたことで、一躍その名は有名になった。
 一時はJの監督へ転出するとの噂だったが、引き続き今年も指揮を執ることになった。
 「上島さんまで来てるなんて・・おかしい。ますます怪しい。
  いったいどうなってるんだ。おい、滝沢、早く言え」
 まあまあ、と滝沢はいつものあいまいな笑いを浮かべると、
 「とりあえずじっくり試合を見ましょうよ。
  結構いい試合になりそうな気がするんですよ、この試合は・・」

 鈴木の足元にこぼれ玉が入った。エリアの外。
 「囲め!囲め!」誰かの声。いわれなくたってわかってるよ、と
 俺は後ろから挟み込みに行く。
 シュートコースはセンターバックの内藤がしっかり切っている。
 だが、その状態から鈴木は強引にターンして右足を振りぬいた。
 一瞬ひやっとするがキックはボールの芯を食わず、
 シュートはゴールの脇を力なくそれていった。
 俺はベンチの下級生に声をかけて時間を確認する。15分経過です、と返事がきた。
 よし、第一段階はクリアだ。
 俺たちはキャプテンの山口の指示に従って、ここまで守備偏重の布陣をしいていた。
 DFの4枚に両サイド、そして俺まで引き気味になっての実質7バック。
 幸いになんとか無失点でここまではきている。

さすがに代表は違うな、というのが試合がはじまってみての正直な感想だった。
 大事な試合の前の調整目的ということもあって、
 覚悟していたよりは接触プレーの機会は少なく、スタミナを削られずにすんでいる。
 しかしトラップをはじめとしたボールコントロール、狭い地域でのボール捌きの確かさ、
 そしてスピード、ひとつひとつの判断の早さ。
 やっぱりプロは違うんだな、というのが偽らざる実感だ。
 けど救いは、俺も最近は毎日モニカのテクニックを見ている。
 だから代表のプレイを見ても必要以上にびびることはなかった。
 モニカのテクニックはこいつらにだってひけをとってない。
 ボール扱いだけならプロとも遜色ないモニカの怪物っぷりを改めて痛感した。
 まったくなんて女だよ、と俺は心の中で呟いた。

 さてもう、みんな緊張も解けたことだろう。
 代表のスピードにもとりあえず少しは慣れたはずだ。
 ひきこもりまくっての0−0が俺たちが欲しい結果じゃない。
 「15分経過だぞー」俺はみんなに大声で叫んだ。
 それは単なる時間経過を知らせる声ではない。
 俺たちのシフトアップの合図だ。
 ゴールキック。タカシが落下点に入るが、福西のほうが高い。
 ヘディングでボールが跳ね返される。
 小笠原が胸でトラップするが、すかさずFWの高田がへばりつく。
 この時間からは前、前でプレスをかけていく。
 ボールの動きが落ち着かない。
 誰の足元にもボールが納まらず、ハーフウェーラインをはさんでボールが行き来する。
 このボールはとりたい。とって相手陣地へ攻めこみたい。

 その願いが通じたのか、俺の前でボールを受けた玉田のトラップが少し流れる。
 そこをいいタイミングでボールをかっさらうことができた。
 そのままスピードを上げて相手陣内へ入る。すばやく首を振って、周りの動きを確認。
 みんなわかってるじゃん。
 高田とタカシはDFの前で、少しでもギャップを作ろうとかく乱している。
 右の田中が俺の斜め前、モニカが俺の左斜め前、少し距離があるとこを走っている。
 引きこもりはもうおしまいだ。これからは打ち合いだって覚悟の上だ。
 チェックに来る福西。俺は左にボールを少し長く蹴り出して、
 一気にスピードで振り切る。
 俺がまったく躊躇せずに来るとは思ってなかったのだろう、福西の反応が遅れた。
 体を入れられかけるが身をよじってなんとか交わす。
 目の前にスペースがある。そのままドリブルで突き進む。ペナルティエリアが見えた。
 遠藤が左からスライドしてきて、内を切ってくる。
 ぎりぎりまでひきつけて、小さめのモーションで左のアウトサイドでパス。
 遠藤のマークが外れたモニカがフリーだ。

 モニカは間髪いれずそのボールをダイレクトで前にはたく。
 グラウンダーで、エリアのわずかに外にいる高田の足元。
 高田は田中誠の前、ラインすれすれで待っている。
 高田は自分の左側にいる田中に背を向けて半身に開き、
 ボールを右足に引っ掛けて運んで、DFの網をかいくぐろうとする。
 田中誠が前をふさぎにいく。高田が転ぶ。そのとき、笛が鳴った。
 ファールだ。流されててもあまり文句は言えなかったが、うちにとってはありがたい。
 エリアすれすれだったが、フリーキックの判定。さすがにPKというのはおしが太い。
 田中誠が苦笑いしながら審判になにかいってるが、当然審判は無視する。
 すばやくモニカとアイコンタクト。意思が通じる。
 田中さん、余裕だな。でもこのキックが終わった後でも余裕があるかな。

 俺はわざと時間をかけてゆっくりとボールをセットする。
 位置はペナルティエリアのわずかに外、俺たちから見てゴール正面やや左。
 テレビ中継があれば今頃アナウンサーが
 絶好の位置でのフリーキックです!と叫んでいることだろう。
 ボールの右にモニカ、左に俺が立つ。
 モニカの左足でゴール右へ巻くか、俺の右足でゴール左を狙うか。
 この位置のフリーキックじゃお約束みたいなものだが、壁が近い。
 審判に抗議すると、心持ち下がったがほとんど変わらない。
 本気で気にしてたわけじゃなかったので、別にかまわなかった。
 俺はふと横のモニカを見て、なにか変な仕草をしてるのに気づいた。
 右手で股間を軽くおさえるように何度か叩いている。
 こいつ、なにやってるんだあ?

 ある有名な選手が、緊張したとき自分のアレをぎゅっと握ってリラックスした、
 というエピソードを聞いたことがあるが、モニカもそういう癖があるのか?
 だがモニカが壁のほうを見ながらにやにやしてるのを見て、
 そして壁に入ってる中澤や宮本が、一瞬呆然と、
 ついでみるみるうちに顔が怒りで赤くなるのを見て、その仕草の意味がわかった。
 モニカは、私のフリーキックが当たって、あなたたちの大事なアソコがつぶれないよう、
 しっかり手で守ってなさい、と身振りで示しているのだった。
 顔中から冷や汗が出た。代表に挑発かますとは、まったくなんて女だ。
 こっそり横目で審判を見ると、さっき俺が抗議した壁の距離を
 もう一度確認していて、こっちには全然注意を向けていない。ほっとした。
 審判が二、三歩下がって笛を吹いた。

 モニカがスタート。俺も一拍ずらして動きはじめる。
 しっかりと左足を踏み込んで、蹴る準備。
 だが、それより早くモニカの左足がゴルフのティーショットよろしく
 ボールを刈りとっていった。
 ここまでゴールに近ければモニカのキック力で十分狙える。
 モニカの蹴ったゴールは壁の上をきれいに弧を描いて越えた。
 俺が蹴ると思いこんでいた、壁の面々はまったく反応できない。
 ボールは壁を越えたところで急激に落下し、
 川口が横っ飛びで伸ばす手の先を抜けてゴール右隅に吸い込まれた。
 その瞬間、俺の耳にはゴール裏の金網の向こうに陣取った観客の、
 「うおお」という悲鳴のような歓声が聞こえた。一瞬遅れて審判の笛。ゴールだ。
 モニカが雄たけびをあげて両手を突き上げる。
 俺もガッツポーズ、そしてモニカとしっかり抱き合う。
 無名高校が日本代表から先制点を奪ったんだ、こんな痛快なことがあるか?
 モニカの胸の感触を自分の胸で感じて楽しんだのもつかの間、
 あっというまに俺たちはチームメイトに取り囲まれる。
 おい、もうちょい楽しませろっつーの。

 小熊は思わず立ち上がった。隣で「ぐお」という声を漏らしたのは滝沢か。
 「なんじゃ、いまのフリーキックは・・・すさまじいキレだったぞ」
 「・・・壁を越えてすとん、と落ちましたね。それも半端じゃない落ち方だった」
 滝沢の声も驚きにかすれてる。
 Jでもめったにお目にかかれない弾道だった。
 あのクラスのFKを蹴れる日本人はいったい何人いる?
 比喩じゃなくてほんとうにケツが浮いたぜ、まったく・・・
 ふたりともそのまましばらく言葉が出ない。
 フィールドではボールが中央に戻され、試合が再開された。
 だがそこかしこに今の強烈なフリーキックの余韻が漂っている。
 代表の選手も、毒気を抜かれたような、それとも夢でもみたような、
 いま見たものが信じられないというふわふわ感が抜けていない。
 ゴール裏にいたお客さんはいいものみたな、と小熊は思う。
 あれは金払ってでも見る価値がある。
 できるなら俺もゴールの裏でいまの弾道を拝みたかった。

 「しかしまあ見事に決めましたね」
 「代表の連中、油断してたからな・・」小熊は振り返る。
 「あのお姉ちゃんがあれだけ左が蹴れるとは、
 いまの15分ちょっとの時間じゃわかりっこないだろう。
 ロクにボールにも触っていなかったしな。
 おまけにボールをセットしたのはあの男の10番だったし、
 お姉ちゃんが先に走り出せば、お姉ちゃんはダミーで、
 蹴るのはあの10番だって思っちまったのも無理はない。
 川口もいつもに比べれば、最初の反応が遅かった」
 「あの子が蹴るかもしれない、とわかってたら違いましたかね」
 小熊は沈黙する。
 川口なら止めたかもしれない。
 だが、確実に止められたかと聞かれれば、わからない。
 それが小熊の結論だったが、口にはしなかった。

 左サイド、DFが振り切られる。玉田が一気に高速ドリブルでエリアに侵入。
 CBがカバーに行くより早く、玉田の左足が振りぬかれる。ナイフのような切れ味。
 やられた、と思ったが、楢崎さんの体が横に飛んだ。
 そのまま長身の体が地面で弾む。よし、ボールはしっかり体の下にある。
 さすが、代表キーパー。頼りになるったらありゃしない。
 上出来、上出来、いいよ、その調子。とDFを励ます楢崎さんの声が聞こえる。
 そんなことはない。さっきから再三、DFが振り切られている。
 決定機だけで4,5回はあっただろう。それを全部止めているのは楢崎さんだ。
 まあ楢崎さんにしてみれば、4,5回で済んで上等なのかもしれないが。
 とりあえず今日の楢崎さんがアタってるみたいなのが俺たちにとっては救いだ。

 先制点をとったあとは、一方的に攻め込まれる試合展開になっている。
 引いて守る気はないし、先制直後はまだ中盤でのプレスがかかっていたが、
 時間の経過とともにボールが奪えなくなり、
 ゴール前にボールを入れられることが増えてきた。
 こうなるとさすがにうちのDFラインがじりじりと下がりはじめた。
 おそらく時間は30分を過ぎたあたり。
 やばいな、と思う。このままじゃジリ貧だ。前半持ちこたられるか。
 ここは一発流れを変えるようなプレーが欲しい。
 楢崎さんのキック。ボールがハーフウェーラインを越える。
 タカシが落下点に入るが、福西に押えられてきつそうだ。
 先制してから少しずつ向こうの当たりも強くなってきてる。
 タカシもここしばらく、DFが必死で蹴り飛ばす方向の定まらない
 クリアボールを右に左に追っかけ続けてる。スタミナはきついだろう。
 ポストというより福西と競ったタカシの体に当たったボールが
 偶然ではあるがどんぴしゃで俺のところへ転がってきた。
 それを見た右サイドの田中が走る。
 さっきの攻撃で上がっていたアレックスの戻りが緩慢だ。右サイドがあいている。
 体に電撃が走った。これはチャンスになる。

 右サイドへドリブルで進む。田中が俺の前、ライン際を走っている。
 さっきまでタカシと競っていた福西がアレックスの穴を埋めるべく詰めてくる。
 このまま内をきって俺を外へ押し出すつもりか。
 ちんたら考えることは許されない。即座に判断する。
 かといって判断だけ速くても意味はない。
 状況を見極めて適切な選択肢を考えた上で判断しなければならない。
 見る、考える、決める、動く。そのサイクルを最大限のスピードで繰り返し続ける。
 それがピッチに立つという行為だ。
 スペースがなくなる前にフリーの田中にパスを送る。頼む、中澤さん、動いてくれ。
 田中がサイドラインぎりぎりでトラップ。
 「左!左!」「つめろ!つめろ!」「戻れ、戻れ!」声が錯綜する。
 田中にボールが渡ったのを見て、中澤さんがゴール前を離れ田中につく。
 狙い通りだ。

 田中がすばやくボールを横に入れる。
 よくわかってるじゃん。そのとき、俺は福西の左脇をすり抜けている。
 ボールを受ける前にルックアップして中を確認。
 視野の左すれすれでモニカが走ってるのが見える。
 ボールを右足でトラップ。俺と田中のワンツーのような格好になった。
 置き去りにした福西が俺のすぐ後ろから追ってきてる。あの人の潰しは強烈だ。
 本気でこられたらトラックに轢かれたカエルのようになるのがオチだ。
 足元に目がいくのをこらえて、ルックアップ。
 右サイドの田中を見る。DFラインを見ながらライン際で張っている。
 俺の目の動きにつられた中澤は田中から離れられない。すぐ後ろから人の気配がする。
 頼む、わかっててくれ。心の中で祈る。
 左前方へ右足のインサイドでグラウンダーのパス。
 さっき中を見たとき、DFラインの前、遠藤の後ろにスペースが見えた。
 あのときのモニカはそこを狙って走っていたはずだ。
 きっとモニカにもあのスペースが見えている。

 どんぴしゃ。宮本の前のスペースに走りこんできた
 モニカの足元に俺が出したボールが吸い込まれる。
 一瞬、対峙する格好になった宮本があわてる。チェックに行きたいが後ろがいない。
 裏を取られる格好になった遠藤が慌てて後ろから挟みこむ。
 だがお構いなしにそれより早くモニカは左へさらに流す。早い判断。
 またたく間にボールが右サイドから左サイドに移る。
 俺たちの流れるようなパス回しに、周囲の観客から歓声が上がる。
 聞こえてるか、モニカ。あれは俺たちのプレイへの歓声だぞ。
 サイドを転がるボールを受けたのは山口。
 加地が左サイドの攻防に釣られ、やや中に絞っていた分、
 山口にはサイドのスペースが存分に与えられている。
 あいつのあんないい上がり、はじめてみたかも。走りながら俺は思う。
 山口がワントラップ、ライン際まできれこんでから、
 落ち着いてしっかりと中を見てからクロスをあげる。
 いくら代表が相手でも目の前にいなければ、普段の試合と違いはない。
 中央にいいクロスが上がる。ペナルティスポットあたり。川口は前に出ない。
 タカシが宮本相手に懸命にポジションを競っているが、さすがに分が悪い。
 宮本がタカシにわずかに競り勝ってヘディングでクリア。
 だがこの時間はサッカーの神が俺たちについている。

 タカシが競った分、ヘディングのボールに力がない。
 ペナルティエリアの少し外。ボールはモニカの正面へ落ちてきた。
 足元にぴたりと落として、左足でボールを持つ。
 遠藤がすばやくチェックに行ったその瞬間、モニカがついに牙を剥いた。
 左足の裏でボールを後ろに引いて、そのまま右足を軸にターン。
 絵に書いたように美しいルーレット。金髪のポニーテールがきれいになびく。
 刹那の後、モニカは完全に遠藤と体を入れ替えている。
 目を疑う出来事に、さすがの代表のDFも一瞬ボールを見てしまう。
 一秒にも満たないほんのわずかな時間の思考停止。
 だがピッチという戦場では、それが時に命取りとなる。
 そのミスを許すことなくモニカが即座に宮本の横を通すスルーパス。
 俺はDFラインの間を駆け抜けて、一気にエリアに侵入する。
 トップスピードでラインの裏に抜け出た俺の足元にぴたりとボールがくる。
 誰かが手を上げてオフサイドをアピールしているが、旗は上がらない。

 右のインサイドでトラップ。ボールを右足の前に置く。
 川口がおどろくほどの瞬発力でボールに飛び込んでくる。
 早い。すさまじい反応の早さだ。けどまにあわない。まにあわせない。
 コンパクトな振りで、軽く。けれど十分な強さを与えて蹴る。
 俺の足に心地よい感触を残して、ゴールへ飛んだボールは
 川口の手を抜けて静かにゴール右下におさまり、
 ネットを水面に広がる波紋のように、きれいにきれいに波打たせて揺らした。
 審判の笛が鳴る。2点目だ。
 観客からのぱらぱらとした拍手が、俺の耳に届く。
 派手なガッツポーズはしない。代わりに右のこぶしをぎゅっと握り締める。
 モニカからもらったパスの感触が、打ったシュートの余韻が、
 まだ俺の右足に残っている。

 タカシが顔をくしゃくしゃにして飛んでくる。
 「やったな、この野郎」お前、祝福してくれるのは嬉しいけど、力入れすぎ。
 ばしばしと叩かれた頭がひりひりした。
 でも、チームの誰が点を入れても、一番先に飛んでくるのはタカシだ。
 そんなタカシが喜んでる姿を見るのが俺も実は結構好きだ。
 みんながかわるがわる祝福に来る。
 練習試合だから抑え目だけど、なんてったって相手は日本代表だ。
 モニカもきた。「nice shoot!」
 ご褒美のチュぐらいあるかと思ったが、それはさすがに無理な頼みだった。
 代わりに手と手を合わせて喜びを分かち合う。
 目の前でモニカの夏みかんのような胸が上下にリズミカルに揺れた。
 ふと、こういうふうにモニカと一緒に喜べる試合は当分ないんだな、と思う。
 もしかしたらもう二度とないのかもしれない。
 でも感傷に浸ってる暇はなかった。後ろを振り返る。
 まださっきのはラッキーゴールということもできたかもしれない。
 もうそれは通らない。無名のガキんちょどもに
 2点のリードを許した代表のメンバーから熱いオーラが立ち上っている。
 さっきまでと顔つきが違う。男の怒りだ。

 代表のキックオフで試合開始。
 ボールを受けた小笠原がいきなりロングボールを蹴りこむ。
 俺のところだ。見上げて距離を目測。その瞬間、壁にぶつかったような衝撃。
 鈴木だ。鈴木の背中が俺の前に立ちふさがっている。
 熱が、熱さが、鈴木の背中から伝わってくる。怒りの熱だ。
 少し下半身で押してみるがびくともしない。むしろこっちがずり下がっている。
 完璧にポジションをとられている。トラップ際を狙うしかない。
 だがボールは股の間からいれた俺の足の届かない位置にきれいに落とされた。
 くそったれ。なにもできないじゃないか。
 鈴木が上がってきた福西にボールを受け渡す。福西はすぐに左のアレックスへ。
 ライン際でボールを運ぶアレックス。田中が並走する。
 アレックスは一瞬、ドリブルで抜くそぶりを見せたが、
 中央に下がり気味にきれこむと、流れてきた小笠原にパス。
 しまった、俺がついておくべきところだ。
 後ろを振り返ると、鈴木はもう前線に上がっている。
 DFに任せていそいで小笠原の前を切る。
 小笠原は俺に目もくれず、中央に横パス。遠藤が受ける。モニカが対処。
 遠藤はさらに右へ。田中誠が上がっている。
 FWの高田が横から追うが、追いつく前に田中はボールを前へ。加地がひいて受ける。
 そのまま中へ少しドリブルしてすぐにまた中央へ。もう一度遠藤。
 やばい。ボールが回りはじめた。

 遠藤から横パス。小笠原がトラップ。俺がつく。
 小笠原は左にターンしてパス、と見せかけてボールは出てない。フェイントだ。
 すかさずきりかえして右を向くと、右サイド奥へロングボール。
 いつのまにか加地のマークが外れている。
 SBの渡辺が必死に追っているが、あれはクロスが上がるのを止められない。
 加地がしっかりと中を見てからクロス。
 俺は小笠原と絡み合うようにしてゴール前へつめる。
 クロスが上がる。これはボールが来る。小笠原が飛ぶ。俺も飛ぶ。
 小笠原の背中のユニフォームを引っ張ってみるが効果がない。やばい。
 だが、ボールの弾道は俺たちを越えていく。ラッキーと思ったのもほんの一瞬、
 後ろにいやな気配を感じる。見なくてもわかる、鈴木だ。
 鈴木がワントラップして強烈なシュート。コースに飛び込んだ内藤の体がブロック。
 内藤がもんどりうって倒れる。銃で撃たれたような倒れっぷりだ。
 こぼれたボールにアレックスが走りこんでくる。今度は神様は向こうの見方らしい。
 これは俺の役目らしい。しょうがない。スライディングでシュートコースに飛び込む。
 ばちんとすねのあたりに鈍い衝撃。まにあった。
 だがそのボールは今度はゴール正面にいる小笠原のまん前に転がる。
 神様、勘弁してくれ。小笠原の強烈なミドルシュート。ゴール左上に一直線。
 楢崎さんが横っ飛び、間一髪のタイミングで弾き出した。
 ボールはそのままゴールラインを割る。セーーフ。
 どっと疲労が体中に押し寄せる。負け試合でよく経験するあの嫌な感覚だ。
 前半はあと残り何分だ?もうそんなにないはずだ。

 時間のたつのが遅い。
 ロングボールを競ったタカシが空中戦で福西にあっさりとつぶされる。
 つんのめって倒れるタカシ。笛が鳴らないかな、と期待するが、審判は無視する。
 こぼれたボールを右サイドの田中が持ちかけるが、アレックスと中澤に囲まれる。
 コブラツイストのような格好で体を抑えられるともうなにもできない。
 田中が倒されてボールを奪ったアレックスがドリブル。笛は鳴らない。
 田中がいない分、前が開いている。
 俺が寄る。「モニカ!中!」俺のカバーはモニカに頼む。
 俺と向き合ったアレックスが妖術師のような足捌きで怪しいリズムを刻み始める。
 勘弁してくれ、と内心愚痴のひとつもでる。
 こっちも足に来はじめてるのにこれを抑えろってか?
 淡々としたリズムからいきなりボールがすぱーんとライン際に蹴りだされる。
 アレックスの体が躍動する。懸命についていく。
 だが、追いついたアレックスは急ブレーキ。右足に持ち替えて中へ切れ込む。
 腰が踏ん張りきれない。俺の左側をアレックスが抜けていく。

 そのままクロス。エリア内に上がっている。鈴木と内藤の競り合い。
 頭ひとつ高く抜け出した鈴木がヘディング。ループ気味の軌道。
 ジャンプして飛びついた楢崎の手の上を越える。
 決められたか?と一瞬息が止まったが、ボールはバーに当たってエリア内に跳ね返る。
 はねかえったボールを小笠原が迷いなくシュート。
 DFの誰かに当たってボールが跳ね返る。
 こうなるとラインも戦術もあったもんじゃない。ただの肉壁だ。
 エリアの外へ転々と転がったボールをモニカがとりにいくが、
 それより早く、遠藤が後ろから全速で走りこんでくる。強烈なミドルシュート。
 ボールは弾丸のようにあっというまにエリアを抜けて、
 そのままバーの上を飛んでいった。枠をそれた。思わず、ふーっとため息がこぼれる。
 そこに女神様の声にも聞こえる審判の笛。ようやく前半が終わった。

 ベンチに戻る。みんな疲れている。どさどさと倒れるように座り込む。
 大の字になって寝ている奴もいる。
 俺の脇でタカシもどっかりと地べたに座り込む。
 相当消耗が激しいようだ。無理もない。
 高校生の中ではかなり体格のいい部類に入るタカシだが今日は相手が悪すぎる。
 あの相手に45分がりがりやられることを考えただけで、身震いが来る。
 タカシは後半持つだろうか?そう考えてる俺自身もあと45分持つのか?
 「なに、シケたつらしてんだよ」声にはっとすると、タカシがにやにや笑ってる。
 「お前、もう俺がバテバテで後半もたねえんじゃねえか、と思ってるんだろ」
 俺はそのとおりだ、とも言えずに黙っている。
 「あそこに何人か人がいるだろ」タカシは顎をしゃくってピッチの反対側をさした。
 その方向を見てみると、見学者はみんな金網の外にいるのだが、
 何人かの男が金網の中、タッチラインから少し離れた場所で談笑している。
 関係者だろうか。
 「レッズのスタッフだよ。代表にきてるメンバーの様子確認がてら来てるんだろ。
 ユースのスタッフもいるよ」タカシがさらりと言った。

 タカシが中学までレッズのジュニアユースにいたことは、みんな知っている。
 というかうちの県内で俺と同い年でサッカーやってた奴ならば、
 タカシの名前は一度や二度、耳にしてないほうがおかしい。
 あちこちの大会でレッズのジュニアユースのFWとして
 アホみたいに点を取り捲っていたし、見るからに動きの次元が違っていた。
 だから、タカシがユースに昇格できなかったらしい、と
 風の噂で聞いたときは驚いた、というか、
 あれでもだめならプロってのは無茶苦茶次元が高いんだな、と思った。
 その次に驚いたのは、入学式でタカシと顔をあわせたときだ。
 いくら昇格できなかったとはいえ、タカシほどの力があれば、
 どんな強豪校だって好きなとこに入れただろう。
 てっきり県内か近隣の私立で、特待生扱いでサッカーを続けると思ってただけに、
 多少強いとはいえ、こんな普通の公立高校に来るとはまったく予想外だった。

 俺とタカシはすぐにすっかり意気投合した。
 点取り屋らしく多少性格にアクはあるけれど、
 自分が上手いことを必要以上に鼻にかけることはない。
 ただ、はっきりと口にすることはなかったが、
 タカシが自分が昇格できなかったことに納得してないことは、
 一緒にいると自然と言動から感じとれた。
 自分を落とした連中をいつか絶対に見返してやる。
 だからタカシの練習には、いつも俺たちとちょっと違う凄みがあった。
 俺はもっと上に行くんだ。練習中、たまにタカシの背中が
 そう叫んでいるように見えることがあった。
 当時一緒のチームにいた訳じゃないから、俺にはタカシが昇格できなかったことが
 妥当なのか、それともまちがった判断なのかわかるよしもない。
 でも、そんなタカシの姿に時々痛々しさを感じたのも事実だった。
 もちろん本人には言わないし、俺の勝手な感情だ。
 俺たちの学校は埼玉スタジアムに近い。
 グラウンドから外をおおぎ見れば、埼スタの白い屋根がすぐに目に入ってくる。
 いわずと知れた浦和レッズのホームスタジアム。
 順当に昇格していれば、自分が熱烈なサポーターの声援の下、
 プレイしていたかもしれない可能性のある場所。
 こいつはどんな気持ちであの白い屋根を見てるんだろう、なんて思ったりもした。
 そしていま、このサブグラウンド。
 あの白屋根は普段よりずっと近くに見える。

 「ばーか。過去のことは過去のこと、だよ」
 俺の心を見透かしたようなタカシの言葉に、ぎょっとして振り返る。
 「わかるよ、お前らがなんとなく俺を心配してること。
 そういうのって確かにちょっと不自由だもんな。でもな。」
 タカシはにこにこと笑って俺を見た。
 「やっぱり今日だけは負けられないんだよ。ぜってえにな」
 そういって何がおかしいのかひとりでけらけらと笑った。
 俺はなぜかちょっとほっとしてタカシを見ている。
 「それにな、お前、馬鹿にすんなよ。
 俺はな、愛するモニカちゃんのためなら100キロマラソンだって走れるぜ」
 「口だけならほんとにプロ並だな。スペースに出したらちゃんと走れよ」
 「お前もだよ。今日はいつもみてえに、
 ほいほいパス出して、後はお任せって立場じゃねえんだからな」
 ちらっと少し離れたところに座ってるモニカを振り返り見ると、
 「俺ら一人ひとりでモニカちゃんをカバーするんだ。わかってんだろうな」
 わかってるに決まってんだろ、と言い返す。

 「後半、お願いします」
 さっきと同じ協会の人が俺たちに声をかける。
 俺たちはピッチに入り、中央で円陣を組む。
 楢崎さんも前半と同じように輪の中に入ってくれた。
 山口が気合を入れる。俺たちの気持ちがひとつになる。
 円陣を解いて、ポジションにつく。
 まだ代表の選手たちはベンチの周りで輪を作っている。
 前半で2−0。いくら調整とはいえ、納得できるスコアではないだろう。
 いつのまにかキャプテンの山口が俺の脇に来ていた。
 「結果には納得してないだろうが、さすがにこの試合で
  疲労をためるわけにはいかないからな。
  後半はおそらく総とっかえでサブ組がでてくるだろう」
 俺の考えを読んだかのように山口がいった。
 代表の選手がベンチを離れ、ピッチに出てきた。
 顔ぶれを見ると、やはりサブ組だ。
 代表のベンチを見ると宮本が険しい顔でピッチを睨みつけている。
 この無様な内容のままピッチを退くのは、さぞかし屈辱に違いない。
 俺は、ベンチから視線を外し、反対側にいるメンバーを確認する。
 GKは土肥。Jで連続出場を続ける鉄人だ。
 坪井、松田、茶野の姿が見える。中田浩二と阿部勇樹。
 手前に藤田俊哉、三浦アツ。
 FWはJの日本人得点王の大黒とどうやら本山か。
 ひとり右サイドにいる顔だけがまったく記憶にない。
 山口に確認すると、
 「たぶん人数が足りないからスタッフが助っ人で入ってるんだよ」
 最初は遠目でよくわからなかったが、いわれて見ると他の選手たちとは
 明らかに雰囲気が違う。

 「4−4−2かな、3−5−2かな。なんとなく3−5−2っぽい雰囲気だけど」
 最近のジーコジャパンの場合、4−4−2のシステムは、実際は2バックにして
 より攻撃的に行きたいときに使ってくることが多い、と山口は言っていた。
 「ま、どっちにしろ、きつい45分になるのはまちがいない。
 クラブと違って代表はみんな一流選手ばかり。
 監督が違えば、レギュラーでもおかしくない顔ぶれがそろってるんだし」
 ふと後ろを見ると、楢崎さんがうちのDF陣に指示をしているのが見えた。
 ラインかポジショニングか。身振り手振りで笑顔を交えて話している。
 俺はなんか嬉しくなってその様子を見ていた。
 ついで左を見る。モニカのすらっとした立ち姿。
 前半楽をさせたせいか、スタミナには余裕がありそうだ。
 俺の視線に気づくと、にこっと笑って親指を立てた。
 スタミナは大丈夫よ、ということなのか、後半も行くわよ、という意味なのか。
 いろいろ考えてるうちに、現実に引き戻す審判の笛。
 また体のきしむ45分が始まる。

 「後半はサブ組ですね、やはり」滝沢が代表のメンバーを確認しながらいった。
 「当然だろ」小熊は言う。「代表の目的はこの試合に勝つことじゃない」
 「わかってますけど。でももうちょい見たかったですね」
 ボールが動きはじめる。代表の動きがいい。またたく間に敵陣でゲームを進めはじめる。
 「しかし前半で2−0ですか。ジーコも頭抱えてるでしょうね」
 滝沢の目の動きにつられて小熊もつい代表のベンチを見てしまう。
 ジーコはピッチ際にたっている。表情が険しい。
 「完璧に崩されたからな。あれを狙ってやってたんならたいしたものだ」
 「というと?」
 立場上、代表チームについて対外的な発言はできない小熊だが、
 もちろん自分なりに代表チームについていろいろ思うことはあった。
 「代表の守備を見てみると、セットプレーやコーナーキック、
 サイドからのクロスには強いんだよ。
 クロスから一発ゴツン、なんて失点もなくはないが、思いのほか少ない。
 その理由は中澤の存在だ。中澤の空中戦の強さは抜群だからな。
 逆に失点を見てみると、
 ボランチの後ろ、ディフェンダーの前のスペースを使われることが多い。
 意外とエリア手前からのミドルシュートなんかがあっさり決まるんだ。
 あそこにスペースができやすいし、結構ボールを持たせちまう。
 前半の2点ともあのお嬢ちゃんがあそこに入り込んで、いいボールを配給してる」

 小熊の視線の先でモニカがボールを持った。
 すばやく周囲を確認してパスを送る。その姿が様になっている。
 プレイする姿に破綻がない。雰囲気がある。
 「それに右にいる10番も、中澤を中央から引き剥がそうとしていたろう。
 アレックスの上がった後、中澤がカバーに行ってサイドに引き出された時も、
 日本の失点は多いんだよ。
 2点目のきっかけとなった左からのクロス、
 中澤が中にいたら、きっちりクリアしていた可能性は高いな」
 高校チームのDFが苦し紛れのロングクリア。
 FWがけんめいにボールを追いかけるが、それをあっさりあしらって、
 代表の松田がボールキープ。そのボールがサイドに渡る。
 「後半はどうなりますかね」滝沢が試合から目を離さずにいう。
 「お前はどう思う?」小熊は聞き返す。

 滝沢はしばらく考えていたが
 「代表有利でしょうね。高校生はもう45分走っているのに比べ、
 代表はサブ組でフレッシュですし。
 それに本番を考えて抑え気味になるレギュラー組に対して、
 サブ組はジーコへのアピールという動機付けがありますからね。
 ましてレギュラーが2−0で負けた後ですから。目の色変えてやるでしょう」
 フル代表やクラブのトップチームが、ユースや高校等のアマチュアと試合をやれば、
 勝って当たり前と思うのが普通だが、実はそう簡単なものではない。
 この手のマッチメイクはほとんどの場合、プロ側の調整を目的として組まれる。
 時には勝ち負けをとりあえず置いてでも、
 確認しなければいけない決まりごとや、試したいオプションがあったりする。
 その一方、ユース側はトッププロとやれる、という高いモチベーションがある。
 失うものなく全力で自分たちのできるすべてをぶつけてくる。
 これだけ置かれた立場が違うと、簡単な試合にならなくても不思議はない。
 試合自体が拮抗したものになることは、小熊にとって決して驚きではなかった。
 ただ2点差がつくとは予想もしなかったが。
 この手の試合はたいていはフィジカルと集中力の違いが最後はものをいって、
 妥当な結果に収まるのが常だが、この試合もそうなるのか?
 だがそれにしてはあのお嬢さんが気になるな・・

 後半は一方的に押し込まれている。
 俺もモニカもボールを持って前を向くチャンスがない。
 全然ボールが相手陣内に行かない。まるでハーフコートのミニゲームだ。
 DFがひたすら遠くに蹴っているだけのクリアボール。
 FWの高田とタカシは懸命に追っているが、さっきから徒労に終わっている。
 うちのDFはもうエリアから離れられなくなっている。
 FWとDFの間のだだっ広い空間。
 いくら俺が孤軍奮闘してもプレスがかかるわけはない。
 両サイドもじりじりと引き出している。その上、明らかに上がりが鈍い。
 左サイドの山口が目に入る。奴もかなり疲れている。
 またDFからとにかく蹴っとけ、というロングボールが前線へ。
 タカシがジャンプしてそのボールを競る。
 その瞬間、タカシが鉄砲で撃たれたようにはじかれて倒れる。
 すかさず笛。松田が後ろからぶち当たったらしい。
 タカシがそのまま倒れている。
 審判が松田を捕まえて二言、三言話している。

 松田はわかった、わかったとでもいうようにうなづくと、
 倒れているタカシの頭をぽーんと叩いて自陣に戻っていった。
 一応タカシの様子を見に行く。怪我はないようだ。
 「思いっきしきやがったぜ・・練習試合なんだからもうちょい優しくしてくれよな」
 手を伸ばす。その手をタカシがつかんで起き上がる。
 「2点差だからな。相手もそうそう緩くはしてくれねえよ」
 ああ、とうなづいたタカシの顔が妙に凛々しい。
 ほんとにこいつよくやるよ。
 さっきからフリスビーを追う犬のように右に左に、
 ロングボールを追ってあきらめることなく走り回っている。
 お前、たいしたやつだよ、と俺は心の中で声をかける。
 立ち上がったタカシが
 「俺のスタミナは気にしなくていいからな。
 出したいと思ったところにパスを出せ。必ず走るから。
 モニカちゃんとの大事な試合だ。今日は絶対に言い訳しねえからな」
 タカシの目がギラギラしている。
 頼む、我慢してくれ。俺は心の中でわびる。そのうち必ずパスを送るから。
 いつしか俺はモニカがうちの学校に来てからの記憶をたどりだしていた。

 モニカは転向してきたその日から、早速、サッカー部に顔を出した。
 珍しく練習の開始前に顧問の岩崎が、部員全員を集める。
 「今日から一緒に練習することになった2年生のモニカだ。
 正式な部員ではないが、練習は全部一緒に行う」
 他の奴らの顔を見るとなんともいえない微妙な顔をしている。
 視線がモニカの胸にしかいっていないような
 馬鹿面でにやけてるアホどもはおいといて、
 多くの連中は、かわいこちゃんと練習できるのは嬉しいが、
 はたして練習についてこれるものなのか、足を引っ張られるだけに
 終わるんじゃないか、と内心首をかしげているのがわかった。
 練習開始、という岩崎の声に、俺たちはグランドに散らばる。
 下級生の掛け声にあわせてランニング、ストレッチ。
 そのあとはボールを使ったウォーミングアップ。
 俺の今日の相手はタカシだ。
 タカシの蹴ったボールを頭でトラップ、右膝に落とす。
 交互に左右の膝でボールの感触を楽しんでから、
 下へ落として足首でホールド。そしてタカシへ戻す。
 そのとき、グランドで突然に歓声が起きた。

 顔を向けるとみんながモニカを見ている。
 みんなの視線の先でモニカはボールを頭の上で静止させていた。
 いわゆるオットセイのポーズだ。
 その状態からボールを背中づたいに落としたかと思うと、
 右足のヒールで蹴り上げる。そのボールをもう一度頭でトラップ。
 ボールは小さく弾んだが、またモニカの頭の上で静止した。
 その動きが早く流れる。ボール捌きが美しい。
 隣でタカシが「ひゃあ」と驚きの声を上げた。
 もう一度背中づたいにボールを落とす。もう一度ヒールかと思いきや、
 左のアウトサイドでボールをトラップすると、体の正面へ持ちかえた。
 「なんや、あれ。前、テレビで小野伸二がやってるのみたことあるけど・・」
 ボールに紐か粘着テープがついてるに違いない、と思わせるほど、
 そのあともモニカは見ほれるようなボールコントロールを披露した。
 いつのまにか部員がみんな練習をやめて、モニカのショーに見入っていた。
 「お前の話、信じる気になったわ」とタカシがつぶやく。
 アホか、と俺は心の中で呟く。これを見せられて、
 それでも信じない奴がいたらそいつは頭がおかしい。
 ふと気になってグランドを見渡すと、グランドの隅で岩崎が腕組みをして立っている。
 いつもどおり。じっと静かに俺たちを見ている。でも、驚いてる感じはない。
 あいつ、モニカの力を最初から知ってたのかな、と俺は思った。

 せっかくだから、ということで今日はメニューを変更して紅白戦をやることになった。
 キャプテンの高田が岩崎に許可を求めにいくと、
 メンバーは自分たちで相談して決めろ、という答えだった。
 俺とタカシは、モニカの敵チームに入ることにした。
 三人が一緒では、実力差の調整が難しかったし、
 それに敵側にいたほうが、よくプレーを観察できる。
 あとはレギュラー陣とサブ組を両チームにバランスよく振り分ける。
 モニカを抜きにすれば、まちがいなく俺たちが有利だな、と
 組み分け結果をみて、心の中でおれは思う。
 なんてったってエースFWのタカシと司令塔の俺がいる。
 審判役の下級生が笛を吹いて、相手チームのキックオフで試合が始まった。
 俺はさっそくモニカのポジションを確認する。センターサークルの後ろ、MFの位置だ。
 FWの1年生がボールを下げる。早速、モニカにボールが回った。
 それをみたタカシが喜びいさんでチェックに行く。
 そのまま抱きついて胸でも揉みかねない勢いだ。
 そのダッシュ、普段の試合で見せろよ、と俺は心の中で毒づく。

 タカシのダッシュをみたモニカは左前の半身にかまえる。ボールは右足で持っている。
 馬鹿正直に正面からくっついたタカシに、
 モニカは落ち着いて右のヒールで自分の右後方、タカシの右側にボールを出す。
 体を預け気味に右回転させて抜け出す一方、
 左手ではきっちりタカシのシャツのすそを引っ張っている。
 モニカのスムースな回転にきれいにバランスを崩されたタカシは、
 柔道よろしくもんどりうってグランドに倒れた。
 あの馬鹿。いくらなんでもなめすぎだって。起き上がったタカシが呆然としている。
 こうなりゃ俺が行くしかない。顔を上げたモニカが俺に気づく。
 くいくい、とモニカが指を動かす。なめんなよ。
 この前は二人相手だったから苦労したが、一対一ならそうはいかないぜ。
 モニカが右足でボールをまたぐ。つづいて左足が動く。今度もまたいだだけだ。
 ボールは動かない。お前はカズかよ!と突っ込みを入れたい。

 そっちが来なけりゃこっちから行くぜ、とばかりに体を入れる。
 一応、女相手だ。ふっ飛ばさない程度にがつんと当たる・・予定だったが、
 それが罠だった。
 ボールは俺の股の間を転がって後ろへ抜けていった。モニカが右に飛びのく。
 足、動いてねえのになんで地面にあるボールが動くんだよ?
 もちろん、足を動かしてないのにボールが動くわけはない。
 限りなくノーモーションのトゥキックでボールを押し出したんだろう。
 片足でフェイントをかけてその実、残った軸足でボールをつついて抜き去る。
 珍しいテクニックではないが、切れ味がよすぎる。
 飛びついた俺が馬鹿だった、ということだ。タカシといい勝負だ。
 くそったれ、このままで終われるかよ。俺はきびすを返すとモニカを追った。
 しかし。
 後ろから見ると実にいいケツだ。

 結局、紅白戦は2−2の引き分けで終わった。
 タカシが1点、俺が1点決めたが、
 ゴールを決めてこれだけ気分の悪い試合も記憶にない。
 モニカを中心に好き放題パスを回されて、こっちはいいように走らされた。
 俺とタカシの個人技による強引なシュートがなくて、
 相手チームの1年FWが決定機をもうちょいまともにものにしていれば、
 3−0、4−0で負けてもおかしくない試合だった。
 「nicefight!」モニカが俺の脇に寄ってきて頭をぽんぽんと叩く。
 俺はガキじゃないって。思いっきりしかめっ面をしてやった。
 やっぱ、外人には態度で示さないとな。
 でもそれを見たモニカは、楽しそうに大笑いした。
 ほんと、国際理解ってのは難しいな。言いたいことが通じない。
 タカシは俺と違って頭の構造がサッカーゴール程度の単純さだから、
 さっそく「howareyou?」とか訳のわからんこといってる。
 赤点しかとったことのないお前の英語が通じるかっつーの。
 なんかモニカがいい、タカシのおどけた声。そしてみんなの大きな笑い声。
 やれやれ。一日でチームに馴染んじまってるよ。
 俺は顔についた土ぼこりを手の甲でぬぐった。

 自陣、ハーフウェーから少し入ったところでモニカがボールを持つ。
 モニカの足技の巧みさを知った代表も、もう簡単には取りにこない。
 落ち着いてパスコースを切って網をかけ、徐々にその網の目を絞りこんでくる。

 一度、DFに預けて立て直したいところだが、
 うちのDFがボールをもらいにいくより、相手のFWのチェックのほうが早い。
 本山が体を寄せてくるが、モニカはそれをひらりとかわしてキープし続ける。
 たいしたもんだ。だがパスの出しどころがない。
 やむをえずハーフウェーまでもらいに下がってきた高田にパスを出すが、
 その高田に中田浩二がすばやく後ろからチェック。
 持ちこたえきれずボールを奪われる。また相手ボールだ。
 やばい、スペースがありすぎる。
 モニカが少し上がっていた一方、DFラインは引きっぱなしなので、
 中盤のあちこちに隕石が落ちても大丈夫なくらいのスペースがあちこちに空いている。
 それを埋めるのが今日の俺の役目だ。
 俺はすばやく周囲を見渡して、代表の選手の位置を把握すると、DFに指示を出す。
 ボールを奪った中田浩二からパスが出る。
 モニカの後ろにぽっかり空いたスペースに阿部勇樹が上がってくる。
 しかし、そこは俺が網を張っていた場所。トラップ際で完全に体を寄せることができた。

 ちと気は引けるが、ここはしっかりつぶしておくしかない。
 強引に足を伸ばしてボールを取りに行く。阿部がバランスを崩して倒れる。
 すかさず審判の笛。ここの位置のファールならなんとかなる。
 俺はすばやくボールから離れて早いリスタートに備える。
 戻ってきたモニカが俺を見て、かすかに笑うと軽く手を上げた。
 任せとけって。お前の後ろは俺だけじゃなくみんなでカバーするから。
 だからお前はお前のやりたいプレーをやってくれ。

 モニカが学校に来た日の翌朝、俺はいつものように公園でボールを蹴っていた。
 うちの部は朝は完全な自主練習になっている。出るも出ないも自由だ。
 だから、朝は家の近くで自分一人でトレーニングすることにしている。
 軽く家の周りをランニングした後、近くの広い公園でボールを使った簡単な練習。
 ひとりで練習するときは、いつもこの公園だ。
 いつものようにリフティングをはじめたところで、
 ふと昨日のモニカのボール捌きを思い出す。
 いくつか記憶にあったやつを真似してみようとするが、
 ボールが思い通りコントロールできない。
 四苦八苦していると、俺の耳に笑い声が聞こえた。

 顔を上げると、そこに立っていたのは一昨日の昼間、モニカと一緒にいた女だった。
 金髪のショートカット、モニカよりも全体的に細身な印象だ。
 足元に旅行に持ってくような、車輪のついたピンクのスーツケースが置いてある。
 ボールをよこせ、と彼女が手振りで示したので、俺はボールを蹴った。
 彼女はボールを持つと、リフティングをはじめた。
 うまい。昨日のモニカにも驚かされたが、この女も相当な腕前だ。
 ひととおりのテクニックを見せると、彼女はボールを足元で留め、にっこりと笑う。
 「どう?わたしもなかなかやるでしょ?」
 まったくもってきれいな日本語だった。

 俺たちは近くのベンチに腰掛けて話しはじめた。
 彼女の名前がシンディといい、モニカとはアメリカで友達だったこと。
 シンディも母親が日本人のハーフであり、それもあってモニカと意気投合したこと。
 シンディは子どもの頃日本で暮らしていたこともあるし、
 家の中では母親がずっと日本語を使っているので、
 モニカと違って日本語がきちんとしゃべれるらしい。
 今回、モニカが日本に住むことになったので、
 シンディもモニカの引越しにあわせて、久しぶりの日本に旅行に来たこと。
 モニカと一緒に京都などを旅行して回ったが、モニカの学校生活が始まるので、
 今日、これから飛行機で彼女はアメリカへ帰ること。
 そんなことを彼女は話してくれた。

 「毎朝、ここで練習してるんだって?モニカから聞いたわよ」
 昨日の練習後、モニカにあの公園でいつも練習しているのか、と聞かれたから、
 正直に、時間の空いたときや朝は、あそこで練習している、と答えたのだが、
 それを耳に挟んだらしい。
 シンディは俺にモニカとのいろんなエピソードを話してくれた。
 知り合ったのは3年前だったこと。
 二人は日本人を親に持つハーフ同士ということで、すぐに無二の親友になった。
 同じチームで出た、アメリカの女子サッカーの大会では、
 ぶっちぎりの強さを誇ったこと。
 いろいろな試合中のエピソードや、日常での笑い話。
 そんなことを話しているうちに時間が過ぎていった。
 彼女は時計を見ると、もう飛行機の時間だわ、と呟いた。
 俺もそろそろ学校に行かなければいけない時間だった。
 「そういうわけでモニカのことをよろしく頼んだわよ。
 わざわざこんなかわいい娘がお願いしてるんだからね」
 シンディはにっこりと笑った。

 よく見るとお母さんの遺伝が強く出ているのか、
 モニカよりも日本人に近い感じがする。
 髪はブラウンだし、顔の彫りは深いけれど、全体的な体の感じが日本人ぽい。
 ちらっとみた横顔にも、どこか日本人らしい整った感じが漂っている。
 その分、胸も少し小さめだけど、それも人によっては好みだろう。
 俺が話を聞いてないと思ったのか、シンディが少しむっとした顔をして
 「サッカーがちょっとうまいだけで、17歳の普通の女の子なんだからね。
 しかも私と違って、日本は初めてなんだからとても心細いはずなんだから」
 あれでかあ、と俺は思わず抗議する。
 昨日のふてぶてしく堂々とした態度をみると、とてもそうは思えない。
 シンディは反論しようとする俺をにらみつけると
 「モニカはね、結構あなたのことが気に入ってるはずだから。
 いきなり公園でからかったりするのは、あなたに興味があったからよ。
 昨日、学校から帰ってきたあとも、君にあったことを楽しそうに話してたわ」
 それでも釈然としない俺をよそにシンディは
 「日本では、これも何かの縁ていうでしょ。とにかく一緒にサッカーやるのよ、
 そして彼女が困ったときは助けるの。わかったわね」
 ここで首を横に振ったらただじゃすまない気がしたので、俺は素直にうなづく。
 シンディは満足したようににっこりと笑うと、スーツケースを持って立った。
 またいつか会いましょう、seeyouagain!とシンディがかわいく笑って手を振った。
 俺も手を振った。

 岩崎が審判に選手交代を告げた。
 代わるのはCBの渡辺。相当へばっているようだ。
 少しでもフレッシュな選手を入れて持ちこたえようという考えだが、
 サブの選手だから力は落ちる。差し引きしたらとんとんか。
 山口、田中の両サイドの足ももうほとんど止まっている。
 交代させてやりたいところだが、奴らの代わりがいない。
 うちはまだそこまで選手層が厚くない。普通の公立高校の限界だ。
 となると結論はひとつしかない。
 ピッチに残ったやつらはもっともっと走れ、ということだ。
 モニカはどうだろう。俺はモニカの様子を遠目で伺う。
 なるべくスタミナをセーブしろ、という俺たちの指示に従って、
 シンプルなプレーに徹している分、まだ多少余裕はあるようだ。
 どんなにワンサイドのゲームでも、どんなに実力差があっても、
 1回もチャンスの来ない、完全なノーチャンスのゲームというのは
 実際のところなかなかないものだ。必ず後半も1回はチャンスが来る。
 それを決定的なものにするにはモニカの力が必要だ。
 そのためにはなるべくモニカのスタミナは大事に使いたい。




 モニカと同じクラスの、そして同じ部の友だちとして
 一緒に過ごす毎日がはじまった。
 同じ教室で勉強し、放課後はグラウンドで一緒に走る。
 昼には学食で一緒にくそまずいラーメンをすすったりもする。
 そんなふうに一緒の時間を過ごしていくうちに、
 モニカについていろんなことを知るようになった。
 サッカーは物心つく前からやっていたこと。
 アメリカでも女子のクラブチームに入っていて、攻撃的MFをやっていたこと。
 アメリカというとやっぱりメジャーリーグやNBA、NFLのような
 他のスポーツのイメージが強いので、
 その話を聞くとなんか変な感じがするのだが、
 それをいうとモニカは鼻の穴を膨らませて怒った。
 確かに男子も女子もFIFAランキングでは、アメリカは日本より上なのだ。
 この前の日韓ワールドカップでもちゃんとベスト8に残っている。

 俺たちは、そんな話をつっかえつっかえしながらやりとりした。。
 モニカの日本語は、お母さんから多少習った程度で、
 相当練習する必要があったからだ。
 ある日なんか、朝、教室で顔をあわせるなりいつもの大きい声で、
 「ハーーーイ、スケベーーー」と叫ばれたのにはあせった。
 話を聞くと、それが俺のニックネームだと教わったらしい。
 アホなことを教えたタカシとサッカー部の連中を
 さんざん俺がしめあげたのはいうまでもない。
 事情がわかった後も、すっかりその言葉が気に入ったモニカは、
 決して間違ってない、とかいいやがって、時折、スケベーと俺を呼ぶようになった。
 そのたびにクラスの女子が、怪訝な顔をして俺を見る。
 ほんと、勘弁してくれっつーの。

 グラウンドでのモニカはやはりただものではなかった。
 ボール扱いだけなら、部の中では一番うまかった。
 というかトレセンや試合で見た他の学校やユースの連中まで含めても、
 モニカほどうまいやつは俺の記憶の中にはいなかった。
 俺たちは練習のはじめと終わりに、
 モニカのやってみせる様々なリフティングやボールタッチを、
 まねしたり、またはモニカから教わることが日課になった。
 「stop!」というモニカの声。
 俺は頭の上に載せていたボールを、首の後ろでいったんホールドした後、
 背中づたいに落として足で処理する、というトリックの練習をしていた。
 けれども頭から落としたボールは、
 ホールドするどころか勢いよく転がり落ちてしまう。
 そばで見ていた山口が、
 「うまい選手は背中でもボールがトラップできるっていうけど、
 ほんとなんだなあ」なんて暢気に感心している。
 お前も一緒にやれ、といいたいが、
 山口はニヤニヤしながら高見の見物を決め込んでいる。

 俺の正面にたったモニカが、いきなり俺の頭を両手で掴んだ。
 訳がわからなかったがどうやら頭を下げろ、といいたいらしい。
 引っ張られるまま、頭を下げて前かがみの姿勢をとると、
 モニカが俺の首筋を触った後、そこにボールを載せた。
 なるほど、モニカが触ったところにくぼみがある。ここを使え、ということか。
 納得して、モニカにわかったよ、と言おうとして視線を上げた俺はぎょっとする。
 モニカの巨乳が顔の至近距離にある。
 うっかり顔を左右に動かそうものなら当たってしまいそうな近さだ。
 よくいう谷間に顔をうずめる、というのはこんな感じなんだろうか?
 やわらかくて弾力のありそうな胸が目の前。
 くそ、健康な男子高校生には刺激が強すぎるぜ。
 「あっ、おめえ、モニカちゃんとなにやってんだ!!」
 あー、タカシの声だ。必ず邪魔をしやがる。

 もちろんモニカはボール扱いだけでなく、ゲームでも実力を発揮した。
 パスセンスと視野の広さは、俺たちの中では飛び抜けていた。
 敵に囲まれた状況の中でもしっかりとボールをキープして、パスを出す。
 空いたスペースとフリーの味方はめったに見逃さなかった。
 俺がフリーの位置にいるときに、どうせ気づいていないだろうと思っていると、
 モニカからどんぴしゃのパスが飛んでくる。
 この状況であいつには俺が見えているんだ、という驚きがあった。
 それはいままでうちのチームでは経験したことのない感覚だった。
 俺たちの年代で将来、Jに行くようなやつと会うと、
 次元を超えたモノの違いというやつを痛感させられるらしいが、
 俺にとってはモニカがその対象だった。こいつはモノが違う。

 ただ、しばらくやっているうちに、モニカにも弱点があることがわかってきた。
 弱点というのは酷かもしれない。それは筋力の問題だからだ。
 女性としては文句なく十分にトレーニングされていたし、
 欧米人の体というべきか、日本人のそれとは比べ物にならない強さがあった。
 だがそれでも、やはり筋力の限界というのがあった。
 接触プレーなんかは意外と身のこなしや体の使い方で対応できるのだが、
 ロングキックやシュートのスピードにはやはり辛いものが見えた。
 テクニックでは足元にも及ばない俺たちが、
 シュートスピードやキックの飛距離ではモニカを確実に超えていた。
 練習でやるゲームでは、モニカは中盤に入るようになった。
 俺と一緒のときはさしづめダブル司令塔だ。
 本人が元々やっていたポジションというのも大きかったが、
 時にロングフィードが必要なDF、激しい身体接触があるFWは
 やはり彼女の体の特性を考えると男に混じってプレイするには難しい。
 ただ別にそれは俺たちにとって不自由なことでなく、
 そういう特性のあるチームメートがいるというだけのことだった。

 その一方、俺もタカシも、そして部の連中みんなが、
 フィジカルトレーニングに一生懸命取り組むようになった。
 ランニングからはじまって敏捷性や運動能力を上げる様々なトレーニング。
 今までの俺たちはそういうトレーニングに対して、
 不真面目とはいわないが、さほど熱心でなかったのも事実だった。
 どのスポーツでも同じだが、やっぱりボールを触ってるほうが楽しい。
 でもモニカが入ってからしばらくすると、
 みんながトレーニングについて真剣にやるようになった。
 トレーニング中のひとつひとつの動きを、指の先まで神経をいきわたらせて行う。
 それは単にモニカを見て、筋力の大事さを理解したから、というだけではない。
 自分の持ってる体の特性や能力、
 それを最大限引き出すことの大切さとひとりひとりが向き合いはじめた。
 パワーのあるやつ、スピードのあるやつ、頑丈なやつ。
 それぞれが自分の長所を把握して、
 それを最大限発揮しようという意識が俺たちの中に自然と生まれていた。



 大黒が早い反転からシュート。DFがついていけていない。
 低いボールが枠に飛んだが、楢崎さんが横っ飛びではじきだす。
 ライン際に転がったボールを内藤が必死にタッチラインへ蹴りだす。
 大黒の動きがいい。好調という報道はほんとうのようだ。
 ピッチを見回して俺たちの状態を確認する。
 うちはエリア付近にDFの4人と、両サイドの二人が張りついている。
 しかし6枚いても守りきれる、という感じはしない。
 ハーフウェーラインにタカシが残っている。
 もう一人のFWの高田はもう完全に中盤に下がっている。
 モニカ、俺と高田の3人で中盤。6−3−1みたいなもんだ。
 攻められっぱなしだから、ずっとこの隊形になってしまっている。
 なまじ前線の枚数を減らすと、攻撃に手をかけられてしまうから、
 なるべく高め、高めにいるつもりだったが、もう限界か。
 タカシを引かせて俺もエリア内に入って守るか?
 そのとき、内藤がすっと俺のそばに寄ってきた。
 「絶対にカウンターのチャンス作るから」
 思わず内藤の顔を見返す。内藤はいつもどおりのくそまじめな顔で、
 「なんとか守るから。だから攻撃は頼む。
 モニカちゃんとタカシとお前の3枚でカウンター狙ってくれ」
 俺は何も言えなくなってうなづいた。
 この試合、トータルで見れば内藤がもっともそんな役回りかもしれない。
 ひたすら相手の攻撃を耐え忍び、体を張り続けている。
 それでもまだ内藤は前を見ていた。目の前に広がる膨大なスペースに
 いつかボールが出て、それを俺やモニカが運んでいく様子を。
 俺は黙ってエリアの少し外にポジションをとる。




 そんなふうにして、モニカが部にもすっかり馴染んだある日曜日。
 都内の私立校との練習試合があった。久しぶりの試合だった。
 名門校として有名な、そしておそらく今年も格上だと思っていた
 その相手に、俺たちは完勝した。
 俺自身もプレイしていて、いままでと感覚がまったく違うことに驚いていた。
 いままでだったらふらついてたような、相手のがつがつとした当たりを
 俺の体はしっかりと受け止める。当然ボールを出すときの余裕も違ってくる。
 動きの違いは俺だけじゃなかった。
 タカシたちFWは相手のチャージを跳ね飛ばし、競り合いも強引に突破する。
 内藤たちDFはロングボールを屈強にはね返し、相手からボールを奪う。
 山口、田中の両サイドはライン際を相手選手の倍は走り、クロスをあげ続けた。
 チーム一人ひとりが大きく成長していた。
 ひしひしと手応えを感じてベンチに引き上げると、
 ベンチで待っていたモニカが大喜びで俺たちを迎えた。
 「fantasiticネー。ミンナ、ナイスゲーム」
 俺たちはモニカと腕をクロスさせて喜びを分かち合った。

 その日の帰り道。俺はタカシと一緒の電車に乗っていた。
 「なあ」タカシが口を開いた。
 「ん?なんだ」
 「モニカちゃん、試合出られないのかなあ」
 それは俺も何度か気づきながら触れないようにしてきたことだった。
 今日の練習試合、モニカはジャージ姿でずっとベンチに座っていた。
 「俺もルールとかちゃんと読んだことないからわからないけど、
 たぶん女子と男子ってサッカーはきっちり分かれてるんじゃないか」
 「だよな。確かセリエAのペルージャが女子選手を入団させようとして、
 FIFAからストップがかかったことあったよな」
 そのニュースは俺も聞いたことがあった。
 「高校サッカーもやっぱりだめなのかな」
 俺は返事ができずに黙っていた。
 しばらく電車の走行音だけが俺とタカシの間でリズムを刻んでいた。
 「モニカちゃん、ほんとにうまいのになあ。
 実力だけでいえば、うちでも当然レギュラーだし。
 なによりモニカちゃんと一緒にサッカーやりたいよなあ」
 その気持ちは俺も一緒だった。
 「でも試合のたびに見てるだけじゃモニカちゃんもつらいよなあ。
 あれだけサッカー好きなんだもん。一緒にやりたいだろうになあ」
 俺は黙って窓の外を見る。街の景色が流れていく。

 ある日の練習前、岩崎が部のメンバーを集めた。
 「協会から連絡があって、今度日本代表と練習試合をさせてもらえることになった。
 ワールドカップ最終予選の前の調整ということだ。
 代表がしっかり調整ができるよう、協力したいと思う。きっちり準備しておけ」
 みんなから歓声が上がる。代表との試合なんてビッグニュースだ。
 いつまでたっても自慢できる貴重な経験だ。
 そんな浮かれた雰囲気の中、タカシがすいません、と手を上げた。声がうわづっている。
 岩崎がいぶかしげな目でタカシを見る。みんなの視線がタカシに集まる。
 「その試合にモニカちゃんを出してください。お願いします」
 いきなりタカシが大きく頭を下げた。
 「実力はいうまでもありません。だから、モニカちゃんを出してください」
 相変わらず、本能のままに動くやつだな・・と俺は心の中で呆れる。
 いまどき、スクールウォーズじゃないんだぞ、感動ドラマなんか流行らない。
 空気の読めない奴だ、ここは一発俺がびしっと・・・。
 俺は一歩前に出て「俺からもお願いします」
 タカシの横に出て、深々と頭を下げた。
 「お願いします」キャプテンの山口もでてくる。
 いつしか部の全員が口々に言いながら、頭を下げていた。
 その様子をモニカは口を手で抑えてじっと見ていた。目には涙がたまっている。
 ばーか、泣くなよ。俺は心の中で呟く。
 当たり前のことをしてるだけじゃん。泣くほどのことじゃないって。
 「誰が使わないって言った?」そこに岩崎の声。
 俺たちは頭を上げる。
 「今回はモニカはスタメンで使う。その分、誰かが出られなくなる。
 モニカに負けないようにしっかり練習しておけよ」
 みんなにみるみるうちに笑顔がこぼれる。やったー、と喜んでる奴もいる。
 岩崎が口元だけにかすかに笑みを浮かべて
 「相手が代表である以上十分に作戦を練る必要がある。よく準備をしておけよ」

 「ん?」モニカがなにか言った気がして、俺はモニカのほうを振り向いた。
 練習の帰り道。冬の陽が落ちるのは早い。もう完全に真っ暗だ。
 自転車通学の俺たちは並べて自転車をこいでいた。
 「アリガト」
 モニカの、南の海のように青い目がじっと俺を見ている。
 「シアイ、オネガイしてくれてアリガト」
 俺はのどの奥が詰まるような胸苦しさを感じる。
 「バーカ。それに礼はみんなに言っておけ」
 フフ、とモニカが笑った。
 そのまま二人とも黙って自転車を走らせる。
 制服の短いスカートから、健康そうな白い太ももが見え隠れする。
 普段こいつの足なんてグラウンドで嫌ってほど見ているのに、
 こういう状況で見るとなぜかエロくて少し落ち着かない。
 一緒にサッカーやってると感じねえけど、こいつ、女なんだよなあ。
 大通りの交差点につく。ここを俺はまっすぐ、モニカは右に曲がる。
 「ジャアネ、スケベサン」
 俺の心の中を見透かしたように一言言うと、
 モニカが笑って手を振って夕闇の中へ消えていく。
 顔が火照るのを感じながら「うるせえ」と言い返す。
 その言葉はモニカの耳に届いただろうか。



 監督の岩崎がまた選手交代を告げる。
 サイドバックの渡辺が呼ばれ、タッチラインに走っていくが、
 足取りが重い。相当疲労している。
 その隙にベンチの下級生に時間を確認する。
 35分です、あと少しです、頑張ってください、という答え。
 よく35分持ちこたえたな、というのが本音だった。
 おそらく後半は一本もシュートを打たせてもらってない。
 相手のシュートは数えたくもない。たこ殴り状態だ。
 でも、まだ2−0でリードしているのはこっちだ。
 点をとられていないのが不思議としかいいようがないが、
 ツキがこっちにあるのだけはまちがいない。
 あと10分。もう正直体は限界に近い。
 けど、あと10分で終わってしまうのが惜しい。





 その日から俺たちの練習にはいっそう熱がこもった。
 代表が相手とはいえ、所詮は大会でもないただの練習試合。
 だけど俺たちの気合は冬の選手権にかけるそれにも負けてなかった。
 モニカと一緒にできる数少ない試合。
 相手が代表といえどぶざまな試合だけは決してできない。
 といっても技術ではるかに上回る相手。
 いつもと同じサッカーをしていたら、まるで相手にならないだろう。
 まずモニカのフィジカルを考え、中盤でのボールの奪い合いは避ける。
 DFはボールを持ったら中盤をすっ飛ばして、
 徹底して前線にロングボールを入れる。
 FWはとにかくそのボールを競り、
 そのこぼれ玉をMFがひろって、攻撃を組み立てる。
 モニカはキープをなるたけ封印して、速いテンポでパスを捌く。
 そのためには俺と両サイドがモニカがボールを持つと同時に、
 パスコースができるようすばやく動き出さなければいけない。
 言うのは簡単だし、基本中の基本だ。
 しかしこれをやり続けるのは至難の技だ。
 ばんばん無造作にほうりこまれてくるロングボールをひたすら追いかけて
 競ることの辛さは、FWをやったことのある人間ならわかるだろう。
 その意味でタカシに今回課せられる指名は苦行に近いものがあった。

 俺たちMFもサボることは瞬時たりとも許されない。
 代表の攻撃力を考えると、4枚のDFを上がらせるのは無理、と
 俺たちは結論を出していた。常に4人は残しておく。
 すなわち前線と、おそらく引き気味になるDFラインの間の
 広大な領域を俺たちMFで、攻撃に守備にとカバーに走ることになる。
 その運動量を考えるとそれだけで気が遠くなりそうだった。
 中国大陸を駆け回ったという昔の騎馬民族よりも、
 俺たちが走らなければいけない距離は長いんじゃないかとさえ思える。
 「一言で言うと、とにかく相手より走れ、だな」
 タカシがわかりきったまとめをした。
 相手より一歩でも二歩でも、とにかく多く走ること。
 技術が上の相手に勝つには、運動量で上回ることが最低条件だ。
 その上で数少ないチャンスをものにする。
 そのチャンスは必ずモニカが作り出してくれる。その自信はあった。



 左サイドからほうりこまれたクロスボール。しかし精度がない。
 一歩早く動き出した内藤が落ち着いてヘディングでクリア。
 そのボールがエリアの外で待っていた俺の先に落ちてきた。
 すかさずトラップ、そして前を見る。
 開いている。目の前に誰もいない。
 ハーフウェーラインでは、すかさずタカシが右サイドへ猛然とダッシュ。
 モニカも誰かにマークされながら中央によってきている。
 いちかばちかタカシの前のスペースに、
 ロングボールを蹴りこめば、チャンスになるかもしれない。
 それとも中央のモニカか。モニカに預けて起点になってもらい、
 その間に俺たちが一気に押し上げる。
 しかし、サイド際のスペースにほうりこんで、タカシがボールをとれるのか。
 モニカに出したとして、一枚ついているマークをモニカは外せるのか。
 残り時間を考えれば、DF陣の疲労を考えれば、ここはキープして時間を稼ぐべきか。
 迷う。俺は判断に迷ったままドリブルでタッチライン際に進む。
 遠くにタカシの怒っている表情。違う、ここは確実に行きたいんだ。

 その瞬間、左後方から激しい息と殺気。
 本能的に危険を察する。このままだと体ごと刈られる。
 考える暇もなく飛ぶ。ジャンプした瞬間、
 俺の足元を誰かの体が通っていくのが見える。
 俺は無様に前のめりに芝生に突っ込む。倒れたまま首をひねって確認する。藤田だ。
 ボールは藤田のスライディングでタッチを割ってスローインの判定。
 藤田が芝生に横たわったままの俺の頭をぽんぽんと叩いていく。
 その手が俺に言っている。よく交わしたな、なかなかやるな。
 屈辱感で胸がいっぱいになる。
 手を突いて起き上がる。その時、金切り声が聞こえる。モニカだ。
 見るとこっちへ走ってきながら何かわめいている。
 すっかり興奮しているので、英語になっている。
 何を言ってるのかはわからないが、むちゃくちゃ怒っているのだけは誰が見てもわかる。
 意味が通じないのを幸いに俺は無視してストッキングをあげる。
 モニカが近くまできて何か言っている。まるで昔磐田にいたドゥンガだ。
 ドゥンガに怒られた選手はこんな気分だったんだろう。

 審判が、体は大丈夫か、と聞いてきたので、大丈夫です、と答える。
 それでもモニカが何事かわめいている。かわいい顔が台無しだ。
 そこにタカシが割って入ってモニカをなだめる。
 無理やりモニカに回れ右をさせて、ピッチのほうへ送り出す。
 モニカはまだなにかわめきながら渋々戻っていった。
 代表の選手もそれを呆気にとられて見つめている。
 「気にするな。まだチャンスはある」
 てっきり怒られると思ってたが、タカシは淡々といった。
 「すまなかった」思わず詫びの言葉が素直に口をついて出る。
 モニカが怒るのも無理はない。絶好のカウンターのチャンスだった。
 それを周りを信じきれずに判断に迷って、中途半端な形でつぶしてしまった。
 自分自身への怒りが体の中から沸きあがってくる。
 俺たちが今日ここでやりたいのは、勝つために時間を稼ぐサッカーじゃない。
 モニカのプレーを、モニカのすばらしいセンスを、みんなに見せてやる。
 そしてモニカと一緒のサッカーを最高の対戦相手と試合して楽しむ。
 そのために、俺たちは今日の試合に向けて準備してきたはずだ。





 「帰らねえのか」声に振り返るとタカシが立っていた。
 部活の終わったグラウンド。
 少しずつ陽は長くなっているけど、まだ夕闇の訪れがはやい。
 俺はタカシにうなづき返すと、ボールを蹴る。
 ゴール右上にイメージしたとおりの弾道でボールは吸い込まれる。
 それを見たタカシがひゅーっと口笛を吹く。
 「いまのは明日にとっておいてほしいもんだな。
  本番は明日だぜ。あまり疲労は残すなよ。」
 わかってるよ、と返事する。明日に備えて、今日の練習は早めに切り上げた。
 モニカも他のみんなももう帰ったはずだ。
 もう一度、ボールを蹴る。ゴールマウスに川口が見える。
 もう一度。今度は左下。イメージの中の川口が俺の蹴ったボールに飛びつく。
 おい、半分もらうぞ、とタカシがいって、
 俺が練習用に転がしておいたボールを半分くらい蹴って動かす。
 そのままタカシもシュート練習をはじめた。
 シャープに振りぬかれた足がボールを叩くいい音がする。
 しばらくの間、お互い黙々とシュートを打ち続ける。
 静かなグラウンドに聞こえるのは、俺とタカシの呼吸する音。
 ボールを蹴る音。そしてボールがネットを揺らす音。
 遠く校舎のほうで、誰かのはしゃぐ声が聞こえる。

 やがて俺もタカシも転がっていたボールを全部打ち終わる。
 俺たちはゴールの周りにちらばったボールをかごへ片付けていった。
 「最近、俺さあ、サッカーがおもしろいんだ」
 ボールをかごに放り投げながらタカシがひとりごとのようにいった。
 「いや、別に今までがつまんなかったわけじゃねえんだ。
 でも、モニカちゃんが来てから、ほんとにサッカーが楽しくてさあ。
 ほら、ガキん頃って近所のやつらとサッカーやるじゃん。
 誰が上手いとか下手とか関係なく、ただボール蹴ってるのが楽しいじゃん。
 モニカちゃんとサッカーやってると、なんかあのときの感覚思い出すんだよ」
 なんとなくタカシの言ってることは俺にもわかるような気がした。
 ただ単純にうまくなりたかった。シュートを入れると嬉しかった。
 いいプレイができると気持ちよかった。
 なぜかモニカと一緒にプレイしていると、サッカーが楽しい。
 ロナウジーニョのプレイにはサッカーの楽しさが詰まっている、というけれど、
 俺たちにとってはモニカがちょうどそんな存在だった。
 俺は、誰かにサッカーの楽しさを伝えられるような人間になれるだろうか。




 一方的。サンドバッグ。やりたい放題。
 相変わらず代表のシュート練習が続いている。
 俺たちは走らされ、倒され、弾き飛ばされ、ピッチに這いつくばっている。
 しかし残り10分を切っているというのに点が入らない。
 俺はふっとピッチの雰囲気が今までと微妙に変化しているのに気づいた。
 どんなスポーツでも、こういう場のムードというのがある。
 サッカーで言えば、誰も何も言わなくてもみんながノッてる時、
 押し込まれているけどしっかり我慢している時とかいろいろある。
 さっきまでピッチには、うちのチームの
 いつまで持ちこたえられるだろうという先の見えない不安と、
 代表の面々の、じっくり料理してやるぜと
 いわんばかりの余裕がたちこめていた。
 しかし、いまこの時、俺の肌が感じているピッチの気配は違う。
 攻めても攻めても、打っても打っても、点が入らない。
 そして残り時間も少なくなってきた。このままではやばい。
 たとえ練習試合でも負けて許される相手ではない。
 それに気づいてしまった代表のメンバーの雰囲気が変わってきた。焦りだ。
 いくら修羅場をくぐり、ロスタイムで劇的な場面を演出してきた
 日本代表でもこの時間で高校生相手に2点差をつけられて負けている、という
 現実からとうとう逃れられなくなった。
 その証拠に、向こうから発せられる声が微妙にとげとげしいものになっている。
 無意識にそれを感じとったのか、うちの連中が出す声は逆に大きくなってきた。
 流れが変わる。来る。もう一回チャンスが来る。

 代表のコーナーキック。蹴るのは本山。
 キーパーから曲がって逃げるボールを内藤がヘディングでクリア。
 あいつ、ほんとうにたくましくなった。
 前はウドの大木みたいだったのに、いつのまにか頼りになるDFになっている。
 こぼれたボールが左サイドから下がって守備をしていた山口の足元に入る。
 すかさず顔を上げた山口と目があう。
 ボールをくれ!と目で叫ぶ。
 山口が間髪いれずライナーのボールを蹴った。
 周囲を確認。誰もいない。このボールは俺のものだ。
 すばやく前線の様子を確認する。
 センターサークルで張っているタカシには茶野と坪井の2枚がついている。
 タカシはさっきと同じように右に動くとみせて、左へダッシュした。
 左サイドではモニカがマークを一人連れて猛然と駆け上がってくる。
 走りながらボールをトラップ。スピードを殺すことなくそのままドリブル。
 「行けーーーー」という誰かの馬鹿でかい声。内藤か。
 あいつがあんな大きな声を出すなんて。
 もう一度ルックアップ。左サイドに流れたタカシに坪井がついていく。
 茶野はハーフウェーの先で俺が突っ込んでくるのを待っている。
 モニカが左からタカシの空けた中央のスペースへ走って来る。
 その瞬間背後に誰かの気配。追ってくる。追いつかれる。来る。
 とっさにボールの下に足を入れて軽く前に蹴る。
 その瞬間にダンプに跳ね飛ばされたかと思うような衝撃。
 下半身をなぎ払われる。俺の体は階段を転げ落ちるように芝生の上で回転する。
 笛を吹くな!!俺は心の中で絶叫する。
 今度こそ、このボールはモニカに届けるんだ。

 俺はすぐさま立ち上がりボールを捜す。
 チャージされる直前軽く浮かせたボールは、
 ライン際イメージどおりの位置に転がっていた。
 もう一度ボールを蹴って走り出す。笛は鳴らない。
 審判が両手を伸ばしてアドバンテージをとっているのがちらりと見える。
 てっきり笛が鳴るだろう、と思って動きを止めたのか、
 代表のメンバーはもう誰も後ろから追ってこない。
 牢獄から脱走に成功した囚人の気分だ。
 いま、俺の目の前にはスペースという名の自由が広がっている。
 ハーフウェーラインを超えた。茶野が俺の縦を切る。
 その後ろをモニカが左サイドから一気に右へ駆けていく。
 茶野にカットされないよう、一回中へドリブルで切り込むフェイクを入れてから、
 タッチライン際、モニカの右足めがけて右のアウトサイドでパス。
 茶野が伸ばした足の先、ボールはラインめがけて転がっていく。
 そのボールにモニカが追いつく。だが、内にぴったりとマークが併走している。
 右サイドの代表のスタッフがモニカを追いかけている。
 だがモニカは落ち着いていた。そのまま、ライン際を一気にドリブルすると見せかけ、
 ボールを右足のヒールで左足の後ろを通して内側へ送り出す。
 マークしていたスタッフは、勢いがついていた分行き過ぎてしまう。
 モニカがすかさず身を翻してスタッフを置き去りにし、中央へ切れ込んで持ち込む。

 茶野が必死にモニカを追う。もうモニカを止められるのは茶野しかいない。
 このまま突破されたら決定的だ。
 DFとしてはたとえ女相手でも、ここはファール覚悟で止めるしかない場面。
 茶野の手がモニカのユニフォームにかかる。
 モニカの体が傾く。やはり力勝負ではきついのか、と思った次の瞬間、
 ボールがふんわりと上がり、弧を描きながら
 中央に走っていたどフリーの俺の足元に微笑みながら落ちてくる。
 自分の頭越し、茶野を越える大きなループパス。
 まったくなんて女だよ。いつボールを浮かせたんだ?
 それよりも俺の位置がなぜわかる?背中に目がついてるとしか思えない。
 中央にぽっかりと道が開いている。赤絨毯がゴールまで引いてあるのが見えるようだ。
 ペナルティエリアがもうすぐ目の前だ。
 ルックアップ。土肥の顔が見えた。しっかりとゴールマウスを見る。右足を振り上げる。
 シュートと判断した茶野と坪井が両脇から飛び込んできて足を伸ばし、
 シュートコースをふさごうとする。
 大丈夫、完璧に見えている。
 インパクトの瞬間力を抜く。キックフェイントで左へふんわりとしたボール。
 タカシ。約束どおりのプレゼントだ。
 坪井のマークが外れたタカシが完全にフリーだ。
 オフサイドに引っかかったら殴るぞ、お前。

 タカシがトラップで軽く前に出して、利き足の右でシュートできる位置にボールを置く。
 覚悟を決めた土肥が飛び出してくるが、タカシは落ち着いている。
 しっかりと土肥の動きを見てから、余裕を持って右足を振りぬいた。
 きれいなライナーのボールがサイドネットを揺らす。ゴールを告げる笛が鳴った。
 3点目。体からふっと力が抜ける。これで勝負は決まった。
 タカシは右足のこぶしを高く突き上げてガッツポーズ。
 そして誰に見せるのか、タッチラインのほうを向いてもう一度こぶしを突き上げる。
 俺はタカシに後ろから飛びついて抱きつく。
 「びびって外すんじゃねえかと冷や冷やしたぜ」
 「バーカ。スターはああいうチャンスは外さないんだよ」
 モニカも来る。
 「タカシ、nicegoal!」
 モニカちゃん、ありがとーといいながらタカシがちゃっかり抱きついてやがる。
 ま、いいか。1対1だったとはいえ代表のキーパー相手にきっちり決めたんだから、
 それくらいのご褒美はあっていいだろう。
 モニカとじゃれあうタカシが今まで見たこともないとびきりの笑顔をしている。
 きっとこいつもこいつなりにこの試合にかけてたんだろうな。
 自分の仕事を果たした男の顔をしている。
 そのまましばらく3人でじゃれあうが、頃合いをみて自陣に戻る。
 ふと顔を上げると、楢崎さんが手を叩いてくれている。
 内藤が、山口が、田中が、満面の笑顔だ。
 俺はもう一度、こぶしを軽く突き上げ、ガッツポーズを見せた。
 残り時間ももうほとんどないはずだ。俺たちは日本代表に勝つ。

 試合再開の笛。代表が顔色を失ったのが見てとれる。
 この時間の3点差。もう勝敗は決している。
 ロングボール。ドン引きの高田がヘッドでクリア。
 そのまま、ボールが落ち着きなく動き回る。
 ゴール前にロングボール。何人かがヘッドで競り合う。
 唐突に審判の笛。
 これは試合終了の笛じゃない。
 はっとしてゴールを見ると、唇をかむ楢崎さんの姿と、
 その後ろに転がっているボール。
 手をひざについてうなだれる内藤たちDF。
 この時間帯まで耐えに耐えたDF陣。
 3点目が入って、張り詰めていた緊張が解けてしまったのだろう。
 でも、それを責められる奴なんかいるわけない。
 どうやらヘッドで決めたのは大黒か。
 その大黒がすかさずゴールからボールをかきだして、
 小脇に抱えてセンターサークルへ走る。
 ああ。まだあきらめてないんだ。
 いや、あきらめられないんだ。日本のすべてのサッカー選手の夢を
 背負っている彼らは、たとえこの状況でもあきらめることは許されないんだ。
 俺たちだけじゃない。みんな何かを背負ってピッチに立ってるんだ。
 だがそこで長い笛。大黒の足が止まり、天を仰ぐ。

 山口が、田中が、内藤が。いかにも精根尽き果てたと、ピッチにばたばたと座りこむ。
 ばーか。まるで負けたみたいじゃないか。勝ったんだぞ。みんなで笑って喜ぼうぜ。
 そんな俺もひざにまったく力が入らない。
 集中が切れた今、自分の体もうまく操作できない。ゆっくり歩くのがやっとだ。
 こんな感触は初めてだ。今日、俺は自分の限界を超えたんだろうか。
 一歩、また一歩。みんなのほうに歩いていく。
 モニカが座り込んでいる山口に手を伸ばす。その手を掴む笑顔の山口。
 そして、今度は田中。モニカが手を伸ばして、順番にみんなを立たせてゆく。
 だらしないやつらだ。あれじゃモニカが母親みてえじゃねえか。
 そして俺たちは軽く喜びを分かち合った後、中央に並ぶ。
 審判の指示に従って、タッチラインのほう、お客さんをむいて礼をした。
 拍手が聞こえる。
 その後、代表の選手たちと握手。
 俺たちはこの人たちと対等に闘って、そして勝ったんだ。胸を張ろう。
 ベンチに引き上げる俺たちにまた拍手。
 ああ。俺は思う。きっと俺はこの時聞こえた拍手を一生忘れない。
 ベンチに戻ったところで、みんなが喜びを爆発させる。
 試合に出られなかったメンバーも、笑顔、また笑顔だ。
 あちこちでガッツポーズ。暑苦しい抱擁。はしゃぎ声。
 そんな喧騒の中、俺はベンチに腰をかけ、スパイクの紐を解く。
 目の前に人が立つ気配。靴から手を離し顔を上げるとモニカがいた。
 にこにことしている。かわいい笑顔だ。
 「楽しかったか?」
 目と目で通じ合える。そんなにたくさんの言葉はいらない。
 「ウン、日本にきてヨカッタ」
 俺はその言葉にゆっくりとうなづき返す。
 冬の風が体に冷たい。
 試合の終わったグラウンドに、夕闇が少しずつ近づきはじめていた。

 試合が終わった両チームの選手が引き上げてくる。
 行くか、と小熊は滝沢に声をかけた。滝沢がうなづく。
 「そうだ、今日の試合、代表はビデオ撮ってるはずだよな。
 滝沢、ダビングしてこっちにも一本回してもらうよう
 頼んでおいてもらえないか」
 「あの女の子をウチのチームに呼ぶつもりですか」
 と滝沢はにやにやしている。
 ばーか、小熊は言い返す。
 「呼べるものなら呼びたいのはやまやまだがな・・
 男だったらこのまま連れて帰りたいとこだぜ。
 まあ、仮に呼べたとしても」
 小熊は後ろを振り返る。
 「あのお姉ちゃんには先約がいるみたいだから、
 許可をもらわないとだめだろうけどな」
 小熊の視線の先では上島が来た時と同じ優しい笑みを浮かべている。
 上島さん、楽しくて仕方ないだろうな、
 まったくこんな選手が沸いて出てきたら、監督としてはたまらないぜ・・
 小熊は上島に軽く会釈すると、滝沢と肩を並べて歩き出した。





 けたたましいベルの音。
 ああ、俺は寝てるんだ。いま、起きるんだ。
 少しずつ意識が戻ってくる。とりあえず目覚ましを止める。
 もう起きる時間だ。ベッドの上に起き上がる。
 普段と同じ部屋なのに、なんか妙に現実味がない。
 寝すぎたからかな・・なにしろ試合が終わった後、
 まっすぐ家に帰って風呂入って飯食ってすぐ寝ちまったからな。
 あんなに早く寝たのは、何年ぶりだろう?
 昨日の試合・・。なんか夢のような気がする。
 俺たちは日本代表に3−1で勝った。
 モニカが決め、俺が決め、タカシが決めた。
 俺たちが日本代表に勝つなんて、ほんと夢みたいな出来事だ。
 しかしそれが昨日確かに起きたことなのは、俺の体の痛みが証明してくれている。
 とりあえずベッドに起き上がり、体を動かしてみる。
 あちこちで筋肉がきしんでいる。錆び付いたロボットのようだ。
 1試合やっただけでこんなに体が重いのは記憶にない。
 日本代表が相手だったし、俺自身も限界近くまで頑張ってたということか。
 心と体に激励のムチを入れて、ベッドを抜け出した。台所へ行く。
 台所ではいつものようにおふくろが飯を用意してくれていた。
 「ニュース見た?昨日の試合すごいことになってるわよ」
 顔をあわせるなりおふくろが言う。

 おふくろは普段俺がサッカーをしていることにまったく興味がない。
 少年団の頃は、熱心に練習を見に来たり、
 自分のガキにあれやこれやとアドバイスしてたり、
 はたまた熱心にビデオ撮影したりする親がわんさかといた。。
 そのたびにうちとどうしてこんなに違うんだろう、と子供心に思ったものだ。
 それはその後も変わらず、トレセンやら遠征やらに呼ばれるようになっても、
 うちの親はまったく関心を示さない。
 ちゃんと楽しくサッカーをやっているなら、
 上手下手はどうでもいいという考えなのは俺もわかってはいるのだが。
 そのおふくろが、こんなふうにサッカーの話をするのは珍しい。
 「帰ってきてすぐ寝ちゃったから・・テレビつけてみなさいよ。大騒ぎよ」
 いわれるまでもなく俺はリモコンをとって、テレビのスイッチを入れる。
 ちょうど朝の情報番組がはじまったところだ。
 見慣れた顔ぶれが、いかにも売り物っぽいさわやかな笑顔を振りまいている。
 てっきり政治かなんかのニュースからはじまると思っていたら、
 「今日はサッカー日本代表のニュースからお伝えしたいと思います」
 と来たから驚いた。
 「北朝鮮戦を控えた日本代表は、昨日、埼玉南高校との練習試合を
 行いましたが、その模様を早速ごらんいただきましょう」
 早速画面はVTRに切り替わる。テレビスタッフが遠くから映したのか、
 普段のサッカー中継とは全然違う、ほぼピッチと水平の位置からのアングル。

 「なんと先制したのは埼玉南高校。ゴール前で得たフリーキックを直接・・」
 画面の中には代表の壁に向かって立つモニカと俺の姿。
 テレビの中でモニカが白い足を振りぬくと、
 恐ろしく変化する軌道でボールがゴールに突き刺さった。
 なんだよ、これ。俺は人事のように絶句した。
 昨日間近で見たときも凄いとは思ったが、改めてビデオで見ると、
 まるで中村俊輔が蹴ったような、えぐい落ちっぷりだ。
 川口がとれなかったのもなんら不思議はない。
 一瞬、俺たちの喜ぶカットが映る。
 「日本代表も反撃に出ますが、決定力を欠き得点できません・・」
 代表のシュートシーンがいくつか流れる。
 玉田が頭を抱え、鈴木が唇をかむ。
 「逆に前半終了間際、埼玉南高校は鮮やかなパスワークから攻め込むと、
 日本代表の隙をついた見事な追加点」
 画面はモニカがボールを持ったところからはじまり、スルーパス。
 そのスルーパスを受けた俺が、ゴールに叩き込む。
 我ながらすばらしいゴールだ。リプレイを10回ぐらい流す価値はある。
 「これ、決めたのお前だよね。ちゃんと点とったんだ。」
 おふくろも一緒に画面を見ている。
 「でも、えらいのはあなたより、あのパス出した子のほうだね。うまいね、あの子」
 おふくろ、代表と試合することの意味、全然わかってないだろ。
 ゴールを決めるってすごいことなんだぞ、もうちょい感心しろ。
 でも言ってることは正しいので、俺は黙ってテレビを見る。
 「前半はこのまま2−0で終了。
 後半はメンバーを入れ替えて、サブ組が出場しました」
 大黒や松田の抜きの絵が入る。

 「後半は日本代表が一方的に攻め立てますが、
 高校生チームのキーパーを務めた楢崎のファインセーブ、
 そして高校生チームのディフェンスの頑張りもあり、ゴールが奪えません」
 雨あられと降り注ぐ代表のシュート。こうやってビデオで見せられると、
 点が入らなかったのがほんと不思議なくらい、決定機、また決定機の連発だ。
 どさくさにまぎれて守備に奔走する内藤の姿がアップで映る。
 地味キャラのくせにいいとことりやがって。
 勘違いしないように今日会ったら、釘をさしとこう。
 「そしてなんと試合終了間際、
 代表のコーナーキックから、埼玉南高校のカウンター」
 画面では、ハーフウェーを越えた俺が、モニカへパス。
 モニカがあっさりとマークを捌いて持ち込み、
 最後は茶野をひきつけて、俺へのループパス。
 俺はゴール正面でフェイントを入れて、左のタカシへ。
 タカシが鋭くゴールに突き刺した。
 うめえ・・・。流れるようなパスワーク。
 自分たちのプレイなのに俺は思わず感動のため息を洩らしていた。
 モニカが一番重要なプレイをしたのはもちろんだが、
 全体の流れを見てもボールの動きが早い。
 自分たちのプレイだとは思えないぐらい、華麗なゴールだった。
 「ほんとにあの女の子はうまいねえ。お前なんか彼女のおまけだね」
 おふくろまでがしみじみとつぶやいているが、そのとおりなので返す言葉がない。
 「日本代表は最後、大黒のヘディングシュートで1点を返すのがやっと」
 大黒のゴールシーン。
 「結局3−1で日本代表は高校生に敗れ、北朝鮮戦に向けて、
 大いに不安の残る内容となりました」

 宮本をはじめ、何人かの選手のインタビューの様子が映し出される。
 連携に関して修正しなければいけないポイントが多い。
 守備のポイントについて互いに選手同士でよく話しあっていかないと。
 相手が引いたときにどう崩すかという意思統一が必要。
 代表の選手たちはみな沈痛な面持ちで修正点をかわるがわる口にしていた。
 続いてテレビの中では元Jリーグの選手が、解説をはじめた。
 ジーコジャパンの問題点とやら。俺には関係のない話なので、
 冷え始めた手元のトーストをいそいでぱくつく。
 思いのほか解説のコーナーは短く終わった。
 画面は切り替わり進行役の男性司会者が、
 それでは今日のスポーツ紙を見てみましょう、というと
 画面には、スポーツ新聞の一面がずらりと映し出された。
 どの紙面も大きな文字で扇情的な見出しが躍っている。
 「ジーコ赤っ恥!!高校生に負けたぁ〜〜」
 「代表弱ぇーー 高校生に3−1完敗」
 これがプロのサッカー選手なんだな、と俺は唐突に思う。
 いい結果が出れば、あれやこれやとほめそやされ、
 悪い結果が出れば容赦なく、手加減なくボロクソに叩かれる。
 これがプロなんだ、プロの世界の厳しさなんだ。
 思わず背筋を伸ばしてしまう。

 司会者がいくつかの記事を紹介し、もうこれで終わりだろうと思ったら、
 「もうひとつ、この試合ではあっと驚く出来事がありました。
 こちらをごらんいただきましょう」
 司会者がレバーかなんかを操作すると、画面の中の新聞が回転する。
 さっきは一面、今度はどうやら裏面らしいが・・
 俺はそこに並べた紙面を見て、思わず飲んでいた紅茶をこぼしそうになる。
 そこにはズラリとモニカの写真が並んでいたのだ。
 「すっげえ、スーパー女子高生 代表撃沈だぁ」
 「スーパーFK突き刺した 逆輸入秘密兵器は女子高生」
 1面に匹敵するような意味のわからない見出しが並んでいる。司会者の声がかぶさる。
 「昨日の練習試合、なんと埼玉南高校には女の子が出場していたのです。
 名前はモニカちゃん、アメリカからの帰国子女です。
 そして、このモニカちゃんが、代表を手玉に取ってしまいます」
 さっきのフリーキックがもう一度流される。そして俺へのスルーパス。
 「ゴールを決め、アシストも記録したばかりか、
 テクニックでも代表を完全に翻弄」
 試合中のボールをキープするシーン、
 そして3点目へ至るシーンで茶野のマークを受けながらループパスを出すシーン。
 かつてヴェルディの森本がJ最年少ゴールを決めたとき、
 まんまと料理された茶野があれこれ揶揄されていたが、
 茶野にしてみたら悪夢は繰り返すという感じだろう。
 こんなもん全国放送でこれみよがしに取り上げられたら相当へこむ。
 俺は心底茶野に同情した。

 テレビの中ではいつのまにか、普段サッカーを見てるとはとても思えない
 コメンテーターと称する人々が映っている。
 ひとりが
 「卓球の愛ちゃん、フィギュアのミキティに、
 このモニカちゃんといい、もうすっかり時代は女子高生ですね」
 と訳わからんことをいうと他の連中が深くうなづいてる。
 「しかし日本代表もほんと情けないですね。
 プロが女子高生に負けるなんてあっちゃいけないですよ」
 まあそうなんだが、じゃあお前モニカとサッカーしてみろよ。
 毎日、モニカに部活で手玉に取られてる俺としては、そこは代表を弁護したい。
 いかにもサッカーを知らない感じのする中年の女性コメンテーターが
 「このモニカちゃんを北朝鮮戦に出すことはできないんですか」
 できるわけないだろ、と心の中で突っ込みを入れたが、
 素人の人があのVTRを見たら、そう思うのも無理はない。
 いや、むしろそう思うのが普通の考え方か、と思い直す。
 司会者が、残念ですが・・みたいにフォロー。
 だよな、と納得してると、ところがですね、と司会者が妙に力を入れる。
 このVTRを見てください、という司会者の言葉とともに、
 画面にはどこかで見たことのある中年の男の顔。
 一瞬、考えるが画面下に映し出されたテロップを見てはっと気づく。

 「アメリカでも評判の選手だったと聞いてますしね。
 実力については、今日皆さんもごらんになったとおりだと思います。
 はい、3月にはオーストラリア遠征もありますので、
 可能ならばそこで一度呼んで見てみたいと思ってます」
 この顔はそう、女子日本代表、なでしこジャパンの上島監督だ。
 呼ぶってことは、なでしこジャパン、女子日本代表にモニカを呼ぶってことか?
 「モニカちゃんは、お母さんが日本人で、日本国籍を持ってるんですが、
 アメリカでの代表歴がないので、なんとなでしこジャパンに選出可能なんです。
 春には日本代表として、また私たちにそのプレイを見せてくれそうです」
 司会者の言葉に無邪気に喜ぶスタジオのコメンテーターたち。
 そのあと、そのへんの街角とレベルの変わらないやりとり。
 俺はあまりの急展開に呆然として、テレビの音がよく聞こえない。
 そんな中、コメンテーターが言った。
 「でも、この子は人気出ますよ。これだけサッカー上手くて、
 顔もかわいいし、スタイルも抜群。これからほんと楽しみですね」
 それを聞いたおふくろが俺の隣で
 「そうそう。この子かわいいもん。
 なんかスターの雰囲気あるし。絶対に人気出るわ」
 細木数子ばりの口調で断言した。
 おふくろのこういう言葉は、それが芸能人の離婚であれ、
 政治家の失脚であれ、不思議と当たるのだ。

 朝、おふくろにねだった小遣いで、
 俺は通学路の途中のコンビニで、スポーツ新聞を全紙買った。
 そしてようやく俺は、昨日の試合が俺の想像を遥かに超える
 ビッグニュースとして扱われていることを理解した。
 政治的な意味からも注目を集めている北朝鮮戦の直前ということもあるだろう。
 大事な試合を控えた代表が高校生に負ける、という出来事のわかりやすさもあるだろう。
 しかしなんといっても、このニュースの魅力はモニカの存在だった。
 まだ17歳の女子高生が代表をばったばったと斬り捨てた痛快さ。
 落ち着いて考えればマスコミが飛びつかないはずがなかったのだ。
 驚くべきことに、新聞はもうモニカについても情報を手に入れていた。
 ある新聞ではこんなふうに書いていた。
 「アメリカの女子サッカー関係者の間では、
 先日引退した女子サッカーの第一人者の「ミアハムの継承者」として、
 次代の女子サッカーを担う選手として期待を一身に集めていたという。
 アメリカのサッカー協会首脳が、
 「アメリカはついにサッカーにおいても、世界を驚嘆させる光り輝く才能を産み出した。
 ただその才能は、女性の体に宿っている」と性差別すれすれの表現で惜しんだほどだ」

 また別の新聞。
 「若年層の発掘に定評のあるプレミアリーグとブンデスリーガのあるビッグクラブが、
 中学生時代の彼女を見て、すぐさま契約のオファーを出したという秘話がある。
 女性だということに気づいた彼らは、オファーを取り下げたが、
 それでもあきらめきれないという表情だったという」
 「女子サッカーの人気が高いアメリカでも、近年は財政難による女子プロリーグの休止、
 そしてスター選手だったミアハムの引退と、厳しい状況になっている。
 それを打破し、再び女子サッカーを盛り上げるための起爆剤として、
 モニカちゃんには多くの期待がかけられていただけに、
 両親の仕事の関係で日本へ移住したことについて、
 アメリカの女子サッカー関係者のショックは非常に大きいものがあるようだ。
 「プレイ面はもちろん、あのルックスが産み出すスター性。
 戦力と人気、どっちの面から見ても大きな損失だ」と、ある関係者は沈鬱に語った」

 机の上に広げたスポーツ新聞をひととおり読み終わると、
 思わず口からため息がもれた。
 知らなかった。そこまでアメリカで期待をかけられていた選手だったなんて。
 一緒にいるようになってしばらく経つけど、
 俺はアメリカ時代のモニカのことをなんにも知らなかったのだ。
 ただ記事の内容はよく考えれば当然のことだった。
 あれだけのテクニックを持っている選手が、埋もれるなんてことはありえない。
 新聞を広げると、またモニカについて書いた記事があった。
 「もちろん、これほどの選手が日本に来たことについて、
 日本サッカー協会も既に情報は収集していた模様だ。
 アメリカでの代表歴がなく、なでしこジャパン入りに支障がないことも確認済みだ。
 日本代表との練習試合では、女子代表の上島監督もさいたま市に足を運び、
 モニカちゃんのプレーを直接その目でチェックした。
 明言こそしなかったが、目的がモニカちゃんだったのは間違いない」
 なんか事態の急展開というやつについていけない。
 口から思わず深いため息がもれる。
 学校の中も今日は朝から大騒ぎだ。俺も外にいるとあちこちから
 声をかけられっぱなしなので、こうして教室の中の自分の机に避難している。
 同級生の話を聞くと、インターネットでもすごいことになっているらしい。
 有名なインターネットの掲示板では、昨日の試合の様子がニュースで流れるや否や、
 ジーコ解任派と擁護派が激論を繰り広げはじめ、
 北朝鮮戦はもうだめだ、ワールドカップもだめだ、という悲観論が一気に蔓延。
 日本のサッカーこれでいいのか、と議論は果てしなく広がり続け、
 もはや収拾のつかない状況になっているらしい。
 その一方で、モニカの人気もものすごいらしく、
 「モニカタソで(*´д`)ハァハァするスレ」というモニカについて話すトピックができると、
 あっという間にすさまじい量の書き込みがあったらしい。
 歯車というのは回りだすと止まらないものなんだな、と妙なところで実感した。

 そこに一段と騒がしい声。顔を上げると、モニカが教室の中に入ってくるところだった。
 一番後ろに並んでいる俺とモニカの机。モニカが机の間を歩いてくる。
 顔を見ると唇をきゅっと結んでいる。ご機嫌斜めのようだ。
 どうした?と声をかける。それくらいの言葉は雰囲気で通じる。
 モニカは俺の顔を見ると、表情を和らげて、オハヨウといった後、
 眉を寄せて、カメラを持って写真を撮る構えをした。
 ん??意味がわからず俺がきょとんとしていると、
 モニカと一緒に入ってきた女子が、
 「モニカちゃん、知らない人にいきなり写真を撮られたみたいなの。
 マスコミなのか、それとも関係ないただの人かわからないけど・・・」
 いきなり写真を撮られりゃ誰だっていい気はしない。
 俺たちは芸能人じゃないんだし・・と思いかけて、この大騒ぎに気づく。
 もうあの騒ぎの中にいる連中にしてみれば、モニカは芸能人と変わりがないのだろう。
 俺の気分がちょっと暗くなる。そんな自分自身のもやもやを吹き飛ばすように、
 俺はモニカに笑って喝を入れる。
 「そんなの気にすんなよ、元気出そうぜ。今日も練習サボるなよ」
 言葉はわからなくても意味は通じる。モニカがかすかに微笑んだ。

 やれやれ、メディアというのはほんとおそろしいもんだな・・
 小熊は家のダイニングでテレビを見ながらしみじみと心の中で呟いた。
 普段サッカーなんかまったく報じない昼の情報番組が、
 昨日の練習試合とモニカのネタをトップに持ってきている。
 川内さんの筋書き通りというわけか・・・。
 小熊は妻が入れてくれたコーヒーを口に運ぶ。
 昨日試合観戦に誘ったときに滝沢が口にした「仕掛け」の中身が
 小熊にはもうだいたいつかめていた。
 川内キャプテンの公約とも言えるキャプテンズミッションのひとつとして、
 女子サッカーの活性化があげられていることは周知の事実である。
 アテネ五輪でベスト8に進出し、競技力の向上は実現したが、
 一方、女子サッカーをとりまく環境はいまだ厳しいものがある。
 男子もJクラブの経営は相変わらず苦しいが、
 徐々にリーグのクラブ数も増え、裾野は確かに広がっている。
 地域密着の理念、企業からの独立も、少しずつではあるが実現しつつある。
 だが、女子選手たちの置かれた環境は、お世辞にも恵まれたとはいえない。
 アテネで活躍したFWの荒川はスーパーのレジ打ちのパートをしている、
 というのでずいぶん話題となったが、
 あのアテネでの活躍後も荒川はレジ打ちのパートを続けているのである。
 荒川だけではない。多くの選手が驚くほど貧弱な環境でプレイしているのが現実なのだ。

 今年、Lリーグからは1社が撤退した。
 幸いに今回は代わりにスポンサードしてくれる企業が見つかって、
 チームの解散という事態は避けられたが、
 女子サッカーの置かれている状況はそれほどまでに脆弱なのである。
 女子サッカーを発展させ、日本に根付かせる。
 その目的のためには女子サッカーに人の目を集め続けなければいけない・・・
 テレビではモニカのVTRが流れている。
 岩崎が顧問をしているんだ、当然サッカー協会との連絡はとっていただろう。
 当然モニカがアメリカでどの程度のレベルの選手だったかは調査したはずだ。
 抜群の実力に加え、マスコミ受けするルックスと外国人というもの珍しさ。
 女子サッカーにとってのどから手が出るほど欲しいスターだ。
 ひとりのスターがどれほどスポーツのあり方を変えてしまうかは、
 古くはミスターのプロ野球にはじまり、最近では宮里藍の活躍する女子ゴルフを見ても
 改めて説明の必要がないほどだ。
 スターが生まれることで観客が増え、興行がスムースに成り立つ。
 当然、協会としては、その露出方法について考えたはずだ。
 それが代表との練習試合。それ以上何かをする必要はない。
 彼女の実力なら適当な舞台をあてがえば、あとは自然と輝きを放ってくれる。
 それが本物のスターというものだ。
 もっともその輝きは少し強烈過ぎたがな・・・小熊はひとり苦笑する。

 まさかキャプテンも代表が負けるとは夢にも思ってなかっただろう。
 しかし結果としてよりセンセーショナルな話題となり、マスコミは飛びついた。
 これからのなでしこジャパンの活動をマスコミは我先にフォローするだろう。
 そしてこのニュースを見た多くのサッカーが好きな女子中学生、高校生が、
 自分たちの可能性について希望を持つようになるだろう。
 それは女子サッカーの競技力向上はもちろん、
 彼女たちが観客として、そしていつか母親としても、
 日本でのサッカーというスポーツの裾野を広げることにつながっていく。
 「ほんとすごいわね、この女の子。モニカちゃんって言うんだ」
 妻がテレビを見ながらにこにこと話す。
 「男相手にここまで対等にやっちゃうんだもんね。気分いいわあ」
 妻の無邪気な横顔を見ながら、小熊は腑に落ちるものがあった。
 そうか、女性にしてみると、女性が男と対等に、
 いや男以上に活躍するというのは痛快極まりないことなのだ。
 一応、男女平等とされる日本の社会でも、現実には
 女性はいろいろな理不尽なハンデを負っているのが現実である。
 スポーツという正々堂々とした勝負の場で、男をなぎ倒す痛快さ。
 きっと世の女性の多くがこのニュースに快哉を叫んでいるのだろう。
 しかも女子高生が相手じゃ、嫉妬の感情の湧きようもない。
 無条件で諸手をあげて、受け入れられる素地があるわけだ。
 いきなりなでしこジャパンでデビューさせてたら、こういう反応はなかったかもな。
 「わたしもサッカーやってみようかしら。そしたらあなた教えてくれるでしょ」
 若く甘かった時代とは大違いな妻の腹のラインに目を向けると、
 小熊はそっとためいきをついた。
 「おい、出かけてくる」
 どこへ行くの、という妻の声に、協会へ、と短く答える。
 昨日の試合のビデオが届いているはずだ。

 春が来るのはまだなんだろうけど、
 今日のグラウンドは太陽に照らされてぽかぽかと暖かい。
 今日もいつもと同じように放課後の練習が始まる。
 日本代表との練習試合からもう数週間が過ぎた。
 あの試合の後、しばらくは学校の周辺にもマスコミがいたりしたが、
 もうさすがに姿を見ることもなくなった。
 日本代表は苦戦しながらも、ロスタイム大黒の劇的なゴールで北朝鮮を下した。
 テレビで観戦していた俺は、大黒の反転シュートが決まった瞬間、
 俺たちの練習試合で点を入れた後、ボールを抱えて走っていた姿を思い出した。
 あきらめないことの大切さ。俺たちはあの試合から多くのことを学んだ。
 練習試合で日本代表に勝った話はしばらく学校中の話題だったが、
 さすがにもうみんな飽きてきた。そんなものだ。
 だから、俺たちはいつもと変わりなく練習している。
 変わりなく?そう俺たちの目に見える範囲では。
 でも、俺たちを取り巻く環境はあの試合の前と後では変化している。
 そう、モニカの人気は下火になるどころか、ますます過熱する一方だ。
 学校にもインタビューの申し込みが山のように来たらしいが、
 岩崎とモニカのご両親が話し合った結果、
 取材についてはすべてお断りすることにしたらしい。
 だがマスコミはモニカの一挙手一投足を追っている。

 練習試合の後、モニカには地元のLリーグチーム、さいたまレイナスから
 練習参加のオファーが来た。
 元々厳密にはうちのサッカー部の部員ではなかったモニカが、
 レイナスの練習に参加するのには何の障害もない。
 といってもLリーグチームは練習場を確保するのも苦労する状況が続いている。
 だからモニカは放課後はほとんど俺たちと一緒に練習をしていた。
 モニカを巡る環境の変化はそれだけにとどまらない。
 あの練習試合から一週間後。
 2月下旬からJヴィレッジで行われる女子日本代表の合宿のメンバーが、
 日本サッカー協会から発表された。
 澤をはじめとしたアテネ組の名前がずらりと並ぶ中、
 そこにモニカの名前が記されていた。
 五日前からはじまった合宿に参加するため、モニカは今Jヴィレッジに行っている。
 マスコミがモニカを追って一斉に福島に押しよせたのはいうまでもない。
 スポーツニュースでは澤や小林たちに混じってボールを蹴るモニカの姿が流れていた。
 合宿が終わると、女子日本代表はオーストラリア遠征を予定している。
 おそらくモニカはその遠征にも帯同することになるだろう、と報じていた。

 「おい、気合入ってないぞ。怪我しないよう気をつけろよ」
 タカシの声にはっとする。うっかりぼんやりしてたらしい。
 「モニカちゃんがいなくてさみしいのはわかるけどよ」
 タカシが楽しそうにニヤニヤしている。
 わかってるよ、と答えたものの、そういうタカシだって
 ここ数日は練習しててもどこかつまらなそうだ。
 いや、タカシだけじゃない。ほとんどの部員がそんな感じだ。
 あいつの存在がこんなにでっかくなってたなんてなあ・・・
 「ほんと怪我には気をつけてくれよ。週末は練習試合もあるんだし」
 別の声。振り向くと山口だ。
 え、今週って練習試合だったっけ?思わず聞き返すと、山口が頭を抱えた。
 「お前なあ・・ちゃんと俺ミーティングで言ったぞ。
 しかもどことやるかわかってんのか。市舟だぞ。市立舟橋。
 あの超強豪がわざわざうちに来てくれるんだぞ、しっかりしてくれよ、司令塔」
 これもモニカちゃん効果ってやつだよな、とタカシが呟く。

 あの試合の後、うちの練習試合の相手は一気に豪華になった。
 今までだったらお願いするのが気が引けるような強豪どころから、
 申し込みが次々ときているらしい。
 モニカ目当て、話のタネというのもあるだろうが、
 強い相手とやらせてもらえるというのはうちにとってありがたい話だった。
 そうだな、モニカに負けないようしっかり練習しなくちゃな。
 そう自分に言い聞かせてボールを蹴りかけたところで、
 ふと職員室のベランダに立つ岩崎の姿が目に入る。
 グラウンドとは距離があるから俺たちに何か指示を出そうというわけではない。
 俺たちがサボってないのか見ている?いや岩崎はそういうタイプの監督ではない。
 よく見ると岩崎の隣に誰かもう一人男が立って、一緒にこっちを見ている。
 誰だろう?見覚えのない人影だ。うちの先生じゃなさそうだ。
 近くの学校のサッカー部の顧問かな?
 「おーい、練習やるぞおー」というタカシの声。
 いまいくよ、と返事して俺はタカシのほうへ走っていった。

 「まったくどの子を見ても、俺たちのときとは比較にならないほどうまいな・・」
 小熊はグラウンドでボールを蹴る部員たちを眺めながら、思わず呟いた。
 小熊の立場上、各世代のトップクラスの子どもたちを見る機会は多い。
 彼らがうまいのは当たり前だ。小熊の前に出てくるまでに、
 何重ものふるいにかけられて、セレクトされているのだから。
 だがこうやって普通の公立高校の、ふるいにかけられていない
 普通の子どもたちの練習を目にする機会というのは意外とないものだ。
 それでも、小熊が同じ年でグラウンドを走っていた頃とは、レベルが違っていた。
 底辺がまちがいなく底上げされていることを小熊は実感する。
 それがJリーグ発足後に果たされた日本サッカーの進歩だった。
 「いまの時代だったら、俺ももっとスマートな
 ストライカーになっていたかもしれないな」
 「小熊さんが?」岩崎が笑う。
 「いや、いくら時代が変わってもそれは無理でしょう」
 小熊は現役時代、自他共に認める泥臭いプレイヤーだった。
 まともに芯を食って決めたシュートより、
 体のどこかにあてて無理矢理押し込んだゴールのほうが多いと言われていた。
 それは高校、大学、実業団。そして日本代表でも、
 小熊の選手生活中変わることのない特徴だった。
 誰も体系だててテクニックを教えてくれない時代。
 小熊はもちろん影で技術の習得にも懸命に取り組んでいたが、
 最後に頼るのはガッツしかなかった。
 ゴール前、自分よりでかい相手にしがみついて、
 1センチでも1ミリでも、ボールに先に触る。小熊にはそれしかなかった。
 軽い怪我は試合のたびにしていた。幸いに大きな怪我をせずにすんだのは、
 バランスのよい体に産んでくれた母親のおかげだと今でも小熊は感謝している。

 「でもね、指導者になってみると、
 小熊さんみたいな選手が無性に欲しくなるんですよ。
 テクニックなんかある程度持っていてくれればいい。
 仲間が自分に出してくれたボールの重み、ひとつひとつのパスの重み。
 ひとつのパスの重みがわかる選手というのは、ある意味理想の選手ですよ」
 小熊は練習風景をじっと眺めている。
 滝沢も岩崎も、いつも俺のためにパスを出してくれた。
 ゴール前で振り返れば、必ず滝沢と、岩崎と目があった。
 どんなときもこいつらは俺を信じてパスを出してくれた。
 こいつらが出してくれたパスをゴールに決めることが俺のサッカーのスタート地点だった。
 「この前の試合、見せてもらったけどいいチームじゃないか。
 マスコミはお嬢ちゃんにばかり目がいってたが・・」
 ありがとうございます、と岩崎が応じる。
 「うちは普通の公立高校ですから、生徒集めはできないんですが。
 今年は奇跡的にいい選手が揃ってくれました」
 「あのFWの子はレッズのジュニアユースにいたんだって?」
 「ええ」
 岩崎の視線の先で、大柄な男の子がボールを蹴っている。
 「レッズさんのほうでは上に上げなかったみたいですね。
 理由はよく知りませんが・・。
 ただ、うちに来てからは、本人も自覚を持ってやってますし、伸びてますよ」

 今をときめくレッジーナの中村俊輔も、横浜のジュニアユースから
 昇格できなかった、という有名なエピソードがある。
 俊輔の場合、高校サッカーで実力をアピールし、J入りを果たしたが、
 それほどこの時期の才能の見極めというのは難しいものなのだ。
 それは小熊自身も常日頃、自らを戒めているところでもある。
 「そして10番の彼。樋口広樹か」
 「ええ。正直、予想外でしたね。ここまでいい選手になるとは・・」
 ふたりの視線の先で、FWの男の子とボールリフティングをしている。
 ボールが羽根突きの羽根のように二人の間をリズムよく行き来している。
 「中学時代は特に目立った活躍もないようだが・・」
 小熊が尋ねる。彼についてはもうひととおりのことは調べ上げている。
 「ええ、中学のサッカー部はずいぶん弱かったみたいですね。
 大会でも実績ほとんどありませんし・・
 選抜チームに呼ばれることもなかったようですね」
 やはりそうだったか、と小熊は納得する。

 日本でも若年層の育成のシステムというのは相当進んでいる。
 素質を感じさせる子どもたちは早い段階で選抜され、
 より高度なトレーニングを行う仕組みが確立されてきた。
 いま、Jリーグに入ってくる選手の多くは、子どもの段階から
 そういう選抜をくぐりぬけてきた、いわばサッカーエリートなのだ。
 だが、ここ数年U-20代表を率いる人間として、
 小熊は選抜された者ゆえの弱さ、脆さを強く感じるようになった。
 実力で格下の相手に苦戦する。
 テクニックで遥かに凌駕する相手にボールを奪われる。
 普通にやれば残せる結果が残せない。
 素質、トレーニング、練習環境。何一つ負ける要素のない国に試合で勝てない。
 それがエリートゆえのひ弱さなのか。
 負けるわけがないといわれた絹監督率いるU-17代表が、
 地元日本でアジア予選突破に失敗した事実は、小熊にとっても衝撃だった。
 外には漏れないが、協会内部では今までの育成システムに
 何が問題がなかったのか、徹底した反省と検証を行っている。
 そして小熊自身も昨年のアジアユースであわや予選敗退という場面まで追い込まれ、
 PK戦を制してかろうじてワールドユースの出場切符を手に入れたのだった。

 帰国後、小熊はひたすら自分のチームを見直した。
 何かがこのチームに足りないのはわかっている。
 だがそれは技術やフィジカルという単純な要素ではない。言葉にならない何かだった。
 小熊は前回のワールドユースでキャプテンに指名した
 今野泰幸をはじめて見た時の衝撃を思い出す。
 こいつなら心中できる。こいつを背骨にしてチームが作れる。
 一目見て小熊は体中に力が湧いてくるのを感じた。
 だが、当時の今野はまったくの無名で、トレセン経験もごくわずか。
 Jリーグチームから声がかかるはずもなく、
 地元の社会人チームへ進む話が進んでいた、世間の扱いはその程度の選手だった。
 だが、小熊の確信は揺らがなかった。
 この子が持つ強さ。これは教えられるものではない。
 他のエリートたちが持っていないものを、持っている。
 小熊は今野をキャプテンに指名し、彼を軸としたチーム作りを行った。
 ブラジルに完敗してチームの挑戦は終わったが、
 年代の持つ能力はほぼ引き出せたのではないか、と小熊は自負している。
 そうか。こいつもそうなのか。
 サッカーエリートのレールにのってこなかったやつなのか。
 「彼を呼ぶ気なんですか?小熊さん?」
 岩崎が単刀直入に聞いてきた。
 わかるか?と問い返すと、
 この時期小熊さんがうちまで足を運ぶとしたら、それ以外考えられませんから、と
 岩崎はすっかりわかっていた、というように淡々と答えた。

 小熊は、代表チームから回してもらった練習試合のVTRを何度も繰り返し見た。
 そのたびに、少しずつ小熊の予感は、確信に変わっていった。
 俺が欲しかった中盤は、こいつだ。
 小熊の視線の先、画面の中では10番をつけた高校生が動いていた。
 小熊はいそいで彼に関する資料を集めはじめた。
 だが、思いのほか情報は集まらなかった。
 いままでほとんど表舞台に出てくることがなかったのだ。
 代表歴はもちろん、トレセンにもほとんど呼ばれていない。
 唯一手に入ったのは昨年末の国際大会のビデオだった。
 ついこの前の年末。東南アジアのある国から、ユース年代の国際大会の招待がきた。
 といっても高校サッカーは冬の選手権真っ盛り。
 クラブユースもJユース杯とバッティングしている時期であり、
 本来なら参加を辞退したいところだが、諸般の事情によりそれはかなわず、
 冬の選手権の予選敗退校の選手を中心に急遽編成し、日本高校選抜として参加した。
 お世辞にも日本のトップレベルとは呼べない選手たちである。
 その時、彼も選手の一人として遠征に参加していたのだ。

 小熊はいそいでそのビデオをチェックした。
 テクニックが確かだ。そしてセンスもある。何より雰囲気がある。
 だが、そのビデオの中の彼は、驚くほど軽かった。
 プレイの質が、そして体が。
 このまんまじゃとても使い物にならない・・小熊はひとりごちる。
 テクニックは凄い。だが、この年代、超絶技巧を持っているやつなんてごまんといる。
 小熊の目にはそのプレイは「軽いファンタジスタ」にしかうつらなかった。
 厳しい国際大会を勝ち抜くには、軽いファンタジスタはいらない。
 相手の息の根を一撃で止めるような、ナタの切れ味を持った選手が欲しい。
 だが・・いまの彼は・・。小熊は練習試合のビデオと見比べる。
 お嬢ちゃんと組んだことが選手として成長するきっかけになったか。
 小熊は一人の選手がこれだけ短期間に変貌するという事実に少なからず驚いていた。
 フィジカルの弱いファンタジスタタイプのお嬢ちゃんとコンビを組む過程で、
 お嬢ちゃんを生かすために、自分が黒子の役割に回ることにしたのだろう。
 ボールを追い、お嬢ちゃんをカバーするためにピッチを走り回る。
 フィジカルの強化にも真剣に取り組んだのだろう。
 地味で泥臭い役回りをしっかりとこなしたところに成長が伺えた。
 守備がよくなると往々にして、攻撃力がなくなりがちだが、
 攻撃の勝負どころでは、持ち前のテクニックを駆使して突破する姿勢を失っていない。
 見違えるように選手としてのバランスがとれ、完成度が上がっている。

 そしてバランスのとれた土台ができたことで、
 彼が元々持っている「味」がピッチの中で表現できるようになっていた。
 こいつは、エリートたちが持っていないものを持っている。
 言うならば「異形の血」とでもいえばいいのだろうか。
 子どもの頃から、常に指導者の目に守られ、十分な指導を受けて
 栽培されてきた選手にはない根源的な力。
 メンタルに宿る意思。
 無名選手からアテネを経て次期代表を睨む存在になった今野。
 無名高校から練習生を経て、代表の屋台骨になった中澤。
 そう日本のサッカーの時代を作ったカズだって、ヒデだって、
 その時代の本道を歩んでいたわけではない。
 カズは日本のサッカーに背を向け単身ブラジルに渡った。
 中田英寿もまた、その強烈な言動は調和を旨とする輪の中で異彩を放った。
 そう、日本のサッカーにおいては、みんなレールから外れた「異形」の存在だった。
 俺のチームに、その血を、異形の血を注入してくれるのはきっとこいつだ。

 いつから呼ぶつもりですか、と岩崎が聞いてくる。
 3月の下旬にブラジル遠征がある。この遠征では向こうのクラブと、
 全部で6試合のトレーニングマッチを組んでもらっている。
 怪我をしてる者を除いて、小熊がワールドユースに連れて行く候補と
 考えている選手はあらかた招集をかけるつもりでいた。
 ブラジルのチームとの厳しい試合は、選手の力を見極めるのに
 うってつけだと小熊は考えている。
 「あいつ、どこまでやれますかね」岩崎がグラウンドに目をやる。
 小熊はそれに答えず、校舎のベランダから遠くを見る。
 先日、日本代表が北朝鮮に劇的な勝利を収めた埼玉スタジアムの白い屋根。
 暖かい日差しを受けて輝いている。
 代表は、ドイツへの道のりを歩みはじめた。
 その道がドイツまでつながっているのか、それとも途中で切れているのか、
 それは誰にもわからない。
 ただ、進む道がどのようになっていようとも、
 日本のサッカーが世界の頂点を目指す闘いをやめることはないだろう。
 ドイツ、南アフリカ、そしてまたその次のワールドカップ。
 道はどこまでも続いていく。頂点を極めるその日まで。

 「ん?」俺は誰かに呼ばれた気がして振り返る。
 後ろには誰もいない。気のせいか。
 どうしたんだよ、とタカシ。
 いや、誰かに呼ばれたような気がしたんだ、というと、
 モニカちゃんがいない寂しさでとうとう空耳が聞こえるようになったか、と
 タカシがからかってくる。
 俺はうるせえ、と言い返すとボールをタカシに向かって軽く蹴る。
 ボールが気持ちよく飛んでいく。
 新しい季節の訪れ。グラウンドには一足早い春の気配が立ち込めていた。




つづく

【近親相姦】私たち夫婦のNTR体験(ver.1.0)【体験談】

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皆さんのようにうまく書けるかどうか心配していますが、私は自分のことをNTRだと、最初から思っていた訳ではありません。妻とは結婚して5年になります。あ、私は34歳、妻の由紀は28歳です。妻と私とは会社で知り合いました。職場結婚です。会社は通信関係の大手です。私は技術職、妻は事務職でした。子供はいません。ほしいのですが、コウノトリの機嫌を取り損ねたのか、まだできません。最近は夫婦生活もめっきり減っていて、この前はいつだっけ、という感じです。熟睡タイプの私は布団にはいるとすぐ眠ってしまうのでした。妻が欲求不満気味なのは気がついてはいたのですが、私が妻の魅力に「慣れてしまった」という感じでした。妻があれを言い出したのも、私に責任があると思います。
ある日のこと夕食後にリビングのパソコンでインターネットを見ていた妻が、
「ねえ、倦怠期の夫婦を助けるのに、夫婦で行くエステサロンとかあるんだって。現役AV男優がいるって書いてある。あと助っ人役の他の男の人と奥さんが寝るところを見せると、夫の元気ががぜん良くなるんだって…。このNTRてな~に?」
突然の刺激的な話題に、妻が見ているパソコンの画面のところに急いで行って中身を見ると、なるほど私が今まで知らなかった、倦怠期の夫婦のためのエッチな話題がいっぱい出ています。
「由紀ちゃん、こんなのしてみたいの?」
「だって、かず君(私のこと)、このごろちっとも元気ないじゃない。あたしが浮気するよりはましでしょう。あたしチクワと結婚したんじゃないわ…」
チクワ?…ちくわ!…私のあそこがちくわ!!!おでんに入っているちくわが目の前に浮かびました。刺さる、言葉が刃物となって股間に、いや、胸に刺さる。でも反論はありません。ネットの体験談のところを読むうちに私もエロ心を刺激されて
「一度やってみようか。」
と妻に言ったのでした。
 
そこで妻はあるサイトに次のような「募集」を出しました。
『夫34、妻26です。私たち夫婦と素敵な夜を過ごして頂ける30代の男性の方、ご連絡ください。妻は身長162で89-61-88です。』
 それを見たとき
「何で自分の年だけ2歳ごまかしてるの?」
と私が聞くと、自分はそう見えるからいいの、と答える由紀でした。若い夫婦だったせいもあると思いますが、沢山の応募を頂きました。その中で妻が選んだのは38歳のKさんでした。Kさんは離婚暦があって、別れた奥さんとの間にお子さんもいるとのことでした。何でもっと若い人を選ばないのかを由紀に聞くと、遊びなれた経験豊富な人のほうが安心できるし楽しめそうだから、と言うのでした。

 Kさんと何度かメールのやり取りをして、ある一流ホテルで会うことにしました。そのホテルはKさんの希望の場所で、デラックスルームが夜景も素敵で良いこと、費用は全部自分が持ちたいとの申し出でしたが、それは辞退して半々にすることでお願いしました。ホテルの予約は三人家族ということで、私がとりました。また、もしもの場合を考えて、妻の希望で安全日を選び、念のため後ピルも用意しました。そして、Kさんの許可を得て、私がビデオと写真を撮ることにしました。
待ち合わせの土曜日が来ると、私は朝から緊張していました。今夜妻が他の男に抱かれ、他人棒を入れられることを想像するだけで胸がドキドキして、股間が固くなるばかりか、先走り汁まで出るのでした。妻に見透かされて、
「ア~ア、もう興奮して固くなってる。私のこと嫉妬しないで、最後まで見ていられる~?」
と言われてしまいまいた。暗にじゃましないでと言われている感じがして、嫌な気がしました。少しむっとした表情に気がついたのか、
「愛しているからね、かず君が興奮したら、いっぱいエッチしよう。」
と可愛く笑顔で言う妻なのでした。
 夕方6時にホテルに着くとKさんはロビーで待っていました。メールで顔写真は頂いていたので、すぐKさんだとわかりました。ホテルのレストランで三人でしゃぶしゃぶを食べ、少しビールも飲みました。Kさんは衣料関係の会社を経営していること、離婚した奥さんとの間に3人の子供がいて、みんな進学校に通っているが、スポーツもさせているとのことでした。Kさん自身も学生時代はずっと水泳部で、今もスイミングクラブに通っているそうです。また、しきりに由紀を褒めて
「こんな可愛い奥さんを見ていると、さっきから興奮してドキドキしていますよ。こんな素敵なご夫婦に会えて良かった。きっと今夜奥さんを楽しませますよ。ご主人は大切な奥様の姿を録画してください。」
と言います。妻はビールも入ったせいか、ほんのりピンクの頬をして、潤んだ瞳で見つめながらイケメンのKさんの話を聞いていました。夕食はKさんがどうしてもとのことで、Kさんのおごりでした。ホテルのデラックスルームに入ると、Kさんは持ってきた紙袋の中からバスローブを3着取り出しました。Kさんの会社で取り扱っている製品で、2着は私たちへのプレゼントで持って来たとのことでした。
「心苦しいわ。これ高いのじゃありません?」
と妻が言うと、会社のものですからご心配なく、とKさんは笑顔です。おまけに、おいしい赤ワインももってきていて
「ご主人、これでも飲みながら、ゆっくり撮影してください」
と言うのです。至れり尽くせりの心使いに私は
「ラッキーなのは私たちのほうかもね」
とお世辞ではなくて言ったのでした。けれどもこれは、私の早合点だったことが後になってわかることに・・・・・
 
私、由紀、Kさんの順にシャワーを浴び、Kさんの持って来たバスローブを着ました。厚手の肌あたりのよい生地でした。
 妻とKさんが窓に近いベッドに並んで座りました。部屋を暗くして、カーテンを開けると、宝石を散りばめたような美しい街の夜景が一望できました。私は部屋の灯りをビデオ撮影が可能な明るさに調整しました。
 Kさんが妻の肩に手を回し引き寄せます。
「なんか、恥ずかしいな~」
とはにかむ妻でしたが、その口をKさんの唇が塞ぎます。Kさんが舌を入れようとします。最初、由紀はためらっていましたが、徐々に唇を開いてKさんの舌を招きいれました。ゆっくりと味わうように舌を絡めます。時々唾液の水音がします。Kさんが由紀の乳房をバスローブに手を入れて揉みだすと、
「アア~ン」
と甘い声を出して身体を反らしました。怒りの気持ちを感じた私でしたが、Kさんは
「奥さん、とても素敵ですよ。きれいな肌をしている。手に吸い付くようだ」
と褒め続けます。Kさんが由紀のバスローブの前を開けると由紀の白い乳房があらわになりました。やや固くなった紅色の乳首が、形の良い色白の乳房の上で誇らしげにツンと上を向いています。Kさんは由紀の乳首を吸い、甘く噛みました。「アン」、と可愛い声でのけぞる妻。しばらく双の乳房を交互に吸ったあと、Kさんは妻のバスローブを脱がせて全裸にしました。由紀は学生時代にずっと新体操をしていましたので、今も引き締まった良い体型です。
「ほ~う。いいスタイルしていますね、奥さん」
Kさんはそう言うと、次に自分のバスローブを脱ぎました。そこには驚きの光景がありました。Kさんの陰茎はおよそ長さ18センチ。亀頭のカリのあたりは6センチの直径があろうかという立派な一物です。妻も驚いたらしく、目を丸くして、口をぽかんと開けていました。私の標準サイズのペニスばかり見ていた妻は本当にびっくりしたと思います。水泳で鍛えたからだと相俟って、何かの武器のような感じのするペニスなのでした。すかさずKさんは妻の顔の前に仁王立ちになり、フェラを求めて
「奥さん、フェラチオして頂けますか」
と言うと、妻は言われるままにKさんの亀頭を口いっぱいに含み、しゃぶり始めました。私はその顔をビデオに撮影しようとカメラを持って近づきましたが、妻は目を閉じたまま私の方は向かず、ひたすら淫音をたてて肉棒をしゃぶるのでした。ときどき目を開いてKさんを見上げると、「ああ、奥さん、いいですよ」と、Kさんの息遣いが荒くなります。感じたKさんが由紀の頭を持ってペニスを喉に押し込むと、由紀は息苦しげに咳き込み、太いペニスを口から吐き出しました。
「由紀ちゃん、大丈夫?」
私が心配して聞くと、
「大丈夫よ、心配しないで見ていてね。Kさんのオチンチン、大きくておいしわ~」
Kさんは、可愛い奥さんだね、と言いながら美香の口にまたペニスを挿入します。しばらくするとKさんが
「奥さん、ベッドに寝ていただけますか」
と言って由紀を寝かせ、股間に頭を埋めてクンニをはじめました。
「ほう、ここもきれいだ」
そういいながら、Kさんは舌先でピンクの花弁やクリトリスを舐め上げました。指で花弁を開くと、膣口から見える赤い果肉のような粘膜は、内にかなりの愛液を含んでいるようでした。Kさんが舌先を尖らせてクリトリスや膣口を刺激し、音をたてて愛液を啜ると、強く感じた由紀は
「ああああああああ~」
という喜びの声とともに、Kさんの頭を両手で股間に押しあて、ブリッジ姿勢のように強く反って腰を浮かせたのでした。その瞬間、鼻と上唇を由紀の恥骨で強く打ったKさんは、けっこう痛そうな表情でした。
「そろそろ入れさせていただきますよ」
とKさん。とうとう他人棒が妻の蜜壺に挿入されるのでした。まだ子供を生んでいない由紀の女性自身です。私は思わず近寄って、カメラを股間に近づけました。
「いや~ん、写さないで、恥ずかしい~よ~」
Kさんは巨根を由紀の膣口に押し当て、周囲を少しこするようにしたあと、ゆっくりと由紀の胎内に黒光りのする太くて長いペニスを挿入していきました。少し苦しげな表情の由紀です。由紀はたぶん私の標準サイズのペニスしか知らないので、膣道はいっぱいになった状態だと思います。
「う~ん。子供を産んでいないオマンコはきついですね。すごく気持ちいいですよ。それに奥さんの可愛い顔で悶えるのが、たまりませんね~」
ゆっくりと6割がた挿入したところで妻が
「奥にあたっている…」
と言うと、Kさんも
「私も当たっていますよ…」
と言いました。私とのセックスの時に、妻は「奥にあたる」とは言ったことがないので、初めての体験だと思います。由紀は侵入してきたKさんの亀頭で膣の一番深いところを刺激されているのだと思います。しかもKさんのペニスはまだ6割がたの挿入で、長さに余裕があるのです。Kさんはすぐには腰を動かさず由紀の形の良いおっぱいを愛撫したり、キスをしたり、うなじを味わったりしていました。すぐに腰を動かしピストン運動をすると、由紀が絶対に痛がると思ったのでしょう。自分の類まれな立派な一物を、人妻の女性器にまずは馴染ませるという作戦だと思います。
「奥さんの中で蜜がどんどん出ていますよ。興奮するでしょう。ご主人もプレイに参加しますか?」
「いえ、私は見ているだけでいいです。由紀ちゃん、気持ちいいの?」
「…ごめん。…すごく気持ちいい。…こんな感じ初めて…。すごくいっぱいで大きいの…。ごめんね…。愛しているわ。…あとで…いっぱいエッチしよう……。」
由紀は太いペニスを胎内にいっぱいに感じながら、切なげにやっとの思いで言った感じでした。Kさんは、ゆっくりと、本当にゆっくりと、腰を前後させ始めました。後ろから見ると太いペニスに広げられて、外陰部の肉が盛り上がって見えます。そして膣口からは愛液が少しずつ溢れて、肛門を通っておしりの後ろへと流れているのでした。由紀はKさんが奥に進むたびに「う~ん…う~ん…」と唸っていますが、その声は繰り返すうちに、初めは苦痛から、やがては深い快感の喘ぎ声へと変化してゆくようでした。
「ご主人、興奮するでしょう。私もこんなにきついオマンコはひさしぶりですよ。奥さんの大切なものです。忘れずにビデオに撮ってくださいね。」
Kさんは片時も休まず6割がたまでの、極めてゆっくりとしたペニスの出し入れを、無理をしないよう注意しながら繰り返しました。どうやら由紀の狭い膣道を徐々に広げていく、意図的な動きのようでした。次にKさんは由紀をバックスタイルにさせました。Kさんは妻のおしりの肉を手で左右に分けて、女陰が私に見えやすいようにすると、
「ほら、見てください。奥さんのアソコは私のペニスを咥え込んで、こんなに愛液を出しているんですよ。あとでたっぷりと私の精液を注ぎ込みますからねぇ。」
由紀のアソコは濡れて艶々とひかり、膣口からは愛液を溢れさせていました。
「ごめん、かず君。すごく気持ちいいの。ごめんね。」
由紀はエッチな匂いを女陰から発散させていました。
「すこし外の空気を吸ってきます」
私は過度の興奮が続いたせいか、やや気分が悪くなってきたので、しばらく外に行くことにしました。Kさんは
「しばらくこうしていて最後まではしませんから、30分ぐらいしたら帰ってきてくださいね」
私は頷くと服に着替え、ビデオを二人が写る位置に置き録画状態にしたまま部屋を出ました。ロビーまで降りてカフェテリアに行きましたが、夜10時を過ぎていて、閉店していました。しかたなく、バーに行って水割りを注文しました。
妻と私は実は事前に打ち合わせをしていて、来た人(Kさんのこと)を星の数で5段階に分けて、星ゼロならその場で急用ができたといって帰る、星1つなら食事だけして帰る、星2つならキスとペッティングだけ、星3つならゴムで挿入、星4つなら生で外だし、星5つなら生で中だしと決めていました。現時点では星4つ以上という由紀の評価なわけです。ホテルのバーで楽しんでいる人たちを見ていると現実に引き戻され、急に由紀のことが心配になって急いで部屋に戻りました。カードキーでドアを開けると、外の空気から帰ってきた私には、二人の汗の匂いに混ざって、フェロモンを含んだオスとメスの淫臭で部屋がみたされているのが分かりました。
「かず君、早かったのね、心配したの」
「由紀ちゃん、どうなの?」
私が心配して聞くと
「Kさんのオチンチン、すごくいいの。ごめんね。あたし気持ちよくなっちゃって、変になりそう。こんなに奥まで感じちゃったの、初めて~」
由紀は騎乗位でKさんに乗っていました。見るとKさんの巨根が根元まですっかり由紀の胎内に納まっています。Kさんが、
「奥さんのあそこがようやく私のものに馴染んだところですよ。これからがいよいよ本番です。」
そう言うと、腰を突き上げてのピストン運動を始めました。
「あ・・ああ・・・あっ・・ああっ・・・」
Kさんの動きが激しくなるにつれて、由紀の上体が大きく揺れ、髪が振り乱れます。やがて由紀はロディオ競技の騎手のように、Kさんに激しく身体を揺さぶられていました。何度かはアクメに達しているようでした。Kさんの筋肉質の身体は汗でひかり、由紀も胸元と鼻の下に汗をにじませています。私は自分の股間が固くなるのを感じ、手をいれてしごき始めたのでした。Kさんは由紀を乗せたまま、からだを抱きかかえて、軽々と半回転して由紀をベッドに寝かせました。
「そろそろ中に出していいですか。奥さんの中は気持ち良すぎて限界です。」
Kさんがそう言うと、由紀は頷きます。
「由紀ちゃん、本当にいいのか?」
私が聞くと
「かず君、こっちへ来て。」
と言います。私が側に行くと
「かず君、オチンチン出して」
私がベッド脇に行って、先ほどから手でしごいて爆発寸前になっているペニスを取り出すと、由紀が片手と口を使って、あっというまに由紀の口の中で逝かされてしまったのでした。由紀は大部分の精液は飲み込み、ペニスをぬく際に口の周りについた精液は手で拭き取りました。Kさんは私の射精を見届けると、最初はゆっくりと、次第にスピードを上げてピストン運動を続けました。Kさんの巨根は由紀に未知の快感を呼び起こしているようでした。
「奥さんの膣の奥がだいぶ広がってきましたよ」
Kさんが伝えます。
「ア~ン。Kさんのオチンチンが奥にあたってる~。気持ちイイ~。こんなの始めてよ~」
「おお、今度は膣の入り口がしまってた。おおおお」
高く挙げた由紀の両脚はKさんの胴を挟みこみ、赤いマニキュアの足の指は強く内に曲げられています。由紀のふくらはぎの筋肉にも力が入っているみたいです。
「ア~ン、だめ、逝っちゃう~アッ、アッ、アッ、アッ、ア~」
Kさんが由紀に覆いかぶさってキスを始める直前に、由紀はカクンカクンと痙攣したように体を動かしました。うっすら開いた両方の瞼からは白目が見えて、アクメの表情の由紀。Kさんは
「もうがまんできん、そろそろ私の子種汁を奥さんの中に出しますよ。」
そう言うとKさんは、ピストン運動をしていた腰を由紀の股間に強く押し込むように覆い被さって、
「ううっ、出る…」
という言葉とともに、一番深く挿入した位置で、ヒップや陰嚢やペニスの付け根あたりをピクピクさせて吐精したのでした。
「あ~熱いのが…奥に広がってく…」
急に動きの止まったKさんのからだに、両脚と腰を動かしてよがる由紀。私はビデオで何度も確認したのですが、陰茎はピクンピクンとした不規則な動きを20回ほども続けて、ようやく止まりました。Kさんの亀頭が妻の膣の最も深い所に入り込んで、その先からザーメンが不規則に出ているのが目に見えるようでした。Kさんはしばらく妻から離れずに膣内の余韻をペニスで味わっているようでした。その間も2度3度と、ペニスで子宮を突き上げるような腰の動きをして、残りの精液を射精しているのでした。やがて愛液で艶やかに光った長いペニスを引き抜くと、巨根で開いた膣口からドロドロと濃い精液が溢れ出てきました。亀頭の先端には白い精液が少し残っていました。妻はそれを見て起き上がると、ごちそうの最後の一口を味わうかのように、亀頭を口に含み吸い取ったのでした。妻はティッシュで股間にべっとり付いたKさんの精液を拭き取ると、私のそばに来て
「かず君、ごめんね、ありがとう。興奮した?私のこと愛してる?」
と言いながらキスしてきました。
「愛しているよ」
そういって由紀を抱きしめてキスしました。やはり、Kさんの精液の匂いが少ししました。
「あ~ん、また固くなってる」
由紀は私の股間に手をやると、固くなったペニスを確かめて
「まっててね、シャワー浴びてくるね」
可愛く笑って浴室に入ったのでした。
Kさんと二人になって、
「今日は、ほんとうに良い夜になりました。」
と満足げに言われるKさんに、私が
「Kさんは他にもこういう経験をされているのですか?」
と聞くと、他にも何組かの夫婦と楽しい夜を過ごしたことがあり、交際中の愛人もいるとのことでした。また、人妻などとも浮気の相手をしているとか。武勇伝の多い方のようでした。家業の衣料関係の問屋は親から継いだ会社だとかで、先祖は京都で代々呉服屋を営んでいたそうです。さらにKさんは驚くことも話してくれました。Kさんは不妊症に悩む夫婦に精子提供もしていると言うのです。健康で病気のない家系であり、一流大学出身の多い頭も良い家系なので、子種として好まれるとか。子供のいない私は鳥肌がたつような話でした。
 由紀がシャワーから帰ってくると、Kさんが今度はシャワーに行きました。
「かず君、しよう」
と由紀。部屋の電気を消してベッドに横になると、キスをかわし、既に固くなった一物を正常位で由紀に・・・・。由紀の胎内にはKさんの精液なのか由紀の愛液の残りなのか、おそらくその両方でトロトロに熱した状態でしたから、短いピストン運動ですぐに私は出してしまいました。
「かず君、早かったね。」
そういってペニスをフェラできれいにしてくれる妻でした。
Kさんがシャワーから戻ると、由紀を真中にして三人ともベッドに横になって、取り留めもない話をしていましたが、私は激しい緊張と興奮の嵐による疲れと、Kさんが持ってきてくれたワインを飲みすぎて、眠ってしまいました。夜中に由紀の喘ぎ声で目が覚めると、開けたカーテンから届く夜の街明かりを背景にして、バックスタイルでつながって動く妻とKさんのシルエットが見えましたが、眠気には勝てずに寝てしまいました。また、しばらくして目が覚めると、仰向けに寝たKさんの屹立した巨根を口に含んで、頭を上下させている由紀のシルエットが見えましたが、このときも背中を向けて寝てしまいました。
 翌朝、三人はなかなか目覚めることができず、追加料金を払ってのチェックアウトでした。家に帰るとすぐに私は由紀を抱きしめてベッドに押し倒し、切ない興奮であっという間に逝ってしまったのでした。
「Kさんとのセックス良かったの」
「うん、なんか感動した…」
「えっ?」
「かず君とは違う、奥の方まで入れられて、最初ちょっと痛いかな、て思っていたら、どんどん良くなっちゃって…飛んだ」
「飛んだ?」
「うん。空飛んでた」
私は、撮影したビデオを見ては興奮しては由紀を抱き、何度も由紀の中で逝ったのですが・・・・
それから半年たってもコウノトリは訪れませんでした。
ある日夫婦で連れ立って、大学病院の不妊外来に行きました。検査をしてわかったことは、私が無精子症だということだったのです。いつまでたっても子供ができないのは、私に原因があることを知らされたのでした。
子供を得るための選択肢は限られています。
悩みに悩んで結論を出したのは・・・・
Kさんからの精子提供でした。
再度Kさんに連絡をとりました。折り入って夫婦で相談したいことがあるというと、快く会っていただきました。言いにくいことでしたが、前にKさん自身からの話で、精子提供の経験があるとのことでしたので、思い切って相談したのです。私としても苦渋の決断でした。Kさんは話を全部聞いた後、自分自身のことを話してくれました。すでに16人の出産に関与したこと。全員、無事健康児を得ていること。1件だけ後で実子ができた夫婦があったが、きちんと長男として育てていること。将来子が生物学的父親のことを知りたがった場合、教えても良いが、個人的な交際はしないことなど。Kさんに法的な責任が発生しないよう弁護士の作成した契約書に同意すれば、その書類作成費用だけで謝礼なしで精子提供するということでした。
 私たち夫婦はKさんに精子提供をお願いすることにしました。
それからの毎日は基礎体温の記録に始まり、有機野菜や牛乳や鉄分の多い食品などをとり、毎日適当な運動をこなす妻なのでした。
場所は前回と同じホテルにしました。Kさんと会う日の朝、私は自分を抑えられず妻を求めましたが、「今日はがまんして」と断られました。夕方、待ち合わせの時刻にホテルいき、三人で夕食をとりました。今回は和食にしました。食事をしながらKさんは、
「夫婦の性生活は続けていますか?」
と質問しました。今朝のこともあったので、由紀と顔を見合わせていると
「私はただの黒子です。大切なのは夫婦の信頼関係ですので、どうかご主人をたてて、夫婦の絆を深めてください。ただし…」
Kさんは話を続けました。
「ただし、私も楽しみたいので、奥さんにお願いしたいことがあります…」
由紀は心配そうに
「Kさんは何か特別にしてほしいことがあるんですの?」
と聞くと
「いや、ご心配なく。実は私の会社は輸入品のランジェリーや下着を扱っているんです。スタイルのいい奥さんに試着して、その姿を見てみたいんです」
それなら私も見てみたいかもしれない、と密かに喜ぶ自分がいたのでした。
「あ、忘れていた、これは私の健康診断書。」
Kさんの健康診断書を受け取ると妻が内容を確認し、私たち夫婦とKさんについての宣誓契約書を渡しました。
夕食が終わって部屋に行くと、窓の外は雨が激しく降り出していて、遠くでは音のない稲光が光っていました。
「これに着替えて頂けますか?」
Kさんは妻に紙袋を渡しました。
「シャワーに行ってきますね」
紙袋を受け取ると妻は浴室に入りました。その間に私とKさんは、Kさんが持ってきた黒い浴衣に着替えました。何やらペルシャ風の模様がはいって、アメリカの会社のものらしい。そうは言っても生産国は中国だとか。
妻が浴室から出てきました。おお~、黒と薄紫の下着のコンビの超セクシー・ランジェリー。ベビードール、ポーランド製、ゴージャスな黒のレース模様の生地、薄紫のアゲハのような蝶の刺繍…あ、鼻血でそう。だめ。どんなデザインかはネットで検索してください。百聞は一見にしかず。シーイング・イズ・ビリービング。あ、ほんとに鼻血でた…
部屋を暗くして、Kさんと妻は見つめあい、ほほ笑みながらベッドに座ると、ゆっくりとキスを始めました……。窓の外の夜のとばりの降りた街は、激しい雨の中で街明かりも滲んでいます…今は私が黒子です…黙って見ているだけの影のような存在。
妻は顎を上げKさんの舌を受け入れます。妻のピンクのかわいい舌がチロチロと動き、Kさんの太めの舌と絡みあい、時に啜られ、時にKさんの舌が深く入ってきます。妻の舌の上で、唾液が少し泡立っている…味わうようなキス…由紀は女を与え、Kさんから男を受け取る…体液が媒介する性の交歓。Kさんのガウンがはだけて、下着の中のペニスがそそり立っているのがわかります… Kさんがキスをしながら、黒のランジェリーの上から透けて見える妻の乳首を指で弾くと、弾力あって固くなっているようでした。Kさんは妻の右手を頭の上に挙げさせると、腋を丁寧に舐めました。そこにフェロモンを感じているのでしょう。匂いも味も気に入っているようでした。それが終わると今度は妻がKさんのガウンを開けて、上から順にキスをして行きました。Kさんの小さな乳首をピンクの舌を尖らせて、刺激し吸引するのです。やがて、腹部からブリーフにゆくと、腰に手を回し、ブリーフの上から亀頭を優しく口に含みます。ブリーフはすでにKさんの固くなった巨根でかなり持ち上がっていました。口をはずすとKさんのブリーフはそこの部分だけ妻の唾液で濡れていました。次に妻はKさんのブリーフを引き下しました。勢い良く18センチの巨根が跳ね上がりました。嬉しげに妻はそれを見ると、陰茎にそって舌を這わせ、カリや亀頭を舐め、亀頭を口に含みました。のどにつまらせぬよう注意しながら、頬をへこませて吸引し、頭を前後させていました。淫靡な音をたててフェラを続けると、Kさんの息が荒くなり
「やばい、逝きそうですよ。奥さんバックになって…」
由紀はにっこり笑うと黒地に薄紫のアゲハ模様の刺繍のランジェリーは着たままで、黒のレースのパンティーを脱ぎました。しかし片足首にパンティーはかけたままにして、ベッドの上で胸をついて、両手で自分のヒップの肉を左右に拡げました。そして
「Kさんの太くて大きいオチンチン、由紀に頂戴」
と言いました。2回目のセックスなので妻もリラックスしているようでした。Kさんがゆっくりと挿入すると由紀は、
「はあ~ん、ウ~ン…あたってるン…」
と唸り声を出し、バックからでも奥にあたるようでした。Kさんが妻の腰を両手でつかんで腰を振ると、しだいに妻の喘ぎ声が大きく色っぽくなって行きます。Pan-pan-pan-panというヒップを腰が打つリズミカルな音と、妻の不規則なよがり声が、何ともエロチックです。妻もよほど気持ちよいのか、妻の愛液でKさんのペニスも陰嚢も濡れて光り、シーツにもぽたぽたと愛液がしずくとなって落ちていました。妻が呻きました。
「アン、アン、アン、気持ちいいよ~」
しばらくバック姿勢で腰を動かしていたKさんは
「今日は早く逝きそうです。奥さんがセクシーで、たまらないです…それに1週間以上、溜めていたので…」
と、今夜のために1週間以上も出さずに、我慢していたことを打ち明けたのでした。さらにエロチックなランジェリーが追い打ちをかけたのです。Kさんは
由紀の両脚を開くと、急ぐように挿入しました。
「ハア~~ン」
Kさんは激しく腰を打ち付けます。汗が滲むKさんの背中を抱くように妻が手を回しています。喘ぎ続ける妻。口を開けてキスを求める表情の妻。Kさんがキスをして、互いに舌を転がすように動かします。
「私の子種汁を奥さんの中に出しますよ」
「出して、Kさんの子種汁、いっぱい由紀の中に出してぇ…」
もちろん危険日の中だしです。Kさんが妻に完全に覆い被さると、妻はのけ反り、背中に爪をたてます。Kさんが最後に大きく由紀を突き上げると、腰の動きがそこで止まりました。ビクビクとおしりが痙攣しているように見えます。Kさんが由紀のなかで射精しているのでした。すぐに由紀が反応して腰や腹部がカクカクと上下運動しています。Kさんの子種汁を歓喜の絶頂の中で胎内に感じ、受け入れているのでした。
 二人とも汗びっしょりでした。しかし離れずしばらく抱擁を続けていました。
Kさんが妻にキスをして、ようやく二人は離れました。
「かず君来て」
私を呼ぶ妻の声です。そばに行くと
「キスして」
そう言うので汗びっしょりの妻のからだを抱擁して舌をからめました。妻が私の股間に手をやると
「やっぱり固くなっている」
すぐに妻がフェアラをしてくれました。長い髪が額や頬に汗でへばり付いていました。今日は大切な受精の日ですので、それで私は我慢しなければなりませんでした。私の切なさを察してか、妻はその夜は3回、丁寧なフェアラと「愛しているよ」の言葉を繰り返して抜いてくれたのでした。
 その夜、私は二人とは離れて寝ましたが、Kさんと由紀は並んで寝ました。1週間以上も溜めていたKさんは元気で、朝まで由紀の中で4回逝ったそうです。ホテルの窓の外は大雨で、時々稲光がしていました。夜中の3時頃は近くのビルに雷の落ちる音もしました。その闇の中でKさんと妻は、夜が白々と明けるまで怪しく動き続けたのでした。

 残念ながら、妻は一度では受胎しませんでした。合計6回のKさんとの性交を必要としたのでした。
 
 無事妻は男の子を出産しました。妊娠後は、出産の連絡だけでKさんと妻は会ってはいません。そのことは最初に契約書を交わしているので、大丈夫だと考えています。

【近親相姦】ハッテン場でサクラしてたらホモAV出演の話が来た【体験談】

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東京都/名無しさん(30代)からの投稿
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「時給4,000円のバイトに応募したらハッテン場のサクラだった」の続きを書きます。
実はこのバイトは2ヶ月ほどで辞めました。
と言うよりもハッテン場自体が閉店になりました。
僕以外にも、サクラのバイトの子は2人いました。
無職に逆戻りかと思いましたが、とある仕事を紹介してもらう事になります。
体力的にはキツかったのですが、働かせてもらった経営者の方には感謝してました。
僕みたいなサクラを雇うようになったキッカケは、お店にはおじさんしか来なくなり、僕のような若い見た目の常連が欲しかったみたいです。
お客さんに
「今度、お兄ちゃんはいつ来るの?」
と言われる事もありました。
例えば
「金曜の18時に行きます」
と言うと、そのお客さんは来てくれます。

そんな感じでリピーターを増やしたかったみたいですが、上手くいかなかったみたいです。
お店は閉店したのですが、物件の退去まで1週間あったのです。
その時、経営者の方に言われたのが
「ホモビデオの撮影に出てもらいたい」
僕を含めた3人のサクラのうち、1人がビデオ出演に了承。
僕ともう1人は断りました。
ギャラは5万円でした。
額面は魅力的でしたが、さすがに世の中に発売されるのには抵抗があったのです。
しかし、経営者の方は僕を口説いてきます。
ここで経営者の方の泣き落としもありました。
場所の提供以外にも、若い男優の紹介などの紹介料が経営者の懐に入るとの事でした。
借金もあったみたいで、少しでもお金にしたかったみたいです。
本当にお金に困っていたみたいでしたし、仕事を頂けて感謝もしてました。
この時、僕はそんなにお金に困ってなかったのですが一肌脱ぐ事にしました。
断ったもう1人のサクラ仲間は結局出なかったです。
僕ともう1人のサクラの子(野菜ばっかり食べてた子なんで「野菜くん」とします)でお店で待機。
どうやらビデオメーカーの方と直接面談があるようです。
待っている時に、野菜くんと一緒にお店で流していたホモビデオを見てみました。
僕はそれを見ながら、自分に出来るのか不安でした。
僕「野菜くんはこんな事出来るの?」
野菜「実は、2年前にビデオに出た事あるんだよね」
野菜くんは20歳だったと記憶してるので、18歳の時に出たみたいです。
野菜くんはちょっと中性的の子でイジメを受けて登校拒否で、高校すら行ってない子でした。
彼氏を作り、彼氏に内緒でビデオに出たみたいでしたが彼氏にバレて、すぐに辞めたそうです。
野菜「今は彼氏もいないし、ここのサクラの方が大変だよ」
と笑ってました。
すると2人のビデオメーカーの人が来ました。
経営者「この子たちです」
メーカー「可愛い子じゃん」
僕の見た目は好印象だったようです。
まずは僕から、全裸にされボディチェック開始です。
写真を撮られて、今までの男性経験を言いました。
続いて野菜くん。
僕と同じ流れだったのですが、
メーカー「君もビデオの経験はないよね?」
野菜「あります。○○の作品に出た事あります」
メーカー「今もそこで出てるの?」
野菜「いや、今は出てないです。2年前の話なんで」
どうやら予定している作品は盗撮もので、顔出しのビデオモデルを2人探しているみたいでしたが、結果的に野菜くんがそのビデオの出演が決定。
僕は保留とされました。
その後、野菜くんとは接点がありませんでした。
仲間だったとはいえ、ただのサクラ仲間で野菜くんとは3回くらいしか会った事なかったんで友達の関係にはありません。
どんな作品を撮影したのかも知りません。
面談後に、僕だけメーカーさんの車で事務所まで連れて行かれました。
どうやら僕を使って、別の作品に出したいとの事でした。
簡単に言うと、僕の恋愛対象は女性で、「ノンケ」と言います。
アナルも使えて、男性とのHは出来る。
僕のような顔立ちのホモビデオモデルは珍しいみたいで、(ゲイっぽくない)
「ノンケをイチから成長させたいからシリーズで出て欲しい。とりあえず、3本のビデオを発売したい」
後に知ったのですが、ホモビデオの男優さんの中では出世コースみたいです。
3本の出演で、絡みは7~9回で、絡みの内容でギャラは変動し、売り上げのマージンは無し、でも売れれば大入りのボーナスはある。
「全部出来れば100万円くらいは稼がせてあげられる」
僕はそのまま承諾し、契約書にサインしました。
もしバックレたら違約金が発生し、自宅で両親に出来事を告げないといけないみたいです。
少し怖かったのですが挑戦する事にしました。
しかも最初の絡みの相手は女性です。
この手のビデオによく出てくる、少し有名なぽっちゃり気味の30代くらいの茶髪の女性です。
僕は血液検査をして、1週間後に指定された場所に行きました。
緊張しながら数人の撮影スタッフの方に挨拶して、すぐに撮影が始まりました。
僕は童貞の設定で、お姉さんに犯されるだけなのですが、
監督「最低3回は射精して。出る時は喘いで教えて。基本はマグロでいいんだけど、女性に可愛く甘えて」
ちなみにこれでもホモビデオだそうです。
普通のAVだと女性メインのカメラワークですが、この作品は僕メインのカメラワークとなります。
ここから撮影開始。
女性と軽く、童貞の体(てい)で会話し徐々に脱がされ、ベッドで横になりフェラ。
この時に僕はプロの洗礼を受けます。
内股と睾丸を優しく撫でられ、ゆっくり濃厚なフェラは1分持ちませんでした。
射精の瞬間は、口からチンポを離ししごかれたのですが自分の胸まで飛び、自分でも射精量にビックリしました。
僕は勃起したまま、休まず2回戦。
クンニして、69からゴム付けて挿入。
ここでもプロの洗礼を受けます。
マンコの肉厚が凄く、アレを名器と呼ぶのだと思います。
正常位2~3分でゴム中出し。
少し休憩を入れて、3回戦。
僕は女性のアドリブでチングリ返しにされアナルにベロが入ってきました。
喘いでいると、騎乗位で3回目の射精。
ゴムの中に射精してしまったのですが、女性は腰振りをやめてくれません。
くすぐったかったのですが僕はこの時、完全にMに目覚めたような気がしました。
休む間もなくゴムを取られ、精液でべちょべちょのチンポをフェラ。
くすぐったくて萎えてしまったのですが、前立腺マッサージ+フェラでまたすぐに射精してしまいました。
1時間半弱で4回の射精。
ベッドの上で果てた僕にカメラが近づきました。
カメラマン「初めてのHはどうだった?」
僕「凄かったです」
カメラマン「何が一番気持ち良かった?」
僕「フェラですね」
カメラマン「お尻に指入れられてたけど、どうだった?」
僕「お尻も気持ちよかったです」
カメラマン「○○くん(僕の事)はお尻も感じるんだね。お尻使ってもっと凄い事してみない?」
僕「凄い事ってなんですか?」
カメラマン「それはお楽しみだよ」
この2日後の続きの撮影がありましたが、長くなるので気が向いたら書きます。
読んでくれた人の中でこのビデオを見た事ある人がいれば嬉しいです。
タイトルは分かりますが、今になってバレると怖いのでタイトルは伏せておきます。

【近親相姦】草食系男子→鬼畜彼氏【体験談】

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子供の頃にHIVとか肝炎とかのTV観てトラウマに。
付き合う=セックスを意識しだす、高校くらいから男子とは距離を取っていたら、26で処女。
焦っている時に、草食系の男友達が彼女と別れたと聞いた。
中学の同級で数少ない男友達。
別れてからの彼を飼い殺しにしつつ、3ヵ月後に血液検査させた。
陰性だったので、食べると決めた。
でも、付き合ったことある男子は高1が最後。キスだけ終わり。

遠まわしに誘うが、草食だけに全てスルー。
私が長めの出張で上京した時、偶然彼の出張が重なり夜に飲みに誘った。
寂しかったのもあるし、彼以外にもう誰も現れないような気がして、覚悟決めていた。
飲んで、そのままホテルに泊まっていってもらう作戦が大失敗。
お酒に強くないのに、彼に合わせて飲んだら動けなくなった。
なんとかホテルに戻ったようだけど、ほとんど意識なかった。

夜中にトイレ行きたくなって起きる。
頭が痛い。
自分の様子が何かおかしい…。
着てる服、キャミとレギンスだけ…。
そして、ブラとパンツをしていない。
ΣΣ(゚д゚lll)
ベッドにはお互い下着姿の私と彼。
ソファには勝負のつもりで着ていたブラとお揃いの紐パンが鎮座してる。

ママァ・・・・ヽ(´Д`)ノ

全然覚えてない!
オシッコしたい感じは、もう消え失せていた。
のども渇いていたのでフラフラになりながら、お水飲む。
動くと再びトイレにも行きたくなってきた。

トイレでチェックしたけど、よく分からない。
痛くもないし…。
トイレからでると、目の前のクロークには彼のスーツと、
私のワンピースが掛けてある。

(;´Д`A```

ベッドの横に座って、彼の顔を覗き込む。
目が開いて、こっちを見てる。
「もしかして、…した?」
「覚えてないの?」
終わった…ヤバイ…。覚えてないよ。

「ウソ。何にもしてないよ」
「本当に?」
こいつで、良かった。一生後悔するところだった。
「うん」
草食系だけど、こういう時ありがたい。
しばらく、飲んでからどうなったか聞いている内に、
話が途切れてくる。
彼の腕が私の頭の後ろに回ってきた。
そのまま顔が接近。
反射的に顔を後ろに下げたら、彼の腕にぶつかり行き止まり。
「アッ…」
声出たけど、そのまま口を塞がれた。
チュッと軽くキスされる。
唇が離れると耳元で囁かれた。
「…付き合って」
「うん」
そのまま耳を噛まれる。
抵抗したけど、グッと頭を捕まれてされるがまま。
ゾクゾクが止まらなくなって、濡れてくるのが分かった。
「○○(私の名前)を食べたいから…シャワー入ろうか」
(エッ?)
ドキドキした。彼はもともと私に対して押しが弱いし下品なことは言わない。
「草も食べない草食系」だと、中学の同窓会でもあだ名付けていた。
それが、何これ?

私は普段は強がっているけど、妄想では自分を弄られたりメチャクチャに虐められるのが好きだった。
はい…Mです。
洗面所へ移動してディープキス。
クラクラしてきた。
意識が薄くなって、いっぱいいっぱい。

いつの間にか脱がされて、シャワー開始。
彼のを握らされたり、胸を揉まれたりする。
抵抗すると、強く手首捕まれて後ろへ回される。
ディープキスが苦しい。
意識が何回か飛ばされた。
たぶん、声も出ていたと思う。
ベッドの上に行くと、少し冷静になる。
処女だとバレると恥ずかしいし、引かれるだろうから、黙っていた。
握らされても握ってるだけの私。
「あんまり慣れてないよ…、久しぶりだし」
と、言い訳しておいた。
ここで、初めて彼の手が下に伸びる。
そういえば、シャワーで触られたのは上半身だけだった。
さっきからずっと濡れてるところに手が触れる。
「あっ!」
声が上がる私の目を見ながら、
にやっと笑って一言。

「上の口だけでなくて、下の口もヨダレ垂らしてるよ」

工工エエ━━(━(━(-(((゚Д゚;)))-)━)━)━━!!!!!

こいつ、こんなキャラじゃないはずなのに!!
もう、心臓をわし掴みにされた気分。
アソコも反応したと思う。
手がクリから中の方まで撫でると、さらに言葉が続いた。

「下の口も、だらしなく口が半開きになってる」

!!
…死んだ。

<>306:300:2010/04/11(日)18:43:53ID:nc92nqmIO<>
すみません。
規制がかかった上に旦那バレしました。

想い出に新しい事実が追加されて、土下座させてます。今夜は荒れそうです。

書き上がっているので、明日の昼には更新しますm(__)m

<>312:300:2010/04/12(月)12:33:21ID:xK6KRlIC0<>
抵抗したけど、両手首を片手で捕まれて背中に回されていた。
この束縛もヤバイ…。
片手でアソコを触わられ、舌で胸をベロベロと舐められる。
そのうち、また耳元で囁かれた。
「下の口にもキスしないとね」
思わず、足を閉じる。
でも、ディープキスされて、いつの間にか足を開かされて、手と足でガッチリ固定されていた。
もう、息も絶え絶え。
クリ舐められて、もう思考は真っ白。
自分で触るより何倍も気持ち良かった。
彼の頭が下にある。
怖くなってきて手を伸ばすと、彼が手を繋いでくれる。
ちょっと、こみ上げてくるものがあった。
なんか宙に放り投げられたような感覚から、足元がついた感じ。
寂しい気分が、彼と一緒にいる気分になって、怖くなくなった。
と、思っていたら、なんか一気にきた。

しばらく、放心状態。
次に彼は私に舐めるように言ってきた。
彼が寝て足を開く。
良く分からないけど、ペロペロ舐める。
(経験ないの、ばれちゃうよ。早くなんとかしないと…)
でも、すぐ解放してくれた。
「入れようか」

きた。ここからはシミュレーションしてある。

「コンドームは…バックにあるよ」
すでに用意済み。しかも、何回か練習済み。
でも、予想外の回答。
「○○を直接感じたいから、最初だけ生で入れたい」
ナニ?その回答!
でも…なんか感動した。
病気は大丈夫だし、もし子供できても…。と、その時は思った。
OKをだす。
でも、さらに私の想像を上回ることを言ってきた。
「上に乗ってよ」
彼は寝て私にフェラさせていたけど、そのまま私を跨がせる。
今なら分かるけど、正座で腰を降ろすようにして騎乗位させようとしてた。
私に握らせる。貫くものを自分から入り口にもって行く私。
先が入り口に当たる。
「…アッ」
こんなの入らない…。
処女に何させるのよ!
座布団に正座ならいいけど、こんな突起のあるところに正座なんて拷問だ。
躊躇してると一言浴びせられてた。

「乗れよ」

キタ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━!!!!!

俺様的なセリフ。
彼からこんな言い方されたの初めてだった。
でも、下から見上げられる目に抵抗はできない。
少しずつ腰を降ろして行く。
小刻みに入れて行くと、スルスルと入っていった。
一旦濡れると、進みやすい。
まず、第一に先が入る時。次に中頃まで入ったとき。
最後に奥まで入るとき。
強い痛みが何回かあったけど、声はほとんど出さずに耐えれた。
痛くなってきた所で、何回か小刻みに動かすと、滑りが良くなってきて次に進めた。

「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩さがる〜♪」
チータがちょっと聴こえてきた。

「全部入ったよ」

感動だよ、やったー!
「中、アツイよ」
「うん」
しばらく、そのまま。
幸せな気分。
そして、彼が私の腰を持ち上げて抜いてきた。
(ああ、楽だ…)
異物感が消えてゆき、入り口まで戻っていった。
そして、私の膝を持ち上げ、しゃがむような姿勢に取らせる。
ゆっくりだったし、一番奥まで入って達成感からか、ちょっぴり余裕があった。
なんか、和式トイレに座る姿勢。
彼は便器だ。(*´艸)(艸`*)ププッ
と思った瞬間、彼は私の膝を後ろに押した!
便器に構えている時に、バランス崩して後ろへ倒れるように…、
自分の体を支えることもできず後ろへ倒れた。
トイレでは出す行為だけど、今回は入れる行為。
私は、ついさっき何とか奥まで入ったばかりの処女。

「痛い!イッタぁぁぁーー!」

さっきの苦労はウソのように、簡単に一番奥まで入って、貫かれた。

<>316:300:2010/04/12(月)13:11:40ID:xK6KRlIC0<>
『この電車は、開通したてのトンネル、阿鼻叫喚に入りました』

激痛ってもんじゃない。
頭の中真っ白。
顔から火が出るような痛み。

慌てて、彼は上体を起こして抱きしめてきた。

こら!動くな!
それも痛い…。

「ゴメン。大丈夫?」

大丈夫じゃない!!
対面座位になって、抱きしめ合う。

「抜く?」

イヤだ。
このまま体温を感じていたいし、こんな形で終わるのがイヤだった。

「…ダメ」

しばらくすると、涙が出てきた…。

しかも止まらん。
いろいろ考えがグルグル回りだす。

もう、処女だってバレてるよね…。
つまんない、意地張るんじゃなかった…。
やっと、処女ではなくなったよ…。
裸で抱きしめ合うの気持ちいい…。
まともに付き合う初めての彼氏なのに、呆れられたかな…。

セックスしてるのに…泣いたらダメだよ…。

そう思うと、もう止まらない。
溜まっていたものが全部でてゆく感じ。
すっと声出して泣いた。
その間、彼も抱きしめていてくれた。
落ち着いてきて、正直に初めてだったことを告白して謝った。
彼も謝ってくれた。
ずっと入ったままだったけど、彼のは小さくなってたような気がする。
泣いてる女子を前にして、元気になるようなら危険だったかもしれん。

その後、最後まで彼に気持ち良くなって欲しかったので正常位でフィニッシュ。
終わったらもう、窓の外は明るかった。
激変していつも以上に、すごい優しくしてくれて、幸せな気分だった。
起きたら昼。二人で照れ笑いしながら起きた。

長文失礼しました。

これは私の視点で、色褪せない想い出だったのです。
昨日までは…。

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